JP2564377Y2 - 水受け容器 - Google Patents

水受け容器

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JP2564377Y2
JP2564377Y2 JP2516993U JP2516993U JP2564377Y2 JP 2564377 Y2 JP2564377 Y2 JP 2564377Y2 JP 2516993 U JP2516993 U JP 2516993U JP 2516993 U JP2516993 U JP 2516993U JP 2564377 Y2 JP2564377 Y2 JP 2564377Y2
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克朗 村井
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、食器乾燥器等の排水を
受けるための水受け容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、食器乾燥器の下部に水受け容
器3′を引き出し自在に収納して、収納箱5内の底部に
設けた排水孔7からの排水を上記水受け容器3′によっ
て受ける構造において、図7に示すように、水受け容器
3′の前面板9′の下部には手掛け部21を設けて水受
け容器3′の引き出し操作を行うようにし、その一方で
は前面板9′の上部9aに大きく開口したオーバーフロ
ー用切欠部20を切欠形成して、容器本体3a内で溢れ
たオーバーフロー水をオーバーフロー用切欠部20を通
して図7の矢印方向Bに向けて排水するものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
では、前面板9′の上部9aに設けたオーバーフロー用
切欠部20が大きく開口しているため、外部からの害虫
等がオーバーフロー用切欠部20から図7の矢印方向B
1 へ侵入するおそれがあり、特に水受け容器3′内部は
害虫等が好む高湿度の環境にあり、水受け容器3′が害
虫等の住処となって衛生上好ましくない。しかも前面板
9′がオーバーフロー用切欠部20によって大きく開口
しているために、前面板9′が外観的に見苦しくなると
いう問題もある。
【0004】本考案は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、オーバーフロー部
の排水機能を損なうことなく、オーバーフロー部からの
害虫等の侵入を確実に阻止でき、衛生的で且つ外観に優
れた水受け容器を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案は、食器乾燥器等の排水を受ける容器本体3
aの前面板の下部に手挿入用の開口部10を設け、容器
本体3aの前部3bの下部3cに上記手挿入用の開口部
10に対向して上方へ向けて凹んだ手掛け凹所11が設
けられ、上記手掛け凹所11の上方に複数の小孔12a
から成るオーバーフロー部12を穿設したことを特徴と
する。
【0006】また、上記小孔12aがスリット孔12b
から成り、該スリット孔12bの周囲を下り傾斜させる
のが好ましい。
【0007】
【作用】本考案によれば、容器本体3aの前部3bの下
部3cに上記手挿入用の開口部10に対向して上方へ向
けて凹んだ手掛け凹所11を設け、手掛け凹所11の上
方に複数の小孔12aから成るオーバーフロー部12を
穿設したから、容器内部のオーバーフロー水は小孔12
aを通って外部に排水され、一方、害虫等は小孔12a
を通過できず、水受け容器3内部への侵入が阻止され、
水受け容器3内が衛生的に保たれる。
【0008】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。本実施例では図2に示すように、調理台や流し台等
の台所キャビネット1に配置される食器乾燥器2の水受
け容器3を例示する。食器乾燥器2は扉4で開閉される
収納箱5を備え、この収納箱5内には食器を載置するた
めの食器棚6が設けられ、食器を乾燥するための温風が
図示省略した温風ユニットから供給されるようになって
いる。収納箱5の底部には周囲が水勾配となった排水孔
7が穿設され、該排水孔7の下方には水受け容器3を出
し入れ自在に収納する水受け容器収納部8が設けられ
る。
【0009】上記水受け容器3は、例えば樹脂成形品か
ら成り、図1に示すように、収納箱5の底部の上記排水
孔7から排水される水を受けるための容器本体3aを備
えると共に、容器本体3aの前部3bには収納箱5の外
部に露出する前面板9が設けられ、その下部9bには手
を挿入できる程度の大きさで開口した手挿入用の開口部
10が形成されている。また、容器本体3aの前部3b
の下部3cには、手挿入用の開口部10に対向して開口
部10の下端縁よりも上方に凹んだ手掛け凹所11が設
けられ、この手掛け凹所11によって水受け容器3の出
し入れ操作が行われる。
【0010】さらに、手掛け凹所11の上部には、図3
に示すように、前面板9の内側Aに位置するオーバーフ
ロー部12が設けられる。このオーバーフロー部12
は、手掛け凹所11を囲むL状板13に穿設された複数
のスリット状の小孔12aから成り、これら小孔12a
は容器本体3aの下部3cよりも上位に位置しており、
オーバーフロー水の排水機能に加えて害虫等の侵入を阻
止する機能も併せ持っている。本実施例では、上記L状
板13は容器本体3aの前部3bの下部3cから立ち上
がる立上部13aと、立上部13aのコーナ13cから
容器本体3aの上縁部よりも低い位置で前面板9と連な
る水平部13bとが一体形成され、約1.0mm以下の
スリット幅の複数の小孔12aがL状板13のコーナ1
3cを跨ぐように細長状に穿設されている。
【0011】上記構成において、容器本体3a内の水位
がL状板13のコーナ13c付近まで上昇して溢れた場
合は、そのオーバーフロー水はコーナ13cに穿設した
複数の小孔12aから図3(b)矢印方向Cに向かって
排水される。その一方で、害虫等が外部からオーバーフ
ロー部12を通って図3(b)の矢印方向C1 に侵入し
ようとした場合は、オーバーフロー部12は容器本体3
aの前部3bの下部3cに上方に凹んだ手掛け凹所11
の上方に位置しているため、害虫等はオーバーフロー部
12に容易に到達することができず、オーバーフロー部
12に到達することができたとしても、オーバーフロー
部12は約1.0mm以下のスリット幅の小孔12aか
ら成るため、害虫等の侵入経路はこのオーバーフロー部
12において遮られ、それ以上の害虫等の侵入を確実に
阻止できる。しかも、前面板9の上部9aには、従来の
ようなオーバーフロー用切欠部は形成されておらず、前
面板9の上部9aからも害虫等が侵入できない構造とな
っているため、水受け容器3内が害虫等の住処になるお
それが全くなく、衛生的となる。特に小孔12aをスリ
ット孔としているから、小孔12aの幅が狭まって害虫
等の侵入を効果的に阻止できる一方で、通過する水の量
は確保されるので、オーバーフロー部12としての機能
を損なうことなく、害虫等の侵入をより効果的に阻止で
きるという利点がある。さらに、オーバーフロー部12
は前面板9の内側Aに隠れて外部からは見えないため、
水受け容器3は外観的にも良好となる。なお、小孔12
aの形状はスリット状以外の形状であってもよく、要す
るにオーバーフロー水が通過できて害虫等の侵入を阻止
できる大きさのものであれば、その形状は問わない。
【0012】本考案の他の実施例として、図4乃至図6
を示すように、オーバーフロー部12を構成する複数の
スリット孔12bの周囲を夫々下り傾斜させるようにし
てもよい。この場合、スリット孔12bの周囲の傾斜に
よってL状板13がたとえ肉厚であってもスリット孔1
2bからの排水性を向上させることができる。さらに傾
斜によってスリット孔12b内の掃除も簡単になり、ス
リット孔12bの目詰まりを防止できるという利点があ
る。
【0013】なお、本考案に係る水受け容器3は食器乾
燥器2以外の各種水廻り機器に広範囲に活用され得るも
のである。
【0014】
【考案の効果】本考案は上述のように、食器乾燥器等の
排水を受ける容器本体の前面板の下部に手挿入用の開口
部を設け、容器本体の前部の下部に上記手挿入用の開口
部に対向して上方へ向けて凹んだ手掛け凹所が設けら
れ、上記手掛け凹所の上方に複数の小孔から成るオーバ
ーフロー部を穿設したから、オーバーフロー部の排水機
能を損なうことなく、オーバーフロー部からの害虫等の
侵入を阻止できるようになり、水受け容器内部を衛生的
に保つことができると共に、オーバーフロー部は前面板
の内側に隠れて外部からは見えないため、水受け容器は
外観的にも良好となる。
【0015】また、上記小孔をスリット孔から構成する
と共に、該スリット孔の周囲を下り傾斜させた場合は、
スリット孔からの排水性を向上させることがてきると共
に、スリット孔の周囲の下り傾斜によってスリット孔内
の掃除が簡単となり、スリット孔の目詰まりを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に用いられる水受け容器の斜
視図である。
【図2】同上の水受け容器の使用例を示す斜視図であ
る。
【図3】同上のオーバーフロー部を示し、(a)は斜視
図、(b)は断面図である。
【図4】同上のオーバーフロー部の変形例を示し、
(a)は水受け容器の平面図、(b)は側面図である。
【図5】(a)は同上の水受け容器の側断面図、(b)
は図4(a)のD−D線断面図、(c)は水受け容器の
正面図である。
【図6】(a)は同上のオーバーフロー部の斜視図、
(b)は断面図である。
【図7】(a)は従来の水受け容器の使用例の斜視図、
(b)は水受け容器の斜視図、(c)は概略側面図であ
る。
【符号の説明】
3a 容器本体 3b 前部 3c 下部 9 前面板 10 開口部 11 手掛け凹所 12 オーバーフロー部 12a 小孔 12b スリット孔

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器乾燥器等の排水を受ける容器本体の
    前面板の下部に手挿入用の開口部を設け、容器本体の前
    部の下部に上記手挿入用の開口部に対向して上方へ向け
    て凹んだ手掛け凹所が設けられ、上記手掛け凹所の上方
    に複数の小孔から成るオーバーフロー部を穿設したこと
    を特徴とする水受け容器。
  2. 【請求項2】 上記小孔がスリット孔から成り、該スリ
    ット孔の周囲を下り傾斜させて成ることを特徴とする請
    求項1記載の水受け容器。
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