JPH0791158A - 縦型ブラインドの先頭ランナー - Google Patents

縦型ブラインドの先頭ランナー

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JPH0791158A
JPH0791158A JP23843393A JP23843393A JPH0791158A JP H0791158 A JPH0791158 A JP H0791158A JP 23843393 A JP23843393 A JP 23843393A JP 23843393 A JP23843393 A JP 23843393A JP H0791158 A JPH0791158 A JP H0791158A
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rail
leading
lead
cord
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Takao Muranishi
孝男 村西
Katsuhiro Inano
勝広 稲野
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Tachikawa Blind Manufacturing Co Ltd
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Tachikawa Blind Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】移送ベルトによりスラットを移送する縦型ブラ
インドとリニアモータの可動子により、スラットを移送
する電動縦型ブラインドの先頭ランナーを共通化し、か
つ先頭ランナーと後続のランナーとを共通化することを
目的とする。 【構成】先頭ランナー31は後続のランナーと同一構成
のランナー2にリードランナー41を取着して構成さ
れ、リードランナー41にはリニアモータの可動子に取
着されたドライブアームの先端を連結するための連結孔
47と、ハンガーレール内に配設されて先頭ランナー3
1を移送する移送コードを連結するための連結孔とが設
けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は縦型ブラインドの先頭
ランナーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の縦型ブラインドの一種類として次
のようなものが実用化されている。ハンガーレール内に
は多数のランナーが同ハンガーレールに沿って移動可能
に支持され、各ランナーにはそれぞれスラットが吊下支
持されている。ハンガーレール内にスラットを移送する
ための無端状の移送コードが配設され、その移送コード
はモータあるいは手動により駆動されて、ハンガーレー
ル内を移動する。
【0003】前記移送コードは先頭ランナーにのみ接続
され、同移送コードが移動されると、先頭ランナーがハ
ンガーレールに沿って移動される。前記各ランナーはス
ペーサで連結され、同スペーサで各ランナーの間隔が一
定値以内となるように設定されている。
【0004】そして、先頭ランナーがスラット引出し方
向へ移動されると、後続のランナーが一定間隔を隔てて
先行するランナーに追随し、先頭ランナーがスラット畳
み込み方向へ移動されると、同先頭ランナーが後続のラ
ンナーを順次スラット畳み込み方向へ押し戻すように動
作する。従って、移送コードにより先頭ランナーが移動
されると、スラットの引出し、あるいは畳み込みが行わ
れる。
【0005】一方、可動子がハンガーレールに沿って移
動するリニアモータをハンガーレール外部に配設し、同
リニアモータの可動子の駆動力でスラットの移送を行う
ようにした電動縦型ブラインドを実現することが試みら
れている。このような電動縦型ブラインドでは、リニア
モータの可動子が先頭ランナーに連結され、同可動子の
移動にともなって先頭ランナーがハンガーレールに沿っ
て移動される。
【0006】従って、前記可動子がハンガーレールに沿
って移動されると、同可動子とともに先頭ランナーが移
動され、スラットの引出し、あるいは畳み込みが行われ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように縦型ブラ
インドでは、先頭ランナーに前記移送コードを連結する
必要があるため、少なくとも先頭ランナーには同移送コ
ードを連結するための連結手段を設ける必要がある。従
って、先頭ランナーと、後続の他のランナーとはそれぞ
れ別個のランナーとして構成されていた。
【0008】また、前記電動縦型ブラインドでは、先頭
ランナーにはリニアモータの可動子を連結する必要があ
るため、少なくとも先頭ランナーには可動子を連結する
ための連結手段を設ける必要がある。従って、先頭ラン
ナーと、後続の他のランナーとは、それぞれ別個のラン
ナーとして構成されていた。
【0009】また、移送コードにより先頭ランナーを駆
動する縦型ブラインドの先頭ランナーと、前記電動縦型
ブラインドの先頭ランナーとはそれぞれ別個のランナー
として構成されていた。従って、多種類のランナーを用
意する必要があるという問題点がある。
【0010】この発明の目的は、移送コードによりスラ
ットを移送する縦型ブラインドとリニアモータの可動子
により、スラットを移送する電動縦型ブラインドの先頭
ランナーを共通化し、かつ先頭ランナーと後続のランナ
ーとを共通化することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、ハンガーレール内に多数のランナーが移
動可能に支持され、前記ランナーにはそれぞれスラット
が吊下支持され、先頭ランナーを移送手段で移送するこ
とにより各スラットがハンガーレールに沿って移送可能
とされた縦型ブラインドにおいて、前記先頭ランナーは
後続のランナーにリードランナーを取着して構成され、
前記リードランナーにはリニアモータの可動子に取着さ
れたドライブアームの先端を連結するための第一の連結
部と、ハンガーレール内に配設されて先頭ランナーを移
送する移送コードを連結するための第二の連結部とが設
けられる。
【0012】また、前記リードランナーは同リードラン
ナーを取着するランナーの左右いずれの側面にも取着可
能とされる。
【0013】
【作用】上記手段により、先頭ランナーは後続の他のラ
ンナーと同一構成のランナーを使用して構成される。前
記先頭ランナーのリードランナーに設けられた第一の連
結部にリニアモータの可動子に取着されたドライブアー
ムの先端を連結すると、同先頭ランナーはリニアモータ
を使用した電動縦型ブラインドの先頭ランナーとなる。
また、前記先頭ランナーのリードランナーに設けられた
第二の連結部に、ハンガーレール内に配設されて先頭ラ
ンナーを移送する移送コードを連結すると、同先頭ラン
ナーは移送コードにより先頭ランナーを移送する電動若
しくは手動の縦型ブラインドの先頭ランナーとなる。
【0014】また、先頭ランナーを構成するランナーの
左側面にリードランナーを取着すれば、スラットを左方
向へ引き出す縦型ブラインドの先頭ランナーが構成さ
れ、リードランナーを前記ランナーの右側面に取着すれ
ば、スラットを右方向へ引き出す縦型ブラインドの先頭
ランナーが構成される。
【0015】
【実施例】図8は本発明を具体化した縦型ブラインドの
一実施例を示す。窓上部の壁面等に取着されるハンガー
レール1内には多数のランナー2が移動可能に支持さ
れ、各ランナー2からそれぞれスラット3が吊下支持さ
れている。
【0016】前記ハンガーレール1の一端にはチルトケ
ース4が取着され、そのチルトケース4内には各スラッ
ト3を角度調節するためのステッピングモータ(図示し
ない)が配設されている。
【0017】前記ハンガーレール1の後方には同ハンガ
ーレール1の全長にわたってガイドレール5が取着さ
れ、そのガイドレール5には前記各スラット3を同ハン
ガーレール1に沿って移送するための駆動源として動作
するリニアモータが配設されている。
【0018】そのガイドレール5及び同ガイドレール5
内に配設されるリニアモータの構成を図1に従って説明
する。前記ガイドレール5はハンガーフレーム6とドラ
イブレール13とから構成される。
【0019】前記ハンガーレール1の後側面にはハンガ
ーフレーム6が支持されている。すなわち、前記ハンガ
ーレール1の後側面の上縁には上方へ突出する突条7が
形成され、同ハンガーレール1の後側面の下縁には下方
へ突出する突条8が形成されている。
【0020】前記ハンガーフレーム6は略アングル状の
アルミ押し出し型材で構成され、その縦辺の上下両縁部
には互いに対向する凹条9,10が形成されている。前
記凹条9,10の間隔は、前記突条7,8の距離より若
干大きく設定されている。そして、前記突条7,8が前
記凹条9,10に係合するように、前記ハンガーフレー
ム6の長手方向側方から前記ハンガーレール1を挿通す
ることにより、ハンガーレール1の後方にハンガーフレ
ーム6が連結される。
【0021】前記ハンガーフレーム6の横辺の前後両縁
部には、互いに対向する一対の係止片11,12が形成
されている。前記ハンガーフレーム6の係止片11,1
2にはドライブレール13が吊下支持されている。すな
わち、ドライブレール13はアルミ押し出し型材で前記
ハンガーレール1側の一辺を開口した溝型に形成され、
その上辺の上面には前後方向に鉤型に突出する一対の吊
下片14,15が形成されている。両吊下片14,15
の間隔は前記係止片11,12の距離より若干小さく設
定されている。そして、前記吊下片14,15が前記係
止片11,12に係合するように、前記ハンガーフレー
ム6の長手方向側方からドライブレール13を挿通する
ことにより、同ドライブレール13がハンガーフレーム
6に吊下支持される。
【0022】前記ドライブレール13の上辺の下面に
は、鉤型に突出する一対の第一の保持片16,17が互
いに対向するように形成されている。その第一の保持片
16,17間にはトロリーホルダ18が挿通支持され、
そのトロリーホルダ18の下面に給電線としての3本の
トロリー19がドライブレール13の長手方向に沿って
並行に支持されている。前記トロリーホルダ18は電気
的な絶縁性を備えた合成樹脂で形成され、前記トロリー
19は銅の薄板で構成される。なお、前記トロリー19
の一端には同トロリー19に制御電流を供給する配線コ
ード(図示しない)がハンダ付けされる。
【0023】前記ドライブレール13の下辺上面には、
互いに対向する方向に突出するとともに、その先端部は
上方に向かって突出する一対の第二の保持片20,21
が形成されている。
【0024】前記第二の保持片20,21と前記ドライ
ブレール13の下辺上面との間には、長板状のヨーク2
2が挿通され、同ヨーク22の上面には多数の円板状の
マグネット23a,23bが接着固定されている。そし
て、前記各マグネット23a,23bはS極のマグネッ
ト23aと、N極のマグネット23bとがドライブレー
ル13の長手方向に交互に偶数個配列され、各マグネッ
ト23a,23bは前記ドライブレール13の第二の保
持片20,21間に位置している。
【0025】なお、前記ヨーク22はその両端がドライ
ブレール13の両端部で固定されて、同ドライブレール
13に対し位置決めされている。また、前記マグネット
23a,23bは円板状以外の他の形状でもよく、交互
に奇数個配列する構成としてもよい。
【0026】前記ドライブレール13内にはリニアモー
タの可動子24が移動可能に配設されている。その可動
子24は直方体状に形成されるとともに、複数のコイル
Cを内蔵し、その下面4隅には車輪25が支持脚26で
ドライブレール13の長手方向に沿って回転可能に支持
されている。そして、前記ドライブレール13の第二の
保持片20の前側と、第二の保持片21の後側には前記
車輪25を案内するための案内溝27が同ドライブレー
ル13の長手方向に沿って形成され、前記車輪25はそ
の案内溝27に沿って転動するようになっている。
【0027】従って、前記可動子24はドライブレール
13内で同ドライブレール13の長手方向に移動可能に
支持されている。また、前後方向に位置する各支持脚2
6間には、前記第二の保持片20,21の先端部が各支
持脚26に近接して立設されるので、同第二の保持片2
0,21の先端部は可動子24の移動方向を案内するガ
イド片20a,21aを構成する。
【0028】前記可動子24の上面には6本のブラシ2
8が設けられ、各ブラシ28の先端は前記トロリ19に
当接するように上方へ突出されている。そして、前記ト
ロリ19と、可動子24と、マグネット23a,23b
とでリニアモータLMが構成される。
【0029】前記可動子24の前面にはその先端が前記
ハンガーフレーム6より下方へ突出する接続アーム29
が形成され、その接続アーム29の先端にはドライブア
ーム30の基端が取着されている。前記ドライブアーム
30の先端は先頭ランナー31に着脱可能に嵌合されて
いる。従って、可動子24の移動にともなって、先頭ラ
ンナー31がハンガーレール1に沿って移動する。
【0030】ハンガーレール1内には複数のチルトガイ
ド32が一定間隔毎に取着されている。前記チルトガイ
ド32にはチルトレール33が吊下部材33aを介して
ハンガーレール1の長手方向に移動可能に支持され、長
手方向への移動にともなって同ハンガーレール1の前後
方向に移動するように支持されている。
【0031】前記チルトレール33には各ランナー2,
31に回転可能に支持されたターンアーム34の上端部
が移動可能に、かつ回動可能に支持されている。従っ
て、前記チルトレール33がハンガーレール1の前後方
向に移動されると、各ターンアーム34が回動されて、
各スラット3が回動されるようになっている。
【0032】前記チルトレール33は前記ステッピング
モータにより前記ハンガーレール1の長手方向に沿って
往復駆動される。従って、ステッピングモータの作動に
基づいてチルトレール33が駆動されると、同チルトレ
ール33はチルトガイド32の作用によりハンガーレー
ル1の前後方向に移動される。そして、ターンアーム3
4が回転されてスラット3が回動される。
【0033】前記各ランナー2,31は公知のスペーサ
35で連結され、その間隔が一定値以内となるように設
定されている。従って、先頭ランナー31がスラット引
出し方向へ移動されると、後続のランナー2が一定間隔
を隔てて先行するランナー2,31に追随する。また、
先頭ランナー31がスラット畳み込み方向へ移動される
と、同先頭ランナー31が後続のランナー2を順次スラ
ット畳み込み方向へ押し戻すように動作する。
【0034】図8に示すように、前記チルトケース4に
は配線コード36を介して制御装置37が接続され、同
制御装置37には配線コード38を介して操作スイッチ
39が接続されている。そして、操作スイッチ39の操
作により前記リニアモータ及びステッピングモータの動
作を制御して、スラット3の引出し及び畳み込み操作
と、スラット3の角度調節操作が可能となっている。
【0035】なお、操作スイッチ39はリモコン式とし
て、配線コード38を省略する構成とすることもでき
る。前記ドライブレール13の他端において、前記可動
子24が移動する軌道上にはリミットスイッチ40が配
設されている。そのリミットスイッチ40に前記可動子
24が当接すると、同リミットスイッチ40は先頭ラン
ナー31に吊下支持された先頭のスラット3が最大引出
し位置まで達したことを示す検出信号を前記制御装置3
7に出力する。
【0036】前記リミットスイッチ40と前記制御装置
37とは前記配線コード36で接続される。そして、図
1に示すように配線コード36は、ドライブレール13
内のリミットスイッチ40から、ハンガーフレーム6と
ドライブレール13との間に形成される閉空間Sを介し
てガイドレール5一端の前記チルトケース4内に案内さ
れ、同チルトケース4から前記制御装置37に案内され
る。
【0037】前記先頭ランナー31の構成を図2〜図5
に従って説明する。前記先頭ランナー31は後続のラン
ナーと同一構成のランナー2とリードランナー41とか
ら構成される。前記リードランナー41は弾性を有する
合成樹脂で形成され、その前部上縁には左右方向、すな
わちハンガーレールの長手方向に対称状に突出する一対
の係止短爪42a,42bが形成されている。また、前
記リードランナー41の後部上縁には同じく左右方向に
対称状に突出する係止長爪43a,43bが形成されて
いる。そして、前記係止長爪43a,43bは前記係止
短爪42a,42bより長く突出されている。
【0038】前記リードランナー41が取着されるラン
ナー2には、図3に示すように前記係止短爪42a,4
2bに係合する係止突起44a,44bと、前記係止長
爪43a,43bに係合する係止突起45とが形成され
ている。前記係止突起44a,44bはランナー2の上
部前端において、左右両縁にそれぞれ設けられている。
前記係止突起45は後記移送コード53を案内するため
にランナー2の後部に設けられる案内部46の前側面に
おいて、左右方向中央部に設けられている。
【0039】そして、図3に示すようにリードランナー
41の係止短爪42aをランナー2の係止突起44aに
係合させ、リードランナー41の係止長爪43aをラン
ナー2の係止突起45に係合させると、ランナー2の左
側面にリードランナー41が取着されて先頭ランナー3
1が形成される。
【0040】また、図4に示すようにリードランナー4
1の係止短爪42bをランナー2の係止突起44bに係
合させ、リードランナー41の係止長爪43bをランナ
ー2の係止突起45に係合させると、ランナー2の右側
面にリードランナー41が取着されて先頭ランナー31
が形成される。
【0041】前記リードランナー41の中央部には上下
に貫通する連結孔47が形成されている。図5に示すよ
うに、その連結孔47の上部は後方へ開放されて段差4
8が形成されている。
【0042】前記ドライブアーム30はその基端が前記
接続アーム29の先端部に設けられた支軸49に回動可
能に支持されている。また、前記ドライブアーム30の
先端部はハンガーレール1側へ直角に屈曲されて前記ラ
ンナー2に取着されたリードランナー41の連結孔47
内に挿入可能であり、その先端には後方へ突出する嘴部
50が形成されている。そして、ドライブアーム30の
先端部が垂直方向となるまで連結孔47内に挿入する
と、嘴部50が段差48に係合してドライブアーム30
がリードランナー41に連結される。
【0043】前記リードランナー41にはこの先頭ラン
ナー31に移送コード53を接続するための二つの連結
孔51,52が形成されている。そして、図7に示すよ
うに移送コード53の両端部をリードランナー41の上
方からそれぞれ連結孔51,52に挿通し、同移送コー
ド53の両端部にそれぞれ結び目54,55を作って連
結孔51,52からの抜け止めとする。このように移送
コード53両端をリードランナー41に接続することに
より、移送コード53が無端状となる。そして、移送コ
ード53をハンガーレール1内で移動させれば、先頭ラ
ンナー31をハンガーレールに沿って移送可能となる。
【0044】さて、上記のように構成された先頭ランナ
ー31をリニアモータLMで駆動する電動縦型ブライン
ドの先頭ランナーとして使用する場合には、図5に示す
ように先頭ランナー31のリードランナー41にドライ
ブアーム30を介してリニアモータLMの可動子24を
連結して前記電動縦型ブラインドを構成する。このよう
に構成された電動縦型ブラインドでは、操作スイッチ3
9を適宜操作すると、制御装置37によりトロリ19を
介して可動子24のコイルCに制御電流が供給される。
すると、可動子24に磁力が発生し、マグネット23
a,23bとの間に吸引力及び反発力が発生して、同可
動子24がドライブレール13に沿って移動される。そ
して、可動子24の移動にともなって先頭ランナー31
が移送されて、スラット3の引出し及び畳み込みが行わ
れる。また、ステッピングモータが作動してチルトレー
ル33が移動され、各スラット3が角度調節される。
【0045】また、先頭ランナー31をハンガーレール
1内に配設される移送コード53で移送する場合には、
図6及び図7に示すように移送コード53を先頭ランナ
ー31のリードランナー41に連結する。そして、移送
コード53をモータあるいは手動によりハンガーレール
内で移動させれば、先頭ランナー31が移送されてスラ
ット3の引出し及び畳み込みが行われる。
【0046】以上のようにこの先頭ランナー31は後続
の各ランナー2と同一構成のランナー2を使用し、その
ランナー2にリードランナー41を取着することにより
構成することができる。従って、先頭ランナー31の主
要部を後続のランナー2と共通の構成とすることができ
る。また、リードランナー41はランナー2の左側面及
び右側面のいずれにも取着することができるので、同一
のランナー2とリードランナー41を使用して、スラッ
ト3の引出し方向に応じた先頭ランナー31を構成する
ことができる。
【0047】また、リードランナー41はドライブアー
ム30の先端部を連結可能であり、かつ移送コード53
を連結可能である。従って、前記先頭ランナー31はリ
ニアモータLMを駆動源とする電動縦型ブラインドの先
頭ランナーとして使用することができるとともに、同先
頭ランナー31を移送コード53で移送する電動、若し
くは手動の縦型ブラインドの先頭ランナーとして使用す
ることができる。
【0048】なお、前記実施例ではリードランナー41
は同リードランナー41に設けられた係止短爪42a,
42bと、係止長爪43a,43bとをランナー2に設
けられた係止突起44a,44b,45に係合させるこ
とにより、同ランナー2に取着する構成とした。リード
ランナー41をランナー2に取着する構成は、上記構成
に限定されるものではなく、例えばランナー2の左右側
面に取付け孔を設け、リードランナー41の左右側面に
その取付け孔に嵌着可能とした突起を設ける構成として
もよい。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は移送ベ
ルトによりスラットを移送する縦型ブラインドとリニア
モータの可動子により、スラットを移送する電動縦型ブ
ラインドの先頭ランナーを共通化し、かつ先頭ランナー
と後続のランナーとを共通化することができる優れた効
果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】電動縦型ブラインドを示す縦断面図である。
【図2】先頭ランナーの分解斜視図である。
【図3】先頭ランナーの平断面図である。
【図4】先頭ランナーの平断面図である。
【図5】先頭ランナーとドライブアームの連結状態を示
す断面図である。
【図6】先頭ランナーと移送コードの連結状態を示す平
面図である。
【図7】先頭ランナーと移送コードの連結状態を示す縦
断面図である。
【図8】電動縦型ブラインドを示す正面図である。
【符号の説明】
1 ハンガーレール 2 ランナー 3 スラット 24 可動子 30 ドライブアーム 31 先頭ランナー 41 リードランナー 47 第一の連結部(連結孔) 51,52 第二の連結部(連結孔) 53 移送コード LM リニアモータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンガーレール(1)内に多数のランナ
    ー(2)を移動可能に支持し、前記ランナー(2)には
    それぞれスラット(3)を吊下支持し、先頭ランナー
    (31)を移送手段で移送することにより各スラット
    (3)をハンガーレール(1)に沿って移送可能とした
    縦型ブラインドにおいて、 前記先頭ランナー(31)は後続のランナー(2)にリ
    ードランナー(41)を取着して構成し、前記リードラ
    ンナー(41)にはリニアモータ(LM)の可動子(2
    4)に取着されたドライブアーム(30)の先端を連結
    するための第一の連結部(47)と、ハンガーレール
    (1)内に配設されて先頭ランナー(31)を移送する
    移送コード(53)を連結するための第二の連結部(5
    1,52)とを設けたことを特徴とする縦型ブラインド
    の先頭ランナー。
  2. 【請求項2】 前記リードランナー(41)は同リード
    ランナー(41)を取着するランナー(2)の左右いず
    れの側面にも取着可能としたことを特徴とする請求項1
    記載の縦型ブラインドの先頭ランナー。
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