JPH088704Y2 - リニアモータカーテンレール - Google Patents

リニアモータカーテンレール

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JPH088704Y2
JPH088704Y2 JP3424088U JP3424088U JPH088704Y2 JP H088704 Y2 JPH088704 Y2 JP H088704Y2 JP 3424088 U JP3424088 U JP 3424088U JP 3424088 U JP3424088 U JP 3424088U JP H088704 Y2 JPH088704 Y2 JP H088704Y2
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JP
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rail
curtain
linear motor
coil
connector
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JP3424088U
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滋 坂上
修 渋木
義明 長沢
敏広 安藤
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、カーテン開閉用の可動コイル型のリニアモ
ータカーテンレールに関する。
「従来の技術」 リニアモータカーテンレールのうち、2枚のカーテン
を同時に開閉する両開きタイプのものは、開閉に要する
時間が、片開きタイプのものの約半分ですむ。この時間
差は、カーテンが長尺化するに従って大きくなるから、
比較的長尺のカーテンに対しては、両開きタイプのもの
が用いられる。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、上記した長尺のリニアモータカーテン
レールは一体物で製作され、内部に磁石や給電パターン
が組付けられているため、取付現場でリニアモータカー
テンレールの長さ調節ができなかった。また、一体物で
あるために、可動コイルの着脱が両端でしか行えないば
かりか、運搬や取付等の作業性が悪く、運搬時にたて掛
けたりすると、長尺のために自重で撓んで内部の磁石が
割れることがある。さらに、横置きして運搬するために
は、リニアモータカーテンレールよりも長い荷台が必要
となる等取り扱いが不便であるという問題点があった。
本考案は上記の問題点を解決するためになされたもの
で、接続して長尺に構成するようにして、取り扱いを容
易にしたリニアモータカーテンレールを提供することを
目的とするものである。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するための本考案のリニアモータカー
テンレールは、略逆U字型断面形状のレールの内部に、
該レールの長手方向に複数の永久磁石と給電パターンを
対向させて配設し、該永久磁石と給電パターン間に通電
コイル部と先頭部とよりなる可動コイルを案内するとと
もに、前記先頭部の下面に形成した牽引部によりカーテ
ンランナを牽引するようにしたリニアモータカーテンレ
ールにおいて、両端部から前記レールの長手方向の端部
を嵌挿する嵌挿部と、長手方向略中央部に仕切壁とを有
し、前記カーテンランナを案内する案内溝を両端部から
前記仕切壁に向かって形成した筒状のレールコネクタに
より、前記レールを前記嵌挿部に嵌挿して接続し、前記
レールの前記レールコネクタへの嵌挿量を調節すること
により、接続されたレールの全長寸法を調節可能とする
とともに、前記可動コイルの前記先頭部が前記レールコ
ネクタの前記仕切壁に当接したとき、常に前記通電コイ
ル部が前記レール内に位置するように、前記先頭部の長
さを前記嵌挿量の最小値に基づいて設定するようにした
ことを特徴とする。
「作用」 上記構成の本考案のリニアモータカーテンレールは、
取付現場でレールコネクタにより接続することにより長
尺に構成することができる。レールコネクタに対するレ
ールの嵌挿量を調節して、リニアモータカーテンレール
の全長寸法を調節する。可動コイルの先頭部がレールコ
ネクタの仕切壁に当接したとき、常に通電コイル部がレ
ール内に位置するように、先頭部の長さが前記嵌挿量の
最小値に基づいて設定される。このため、レール内部に
配置された永久磁石や給電パターンと通電コイル部との
対応関係が外れて制御不能となることがない。
「実施例」 本考案の実施例を、第1図,第2図を参照して説明す
る。
第1図(a)に、2枚のカーテンを同時に開閉する両
開きタイプのリニアモータカーテンレール1の構成を示
す。レール11は、下方を開放した略逆U字型断面形状を
なし、対向壁面の内側の一方に略コ字形断面の給電パタ
ーン係止部11aが形成され、他側に略コ字形断面の永久
磁石係止部11bが係止されている。給電パターン係止部1
1aには、給電パターン13とヨーク13bとがレール11の長
手方向に係止されている。また、永久磁石係止部11bに
は、複数の永久磁石12とヨーク12bがレール11の長手方
向に係止されている。
給電パターン13は、後述する可動コイル15の移動距離
に応じて、所定の給電ピッチ毎に給電する電流方向を交
互に切換える。また、永久磁石12は厚み方向に着磁さ
れ、前記給電ピッチと同じピッチで交互に極性を変えて
いる。
可動コイル15は、略コ字形断面をなし、前記永久磁石
係止部11bに係合して案内され、レール11の長手方向に
移動する。そして、第1図(b)に示すように、共に略
コ字形断面をなす通電コイル部16と先頭部17とを連結し
て構成されている。通電コイル部16は移動方向の一端部
に連結突部16aと他端部に連結凹部16bが形成されてい
る。また、先頭部17は、一端部に前記通電コイル部16の
連結突部16aと雌雄の関係で係合する連結凹部17aが形成
され、他端部に緩衝材17cが固定されている。さらに下
面にカーテンランナ14を牽引する牽引凹部17bが形成さ
れている。
第1図(c)は、レールコネクタ2の形状を示す。レ
ールコネクタ2は、レール11の長手方向の端部外周を嵌
挿する筒部23を両端部に形成した略角筒状であって、長
手方向中央に仕切壁21が形成されている。そして、下面
に両端の筒部23から仕切壁21に向かって、カーテンラン
ナ14の案内溝22が形成されている。案内溝22は、可動コ
イル15の先頭部17の下面の牽引凹部17bに牽引されたカ
ーテンランナ14が、支障なく走行するためのものであ
る。
第2図は、レールコネクタ2を用いてレール11を接続
して、両開きタイプのリニアモータカーテンレール1を
構成する態様を示したものである。第2図(a)はレー
ルコネクタ2に対するレール11の嵌挿量が少ない場合
を、第2図(b)は同じく嵌挿量が多い場合を示したも
のである。
「作動」 前記第1図(a),(b)において、可動コイル15の
通電コイル部16が、レール11の給電パターン係止部11a
と永久磁石係止部11bとの間を案内されて滑動する。そ
して、通電コイル部16に連結された先頭部17もレール11
内を滑動し、牽引凹部17bに牽引されるカーテンランナ1
4に吊り下げられたカーテン端部が引かれて、図示略の
カーテンが開閉する。
第2図(a)は、レールコネクタ2に対し、レール1
を嵌挿量B1にて接続し、両開きタイプのリニアモータカ
ーテンレール1のカーテンを全閉にした状態を示したも
のである。第2図(b)は嵌挿量B2にて接続し、カーテ
ンを全閉にした状態を示す。
上記嵌挿量B1は、カーテン全閉時にレール11からレー
ルコネクタ2内に移動して、仕切壁21に可動コイル15の
先頭部17が当接したとき、常に通電コイル部16がレール
11内に位置するように設定された嵌挿量の最小値となる
ものである。また、嵌挿量B2はレールコネクタ2の両端
から仕切壁21までの深さであって最大嵌挿量となる。そ
して、嵌挿量B2と嵌挿量B1との差が、一方のレール11の
長さの調節代Aである。従って、レール11をレールコネ
クタ2によって接続したリニアモータカーテンレール1
の全長L1と最小全長L2との差は2Aとなり、この範囲内で
リニアモータカーテンレール1の長さを、取付現場で調
節することができる。
取付現場で最も重要な寸法は、レール11を接続したリ
ニアモータカーテンレール1の全長であり、嵌挿量それ
自体を厳密に管理する必要はなく、第2図(a),
(b)における全長L1と最小全長L2との中間値を設計上
の全長として、リニアモータカーテンレール1を製作し
ておけばよい。
レールコネクタ2に対し、嵌挿量B1にてリニアモータ
カーテンレール1を接続し、カーテンを全閉とした状態
では、可動コイル15の先頭部17は、大部分がリニアモー
タカーテンレール1より突出しており、牽引凹部17bは
完全にリニアモータカーテンレール1の外部にある。し
かし、通電コイル部16はリニアモータカーテンレール1
内に留まり、常に永久磁石12及び給電パターン13に対応
しているから制御に支障を来すことはない。
また、第2図(a)において、嵌挿量B1が一定となる
ように、レールコネクタ2および可動コイル15の先頭部
17の両端をそれぞれ同寸法だけ、機能上差し支えない範
囲で延長または短縮してもよいから、全長が同一寸法の
リニアモータカーテンレール1に対し、長さの異なる複
数のレールコネクタ2及び先頭部17を用意しておくこと
によって、調節寸法範囲2Aを実質的に拡大することがで
きる。
「他の実施例」 本考案は、上記の実施例に限定されるものでなく、例
えば、第3図に示すように、可動コイルにおいて、通電
コイル部16と先頭部17とを一体形成してもよい。また第
4図(a),(b)に示すように可動コイル15を水平方
向に配設することもできる。
さらに、第1図(b)および第4図(b)において、
カーテンを開閉する推進力を高めるために、複数の通電
コイル部16を、連結突部16a,連結凹部16bを利用して連
結することもできる。
「効果」 以上述べたように、本考案によるリニアモータカーテ
ンレール1は、従来は一体で製作されていたのを分割
し、レールコネクタ2によって接続するようにしたもの
であるから、梱包性,運搬性ばかりでなく、取付現場に
おける作業性も向上する。さらに、レールコネクタに対
するレールの嵌挿量を調節可能としたことにより、取付
現場における全長の寸法調節を可能とすることができ
る。
また、可動コイルの先頭部がレールコネクタの仕切壁
に当接したとき、常に通電コイル部がレール内に位置す
るように、先頭部の長さが前記嵌挿量の最小値に基づい
て設定されるから、レール内部に配置された永久磁石や
給電パターンと通電コイル部との対応関係が外れて制御
不能となることがない。
さらに、従来はカーテンレールの両端でしか行えなか
った可動コイルの着脱が、中央の接続部においても可能
になる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本考案の実施例におけるリニアモータカ
ーテンレールを示す断面図、第1図(b)は本考案の実
施例における可動コイルを示す斜視図、第1図(c)は
本考案の実施例におけるリニアモータカーテンレールと
レールコネクタを示す斜視図、第2図(a)は、レール
コネクタ2に対し、リニアモータカーテンレール1を嵌
挿量B1にて接続し、カーテンを全閉にした状態を示した
断面図、第2図(b)は嵌挿量B2にて接続し、カーテン
を全閉にした状態を示した断面図、第3図は本考案の他
の実施例における可動コイルを示す斜視図、第4図
(a)は本考案の他の実施例におけるリニアモータカー
テンレールを示す断面図、第4図(b)は本考案の他の
実施例における可動コイルを示す斜視図である。 1……リニアモータカーテンレール、2……レールコネ
クタ、11……レール、12……永久磁石、13……給電パタ
ーン、14……カーテンランナ、15……可動コイル、16…
…通電コイル部、17……先頭部、17b……牽引凹部、21
……仕切壁、22……案内溝、23……筒部(嵌挿部)、B1
……嵌挿量(最小値)、B2……嵌挿量(最大値)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略逆U字型断面形状のレールの内部に、該
    レールの長手方向に複数の永久磁石と給電パターンを対
    向させて配設し、該永久磁石と給電パターン間に通電コ
    イル部と先頭部とよりなる可動コイルを案内するととも
    に、前記先頭部の下面に形成した牽引部によりカーテン
    ランナを牽引するようにしたリニアモータカーテンレー
    ルにおいて、 両端部から前記レールの長手方向の端部を嵌挿する嵌挿
    部と、長手方向略中央部に仕切壁とを有し、前記カーテ
    ンランナを案内する案内溝を両端部から前記仕切壁に向
    かって形成した筒状のレールコネクタにより、前記レー
    ルを前記嵌挿部に嵌挿して接続し、前記レールの前記レ
    ールコネクタへの嵌挿量を調節することにより、接続さ
    れたレールの全長寸法を調節可能とするとともに、前記
    可動コイルの前記先頭部が前記レールコネクタの前記仕
    切壁に当接したとき、常に前記通電コイル部が前記レー
    ル内に位置するように、前記先頭部の長さを前記嵌挿量
    の最小値に基づいて設定するようにしたことを特徴とす
    るリニアモータカーテンレール。
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JPH01141568U JPH01141568U (ja) 1989-09-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2510749Y2 (ja) * 1993-06-10 1996-09-18 株式会社日中製作所 伸縮可能なカ―テンレ―ル
JP3439873B2 (ja) * 1995-03-27 2003-08-25 Thk株式会社 懸下式案内装置

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