JP4757037B2 - 排水トラップ - Google Patents
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Description
また、通水路の開口は、洗い場側の排水流路の封水部上方で開口しているため、洗い場側排水流路の封水部内の封水が通水路を通って排水されてしまうこともない。
また、浴槽排水は浴槽側排水流路を通るとともに、一部は分岐されて通水路を通り洗い場側排水流路を通って排出されるために、浴槽排水を2系統の流路を通して大量に排出させることができ、浴槽排水の排出時間を短くすることができるものとなる。
また、排出口側に強い負圧が発生した場合に、瞬間的に洗い場排水流路の封水部の封水切れが発生してしまう場合があるが、その際に、大きな空気の塊が排出口側へ抜けることがなく、通水路を通った浴槽排水が大気に開放されて細かい空気が流入されているため、細かい空気が排出口側に抜け、空気の巻き込み音を低減させることができるものとなる。
また、浴槽排水が通水路を通り、流出口から勢い良く流出されるため、洗い場側排水流路の垂下筒内を浴槽排水で綺麗にすることができるものとなる。
図1は、排水トラップの設置状態の全体構成図であり、図2は、図1の要部拡大構成図である。また図3は、排水トラップを上方から見た斜視構成図である。
前記排水枡2の上面には目皿7が覆設されており、排水枡2の底面にはフランジ8aが下方側へ差し込まれて、このフランジ8aに締め付けられた状態で排水トラップ9が排水枡2の下方に設置されている。
即ち、排水トラップ9は、洗い場1a側の排水が排水枡2を通って流入される洗い場側排水口11と、浴槽5内の浴槽排水が底孔5aを通って流入される浴槽側排水口12を備え、図示右側には洗い場排水口11および浴槽側排水口12からの排水が排出される排出口13が1個形成されており、この排出口13には排出管20が連結されている。
一方、浴槽側排水口12の下方には、緩やかなU字状をなして下流端が排出口13側へ上昇した浴槽側排水流路15が形成され、この浴槽側排水流路15は、緩やかなU字状に形成されているため、その底側で封水部15aが形成されている。
この浴槽側排水流路15は洗い場側排水流路14の底面14bの下方に形成されており、洗い場側排水流路14と浴槽側排水流路15が上下に二重構造で一体形成されている。そのため、洗い場側排水流路14の封水部14aの封水面W1より僅かに下方に、浴槽側排水流路15の封水部15aの封水面W2が存在することとなり、建築基準法で定めている封水深50mmを良好に確保することができるように設定されている。
即ち、管体17は筒状をなし、内部に縦方向の通水路Rを形成する本体17cの上端に、側面側が開口された流出口17aが形成されており、本体17cの下端側には外方向へ突出して鍔部17dが形成され、鍔部17dの下部に、洗い場排水流路14の底面14bに係合される係合部17eが凹み状に形成されており、この係合部17eから下方側へ一体状に垂設されて平面視半円形状のヒレ形状部17bが形成されている。
このような管体17は、係合部17eを洗い場側排水流路14の底面14bに係合させ、鍔部17dを底面14bに固定させた状態で立設されており、立設状態では管体17の流出口17aが洗い場排水流路14の封水部14aの封水面W1よりも上方に開口されるように設定されている。
従って、浴槽側排水口12から勢い良く流れ込む浴槽排水の一部は、ヒレ形状部17bにガイドされて、通水路Rを通り流出口17aから空気を巻き込んで、洗い場側排水流路14の封水部14a内に流入されることとなり、このため洗い場側排水流路14の封水部14a内の封水が減ることが防がれ、浴槽側排水流路15を通る浴槽排水が排出管20側へ流れた時に、封水部14aの封水が引っ張られるが、通水路Rを通って流入される浴槽排水があるため、封水部14aの封水が保たれ、封水切れが良好に防がれるものとなる。
また、流出口17aは小さく開口され、しかも封水面W1よりも上方に配置されるため、弁機構を設けなくても洗い場側からの排水が通水路Rを通って浴槽5側へ逆流することが起こり難いものとなる。
1a 洗い場
2 排水枡
3 堤防
4 浴槽パン
5 浴槽
5a 底孔
6 エプロン
7 目皿
8a,8b フランジ
9 排水トラップ
10 浴槽排水口
11 洗い場側排水口
12 浴槽側排水口
13 排出口
14 洗い場側排水流路
14a 封水部
15 浴槽側排水流路
15a 封水部
16 垂下筒
17 管体
17a 流出口
17b ヒレ形状部
17c 本体
17e 係合部
18 上蓋
19 泡溜め部
20 排出管
P 排水合流部
R 通水路
Claims (5)
- 排水が流入する洗い場側および浴槽側の排水口と、該洗い場側および浴槽側の排水口からの排水を排出する1つの排出口と、前記洗い場側および浴槽側の排水口に対応する洗い場側および浴槽側の排水流路と、前記排出口またはその近傍に設けられた排水合流部と、前記洗い場側および浴槽側の排水流路にそれぞれ設けられた封水部で構成される排水トラップにおいて、前記浴槽側の排水流路から分岐して前記洗い場側の排水流路の封水部上方で開口する通水路を設けたことを特徴とする排水トラップ。
- 前記洗い場側の排水流路の封水部の下に、前記浴槽側の排水流路を配設させ、前記通水路は、前記浴槽側の排水流路から前記洗い場側の排水流路の底面を貫通して立ち上がる管体で構成したことを特徴とする請求項1に記載の排水トラップ。
- 前記洗い場側の排水流路の封水部は、前記洗い場側排水口から垂設された垂下筒で構成され、該垂下筒内に前記管体が立ち上げられていることを特徴とする請求項2に記載の排水トラップ。
- 前記通水路を形成する管体の、前記洗い場側の排水流路の封水部上方で開口する流出口を、該管体の側面に設けたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の排水トラップ。
- 前記通水路を構成する管体の下部に、前記浴槽側の排水流路内に垂設されて、該浴槽側の排水流路内を流れる浴槽排水を分岐させるヒレ形状部を設けたことを特徴とする請求項2または請求項3または請求項4に記載の排水トラップ。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2006015569A JP4757037B2 (ja) | 2006-01-24 | 2006-01-24 | 排水トラップ |
Publications (2)
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JP2007197943A JP2007197943A (ja) | 2007-08-09 |
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Family
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Family Applications (1)
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JP2006015569A Active JP4757037B2 (ja) | 2006-01-24 | 2006-01-24 | 排水トラップ |
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