JPH056868Y2 - - Google Patents

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JPH056868Y2
JPH056868Y2 JP20289086U JP20289086U JPH056868Y2 JP H056868 Y2 JPH056868 Y2 JP H056868Y2 JP 20289086 U JP20289086 U JP 20289086U JP 20289086 U JP20289086 U JP 20289086U JP H056868 Y2 JPH056868 Y2 JP H056868Y2
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opening
curtain
sliding door
opened
door
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、自動車のスライドドアのものを含む
側窓を遮蔽すべく設置され、動力で開閉するよう
にしたカーテンの開閉装置に関する。
「従来の技術」 日射や視線を遮るため、自動車の側窓にカーテ
ンを設け、このカーテンを動力で開閉するように
したものが提案されている。
従来のカーテンの開閉装置では、乗員が必要に
応じてカーテンを開閉するよう操作するものが一
般的で、開閉装置の起動は操作スイツチでのみな
されるものであり、スライドドアのものを含む側
窓を遮蔽すべく設置されたカーテンでは、スライ
ドドアを開くとカーテンがとり残され、乗降する
ためのドア開口が塞がれるので、操作スイツチを
操作してカーテンを開くか、カーテンをかきのけ
て乗降するようになつていた。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、このような従来のカーテンの開
閉装置では、乗降の度に操作スイツチを操作する
のは煩雑で使い勝手が悪く、乗降の度にかきのけ
たのではカーテンが汚れたり損傷しやすいという
問題点があつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、スライドドアを開いて乗降する
ときは自動的にカーテンが開くようにして上記問
題点を解決したカーテンの開閉装置を提供するこ
とを目的としている。
「問題点を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、 自動車のスライドドアのものを含む側窓を遮蔽
すべく設置され、動力で開閉するようにしたカー
テンの開閉装置であつて、 スライドドアの開動作を検出するドア開センサ
と、スライドドアの開動作に伴ないカーテンを開
く方向に開閉装置を動作させる制御回路を備えた
ことを特徴とするカーテンの開閉装置に存する。
「作用」 しかして、乗降のためスライドドアを開くと、
開動作を検出したドア開センサの信号により制御
回路が開閉装置を自動的に動作させ、カーテンが
開いてドア開口が開放し、容易に乗降することが
できる。
「実施例」 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。
各図は本考案の一実施例を示しており、第2図
に示すように、自動車の側部にスライドドアAが
設けられ、スライドドアAに側窓A1が設けられ
るとともに、車体本体Bに側窓B1が設けられ、
側窓A1,B1を開閉するカーテン10が設けら
れるとともに、カーテン10を横方向に摺動して
開閉するリニアモーター20が装着されている。
第2図および第3図でわかるように、スライド
ドアAの開口および側窓B1の開口の上にわたし
てリニアモーター20の一部を構成する案内レー
ル30が略水平に配設され、案内レール30には
ランナ40が摺動可能に嵌合されている。カーテ
ン10の前縁の端部はランナ40に掛止されてい
る。
第3図〜第5図でわかるように、案内レール3
0は立壁状の案内壁31を有し、下方に向け開口
し、上面部32と案内壁31に対向して内方に突
出する磁石支持部33を有する下向きの溝形断面
をしている。
案内レール30の磁石支持部33には、帯状の
連続磁性体34が保持されている。連続磁性体3
4は一定のピツチで交互に着磁されて極性の異な
る永久磁石35,35……が形成されており、各
永久磁石35は第4図において左右方向である厚
さ方向に極性を有し、裏側にはヨーク36が添設
されている。
第3図〜第8図に示すように、ランナ40はカ
ーテン10の前縁の端部が連結されるもので、そ
の頭部41が案内レール30の内部に挿通し、磁
石支持部33の上面である滑動面33aに頭部4
1の下面の滑動面41aがローラ等を介して摺動
可能に乗つている。
頭部41から案内レール30の案内壁31に沿
つた被案内面部42が下方に延び、その下端に電
気素子等を収納する基部43が形成され、カーテ
ン10の端縁の端部を連結する掛止脚43aが基
部43に突設されている。
ランナ40の頭部41から基部43にかけ、被
案内面部42に沿つて案内レール30の長手方向
に対応するよう一対の扁平なコイル44,45が
案内レール30の連続磁性体34に対向して配設
されている。
コイル44,45は移動時に永久磁石35,3
5……の磁束と直交する直線部44a,44b及
び45a,45bを有し、接続部44c,44c
および接続部45c,45cとでループを形成し
ている。
コイル44,45と被案内面部42との間には
ヨーク46が介装されている。ヨーク46は案内
レール30の永久磁石35とコイル44,45と
を間にして案内レール30のヨーク36と対向し
て磁気回路を構成している。
ヨーク46は、コイル44の直線部44aおよ
びコイル45の直線部45bに沿つた端片部46
a,46bと、コイル44の直線部44bおよび
コイル45の直線部45aに沿つた中間突出部4
6cと、それらの接続部46d,46eとにより
略E形をしている。
コイル44の中央部に第1のホール素子47
が、コイル45の中央部に第2のホール素子48
が配置されている。第1のホール素子47、第2
のホール素子48は周知のように、それに作用す
る磁束の方向により極性を反転する性質を有して
いる。
第1図に示すように、コイル44,45および
第1のホール素子47、第2のホール素子48を
含んでドライブ回路50が形成されており、ドラ
イブ回路50はランナ40の基部43から側部に
かけて一体モールドされ、あるいはそれらをハウ
ジングとして内装されている。
ドライブ回路50は入力端子51a,51b
と、ダイオード52a〜52dより成る電流振り
分け部52と、前記第1のホール素子47、第2
のホール素子48と、イクスルーシブノアゲート
53,54,55,56と、駆動用IC57とを
備えて構成され、駆動用IC57に前記コイル4
4,45が接続されている。
入力端子51a,51bは通電方向を逆転でき
る制御回路60を介して電源Bに接続されてい
る。駆動用IC57はコイル45に対応する第1
制御部57aとコイル44に対応する第2制御部
57bとより成り、コイル45はコイル44に設
けた第1のホール素子47に第1制御部57aを
介して接続し、コイル44はコイル45に設けた
第2のホール素子48に第2制御部57bを介し
て接続している。
制御回路60は、電源Bと、動作選択スイツチ
60aと、カーテン10の開きにより乗降通路の
形成を検知する開放検出スイツチ60bと、スラ
イドドアAの開閉に連動し、スライドドアAが開
動作をしたときオンになるスイツチであるドア開
センサ61と、開閉操作スイツチ62と、切換リ
レー63,64とを有して成る。
切換リレー63は動作コイル63aと、切換接
点63b,63cを有するスイツチ部とより成
り、切換リレー64も同様に、動作コイル64a
と、切換接点64b,64cを有するスイツチ部
とより成る。
次に作用を説明する。
制御回路60の開閉操作スイツチ62を操作
し、例えば、切換リレー63の切換接点63bを
電源Bの一極に、切換リレー64の切換接点64
bを+極に接続させると、入力端子51a,51
b間に電流が供給される。それに応じ、ランナ4
0の位置により、第1のホール素子47および第
2のホール素子48は、そのときの永久磁石35
の磁極との位置関係による極性に従つて極性を反
転して出力する。
コイル44,45に電流が流れて、このコイル
44,45の直線部44a,44b,45a,4
5bに流れる電流と永久磁石35の磁束との相互
作用によりフレミングの左手の法則に従いコイル
44,45を移動させる力が発生し、それにより
ランナ40がカーテン10を閉じるよう直線駆動
される。
ランナ40の移動に従いコイル44,45と永
久磁石35,35との相互位置関係が変化して
も、その変化による永久磁石35の磁束の反転に
応じて第1のホール素子47および第2のホール
素子48の出力によりコイル44,45への通電
が制御され、同一方向への駆動力が発生し続け
る。
ドライブ回路50は前記ランナ40に同一方向
への駆動力を発生し続けるよう動作する。
制御回路60の開閉操作スイツチ62を逆方向
に操作し、切換リレー64の切換接点64bを電
源Bの一極に、切換リレー63の切換接点63b
を電源Bの+極に接地させると、入力端子51
a,51b間に前記とは逆方向に電流が供給さ
れ、カーテン10は前記とは逆方向に移動されて
開かれる。
動作選択スイツチ60aがオンになつている動
作モードにあるとき、カーテン10を閉じた状態
でスライドドアAを開くと、ドア開センサ61が
スライドドアAの開動作を検出してオンになり、
切換リレー63,64の動作コイル63a,64
aに通電される。それにより切換リレー63,6
4のスイツチ部は切換接点63b,64bから切
換接点63c,64cに切り換わり、ドア開セン
サ61、切換リレー63の切換接点63cから入
力端子51bに電源Bの+極が接続し、入力端子
51aは切換接点64cを介して接地し、入力端
子51a,51bにカーテン10を開く方向に電
流が供給される。
したがつて、開閉操作スイツチ62を操作する
ことなく、スライドドアAを開くことにより自動
的にカーテン10が開かれる。カーテン10が開
いて乗降通路が形成されたところで開放検出スイ
ツチ60bがオフになり、カーテン10は停止
し、第9図に示すようにスライドドアAが開いた
ときの乗降通路が確保される。スライドドアAを
閉じたあとにカーテン10を閉じるのは開閉操作
スイツチ62の操作により行なう。
スライドドアAを開いてもカーテン10を開き
たくないときは、動作選択スイツチ60aをオフ
にして動作モードを変更する。するとカーテン1
0を閉じた状態でスライドドアAを開きドア開セ
ンサ61がオンになつても、回路が閉成されない
ので、カーテン10が開くことがない。
ドア開センサ61とは独立して開閉操作スイツ
チ62を操作すればカーテン10を任意に開閉す
ることができることはいうまでもない。
「考案の効果」 本考案に係るカーテンの開閉装置によれば、自
動車のスライドドアのものを含む側窓に設けたカ
ーテンを閉じているとき、スライドドアを開け
ば、自動的にカーテンも開き、乗降通路が確保さ
れるので、カーテンが邪魔になることなく、乗降
を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案の一実施例を示しており、第1図
はカーテン開閉装置の制御回路の回路図、第2図
はスライドドアおよびカーテンを閉じた状態の自
動車の斜視図、第3図はリニアモーターの正面
図、第4図は第3図−線断面図、第5図は第
3図−線断面図、第6図はランナの正面図、
第7図はランナの背面図、第8図は第6図−
線断面図、第9図はスライドドアおよびカーテン
が開いた状態の自動車の斜視図である。 A……スライドドア、A1……側窓、B……車
体本体、B1……側窓、20……リニアモータ
ー、30……案内レール、34……連続磁性体、
35……永久磁石、40……ランナ、44,45
……コイル、47……第1のホール素子、48…
…第2のホール素子、60……制御回路、60a
……動作選択スイツチ、60b……開放検出スイ
ツチ、61……ドア開センサ、62……開閉操作
スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自動車のスライドドアのものを含む側窓を遮蔽
    すべく設置され、動力で開閉するようにしたカー
    テンの開閉装置であつて、 スライドドアの開動作を検出するドア開センサ
    と、スライドドアの開動作に伴ないカーテンを開
    く方向に開閉装置を動作させる制御回路を備えた
    ことを特徴とするカーテンの開閉装置。
JP20289086U 1986-12-29 1986-12-29 Expired - Lifetime JPH056868Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20289086U JPH056868Y2 (ja) 1986-12-29 1986-12-29

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20289086U JPH056868Y2 (ja) 1986-12-29 1986-12-29

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Publication Number Publication Date
JPS63108385U JPS63108385U (ja) 1988-07-13
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JP20289086U Expired - Lifetime JPH056868Y2 (ja) 1986-12-29 1986-12-29

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JP5809943B2 (ja) * 2011-11-25 2015-11-11 東芝機械株式会社 リニアモータ

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