JPH0741239Y2 - 浴 室 - Google Patents

浴 室

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JPH0741239Y2
JPH0741239Y2 JP1990002882U JP288290U JPH0741239Y2 JP H0741239 Y2 JPH0741239 Y2 JP H0741239Y2 JP 1990002882 U JP1990002882 U JP 1990002882U JP 288290 U JP288290 U JP 288290U JP H0741239 Y2 JPH0741239 Y2 JP H0741239Y2
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JP
Japan
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counter
recess
telephone
bathroom
washing
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990002882U
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English (en)
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JPH0394863U (ja
Inventor
和夫 満田
剛之 川勢
良一 有松
裕 葛西
久雅 吉水
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電話器の着脱容易に行える浴室に関するもの
である。
(従来技術) 電話器(a1)は第5図に示すように室壁(b1)に固定し
た受け具(a2)で掛脱可能に支持される。
(考案が解決しようとする問題点) 室内に突出する電話器(a1)に身体が接触することが避
けられず、外れて落下し、破損したり、床面を傷付ける
事例が多い。
例えば、凹部を設け、その凹部に電話器を設ければ身体
との接触を回避することはできる。
しかし、単に凹部を設けただけでは電話器の受け具に対
する掛け止めが甘いと不測に凹部内から洗い場等に落下
していまうし、洗い場使用時及び浴槽使用時に簡単な動
作で取り扱えるものでなければ利用価値が低いものにな
る。
本考案は上記術来事情に鑑みてなされたもので、その目
的とする処は、受け具に対する掛け止めが甘くとも落下
することがない安定性と浴室使用時における電話器の取
り扱い容易性とを両立する浴室を提供することにある。
(技術的手段) 上記技術的課題を達成する為に講じた技術的手段は、請
求項1は洗い場に突設したカウンターまたはカウンター
エプロンに前方の洗い場側に向けて下向きに傾斜する斜
め傾斜状の底を備え且つその底に連続する下側面を上向
き傾斜状として収容凹部を設け、該収容凹部の底に電話
器を掛脱させる受け具を固定したことを要旨とする。
また、請求項2は、洗い場に突設したカウンターまたは
カウンターエプロンの一部分に、前方の洗い場側に向け
て下向きに傾斜する傾斜面を設け、該傾斜面にその傾斜
面と平行する底を備えた矩形の収容凹部を設け、該収容
凹部の底に電話器を掛脱させる受け具を固定し、前記収
容凹部の開放部を開閉可能にしたことを要旨とする。
更に、請求項3は請求項1または2記載の収容凹部が浴
槽に近接するカウンター部位またはカウンターエプロン
部位に設けられていることを要旨とする。
そして、請求項4は請求項3記載の受け具が収容凹部の
底において浴槽から離間する片側に寄った位置に設けら
れていることを要旨とする。
更にまた請求項5は請求項1乃至4いずれか1項記載の
収容凹部底の最下端に洗い場に落下させる水抜き孔を設
けたことを要旨とする。
(作用) 上記技術的手段によれば、下記の作用がある。
(請求項1)洗い場に座る洗い場使用時に手を伸ばすだ
けの簡単な行為で電話器の掛脱が行え、しかも掛け止め
が甘く受け具から不測に外れることがあっても電話器を
その底に連続する上向き傾斜状の収容凹部における下側
面で洗い場に落下させずに受け止める。
(請求項2)更に、洗い場に座る洗い場使用時の自然な
姿勢のまま手を下方に伸ばすより楽な動作で収容凹部の
開閉して電話器の掛脱が行える。
(請求項3)そして、洗い場使用時、浴槽使用時の自然
な姿勢のまま手を伸ばすだけで電話器を取り扱うことが
できる。
(請求項4)更に、浴槽使用時に必然的に収容凹部の開
放部から斜め状に進入する手に対して掛脱し易い側に電
話器を配置することができる。
(請求項5)収容凹部の開放部から浸入する洗浄水、飛
散水、結露水等を洗い場に確実に排水することができ
る。
(考案の効果) 本考案は以上のように構成したので、下記の利点があ
る。
(請求項1)洗い場に突設したカウンターまたはカウン
ターエプロンに、前方の洗い場側に向けて下向きに傾斜
する斜め傾斜状の底を備え且つその底に連続する下側面
を上向き傾斜状として収容凹部を設け、該収容凹部の底
に電話器を掛脱させる受け具を固定したから、洗い場に
座る洗い場使用時の姿勢のまま手を伸ばすだけの簡単な
行為で電話器の掛脱が行え、しかも掛け止めが甘く受け
具から不測に外れることがあっても電話器を収容凹部の
下側面で洗い場に落下することなく受け止め、損傷させ
ることがない。
(請求項2)その収容凹部の開放部を前方の洗い場側に
向けて下向きに傾斜する傾斜状とした結果、開閉手段の
開閉と共に電話器の掛脱を洗い場に座る洗い場使用時の
自然な姿勢のまま手を斜め下方に伸ばすだけのより楽な
動作で行える。
(請求項3)しかも、収容凹部が浴槽に近接するカウン
ター部位またはカウンターエプロン部位に設けたため、
洗い場使用時(洗い場に座って水栓器具等を使用してい
る時)及び浴槽使用時(浴槽につかっている時)の双方
時の電話器の掛脱が手を伸ばす楽な動作で行なえる。
(請求項4)更に、受け具を収容凹部の底において浴槽
から離間する片側に寄った位置に設けていることから、
浴槽使用時の自然な姿勢から斜め下方に伸ばす手が電話
器に届き易くなり、浴槽使用時からの電話器の掛脱も造
作ない。
(請求項5)その上、収容凹部底の最下端に洗い場に排
水する水抜き孔を設けているため、水が溜まることがな
く内部を汚さない。
(実施例) 次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
浴室(B)は長辺側室壁(b1′)一面低部域全長に亘っ
てカウンター(1)を突設すると共にそのカウンター
(1)の一半部、即ち洗い場(b2)に臨む突端部分に水
栓器具(100)を装設するカウンターエプロン(2)を
垂設し、カウンター(1)の他半部前方に浴槽(3)を
設置した従来周知の構造のものである。
符号(A)は電話器(a1)の取付装置であり、この電話
器(a1)の取付装置(A)には、第1図及び第2図,第
3図及び第4図に夫々示す2つの例がある。
第1図及び第2図に示す第1例について説明すると、こ
の例は内部に付設するである前記カウンターエプロン
(2)に取付装置(A)を装設したものである。
カウンターエプロン(2)は、装着された水栓器具(10
0)と、浴槽エプロン(3a)との間において浴槽エプロ
ン(3a)に近接する部分を部分的に前方の洗い場面方向
へ約45°の角度で下向きに傾斜させ、その傾斜面(2a)
に収容凹部(2b)を設けている。
収容凹部(2b)は、上記傾斜面(2a)に電話器(a1)よ
りも大形な開口(2c)を開設し、開放縁に外向フランジ
(2d′)の有する収容ボックス(2d)のその外向フラン
ジ(2d′)を開口(2c)裏側縁面に接着剤(2e)で固着
して形成されている。
収容ボックス(2d)は上記のように外向フランジ(2
d′)で囲繞された縁を開放した矩形状とされ、底(2
d″)は傾斜面(2a)と平行とし、電話器(a1)を掛脱
させる受け具(a2)が浴槽(3)から離間する側に寄っ
た位置に固定されており、深さについては受け具(a2
に電話器(a1)を掛止した状態において同電話器(a1
が傾斜面(2a)から室内の利用者移動空間へ突出しない
程度にしてある。
また、収容ボックス(2d)の底(2d″)の下端には水抜
き孔(4)が穿設され、流入する洗浄水や飛散水を随時
洗い場(b2)へ排出するようになっている。(5)は前
記開口(2c)を開閉する扉である。
而して、この例の電話器(a1)の取付装置(A)は洗い
場使用時(洗い場面に座って水栓器具(100)等を使用
している時)、浴槽使用時(浴槽につかっている時)の
自然な姿勢の状態から斜めに向けて手を伸ばして扉
(5)を開放し、同様にして電話器(a1)を掛脱させ
る。浴槽使用時で伸ばされる手は収容凹部(2b)の開放
部を交差することになるが、浴槽(3)から離間する片
側に寄せて受け具(a2)を配置しているため、電話器
(a1)の掛脱がより楽に行える。
また電話器(a1)の受け具(a2)への掛止が不十分であ
っても仮に電話器(a1)が外れることがあっても収容凹
部(2b)の下側面で受け止められ、洗い場(b2)へ落下
が防止できる。
次に、第3図乃至第4図に示す第2例を説明すると、こ
の例は内部に付設する前記カウンター(1)に取付装置
(A)を装設したものである。
カウンター(1)は装着された水栓器具(100)と、浴
槽エプロン(3a)との近接する部分を部分的に上方へ膨
出させその頂面を約45°の角度で傾斜させ、その傾斜面
(1a)に第1例と同様な構造で収容凹部(1b)を形成
し、その底(1b″)における浴槽(3)から離間する片
側に寄せて電話器(a1)の受け具(a2)を固定し、水抜
き孔(4)を穿設している。
而して、この例は前記第1例と同様の利点を備えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案浴室の実施例を示し、第1図は第1実施
例の浴室の斜視図で一部切欠する、第2図は第1実施例
の要部の縦断面図、第3図は第2実施例の浴室の斜視図
で一部切欠する、第4図は第2実施例の要部の縦断面
図、第5図は従来例の要部の縦断面図である。 尚図中 (A):取付装置、(1):カウンター (2):カウンターエプロン、(3):浴槽 (1b)(2b):収容凹部、(4):水抜き孔 (a1):電話器 (B):浴室、(a2):受け具 (1a)(2a):傾斜面、(b2):洗い場
フロントページの続き (72)考案者 葛西 裕 神奈川県茅ケ崎市本村2丁目8番1号 東 陶機器株式会社茅ケ崎工場内 (72)考案者 吉水 久雅 神奈川県茅ケ崎市本村2丁目8番1号 東 陶機器株式会社茅ケ崎工場内 (56)参考文献 特開 昭62−100738(JP,A) 特開 昭63−194646(JP,A) 特開 昭62−120655(JP,A)

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗い場に突設したカウンターまたはカウン
    ターエプロンに、前方の洗い場側に向けて下向きに傾斜
    する斜め傾斜状の底を備え且つその底に連続する下側面
    を上向き傾斜状とした収容凹部を設け、該収容凹部の底
    に電話器を掛脱させる受け具を固定したことを特徴とす
    る浴室。
  2. 【請求項2】洗い場に突設したカウンターまたはカウン
    ターエプロンの一部分に前方の洗い場側に向けて下向き
    に傾斜する傾斜面を設け、該傾斜面にその傾斜面と平行
    する底を備えた矩形の収容凹部を設け、該収容凹部の底
    に電話器を掛脱させる受け具を固定し、前記収容凹部の
    開放部を開閉可能にしたことを特徴とする浴室。
  3. 【請求項3】前記収容凹部が浴槽に近接するカウンター
    部位またはカウンターエプロン部位に設けられているこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の浴室。
  4. 【請求項4】前記受け具が収容凹部の底において浴槽か
    ら離間する片側に寄った位置に設けられていることを特
    徴とする請求項3記載の浴室。
  5. 【請求項5】前記収容凹部底の最下端に洗い場に排水す
    る水抜き孔を設けたことを特徴とする請求項1乃至4い
    ずれか1項記載の浴室。
JP1990002882U 1990-01-16 1990-01-16 浴 室 Expired - Lifetime JPH0741239Y2 (ja)

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JP1990002882U JPH0741239Y2 (ja) 1990-01-16 1990-01-16 浴 室

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JPH0394863U JPH0394863U (ja) 1991-09-27
JPH0741239Y2 true JPH0741239Y2 (ja) 1995-09-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62100738U (ja) * 1985-12-16 1987-06-26
JPS62151255U (ja) * 1986-03-17 1987-09-25
JPH048813Y2 (ja) * 1987-05-30 1992-03-05
JPH0449739Y2 (ja) * 1988-08-26 1992-11-24

Also Published As

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JPH0394863U (ja) 1991-09-27

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