JPH0740816U - 水切り板 - Google Patents

水切り板

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JPH0740816U
JPH0740816U JP7662593U JP7662593U JPH0740816U JP H0740816 U JPH0740816 U JP H0740816U JP 7662593 U JP7662593 U JP 7662593U JP 7662593 U JP7662593 U JP 7662593U JP H0740816 U JPH0740816 U JP H0740816U
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draining
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JP7662593U
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明彦 板井
弘美 清水
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小野田エー・エル・シー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】建物の外壁をパネルにより構成した場合、形成
される横目地において、目地形状に合わせ自由に加工及
び施工が可能な水切り板を提供する。 【構成】建物の外壁において、上下層パネル間(5、
8)に形成された横目地に設けられる水切り板が、可撓
性金属板(14)の裏面に感圧接着剤層(15)が接合
されており、接着面の被覆シールを剥がすことにより、
下層パネル(9)の上部小口面にぴったりと接着されて
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建物の外壁の上下層パネル間により形成された横目地に接合する水 切り板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、上下層パネル間に形成された横目地の水切り板として、前記水切り板の 平面部材に水返し片を垂直に起立突設させて、パネルの下面に予め設けられた凹 溝に前記水返し片を挿入し、パネルの上部小口面を覆うものがある(特開平2− 85448号公報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記の公知技術は相応の効果を発揮しているが、水切り板の平面部材に垂直に 起立突設する水返し片は所定の形状をしており、そのためには部材の加工が必要 となる。また、前記水返し片を形成するには、所定の硬度及び強度を持った部材 が必要である。さらに、前記水返し片を固定するためには、パネルの下面に予め 凹溝を設ける必要があるなどの問題がある。本考案は前記のような問題を伴うこ となく、かつ、横目地に接合する水切り板を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記の課題を解決するために、上下層パネル間により形成された横 目地の水切り板として、可撓性金属板の裏面に感圧接着剤層を接合させて横目地 を形成する下層パネルに接着するという手段を採用する。
【0005】
【作用】
本考案は次のように作用する。上下層パネル間に形成された横目地の水切り板 の表面側は可撓性金属板であり、前記目地の形状に合わせて任意に施工ができ、 しかも、前記可撓性金属板の裏面側には感圧接着剤層が接合されているため下層 壁パネル目地への密着性がよく、風雨の侵入を防止できる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案を建物の外壁として軽量気泡コンクリート(ALC)パネルで構 成した態様に具体化した一実施例を図1及び図2を参照しながら説明をする。H 形綱で形成される梁1に対して、L型アングル2は両者が平行になるように溶接 又はボルト止めによって固定されている。L型アングル2の垂直フランジ部2a の背面には、壁パネル5を支持する自重受け部材4が溶接固定されている。通常 自重受け部材4は、相隣接する壁パネル5をその下部隅部で同時に支持できる位 置に、垂直フランジ部2aに溶接固定されている。
【0007】 壁パネル5の下部寄りに埋設されたインサート金具6は、開口部を外方に露出 させた後、このインサート金具6にボルト7を介して、側面が稲妻型をなしてい る稲妻プレート3の一端部を固定するとともに、他端部を下方に向けて垂直フラ ンジ部2aに引っ掛ける。
【0008】 このように梁1に取り付けらた壁パネル5の下層には、さらに、下層壁パネル 8が順次建込まれる。前記壁パネル5の下部面にはガスケット10が接着されて いる。前記ガスケット10は、基本的にネオプレンゴムを中空形成して得た長方 形横断面を有する細長い本体であり(図示なし)、その長辺側の上部と下部の表 面には接着剤が塗布され、その接着面はシールにより被覆されている。前記シー ルを剥がすことにより、前記ガスケット10の長辺側の上部と前記壁パネル5の 下部小口面はぴったりと接着される。
【0009】 さらに、前記本体の水平下面には、本考案である水切り板9が前記ガスケット 10の長辺側の下部の表面に塗布された接着剤により接合されている。前記水切 り板9は、可撓性金属板14から形成されており、その裏面には感圧接着剤層1 5が接合されており被覆シール16を剥がすことにより、下層パネル8の上部小 口面に隙間なく接着ができる。このことは、下層壁パネル8の上部小口面との密 着性を高めることになる。
【0010】 また、水切り板9の上面と壁パネル5の下面側にガスケットを接合させること で、横目地11の気密性が確保され、内外の圧力の流通を完全に遮断することが できる。また、ガスケット10を介在させることにより、それにかかる変形歪み は外方への反発力となって壁パネル5の下部小口面と水切り板9を絶えず付勢す る。そのため、雨水が入り込んでも下層パネル8の裏側に侵入することなく、前 記ガスケット10の外側に露出している露出面を伝わらせ、さらに、水切り板9 の上面へ落下させる水返し片の効果を十分に発揮することができる。よって、従 来の所定の硬度及び強度をもった部材を加工した水返し片が不要となる。
【0011】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案は上下層パネル間に形成された横目地に敷設される 水切り板が、可撓性金属板であるため目地に合わせて自由に形成することができ る。また、前記水切り板は軽量であり、ロール状にして運搬することができる。 さらに、施工時においては、パネルの目地に接着させ、その上面をローラー又は ヘラ等で押さえるだけで目地形状に合わせて簡単に施工ができ、横目地を形成す るパネルの長さや幅に応じて任意に加工できる。また、感圧接着剤層を接合する ことで、下層壁パネルの上部小口面との密着性を高めることができ、風雨を巻き 込むことを防止し、それにより水切り板が巻き上がることなく、その効果を十分 発揮する。また、モルタルを使用することなく施工ができる。すなわち乾式であ るため、施工が簡略化され工期が短縮されるという優れたれた効果を発揮するこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る実施例の部分縦断面図。
【図2】水切り板の部分斜視図。
【記号の説明】
5 壁パネル 8 下層パネル 9 水切り板 11 横目地 14 可撓性金属板 15 感圧接着剤層

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁の上下層パネル間(5、8)に形成
    された、横目地(11)に接合する水切り板(9)を、
    可撓性金属板(14)とその裏面に感圧接着剤層(1
    5)を接合してなることを特徴とした水切り板。
JP1993076625U 1993-12-28 1993-12-28 軽量気泡コンクリートパネルの目地部の防水構造 Expired - Lifetime JP2604142Y2 (ja)

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JP4621828B2 (ja) * 2001-02-26 2011-01-26 株式会社熊谷組 防音壁

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