JPH0741053A - パッキン材 - Google Patents

パッキン材

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Publication number
JPH0741053A
JPH0741053A JP20467293A JP20467293A JPH0741053A JP H0741053 A JPH0741053 A JP H0741053A JP 20467293 A JP20467293 A JP 20467293A JP 20467293 A JP20467293 A JP 20467293A JP H0741053 A JPH0741053 A JP H0741053A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
paper tube
packing material
tubes
diameter
Prior art date
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Pending
Application number
JP20467293A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Nakamura
謙一 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANGYO GIJUTSU KENKYUSHO KK
Original Assignee
SANGYO GIJUTSU KENKYUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANGYO GIJUTSU KENKYUSHO KK filed Critical SANGYO GIJUTSU KENKYUSHO KK
Priority to JP20467293A priority Critical patent/JPH0741053A/ja
Publication of JPH0741053A publication Critical patent/JPH0741053A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02W90/10Bio-packaging, e.g. packing containers made from renewable resources or bio-plastics

Landscapes

  • Buffer Packaging (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】生分解性があり、燃焼時高カロリーを発生して
燃焼炉をいためたり有害ガスを発生することが無く環境
衛生上の問題点を解決するとともに、原料として古紙の
有効利用が可能で、安価、軽量で大量生産の可能な包装
用もしくは構造体の芯材用パッキン材を得る。 【構成】少くとも直径20mm以下通常は直径6mm以下の紙
管1を使用して、該紙管1が挿入可能な間隔で多数並列
した紙管層2を、複数段交互に並列方向を例えば90°交
叉させて、該交叉位置が該紙管層2の面に垂直方向に同
一位置になるよう格子状に積層する。そして、積層した
多段の紙管層2の格子状の各隙間に、該紙管1を該積層
に垂直方向に挿通して紙管相互を接着固化し、紙管1の
軸線方向であるX・Y・Z方向等に耐圧縮力を持たせ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、微生物類により分解
可能な生分解性を有する素材によるパッキン材に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、物品を収容・保持するための包装
用パッキン材として、大量の発泡プラスチック、例えば
発泡ポリエチレン、発泡ポリウレタン等が、使用されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来用いられている之
等の発泡プラスチック類は、何れも生分解性が無く、従
って使用後廃棄してもそのゴミは腐敗せず、また、燃焼
時には高カロリーを発生して燃焼炉をいため、さらに、
真黒い有害な燃焼ガスを発生するなど環境衛生上種々の
問題点があった。特に輸出用の包装の場合、相手国が生
分解性の包装でなければ陸揚げを拒絶する場合があるの
で適当な梱包資材を求める聲が大きい状況である。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であって、従来の発泡プラスチックによる包装用パッキ
ン材の有する種々の欠点、即ち、生分解性が無いこと、
燃焼時高カロリーを発生して燃焼炉をいためること、燃
焼時有害ガスを発生すること等の環境衛生上の問題点を
総て解決するとともに、原料として古紙の有効利用が可
能で、安価、軽量で大量生産が可能であって、包装用の
みならず構造体の芯材用にも使用可能なパッキン材を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のパッキン材においては、少くとも直径20mm
以下の小径の紙管を用い、これを該紙管1が挿入可能な
間隔で多数並列した紙管層2が、複数段該並列方向を交
互に所定角交叉させるとともに交叉位置が該紙管層2の
面に垂直方向に同一位置になるように格子状に順次積層
されており、且つ、積層した紙管層2の格子状に形成さ
れた各隙間ごとに、該紙管1が該積層に垂直方向に挿通
した状態で紙管相互を接着し固化して構成されている。
【0006】上記において、紙管層2の格子状の積層
は、紙管層2を交互に紙管1の並列方向を90°交叉させ
て積層した構成とするのが効果的である。
【0007】
【作用】上記のごとく、少くとも直径20mm以下の小径の
紙管1を用いて、これを該紙管1が挿入可能な間隔で多
数並列した紙管層2が、複数段、該並列方向を交互に所
定角交叉させて、該交叉位置が該紙管層2の面に垂直方
向に同一位置になるように格子状に順次積層されること
により、紙管層2の面である平面方向は、交叉した紙管
により耐圧縮強度を付与することができ、一方、紙管層
2の面に垂直方向は、紙管層の積層に挿通した紙管層2
の面に垂直方向の紙管により耐圧縮強度を付与すること
ができ、XY方向を含む平面方向及び之に垂直なZ方向
に対して耐圧縮力を有するパッキン材とすることができ
る。
【0008】また、このパッキン材は、該パッキン材を
形成する各小径の紙管の中空部により、パッキン材には
大きな空間が形成され軽量さを保つことができるととも
に、小径の紙管は使用後廃棄しても自然に腐敗し、また
燃焼時の高カロリーや有害ガスを発生しないので環境衛
生上極めて有利である。そして、紙管を製造するときの
接着剤及び紙管を相互に接着せしめるための接着剤に生
分解性接着剤を用いると、上記環境衛生上の問題は総て
解決することができる。さらに原料としても新規な紙の
みならず古紙を有効利用して製造することができ、大形
のパッキン材では直径20mm以下の小径の紙管を用い、通
常のパッキン材では直径6mm以下の小径の紙管を用いる
ことにより、安価軽量であって大量生産の可能な包装用
に使用することができるとともに、構造体の芯材用にも
使用できるパッキン材を提供することができる。
【0009】また、このパッキン材では、紙管層2が交
互に、紙管1の並列方向を90°交叉させて積層されてい
ると紙管層2の面に垂直方向の小径紙管の密度が最大と
なりX・Y・Z各方向の耐圧縮性力の優れたパッキン材
を提供することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明によるパッキン材の実施例を添
付の図面に基づいて説明する。
【0011】図1に、原料に古紙を用いて作製したパッ
キン材の部分斜視図が示されている。このパッキン材を
構成する紙管1は、通常のパッキン材用に直径6mm以下
の紙管を用いるものとする。この紙管1は、原料として
家庭や職場等から分別回収した例えば新聞紙を用い、こ
れを所定巾の長い短冊状に切断して、接着剤として生分
解性を持つ澱粉のり等を所定のコーティング装置で短冊
の側縁にコーティングした後、所定の紙管製造機にかけ
て直径6mm以下の紙管に製造したものを用いる。
【0012】図1に示すように、本パッキン材は、上記
小径の紙管を、該紙管1が挿入可能な間隔で多数並列し
た紙管層2(図1では、製造すべきパッキン材に対応し
て広巾に形成される紙管層2を部分的に示している。)
を多数積層するとともに、積層により形成された格子状
の間隙部に該紙管1を挿通して接着固化したものであ
る。すなわち、該紙管層2を所要の複数段、交互に並列
方向を90°交叉させるとともに、交叉した位置が該紙管
層2の面に垂直方向に同一位置になるように積層するこ
とにより形成される垂直方向に連通する格子状の間隙部
に、該紙管1を挿通せしめた状態で各紙管1を相互に接
着して形成したものである。この際、上記紙管1の並列
する間隔は、製造上の問題から隙間の余裕少く適当な間
隔に設定される。
【0013】このように形成されたパッキン材は、紙管
1の並列した多数の紙管群により、紙管1の軸線方向に
耐圧縮力を付与することが出来る。そして、図から明ら
かなように、多数段の紙管層2の紙管1の軸線方向であ
るX・Y方向と、該紙管層2に垂直方向であるZ方向
に、耐圧縮力を付与することが出来る。また、パッキン
材を形成する紙管1の中空部と、X・Y・Z各方向の紙
管相互の間の空間により、パッキン材には大きな空間が
形成され、軽量なパッキン材とすることが出来る。
【0014】上記パッキン材は、紙管1に直径6mm以下
のものを用いたが、紙管1の直径を大きくするに従っ
て、パッキン材に対する空間率が大きくなり、紙厚にも
よるが、より軽量なパッキン材を提供することが出来
る。また、パッキン材の使用箇所により、大型のパッキ
ン材として紙管形が10〜20mmの紙管を用いると、軽量化
の進んだ効率的なパッキン材2を得ることができる。
【0015】この実施例では、紙管層2を積層するに当
り、紙管の並列方向をX・Y方向に90°交叉させて、格
子状の紙管1の間に形成される隙間が正方形のものにつ
いて説明したが、例えば、該並列方向を60°交叉させて
該隙間が菱形のものも形成することができる。この場
合、該隙間は広くなり、Z方向における紙管密度は少く
なり、パッキン材のZ方向の耐圧縮力は、減少するが、
より軽量なパッキン材を提供できるので用途により適宜
選択すると良い。
【0016】上記のように形成されるパッキン材は、古
紙以外に腰のある厚紙を用いて形成し、耐圧縮力を強化
することも可能である。また、製造するに当り広巾ブロ
ック状のもの、例えば厚さ500mm 、巾2000mm、長さ4000
mmのものを形成して、これを適宜切断してパッキン材と
して使用するようにしても良く、所定形状の平板状のも
のを形成して、その両面にベニヤ板等を貼付けるなど構
造体の芯材用に使用することも可能であり、広範囲の使
用が可能で、而も、廃棄後、公害発生のおそれのないパ
ッキン材を提供することが出来る。
【0017】
【発明の効果】請求項1記載の本発明のパッキン材によ
れば、小径の紙管を用いてその軸線方向の強度とその内
部空間を利用し、包装用もしくは構造体のパッキン材と
して、組合された小径紙管の軸線方向である各方向に対
し耐圧縮力を有し、軽量で且つ安価な大量生産の可能な
パッキン材を提供することができる。また、使用する紙
管の材料として古紙を有効利用してリサイクルに寄与す
ることができる一方、腰のある厚紙を利用した小径紙管
による耐圧縮力のすぐれたパッキン材など、用途に応じ
て、使用する紙管の直径・材質などを適宜選択して、使
用効率の良いパッキン材とすることができる。さらに、
原料に紙を用いているので、使用後廃棄しても自然に微
生物類により腐敗分解する一方、従来の発泡プラスチッ
クによるパッキン材のごとく燃焼時高カロリーを発生し
て燃焼炉を損傷したり、燃焼時に真黒い有害ガスを発生
することが無く、環境衛生上極めて有利に使用すること
が出来る。
【0018】請求項2記載の発明によれば、使用する紙
管の軸線方向に沿ったX・Y・Z各方向に均等な強度を
有する耐圧縮強度のくすぐれたパッキン材を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパッキン材の部分斜視図である。
【符号の説明】
1…紙管、 2…紙管層。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】包装用もしくは構造体の芯材用パッキン材
    であって、少くとも直径20mm以下の小径の紙管1を該紙
    管1が挿入可能な間隔で多数並列した紙管層2が、複数
    段交互に並列方向を所定角交叉させるとともに交叉位置
    が該紙管層2の面に垂直方向に同一位置になるごとく格
    子状に積層され、積層した紙管層2の格子状の各隙間
    に、該紙管1を該積層に垂直方向に挿通し相互に接着固
    化してなることを特徴とするパッキン材。
  2. 【請求項2】紙管層2の紙管1の並列方向が90°交叉さ
    れて積層された請求項1記載のパッキン材。
JP20467293A 1993-07-27 1993-07-27 パッキン材 Pending JPH0741053A (ja)

Priority Applications (1)

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JP20467293A JPH0741053A (ja) 1993-07-27 1993-07-27 パッキン材

Applications Claiming Priority (1)

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JP20467293A JPH0741053A (ja) 1993-07-27 1993-07-27 パッキン材

Publications (1)

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JPH0741053A true JPH0741053A (ja) 1995-02-10

Family

ID=16494389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20467293A Pending JPH0741053A (ja) 1993-07-27 1993-07-27 パッキン材

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JP (1) JPH0741053A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016124620A (ja) * 2015-01-06 2016-07-11 力兆實業有限公司 中空管緩衝包装材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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