JPH0710155A - パレットとその構成部材 - Google Patents
パレットとその構成部材Info
- Publication number
- JPH0710155A JPH0710155A JP18445293A JP18445293A JPH0710155A JP H0710155 A JPH0710155 A JP H0710155A JP 18445293 A JP18445293 A JP 18445293A JP 18445293 A JP18445293 A JP 18445293A JP H0710155 A JPH0710155 A JP H0710155A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core material
- pallet
- corrugated
- cardboard
- corrugated board
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/80—Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging
Landscapes
- Pallets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来のパレットに比し強度性が劣ることがな
く、しかも再生可能にして廃棄処理も容易にする。 【構成】 片面段ボールと複数枚の両面段ボールを積重
接着して所定形状の芯材４を形成し、該芯材４の波形の
段を有する面を上下となし、芯材４と同長にして且つ断
面コ字状の段ボールからなる一対のカバー体の夫々を芯
材４の上下より嵌合接着した角材及び平板を夫々組み合
わせて接着することにより、カバー体の緩衝機能により
芯材４を被覆保護すると共に、芯材４は段を有する面が
パレットに積載した物品の受圧面になり、物品からの垂
直方向の荷重に耐え得る強度性をパレットに具有する。
く、しかも再生可能にして廃棄処理も容易にする。 【構成】 片面段ボールと複数枚の両面段ボールを積重
接着して所定形状の芯材４を形成し、該芯材４の波形の
段を有する面を上下となし、芯材４と同長にして且つ断
面コ字状の段ボールからなる一対のカバー体の夫々を芯
材４の上下より嵌合接着した角材及び平板を夫々組み合
わせて接着することにより、カバー体の緩衝機能により
芯材４を被覆保護すると共に、芯材４は段を有する面が
パレットに積載した物品の受圧面になり、物品からの垂
直方向の荷重に耐え得る強度性をパレットに具有する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はフォークリフトにより物
品を搬送、積み上げ整理する際に使用するパレットとそ
の構成部材に関するものである。
品を搬送、積み上げ整理する際に使用するパレットとそ
の構成部材に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、貨物の格納、運搬用の荷台である
パレットは、通常木材を材料にしたものが多いが、かか
るパレットは貨物と共に輸送され、業者間を行き来する
ため、傷みが激しく、使用できなくなると、再利用でき
ないため、解体するか或いは野ざらし状態で放置するの
が大半であり、従って上記の如く解体するにしてもその
作業が面倒であると共に、放置するにしてもその場所を
必要とし、処分に窮しているのが現状である。
パレットは、通常木材を材料にしたものが多いが、かか
るパレットは貨物と共に輸送され、業者間を行き来する
ため、傷みが激しく、使用できなくなると、再利用でき
ないため、解体するか或いは野ざらし状態で放置するの
が大半であり、従って上記の如く解体するにしてもその
作業が面倒であると共に、放置するにしてもその場所を
必要とし、処分に窮しているのが現状である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は段ボールを利
用してパレットを構成し、該パレットを再生可能な製品
として再利用を図り、例え回収利用されずに廃棄された
としても朽敗による土壌化を図れ、又焼却したとしても
有害ガスの発生等の問題もなく、いずれの場合でも廃棄
処理を容易にできるパレットとその構成部材を提供せん
とするものである。
用してパレットを構成し、該パレットを再生可能な製品
として再利用を図り、例え回収利用されずに廃棄された
としても朽敗による土壌化を図れ、又焼却したとしても
有害ガスの発生等の問題もなく、いずれの場合でも廃棄
処理を容易にできるパレットとその構成部材を提供せん
とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術に
基づく、使用できなくなったパレットの処分の課題に鑑
み、片面段ボールと複数枚の両面段ボールを積重接着し
て所定形状の芯材を形成し、該芯材の波形の段を有する
面を上下となし、芯材と同長にして且つ断面コ字状の段
ボールからなる一対のカバー体の夫々を芯材の上下より
嵌合接着した角材及び平板を夫々組み合わせて接着する
ことにより、カバー体の緩衝機能により芯材を被覆保護
すると共に、芯材は段を有する面がパレットに積載した
物品の受圧面になり、物品からの垂直方向の荷重に耐え
得る強度をパレットに具有できるため、従来品に比し強
度性に劣ることがなく、しかもその材質により再生が可
能であり、又廃棄処理も容易となして、上記欠点を解決
せんとしたものである。
基づく、使用できなくなったパレットの処分の課題に鑑
み、片面段ボールと複数枚の両面段ボールを積重接着し
て所定形状の芯材を形成し、該芯材の波形の段を有する
面を上下となし、芯材と同長にして且つ断面コ字状の段
ボールからなる一対のカバー体の夫々を芯材の上下より
嵌合接着した角材及び平板を夫々組み合わせて接着する
ことにより、カバー体の緩衝機能により芯材を被覆保護
すると共に、芯材は段を有する面がパレットに積載した
物品の受圧面になり、物品からの垂直方向の荷重に耐え
得る強度をパレットに具有できるため、従来品に比し強
度性に劣ることがなく、しかもその材質により再生が可
能であり、又廃棄処理も容易となして、上記欠点を解決
せんとしたものである。
【０００５】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
すると、１は段ボール製にして簀の子状に形成したパレ
ットであり、３本の角材２を同一間隔にて平行に配設
し、該角材２上に複数枚の平板３を狭小な間隔を置いて
架設している。
すると、１は段ボール製にして簀の子状に形成したパレ
ットであり、３本の角材２を同一間隔にて平行に配設
し、該角材２上に複数枚の平板３を狭小な間隔を置いて
架設している。
【０００６】そして、パレット１の各構成部材、即ち角
材２と平板３は同様な構造からなり、芯材４と一対のカ
バー体５、5aにて構成されている。
材２と平板３は同様な構造からなり、芯材４と一対のカ
バー体５、5aにて構成されている。
【０００７】段ボール６を積重接着して所定形状の芯材
４を形成し、該芯材４の波形の段７を有する面を上下と
なし、芯材４と同長にして且つ断面コ字状の段ボールか
らなる一対のカバー体５、5aの夫々を芯材４の上下より
嵌合接着している。
４を形成し、該芯材４の波形の段７を有する面を上下と
なし、芯材４と同長にして且つ断面コ字状の段ボールか
らなる一対のカバー体５、5aの夫々を芯材４の上下より
嵌合接着している。
【０００８】尚、本実施例にあっては、芯材４を構成す
る段ボール６を片面段ボール6aと両面段ボール6bにて形
成したものを示したが、片面段ボール6aのみ、或いは両
面段ボール6bのみにて形成してもよく、又カバー体５、
5aを構成する段ボールにあっては両面段ボールからなる
ものを示したが、片面段ボールや複両面段ボールからな
るものでもよい。
る段ボール６を片面段ボール6aと両面段ボール6bにて形
成したものを示したが、片面段ボール6aのみ、或いは両
面段ボール6bのみにて形成してもよく、又カバー体５、
5aを構成する段ボールにあっては両面段ボールからなる
ものを示したが、片面段ボールや複両面段ボールからな
るものでもよい。
【０００９】次にパレットの製造方法について説明する
と、先ず、複数枚の片面段ボール6aと一枚の両面段ボー
ル6bを積重接着して２面が段ボール６（片面段ボール6a
と両面段ボール6b）のライナー８、8aに対応するブロッ
ク体９を形成し、該ブロック体９を所定寸法の角柱状或
いは矩形平板状に切断して角材２及び平板３の芯材４を
形成する。
と、先ず、複数枚の片面段ボール6aと一枚の両面段ボー
ル6bを積重接着して２面が段ボール６（片面段ボール6a
と両面段ボール6b）のライナー８、8aに対応するブロッ
ク体９を形成し、該ブロック体９を所定寸法の角柱状或
いは矩形平板状に切断して角材２及び平板３の芯材４を
形成する。
【００１０】芯材４は段ボール６の中芯10の波形の段７
を有する２面を受圧面11、11a となし、該受圧面11、11
a を上下となしている。
を有する２面を受圧面11、11a となし、該受圧面11、11
a を上下となしている。
【００１１】次に、前記芯材４と同長にして所定幅を有
する両面段ボールを断面コ字状に形成して一対のカバー
体５、5aとなし、一方のカバー体５の内側全体に接着剤
を塗布してカバー体５の中央面12が芯材４の受圧面11に
対応する様に、芯材４をカバー体５に嵌合接着し、続い
て他方のカバー体5aの内側全体に接着剤を塗布し、該カ
バー体5aの中央面13、側面13a 、13b の夫々が芯材４の
他方の受圧面11a 、既に芯材４に接着したカバー体５の
側面12a 、12b に対応する様に、カバー体５と接着一体
化した芯材４を嵌合接着して、角材２と平板３を形成し
ている。
する両面段ボールを断面コ字状に形成して一対のカバー
体５、5aとなし、一方のカバー体５の内側全体に接着剤
を塗布してカバー体５の中央面12が芯材４の受圧面11に
対応する様に、芯材４をカバー体５に嵌合接着し、続い
て他方のカバー体5aの内側全体に接着剤を塗布し、該カ
バー体5aの中央面13、側面13a 、13b の夫々が芯材４の
他方の受圧面11a 、既に芯材４に接着したカバー体５の
側面12a 、12b に対応する様に、カバー体５と接着一体
化した芯材４を嵌合接着して、角材２と平板３を形成し
ている。
【００１２】そして、前記の如く形成された角材２と平
板３は夫々の芯材４の受圧面11、11a が上下となる様に
して３本の角材２を同一間隔にて平行に配設し、該角材
２の上面に接着剤を塗布すると共に、複数枚の平板３を
狭小な間隔を置いて架設することにより、角材２と平板
３を接着固定してパレット１を形成する。
板３は夫々の芯材４の受圧面11、11a が上下となる様に
して３本の角材２を同一間隔にて平行に配設し、該角材
２の上面に接着剤を塗布すると共に、複数枚の平板３を
狭小な間隔を置いて架設することにより、角材２と平板
３を接着固定してパレット１を形成する。
【００１３】尚、芯材４及びカバー体５、5aを構成する
段ボールの波形の段の数、段の高さは適宜設定され何ら
限定されないが、芯材４を構成する段ボール６は垂直方
向の圧縮強さの高いＡ段フルート、カバー体５、5aの段
ボールは平面方向の圧縮強さの高いＢ段フルートを使用
するのが好ましい。
段ボールの波形の段の数、段の高さは適宜設定され何ら
限定されないが、芯材４を構成する段ボール６は垂直方
向の圧縮強さの高いＡ段フルート、カバー体５、5aの段
ボールは平面方向の圧縮強さの高いＢ段フルートを使用
するのが好ましい。
【００１４】又、本実施例において、パレット１の形態
は図１に示す所謂単面形のものを示したが、かかる方式
に限定されることなく、図７に示す片面使用形であって
もよく、要するに前記構造よりなる角材２及び平板３を
適宜に組み合わせた構成であればよい。
は図１に示す所謂単面形のものを示したが、かかる方式
に限定されることなく、図７に示す片面使用形であって
もよく、要するに前記構造よりなる角材２及び平板３を
適宜に組み合わせた構成であればよい。
【００１５】次に本発明に係るパレットの作用について
説明すると、パレット１の平板４上に物品を積載する
と、該物品の荷重はパレット１の構成部材である角材２
及び平板３の夫々に垂直方向にかかる。
説明すると、パレット１の平板４上に物品を積載する
と、該物品の荷重はパレット１の構成部材である角材２
及び平板３の夫々に垂直方向にかかる。
【００１６】そして、角材２及び平板３の夫々におい
て、カバー体５、5aの緩衝機能により芯材４を被覆保護
すると共に、芯材４は段７を有する受圧面11、11a がパ
レット１に積載した物品を支持する。
て、カバー体５、5aの緩衝機能により芯材４を被覆保護
すると共に、芯材４は段７を有する受圧面11、11a がパ
レット１に積載した物品を支持する。
【００１７】
【発明の効果】要するに本発明は、段ボール６を積重接
着して所定形状の芯材４を形成し、該芯材４の波形の段
７を有する面を上下となし、芯材４と同長にして且つ断
面コ字状の段ボールからなる一対のカバー体５、5aの夫
々を芯材４の上下より嵌合接着した角材２及び平板３を
夫々組み合わせて接着したので、パレット１の各構成部
材である角材２及び平板３の夫々において、カバー体
５、5aの緩衝機能により芯材４を被覆保護すると共に、
芯材４は段７を有する受圧面11、11a がパレット１に積
載した物品を支持するため、物品からの垂直方向の荷重
に耐え得る強度をパレット１に具有でき、しかもパレッ
ト１は全て段ボールよりなるため、従来品に比し軽くて
使い易く、荷台として使用できなくなっても再生紙等と
して再利用でき、廃棄物の減量、資源の節約を図ること
ができ、又例え回収利用されずに廃棄されたとしても朽
敗による土壌化を図ることができ、焼却の場合には焼却
温度を低く設定できるため焼却炉を傷めることもなく、
有害ガスの発生等の問題がないため廃棄処理が容易であ
る。
着して所定形状の芯材４を形成し、該芯材４の波形の段
７を有する面を上下となし、芯材４と同長にして且つ断
面コ字状の段ボールからなる一対のカバー体５、5aの夫
々を芯材４の上下より嵌合接着した角材２及び平板３を
夫々組み合わせて接着したので、パレット１の各構成部
材である角材２及び平板３の夫々において、カバー体
５、5aの緩衝機能により芯材４を被覆保護すると共に、
芯材４は段７を有する受圧面11、11a がパレット１に積
載した物品を支持するため、物品からの垂直方向の荷重
に耐え得る強度をパレット１に具有でき、しかもパレッ
ト１は全て段ボールよりなるため、従来品に比し軽くて
使い易く、荷台として使用できなくなっても再生紙等と
して再利用でき、廃棄物の減量、資源の節約を図ること
ができ、又例え回収利用されずに廃棄されたとしても朽
敗による土壌化を図ることができ、焼却の場合には焼却
温度を低く設定できるため焼却炉を傷めることもなく、
有害ガスの発生等の問題がないため廃棄処理が容易であ
る。
【００１８】又、パレット１の構成部材は段ボール６を
積重接着して所定形状の芯材４を形成し、該芯材４の波
形の段７を有する面を上下となし、芯材４と同長にして
且つ断面コ字状の段ボールからなる一対のカバー体５、
5aの夫々を芯材４の上下より嵌合接着したので、パレッ
ト１の各部材は夫々前記と同様なる効果を奏すると共
に、芯材４とカバー体５、5aの接着において、受圧面
５、5aが段７を有する略編み目状であるため、カバー体
５、5aの中央面12、13との接着力が小さいが、カバー体
５の側面12a 、12b は芯材４の側面、即ち段ボール６の
ライナー８、8aに平面で接着され、更に芯材４と接着一
体化したカバー体５の側面12a 、12b にカバー体5aの側
面13a 、13b が平面で接着されているため、受圧面５、
5aと中央面12、13の接着力を補うことができる等その実
用的効果甚だ大なるものである。
積重接着して所定形状の芯材４を形成し、該芯材４の波
形の段７を有する面を上下となし、芯材４と同長にして
且つ断面コ字状の段ボールからなる一対のカバー体５、
5aの夫々を芯材４の上下より嵌合接着したので、パレッ
ト１の各部材は夫々前記と同様なる効果を奏すると共
に、芯材４とカバー体５、5aの接着において、受圧面
５、5aが段７を有する略編み目状であるため、カバー体
５、5aの中央面12、13との接着力が小さいが、カバー体
５の側面12a 、12b は芯材４の側面、即ち段ボール６の
ライナー８、8aに平面で接着され、更に芯材４と接着一
体化したカバー体５の側面12a 、12b にカバー体5aの側
面13a 、13b が平面で接着されているため、受圧面５、
5aと中央面12、13の接着力を補うことができる等その実
用的効果甚だ大なるものである。
【図１】本発明に係るパレットの斜視図である。
【図２】角材を示す一部破断斜視図である。
【図３】平板を示す一部破断斜視図である。
【図４】角材の芯材を示す斜視図である。
【図５】図４の芯材にカバー体を接着した状態を示す斜
視図である。
視図である。
【図６】角材を示す斜視図である。
【図７】パレットの変形例を示す斜視図である。
【図８】角材の製造過程を示す簡略図である。
２ 角材 ３ 平板 ４ 芯材 ５、5a カバー体 ６ 段ボール ７ 段
【手続補正書】
【提出日】平成５年１０月８日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００８
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００８】尚、本実施例にあっては、芯材４を構成す
る段ボール６を片面段ボール６ａと両面段ボール６ｂに
て形成したものを示したが、片面段ボール６ａのみ、或
いは両面段ボール６ｂのみにて形成しても良い。又、芯
材４にあっても上記の様に波形の段７をセルとしたハニ
カム構造のものに限らず、クラフト紙、ケント紙、板
紙、厚紙等丈夫な紙よりなる単層シート或いは段ボール
や単層シートを重合接着した多層シートを帯板状に形成
して多数枚設け、該シートにミシン目、罫線、折り目線
等の屈曲部を所定間隔置きに形成すると共に、シート相
互を部分的に接着して積層シートとなし、該積層シート
の厚み方向に展張自在となし、その展張状態において四
角形或いは六角形その他の多角形のセルを規則的に配列
した受圧面を有するもの等、芯材４の主要部を構成する
ハニカム構造に展張のものを採用しても良い。その他
に、上記の如く展張する構造のものでなくとも、セルが
四角形、六角形その他の多角形の受圧面を有するハニカ
ム構造のものでも良く、又上記の様に展張する芯材４の
受圧面に段ボールやクラフト紙等のシートを接着した構
造のもの等々、ハニカム構造自体の構成は問わない。
尚、屈曲部は上記の他にシートが単層シートであれば、
肉厚の略半分厚みに切り込みを入れたハーフカットをシ
ートの山折りする面に形成したもの、或いはミシン目及
びハーフカットを交互に形成したもの、又シートが段ボ
ールの様な多層シートであれば、多層シートの少なくと
も一層を残す程度に切り込みを入れたスリットをシート
の山折りする面に形成したもの、或いはミシン目及びス
リットを交互に形成したもので良く、即ち所定強度を有
し、ハニカム構造が構成可能であれば、シートの屈曲部
形成手段は実施例のものに限定されない。又、カバー体
５、５ａを構成する段ボールにあっては両面段ボールか
らなるものを示したが、片面段ボールや複両面段ボール
からなるものでも良い。
る段ボール６を片面段ボール６ａと両面段ボール６ｂに
て形成したものを示したが、片面段ボール６ａのみ、或
いは両面段ボール６ｂのみにて形成しても良い。又、芯
材４にあっても上記の様に波形の段７をセルとしたハニ
カム構造のものに限らず、クラフト紙、ケント紙、板
紙、厚紙等丈夫な紙よりなる単層シート或いは段ボール
や単層シートを重合接着した多層シートを帯板状に形成
して多数枚設け、該シートにミシン目、罫線、折り目線
等の屈曲部を所定間隔置きに形成すると共に、シート相
互を部分的に接着して積層シートとなし、該積層シート
の厚み方向に展張自在となし、その展張状態において四
角形或いは六角形その他の多角形のセルを規則的に配列
した受圧面を有するもの等、芯材４の主要部を構成する
ハニカム構造に展張のものを採用しても良い。その他
に、上記の如く展張する構造のものでなくとも、セルが
四角形、六角形その他の多角形の受圧面を有するハニカ
ム構造のものでも良く、又上記の様に展張する芯材４の
受圧面に段ボールやクラフト紙等のシートを接着した構
造のもの等々、ハニカム構造自体の構成は問わない。
尚、屈曲部は上記の他にシートが単層シートであれば、
肉厚の略半分厚みに切り込みを入れたハーフカットをシ
ートの山折りする面に形成したもの、或いはミシン目及
びハーフカットを交互に形成したもの、又シートが段ボ
ールの様な多層シートであれば、多層シートの少なくと
も一層を残す程度に切り込みを入れたスリットをシート
の山折りする面に形成したもの、或いはミシン目及びス
リットを交互に形成したもので良く、即ち所定強度を有
し、ハニカム構造が構成可能であれば、シートの屈曲部
形成手段は実施例のものに限定されない。又、カバー体
５、５ａを構成する段ボールにあっては両面段ボールか
らなるものを示したが、片面段ボールや複両面段ボール
からなるものでも良い。
Claims (2)
- 【請求項１】 段ボールを積重接着して所定形状の芯材
を形成し、該芯材の波形の段を有する面を上下となし、
芯材と同長にして且つ断面コ字状の段ボールからなる一
対のカバー体の夫々を芯材の上下より嵌合接着した角材
及び平板を夫々組み合わせて接着したことを特徴とする
パレット。 - 【請求項２】 段ボールを積重接着して所定形状の芯材
を形成し、該芯材の波形の段を有する面を上下となし、
芯材と同長にして且つ断面コ字状の段ボールからなる一
対のカバー体の夫々を芯材の上下より嵌合接着したこと
を特徴とするパレットの構成部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18445293A JPH0710155A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | パレットとその構成部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18445293A JPH0710155A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | パレットとその構成部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0710155A true JPH0710155A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=16153401
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18445293A Pending JPH0710155A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | パレットとその構成部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0710155A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007134481A1 (fr) * | 2006-05-16 | 2007-11-29 | Qingdao Deyin Packing Co., Ltd. | Palette en papier à assembler |
-
1993
- 1993-06-28 JP JP18445293A patent/JPH0710155A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007134481A1 (fr) * | 2006-05-16 | 2007-11-29 | Qingdao Deyin Packing Co., Ltd. | Palette en papier à assembler |
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