JPH0378460A - 可動コイル形リニアアクチェータ - Google Patents

可動コイル形リニアアクチェータ

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JPH0378460A
JPH0378460A JP21440289A JP21440289A JPH0378460A JP H0378460 A JPH0378460 A JP H0378460A JP 21440289 A JP21440289 A JP 21440289A JP 21440289 A JP21440289 A JP 21440289A JP H0378460 A JPH0378460 A JP H0378460A
Authority
JP
Japan
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yoke
mover
permanent magnet
coil
stator
Prior art date
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Pending
Application number
JP21440289A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Osawa
正弘 大澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Publication of JPH0378460A publication Critical patent/JPH0378460A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばカーテン、 Ml@、ないしは引戸式
扉などの開閉駆動装置として用いる電磁駆動式のリニア
アクチエータに関する。
〔従来の技術〕
頭記したカーテン、鍛帳、引戸式扉などの開閉駆動装置
として、レールケース内にリニアアクチエータを組み込
み、該リニアアクチエータの電磁推進力で可動子に吊り
下げたカーテンなどを直接ドライブして開閉操作するよ
うにしたものが既に提案されている。
かかるリニアアクチエータ式の開閉駆動装置は、索条1
回転モータで駆動される巻取ドラム、クラッチなどを組
合せた在来の駆動装置と比べて、機構が簡単、かつ小型
に構成できる他、開閉に伴う振動、騒音、および故障も
少ないなどの利点を有している。
次に従来における可動コイル形リニアアクチエータの概
要を第5図の原理図で説明する0図において、1は可動
子、2は可動子1の移動経路に沿って敷設した固定子、
3は固定子2と平行に敷設した給電線、4はコントロー
ラ、5は電源である。
2二で、可動子1は走行車体1aにコイル6を搭載した
ものであり、コイル6は給電線3を摺動する集電ブラシ
7を介して電源5より給電される。−方、固定子2は、
可動子1の案内レールを兼ねた中心ヨーク2aと、その
左右両側に配した外側ヨーク2bと、両端位置で中心ヨ
ーク2aと外側ヨーク2bとを結合した端部ヨーク2c
とからなる閉じた磁気回路を形成するヨークに対し、可
動子1のコイル6と僅かな空隙を隔てて対向するように
帯状の永久磁石8を外側ヨーク2bの内側に重ねて配備
した構成になる。なお、永久磁石8は図示のようにコイ
ル6との対向面が例えばN極に、背面をS極に着磁され
ている。
かかる構成で、永久磁石8のN極から出た磁束Φは可動
子lのコイル6と鎖交して中心ヨーク2aに入り、ここ
から左右に分流して端部ヨーク2c。
外側ヨーク2bを経て永久磁石8のS極に戻る。そして
、可動子1のコイル6に外部電源5より給電すると、永
久磁石8の磁束との間に電磁力(フレミングの左手の法
則)が働き、可動子1はコイル6の電流方向、つまり電
源5の極性に対応した方向Pに推進移動する。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、例えば劇場などで使用する大形の機幅を開閉
駆動する場合には、リニアアクチエータの全長りが長大
となる。この場合に前記した従来の構成では、固定子側
で永久磁石8の全長域から出た磁束Φは図示のような閉
磁路を経由するためにヨーク体の両端部に磁束Φが集中
して磁気飽和が生じ易く、しかもこのような磁気飽和が
発生すると長さし方向での位置により磁束分布が一様で
な(なる、この結果、コイル6に生じる電磁推進力が可
動子1の移動位置により変化する。一方、磁気飽和を起
こさないようにヨークの断面積をあらかじめ大にすると
、それだけリニアアクチエータ全体の寸法1重量が増大
する。
本発明は上記の点にかんがみなされたものであり、全体
での小型、軽量化を図りつつ、しかも移動経路長の大小
、可動子の移動位置に関係なく移動経路の全域で可動子
を安定した電磁力で推進駆動できるようにした可動コイ
ル形リニアアクチエータを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、本発明の可動コイル形リニ
アアクチエータでは、固定子側には可動子移動経路に沿
ってその側方に敷設した帯状の永久磁石と、該永久磁石
の裏面側磁極面に重ねてそのその全長域に配した外側ヨ
ークを備え、可動子側にはメインヨークと、固定子側の
永久磁石磁極面に対面させてメインヨーク上に巻装した
コイルと、側端面を固定子側の外側ヨークに対面させて
メインヨークに結合したバイパスヨークを備えて構成す
るものとする。
〔作用〕
上記の構成により、固定子と可動子との間には永久磁石
より可動子側のメインヨーク2バイパスヨーク、および
バイパスヨークと対面する固定子側の外側ヨークを経て
永久磁石に戻る閉磁路が形成され、かつその閉磁路は可
動子の走行移動に対応して移り変わる。つまり、前記の
閉磁路には永久磁石の全長域から出た全磁束が集中的に
流れることはなく、可動子のコイルを含めてメインヨー
クとの対面する永久磁石からの磁束のみが流れる。
したがって、メインヨーク、バイパスヨークの断面積を
コイルと鎖交する磁束量で磁気飽和が生じないように定
めておくことにより、可動子移動経路の大小、可動子の
走行移動位置に関係なく常に一定した電磁推進力が得ら
れる。しかも、周定子側では永久磁石の背面側に外側ヨ
ークを組合せただけであり、リニアアクチエータ全体と
しての小型、軽量化が図れる。
〔実施例〕
第1図、第2図は本発明一実施例の構成、およびその磁
気回路を略示的に示した平面図、正面図、第3図は第1
図における部分的構成を詳細に示す斜視構造図、第4図
は本発明の別な実施例による略示平面図であり、第5回
に対応する同一部材には同じ符号が付しである。
まず、第1図、第2図において、固定子2は可動子1の
移動経路に沿ってその両側に敷設した帯状の永久磁石8
(永久磁石同士の対向面がN極。
背面がS極に着磁されている)と、永久磁石8の背面側
磁極面(S極側)に重ね合わせてその全長域に配した幅
広な外側ヨーク9を備えている。これに対して、可動子
1は鉄心断面が矩形で、かつ上面から見て両端部が先細
りな模形に形成されたメインヨーク10と、固定子側の
永久磁石8に対面させてメインヨーク10の中央部に巻
装したコイル6と、左右の端面を固定子側の外側ヨーク
9に対面させてメインヨークlOの上下両端部に結合し
たバイパスコーク11を備えている。
そして、第3図のように固定子lの永久磁石8゜外側ヨ
ーク9は下面中央を開放した断面が逆U字形であるチャ
ンネル状のレールケース12内の左右側面部に敷設され
ており、さらにレールケース12の上面側にはその長手
方向に沿って給電線3を形成したプリント配線板構造の
給電レール13が敷設されている。一方、可動子2の基
体を兼ねたメインヨーク10の前後両端部には可動子2
.並びに可動子に吊り下げ支持したカーテン2wi帳(
図示せず)などの重量を支える走行車輪14が、またバ
イパスヨーク11の左右両側部には固定子側の外側ヨー
ク9の壁面に当接してバイパスヨーク11と外側ヨーク
9との間に所定の空隙を保持する案内車輪15が取付け
てあり、さらに前記の給電レール13に対向してバイパ
スヨーク11の上面にはコイル6にリード16を介して
接続した集電ブラシ7が装着されている。
次に上記構成のリニアアクチエータの走行動作について
説明する。まず、第1図のコントローラ4に可動子1の
走行指令を与えると、その走行方向に対応した極性の電
流が電源5より給電レール13の給電線3.集電ブラシ
7を介してコイル6に流れ、永久磁石8よりメインヨー
クlOに向かう磁束Φがコイル6と鎖交してフレミング
左手の法則による電磁力が働き、これにより可動子lが
車輪14、15にガイドされながらレールケース12に
沿って走行する。また、コントローラ4でt源5の極性
を切換えるとコイル6に流れる電流の方向が逆となり、
可動子lは逆方向に走行する。
ところで、この走行状態における可動子1と固定子2と
の間の磁路について考察すると、第1図。
第2図に示すように永久磁石8のN極から出た磁束Φは
コイル6に鎖交した後にメインヨーク10に入り、メイ
ンヨーク内で二手に分流してバイパスヨーク11に向か
った後さらにバイパスヨーク11で上下に分流して固定
子側の外側ヨーク9に向かい、ここを経由して永久磁石
8のS極に戻る経路を辿る。そして、可動子1が多動す
ると、これに連れて前記した磁路も同時に移動すること
になる。つまり、可動子1のメインヨーク10.バイパ
スヨーク11には永久磁石8の全長のうちメインヨーク
10と対面する部分域の磁束のみが流れる。したがって
、メインヨーク10.バイパスヨーク11の断面積をあ
らかじめここを通流する磁束量で磁気飽和を起こさない
ように設定しておくことにより、可動子Iの走行移動位
置に関係なく、コイル6には常に一定した磁束が鎖交す
ることになり、したがって可動子1は一定した電磁推進
力で走行することになる。
なお、図示実施例では、メインヨークlOの両端部を先
細りの模形に形成し、この部分と永久磁石8との間の空
隙長を広くとるようにしている。これはコイル6と鎖交
しない磁束、つまり可動子lの推進力に関与しないで永
久磁石8からメインヨーク10に流れ込む磁束量を低減
させて該部分で磁気飽和が発生するのをを抑制するため
に施した手段である。
次に本発明の別な実施例を第4図に示す、この実施例は
メインヨーク10に対する磁気飽和の抑制効果を第1図
の実施例と比べてより一層高めたものであり、基本的に
は第1図の実施例と同様であるが、可動子1に対してコ
イルを分割コイル6aと6bに2分割した上でメインヨ
ーク10の両端部に巻装し、バイパスヨーク11をメイ
ンヨーク10の中央部の1箇所にのみ設置したものであ
る。なお、分割コイル6aと6bは直列、ないし並列に
結線されている。
かかる構成によれば、メインヨーク10の両端部にはバ
イパスヨーク11がなく固定子側の外側ヨ−り9との間
の空隙長が大である。したがって給電によってコイル6
a、 6bが作る磁束に対して固定子側との間に形成さ
れる閉磁路の磁気抵抗は第1図の場合に比べて大きく、
これによりコイル6a、 6bが作る磁束と永久磁石8
の磁束とが重畳してメインヨーク10を磁気飽和させる
度合がより小さくなる。これに対して永久磁石8から見
た可動子1との間の閉磁路はメインヨーク10の中央部
に設けたバイパスヨーク11により十分に確保されてお
り、その磁気抵抗は第1図の実施例と同等である。
〔発明の効果〕
本発明によるリニアアクチエータは、以上説明したよう
に構成されているので、次記の効果を奏する。
(D固定子側では従来構造における中心ヨーク。
端部ヨークを省略し、その代わりに可動子側にコイルを
巻装したメインヨーク、バイパスヨークを設けた構成に
より、従来構造と比べてリニアアクチエータ全体として
小型、軽量化が図れる。
(2)特に固定子側の永久磁石から見た可動子との間の
閉磁気回路において、永久磁石の全長域から出た磁束が
可動子との間の閉磁路内で集中することがなく、これに
より磁気飽和の発生を抑えて可動子移動経路上での磁束
分布の均一化が図れ、この結果として可動子の移動経路
長の大小に関係な(、常に安定した電磁力で可動子を推
進駆動することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明一実施例の構成、およびその磁
気回路を略示的に表した平面図、正面図、第3図は第1
図における部分的構成を詳細に示す斜視構造図、第4図
は本発明の別な実施例による構成の略示平面図、第5図
は従来における可動固定子形リニアアクチエータの略示
構成図である。 図において、 1:可動子、2:固定子、5:電源、6コイル、8:永
久磁石、9:外側ヨーク、10:メインヨー第1月 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)可動子の移動経路に沿って敷設した永久磁石を含む
    固定子と、コイルを搭載した可動子との組合せからなり
    、前記コイルへの給電により発生する電磁力で可動子を
    推進移動させる可動コイル型リニアアクチエータにおい
    て、固定子側には可動子移動経路に沿ってその側方に敷
    設した帯状の永久磁石と、該永久磁石の裏面側磁極面に
    重ねてそのその全長域に配した外側ヨークを備え、可動
    子側にはメインヨークと、固定子側の永久磁石磁極面に
    対面させてメインヨーク上に巻装したコイルと、側端面
    を固定子側の外側ヨークに対面させてメインヨークに結
    合したバイパスヨークを備えて構成したことを特徴とす
    る可動コイル形リニアアクチエータ。
JP21440289A 1989-08-21 1989-08-21 可動コイル形リニアアクチェータ Pending JPH0378460A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009196231A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Jej:Kk 樹脂製プレート
JP2009197423A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Kaneso Co Ltd マンホール収納用タラップ装置
KR20210134360A (ko) 2019-03-04 2021-11-09 토요토미 산교 컴퍼니 리미티드 멀티 해체기

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