JPH0511598U - 電話機 - Google Patents

電話機

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Publication number
JPH0511598U
JPH0511598U JP6694291U JP6694291U JPH0511598U JP H0511598 U JPH0511598 U JP H0511598U JP 6694291 U JP6694291 U JP 6694291U JP 6694291 U JP6694291 U JP 6694291U JP H0511598 U JPH0511598 U JP H0511598U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bell
volume
telephone
sound
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP6694291U
Other languages
English (en)
Inventor
勝己 石橋
利明 北條
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP6694291U priority Critical patent/JPH0511598U/ja
Publication of JPH0511598U publication Critical patent/JPH0511598U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 着信時のベル音を鳴動回数に従って徐々に増
加させる。 【構成】 電話回線2からの着信呼出しのベル信号に対
応させて電鈴部12を駆動する電話機において、上記電
鈴部12の駆動回数をカウントするカウンタ8を設ける
と共に、上記電鈴部12に入力される駆動電力を減衰さ
せる減衰器10を設け、制御部6により、上記カウンタ
8のカウント値の増加に対応して上記電鈴部12のベル
音の音量が大きくなるように上記減衰器10を制御す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電話機に係り、特に、着信時のベル音を次第に上昇させた電話機に 関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電話機にあっては、電話回線より着信呼出しを知らせるベル信号が入 来したときに、この信号がリンガー検出回路にて検出され、この検出に応答して リンガー検出回路はベル検出信号を出力する。そして、このベル検出信号に応答 してマイクロコンピュータがベル駆動信号を出力して電鈴部を駆動し、ベル音を 断続的にスピーカより発するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記したような従来の電話機にあっては、ベル音の音量を調節する 音量調節器が備え付けられている。この種の音量調節器は、一旦音量をセットす ると1回の着信呼出しに対してはベル音の音量は固定であり、使用者の好みに合 わせて予めベル音の音量をセットするようになっている。 しかしながら、1台の電話機に対して使用者が複数いたりするような場合にお いて、呼出しのベル音の音量を大にして電話機を設定したときには、中には音に 対して非常に敏感な人もいることから、このような人は急激に鳴る大きなベル音 により非常に驚かされてしまう場合がある。
【0004】 また、通常時においてそれほど音に対して敏感でない人でも、例えば夜間等の ように周囲が静寂なときに急激に大きなベル音が発せられると同様に驚いてしま う場合がある。 このような場合に、ベル音の音量を小さく設定しておくことも考えられるが、 ベル音を小さい音量に設定した状態で電話機の使用者が他の部屋等に居る場合に は、ベル音が小さ過ぎて聞こえず、電話の着信に気付かない事態も生じてしまう 。 本考案は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案された ものである。本考案の目的は、着信時のベル音の音量を徐々に変化させることが できる電話機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記問題点を解決するために、電話回線からのベル信号に対応させ て、電鈴部を駆動する電話機において、前記電鈴部の駆動回数をカウントするカ ウンタと、前記電鈴部に入力される駆動電力を減衰させる減衰器と、前記カウン タのカウント値が増加することに応じて前記電鈴部の音量を増加させるように前 記減衰器を制御する制御部とを備えるように構成したものである。
【0006】
【作用】
本考案は、以上のように構成したので、電話回線からベル信号が入来すると、 制御部は電鈴部に対してベル駆動信号を出力してこれを駆動し、ベル音を発する 。このとき、電鈴部の駆動回数、すなわち鳴動したベル音の回数がカウンタによ りカウントされ、このカウント値が増加するに従って、制御部は減衰器を制御し て、ベル音の音量を次第に増加させる。
【0007】
【実施例】
以下に、本考案に係る電話機の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。 図1は本考案に係る電話機の一実施例を示すブロック図、図2はベル音の回数 と音量との関係を示すグラフである。 図示するようにこの電話機は、電話回線2に直接接続されるリンガー検出回路 4を有しており、上記電話回線2に伝送されてくる呼出し用のベル信号を検出し 、この検出に対応してベル検出信号を出力し得るようになされている。 このリンガー検出回路4には、この電話機全体の動作の制御を行なうための制 御部6が接続されており、これに上記ベル検出信号が入力される。そして、この 制御部6には、1回の呼出し中における後述する電鈴部の駆動回数、すなわちベ ル音の鳴動回数をカウントするカウンタ8が接続されている。これら制御部6と カウンタ8は、例えば1つのマイクロコンピュータ内に収容されて集積化されて いる。
【0008】 この制御部6のベル駆動信号出力端子aには減衰器10が接続されており、上 記ベル検出信号の入力に応じてベル駆動信号を出力し得るように構成されている 。そして、この減衰器10の出力端子には、電鈴部12が接続されている。この 電鈴部12は、上記減衰器10からの出力信号を増幅する増幅器14と、この増 幅器14からの出力信号に応答して実際にベル音を発するスピーカ16とにより 構成されている。
【0009】 一方、上記制御部6のベル制御信号出力端子bは上記減衰器10の制御端子へ 接続されており、上記カウンタ8のカウント値が増加するに従って、上記電鈴部 12からのベル音を次第に増加させるように、この減衰器10を制御し得るよう に構成されている。具体的には、上記減衰器10は、これに入力されるベル駆動 信号を出力する際に減衰率を次第に変えてその駆動電力を変化させるように動作 し、例えばその減衰率は、図2に示すようにベル音のカウント数が増加するに従 って、ベル音の音量が次第に凸状に曲線を描くように増加し、ベル音のカウント 数がn回になったならば、それ以降のベル音量が一定となるように制御される。 この数値nは、例えば通常5回程度に設定しておく。また、ベル音の音量の増加 パターンは、上記のように曲線状でなくて直線的に増加するようにしてもよく、 その増加パターンは問わない。
【0010】 また、上記制御部6の出力端子dには、フックスイッチ18が接続されており 、このフックスイッチ18のオン、オフに応じて周知のように通話の可否を制御 するように構成されている。 更に、この電話機には、図示されないが通常の送話器、受話器及び操作ボタン 等が含まれている。
【0011】 次に、以上のように構成された本実施例の動作について、図3に示すフローチ ャートを参照しつつ説明する。 まず、電話回線2を介して着信呼出し用のベル信号がリンガー検出回路4へ入 力されると、この検出回路4はベル検出信号を制御部6へ向けて出力する。 この制御部6においては、まずS1にてベル検出信号の入力があるか否か判断 され、NOの場合には、再度、同様な検査が循環的に行なわれる。また、YES の場合には、ベル駆動信号出力端子aからベル駆動信号を出力する(S2)。
【0012】 このベル駆動信号は、減衰器10にて所定の電力まで減衰されて電鈴部12に 向けて出力され、ここで増幅器14にて増幅された後、スピーカ16を鳴動させ てベル音を発する。この時、フックスイッチ18がオフされるまで、制御部6は 断続的にベル駆動信号を出力するのであるが、制御部6に接続されるカウンタ8 は電鈴部12の駆動回数、すなわちベル音の鳴動回数をカウントしており、そし て、このカウント値が増加するに従って、制御部6はベル制御信号出力端子bか ら出力するベル制御信号により減衰器10における減衰率を次第に小さくしてベ ル音の音量を、例えば図2に示すように次第に増加させる(S3)。 そして、この電鈴部12における鳴動操作はフックスイッチ18がオフされる まで、或いは着信呼出しが中断されて電話回線2を介してベル信号が入来しなく なるまで行なわれる(S4)。
【0013】 また、S4においてフックスイッチ18がオフされずにNOの場合には、前述 のようにベル音の鳴動回数が加算される毎にその音量は増加するが、所定の音量 まで増加したならば一定の音量となり、その後は、オフフックされるまでベル音 は一定の音量で発せられる(S5)。尚、オフフックされた場合には、通常の通 話状態になるのは勿論である。 このように、ベル音の鳴動開始時においては、ベル駆動信号の駆動電力は非常 に小さく抑制されているので、従来のように急激に大きなベル音が発せられるこ とがなくなり、従って、電話の着信者が大きなベル音によって驚かされることが なくなる。
【0014】 また、電話の着信者がベル音の聞き取り難い場所等にいた場合にあっても、本 実施例によれば、ベル音の鳴動回数が増加するに従ってその音量が次第に大きく なるので、電話の着信者がベル音に気付かずにいるということはなく、電話の着 信を確実に知らせることができる。 尚、上記実施例にあっては、ベル音量の増加パターンを直線的或いは曲線的と したが、これに限定されず、例えば階段状に増加するようにしてもよい。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、次のような優れた作用効果を発揮する ことができる。 ベル音の音量を、鳴動開始当初は小さくして鳴動回数に応じて次第に大きくす るようにしたので、いきなり大きなベル音で鳴動することを防止することができ 、着信側の人が驚くことを防止することができる。 また、上述のようにベル音が次第に大きくなるので、着信側の人が電話の着信 を気付かずにいるということも防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電話機を示す構成図である。
【図2】ベル音の鳴動回数と音量との関係を示すグラフ
である。
【図3】本考案に係る電話機の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【符号の説明】
2…電話回線、4…リンガー検出回路、6…制御部、8
…カウンタ、10…減衰器、12…電鈴部、14…増幅
器、16…スピーカ、18…フックスイッチ、a…ベル
駆動信号出力端子、b…ベル制御信号出力端子、c…制
御端子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 電話回線からのベル信号に対応させて、
    電鈴部を駆動する電話機において、前記電鈴部の駆動回
    数をカウントするカウンタと、前記電鈴部に入力される
    駆動電力を減衰させる減衰器と、前記カウンタのカウン
    ト値が増加することに応じて前記電鈴部の音量を増加さ
    せるように前記減衰器を制御する制御部とを備えるよう
    に構成したことを特徴とする電話機。
JP6694291U 1991-07-29 1991-07-29 電話機 Pending JPH0511598U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6694291U JPH0511598U (ja) 1991-07-29 1991-07-29 電話機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6694291U JPH0511598U (ja) 1991-07-29 1991-07-29 電話機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0511598U true JPH0511598U (ja) 1993-02-12

Family

ID=13330568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6694291U Pending JPH0511598U (ja) 1991-07-29 1991-07-29 電話機

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JP (1) JPH0511598U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50161108A (ja) * 1974-06-18 1975-12-26
JPH0228160B2 (ja) * 1981-05-26 1990-06-21 Sanyo Electric Co

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50161108A (ja) * 1974-06-18 1975-12-26
JPH0228160B2 (ja) * 1981-05-26 1990-06-21 Sanyo Electric Co

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