JP2002088844A - 浴槽用排水装置 - Google Patents

浴槽用排水装置

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JP2002088844A
JP2002088844A JP2000287120A JP2000287120A JP2002088844A JP 2002088844 A JP2002088844 A JP 2002088844A JP 2000287120 A JP2000287120 A JP 2000287120A JP 2000287120 A JP2000287120 A JP 2000287120A JP 2002088844 A JP2002088844 A JP 2002088844A
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JP
Japan
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bathtub
drainage
drain
pipe
valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000287120A
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English (en)
Inventor
Takeshi Mabuchi
剛 馬渕
Yosuke Matsui
陽介 松井
Takuma Miyawaki
琢磨 宮脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浴槽内の泡を洗い流す時間を短縮できる浴槽
用排水装置の提供を目的とする。 【構成】 浴槽2の排水口2aと排水トラップを繋ぐ排
水パイプ7に、断面積を大きくした泡溜まり空間7cを
設け、泡溜まり空間7cから通気管8を上方へ立設させ
て構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、浴槽用排水装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、図4に示すように、
浴槽51の排水口51aには排水パイプ52が接続さ
れ、この排水パイプ52が排水トラップ53側に連通さ
れているが、浴槽51を掃除する際等に発生する泡を排
水口51aから排水トラップ53へ流す時に、排水口5
1aの上方とか排水トラップ53の入り口側等に泡が溜
まって、いくら水を流し続けても泡が浴槽51内に溢れ
て、泡が消えず、浴槽51内の泡を洗い流すまでに時間
が掛かるという問題点があった。また、排水パイプ52
が存在しない開放型のものでは、排水口51aから流出
した泡が浴槽51の下側に溜まってしまい、不衛生とな
ってしまうという問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、泡を洗い流す時間を短
縮でき、浴槽の下に排水,泡の溜まることのない衛生的
な浴槽用の排水装置を提供せんことを目的とし、その第
1の要旨は、浴槽の排水口と排水トラップを繋ぐ排水パ
イプに、該排水パイプより上方で開放された通気管を設
けたことである。また第2の要旨は、浴槽の排水口と排
水トラップを繋ぐ排水パイプの一部に、断面積を大きく
した泡溜まり空間を設けたことである。また第3の要旨
は、前記泡溜まり空間は、排水パイプから上方へ向かっ
て形成されていることである。また第4の要旨は、前記
通気管の上端側に、高水位時には閉じて外部への水の漏
れを防ぎ、低水位時には開いて通気を促す弁を設けたこ
とである。また第5の要旨は、前記泡溜まり空間の上部
に、高水位時には閉じて外部への水の漏れを防ぎ、低水
位時には開いて通気を促す弁を設けたことである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、浴槽用排水装置の周辺の断面構成図であ
り、防水パン1上に設置された浴槽2の底面には排水口
2aが開口されており、また、浴槽2の上端には外側へ
突出してフランジ部2bが形成され、このフランジ部2
bには着脱可能に垂設されてエプロン3が取り付けられ
ている。このエプロン3の外側には洗い場4が形成さ
れ、この洗い場4には排水口4aが開口されている。こ
の洗い場側排水口4aの下部には排水トラップ5が設置
されており、排水トラップ5には排水目皿6を備えた導
管部6aが接続されている。
【0005】この排水目皿6と前記浴槽2の排水口2a
は排水パイプ7で繋がれており、本例の排水パイプ7
は、図2に拡大断面図で、また図3に概略斜視図で示す
ような構造となっており、排水パイプ7の左端には、上
方へ突出して、前記浴槽2の排水口2aに接続できる排
水口接続口7aが形成されており、また、排水パイプ7
の右端側には、下方へ垂下して、前記排水目皿6に接続
できる排水目皿接続口7bが形成されており、この排水
目皿接続口7bの上部には、断面積を拡大して上方へ膨
出する泡溜まり空間7cが一体形成されたものとなって
いる。
【0006】この泡溜まり空間7cの上面には、上方へ
立設されて、通気管8が接続されており、通気管8の上
端には、開閉可能な弁10を内装した弁室部9が接続さ
れている。この弁室部9は、前記浴槽フランジ部2bの
下方に配置されて、エプロン3でこの弁室部9及び通気
管8が隠蔽されたものとなっており、通気管8の倒れを
防ぐために、浴槽2の側壁面には倒れ防止金具11が設
けられている。
【0007】このような構成では、浴槽2内の泡を排水
口2aから排水する際に、泡は排水パイプ7内に流れ込
んで、泡溜まり空間7cに溜まるために、浴槽の排水口
2a付近の泡を早く抜くことができるものとなり、浴槽
2内の泡を短時間で排出することができ、泡の洗い流し
時間を従来よりも短縮することができる。従って、余分
な水を流し続ける必要がなく、洗浄水量を少なくするこ
とができるものとなる。
【0008】なお、本例では、さらに通気管8が立設さ
れているため、泡溜まり空間7cから通気管8に空気が
抜け、空気が抜ける際に、泡溜まり空間7c内の泡が小
さく割られることとなり、小さく割られた泡は、良好に
排水目皿6から排水トラップ5側へ流すことができるも
のとなり、泡の洗い流しを良好にできるものとなる。
【0009】さらに、前記弁10は、排水パイプ7内の
水位が低い状態では、自重で傾斜状に開くために、弁室
部9内に空気が通され、通気が促され、通気管8を通り
良好に空気が流出して、空気の流れにより泡を細かく割
って、良好な泡の排出機能が達成される。
【0010】なお、浴槽2側等から大量の排水がなされ
て、排水パイプ7内の排水が通気管8を上昇して高水位
となった時には、弁10は上方へ押されて閉じられ、弁
室部9からの水の漏れを良好に防ぐことができるものと
なる。なお、通気管8を上方へ長く立設させておけば、
この弁10を備えなくても良好な通気を促すことができ
るものである。
【0011】
【発明の効果】本発明の浴槽用排水装置は、浴槽の排水
口と排水トラップを繋ぐ排水パイプに、排水パイプより
上方で開放された通気管を設けたことにより、泡を浴槽
の排水口から排水パイプ内に排出する時に、通気管を通
して空気を抜き、空気の流れで泡を細かく割って、泡を
良好に排水トラップ側へ流出させることができ、泡を洗
い流す時間を短縮することができて、泡を洗い流すため
の水の量も少なくすることができる。しかも、浴槽の下
に排水,泡が溜まることなく、衛生的に維持することが
できるものとなる。
【0012】また、浴槽の排水口と排水トラップを繋ぐ
排水パイプの一部に、断面積を大きくした泡溜まり空間
を設けたことにより、排水口から排水トラップ側へ排出
する泡を泡溜まり空間に溜めることができ、その分、浴
槽内の泡を少なくでき、浴槽内の泡を洗い流す時間を短
縮できるものとなる。
【0013】また、泡溜まり空間は、排水パイプから上
方へ向かって形成されていることにより、上方側の泡溜
まり空間内に良好に泡を溜めることができるものとな
る。
【0014】また、通気管の上端側に、高水位時には閉
じて外部への水の漏れを防ぎ、低水位時には開いて通気
を促す弁を設けたことにより、低水位時には弁が開いて
通気が促され、良好に泡を細かくして、泡の排出効率を
高めることができ、また、高水位となった時には弁が閉
じて、通気管の上端側からの水の漏れを良好に防ぐこと
ができるものとなる。
【0015】また、泡溜まり空間の上部に、高水位時に
は閉じて外部への水の漏れを防ぎ、低水位時には開いて
通気を促す弁を設けたことにより、低水位の時は弁が開
いて通気が促されて、良好に泡溜まり空間内の泡を割っ
て細かくし、良好に泡を排水トラップ側へ排出すること
ができ、また、大量の水が流された高水位時には弁が閉
じられ、排水が浴槽の下方に溢れ出ることを良好に防ぐ
ことができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】浴槽の排水口と排水トラップを繋ぐ排水パイプ
の周辺の断面構成図である。
【図2】図1の排水パイプの拡大断面構成図である。
【図3】排水パイプの概略斜視構成図である。
【図4】従来の排水パイプを備えた密閉式の排水構造の
断面構成図である。
【符号の説明】
1 防水パン 2 浴槽 2a 排水口 3 エプロン 4 洗い場 5 排水トラップ 6 排水目皿 7 排水パイプ 7a 排水口接続口 7b 排水目皿接続口 7c 泡溜まり空間 8 通気管 9 弁室部 10 弁 11 倒れ防止金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮脇 琢磨 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 Fターム(参考) 2D032 AA01 2D061 AA02 AB05 AC08 DA01 DD19

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽の排水口と排水トラップを繋ぐ排水
    パイプに、該排水パイプより上方で開放された通気管を
    設けたことを特徴とする浴槽用排水装置。
  2. 【請求項2】 浴槽の排水口と排水トラップを繋ぐ排水
    パイプの一部に、断面積を大きくした泡溜まり空間を設
    けたことを特徴とする浴槽用排水装置。
  3. 【請求項3】 前記泡溜まり空間は、排水パイプから上
    方へ向かって形成されていることを特徴とする請求項2
    に記載の浴槽用排水装置。
  4. 【請求項4】 前記通気管の上端側に、高水位時には閉
    じて外部への水の漏れを防ぎ、低水位時には開いて通気
    を促す弁を設けたことを特徴とする請求項1に記載の浴
    槽用排水装置。
  5. 【請求項5】 前記泡溜まり空間の上部に、高水位時に
    は閉じて外部への水の漏れを防ぎ、低水位時には開いて
    通気を促す弁を設けたことを特徴とする請求項2または
    請求項3に記載の浴槽用排水装置
JP2000287120A 2000-09-21 2000-09-21 浴槽用排水装置 Pending JP2002088844A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3323950A1 (en) * 2016-11-22 2018-05-23 Smixin SA Foam buffer and washing station
JP2019002132A (ja) * 2017-06-09 2019-01-10 丸一株式会社 排水装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3323950A1 (en) * 2016-11-22 2018-05-23 Smixin SA Foam buffer and washing station
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