JPH0741233Y2 - 自動音量調節電話機 - Google Patents
自動音量調節電話機Info
- Publication number
- JPH0741233Y2 JPH0741233Y2 JP15282786U JP15282786U JPH0741233Y2 JP H0741233 Y2 JPH0741233 Y2 JP H0741233Y2 JP 15282786 U JP15282786 U JP 15282786U JP 15282786 U JP15282786 U JP 15282786U JP H0741233 Y2 JPH0741233 Y2 JP H0741233Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control circuit
- telephone
- signal
- sensor
- ringing tone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本考案は、呼出音の音量を自動的に調節することのでき
る自動音量調節電話機に関する。
る自動音量調節電話機に関する。
（ロ）従来の技術 従来電話機の呼出音の音量調節は、使用者が電話機本体
に設けられている音量調節スイッチ等を操作して行なっ
ている。しかしながら使用者が電話機本体付近にいる場
合と、多くに離れている場合とでは、呼出音の適正な音
量値は自ずと異なり、上記従来技術のように一律に音量
調節をするものでは十分とは言えなかった。
に設けられている音量調節スイッチ等を操作して行なっ
ている。しかしながら使用者が電話機本体付近にいる場
合と、多くに離れている場合とでは、呼出音の適正な音
量値は自ずと異なり、上記従来技術のように一律に音量
調節をするものでは十分とは言えなかった。
特にいわゆる音声認識電話機で音声認識によりオフフツ
クをも行なう電話機においては、呼出音が大き過ぎると
認識されるべき音声に呼出音が雑音として重畳され、認
識性能の低下の要因となっていた。
クをも行なう電話機においては、呼出音が大き過ぎると
認識されるべき音声に呼出音が雑音として重畳され、認
識性能の低下の要因となっていた。
（ハ）考案が解決しようとする問題点 本考案は、上記問題点即ち使用者が電話機本体付近にい
る場合に音量が大き過ぎるという点、特に音声認識電話
機における音声に呼出音が雑音として重畳され認識性能
が低下するという点を解決するものである。
る場合に音量が大き過ぎるという点、特に音声認識電話
機における音声に呼出音が雑音として重畳され認識性能
が低下するという点を解決するものである。
（ニ）問題点を解決するための手段 本考案は、着信検出回路と、着信検出回路に接続された
制御回路と、電話機本体付近に使用者がいることを検知
するセンサと、センサと制御回路とに接続されたタイマ
と、制御回路に接続されスピーカを駆動する呼出音制御
回路とから構成される電話機である。
制御回路と、電話機本体付近に使用者がいることを検知
するセンサと、センサと制御回路とに接続されたタイマ
と、制御回路に接続されスピーカを駆動する呼出音制御
回路とから構成される電話機である。
（ホ）作用 センサの検知信号はタイマに入力され、所定時間後にタ
イマから制御回路に通知信号が送出されるように構成し
ているので、電話機本体付近に人がある一定時間いるこ
とによりはじめて音量が調節される。即ち単に人が電話
機本体付近を通り過ぎるだけでは音量は調節されず、呼
出音が鳴って電話に応答しようとする人（使用者）が電
話機本体付近に立ち止まることにより、呼出音は調節さ
れ音声認識性能の低下が防止される。
イマから制御回路に通知信号が送出されるように構成し
ているので、電話機本体付近に人がある一定時間いるこ
とによりはじめて音量が調節される。即ち単に人が電話
機本体付近を通り過ぎるだけでは音量は調節されず、呼
出音が鳴って電話に応答しようとする人（使用者）が電
話機本体付近に立ち止まることにより、呼出音は調節さ
れ音声認識性能の低下が防止される。
（ヘ）実施例 以下本考案を第１図に従って説明する。第１図は本考案
一実施例のブロツク図である。電話回線（１）には着信
信号を検出する着信検出回路（２）が接続され、着信検
出回路（２）には制御回路（３）が接続されている。制
御回路（３）は呼出音制御回路（４）を介してスピーカ
（５）に接続されると共に、タイマ（７）を介して赤外
線センサ（６）に接続されている。なお（８）はスピー
チネツトワーク回路で、電話回線（１）、制御回路
（３）に接続されると共にハンドセツト（９）に接続さ
れている。
一実施例のブロツク図である。電話回線（１）には着信
信号を検出する着信検出回路（２）が接続され、着信検
出回路（２）には制御回路（３）が接続されている。制
御回路（３）は呼出音制御回路（４）を介してスピーカ
（５）に接続されると共に、タイマ（７）を介して赤外
線センサ（６）に接続されている。なお（８）はスピー
チネツトワーク回路で、電話回線（１）、制御回路
（３）に接続されると共にハンドセツト（９）に接続さ
れている。
次に本考案電話機の動作について説明する。交換機から
電話回線（１）を介して16Hzの着信信号が到来すると、
着信検出回路（２）が検出して検出信号を制御回路
（３）に送出する。一方、電話機本体付近に使用者（1
0）がいる場合は、電話機本体に設けた赤外線センサ
（６）は、人体から発する赤外線を検知して検知信号を
出力し、この検知信号はタイマ（７）に入力される。
電話回線（１）を介して16Hzの着信信号が到来すると、
着信検出回路（２）が検出して検出信号を制御回路
（３）に送出する。一方、電話機本体付近に使用者（1
0）がいる場合は、電話機本体に設けた赤外線センサ
（６）は、人体から発する赤外線を検知して検知信号を
出力し、この検知信号はタイマ（７）に入力される。
タイマ（７）はセンサ（６）からの検知信号が一定時間
（例えば２秒）以上継続すると、電話機本体付近に使用
者がいることを通知するための通知信号を出力し、この
通知信号は制御回路（３）に入力される。制御回路
（３）は、前述した着信検出信号とタイマ（７）からの
信号により、呼出音を制御するための制御信号を出力
し、この信号は呼出音制御回路（４）に印加される。呼
出音制御回路（４）はこの制御信号により呼出音の音量
を下げ、スピーカ（５）から通常よりも弱い呼出音が放
音される。
（例えば２秒）以上継続すると、電話機本体付近に使用
者がいることを通知するための通知信号を出力し、この
通知信号は制御回路（３）に入力される。制御回路
（３）は、前述した着信検出信号とタイマ（７）からの
信号により、呼出音を制御するための制御信号を出力
し、この信号は呼出音制御回路（４）に印加される。呼
出音制御回路（４）はこの制御信号により呼出音の音量
を下げ、スピーカ（５）から通常よりも弱い呼出音が放
音される。
もしこの状態において赤外線センサ（６）が使用者（1
0）を検知しなくなると、前述の検知信号は出力されな
くなりタイマ（７）からの通知信号が停止し、制御回路
（３）の制御信号の停止により呼出音制御回路（４）は
通常の呼出音を放音する。従って、電話機本体付近に使
用者がいて応答する時のみ呼出音の音量が自動的に制御
されて小さくなるから、音声認識性能が低下することが
ない。
0）を検知しなくなると、前述の検知信号は出力されな
くなりタイマ（７）からの通知信号が停止し、制御回路
（３）の制御信号の停止により呼出音制御回路（４）は
通常の呼出音を放音する。従って、電話機本体付近に使
用者がいて応答する時のみ呼出音の音量が自動的に制御
されて小さくなるから、音声認識性能が低下することが
ない。
なおセンサとしては赤外線センサに限ることなく、フオ
トカプラー等各種のセンサを使用できることは言うまで
もない。
トカプラー等各種のセンサを使用できることは言うまで
もない。
（ト）考案の効果 以上説明したように本考案によれば、使用者が電話機本
体付近にいる場合に音量が大き過ぎるという点、特に音
声認識電話機における音声に呼出音が雑音として重畳さ
れ認識性能が低下するという点が解決される。
体付近にいる場合に音量が大き過ぎるという点、特に音
声認識電話機における音声に呼出音が雑音として重畳さ
れ認識性能が低下するという点が解決される。
第１図は本考案一実施例のブロツク図である。 （１）……電話回線、（２）……着信検出回路、（３）
……制御回路、（４）……呼出音制御回路、（５）……
スピーカ、（６）……赤外線センサ、（７）……タイ
マ、（10）……使用者。
……制御回路、（４）……呼出音制御回路、（５）……
スピーカ、（６）……赤外線センサ、（７）……タイ
マ、（10）……使用者。
Claims (1)
- 【請求項１】電話回線に接続された着信検出回路と、該
着信検出回路に接続された制御回路と、電話機本体付近
に使用者がいることを検知するセンサと、該センサと前
記制御回路とに接続されたタイマと、前記制御回路に接
続されスピーカを駆動する呼出音制御回路とを備え、 電話機本体付近に使用者がいるときは前記センサの検知
信号が前記タイマに入力され、所定時間後に前記タイマ
から前記制御回路に通知信号が送出され、着信時に前記
制御回路からの制御信号により前記呼出音制御回路を制
御して前記スピーカからの呼出音の音量を自動的に調節
することを特徴とする自動音量調節電話機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15282786U JPH0741233Y2 (ja) | 1986-10-03 | 1986-10-03 | 自動音量調節電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15282786U JPH0741233Y2 (ja) | 1986-10-03 | 1986-10-03 | 自動音量調節電話機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6359436U JPS6359436U (ja) | 1988-04-20 |
| JPH0741233Y2 true JPH0741233Y2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=31071160
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15282786U Expired - Lifetime JPH0741233Y2 (ja) | 1986-10-03 | 1986-10-03 | 自動音量調節電話機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0741233Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-10-03 JP JP15282786U patent/JPH0741233Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6359436U (ja) | 1988-04-20 |
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