JPH0739747Y2 - 冷凍艙用ハッチ部昇温防止装置 - Google Patents
冷凍艙用ハッチ部昇温防止装置Info
- Publication number
- JPH0739747Y2 JPH0739747Y2 JP8420088U JP8420088U JPH0739747Y2 JP H0739747 Y2 JPH0739747 Y2 JP H0739747Y2 JP 8420088 U JP8420088 U JP 8420088U JP 8420088 U JP8420088 U JP 8420088U JP H0739747 Y2 JPH0739747 Y2 JP H0739747Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main
- hatch
- blower
- circulation path
- covered
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Description
この考案は、冷凍船艙内の凸状のハッチコーミング部を
冷却および保冷しようとするものであり、通常、凸状部
は主送風機によって循環されない区画であり、該循環さ
れない区画を冷却および保冷しようとする冷凍艙用ハッ
チ部昇温防止装置である。
冷却および保冷しようとするものであり、通常、凸状部
は主送風機によって循環されない区画であり、該循環さ
れない区画を冷却および保冷しようとする冷凍艙用ハッ
チ部昇温防止装置である。
従来、この種のハッチ部昇温防止装置については、防熱
蓋をしてハッチコーミング部をデットスペースとして使
用していなかったり、ハッチコーミングを低くして主送
風機で充分な循環をしない状態で使用していた。従来の
技術の一例として、第3図に示すように主冷凍艙35とハ
ッチ部冷凍艙36を防熱蓋38によって仕切られ、主冷凍艙
35は主送風機39により循環し冷却および保冷を行ってい
た。また、該ハッチ部冷凍艙36は、ハッチコーミング31
上に下面を凹状32にしたハッチ蓋33を設け、該ハッチ蓋
33に冷却機コンデンシングユニット34を取り付け、空気
冷却器37を嵌設しハッチ部冷凍艙36を冷却および保冷を
行っていた。 (実開昭 59−186776号公報参照)
蓋をしてハッチコーミング部をデットスペースとして使
用していなかったり、ハッチコーミングを低くして主送
風機で充分な循環をしない状態で使用していた。従来の
技術の一例として、第3図に示すように主冷凍艙35とハ
ッチ部冷凍艙36を防熱蓋38によって仕切られ、主冷凍艙
35は主送風機39により循環し冷却および保冷を行ってい
た。また、該ハッチ部冷凍艙36は、ハッチコーミング31
上に下面を凹状32にしたハッチ蓋33を設け、該ハッチ蓋
33に冷却機コンデンシングユニット34を取り付け、空気
冷却器37を嵌設しハッチ部冷凍艙36を冷却および保冷を
行っていた。 (実開昭 59−186776号公報参照)
従来の技術で述べたように、ハッチ蓋に冷却機コンデン
シングユニットを取り付け空気冷却器を嵌設しているた
め、厚みが増し、また、防熱蓋を設けているために厚み
が増し、荷役スペースが狭くなっていた。また、ハッチ
蓋の構造も複雑で工作も難しく、重量も重かった。
シングユニットを取り付け空気冷却器を嵌設しているた
め、厚みが増し、また、防熱蓋を設けているために厚み
が増し、荷役スペースが狭くなっていた。また、ハッチ
蓋の構造も複雑で工作も難しく、重量も重かった。
上記の目的を達成するために、この考案は、船体外板、
船体隔壁および上下甲板に囲まれ、防熱部材に被われた
主冷凍艙があり、主送風機と冷媒管が前または後隔壁に
配置し、冷風を最下層の床ダクトに送風し、反対隔壁を
立ち上がり上甲板の裏面をとおり、主送風機に吸引され
る主循環経路において、ハッチ部冷凍艙は四方をハッチ
コーミングに囲まれ、上方からハッチ蓋で蓋を行い、内
面を防熱部材で被い、上甲板にグレーチングデッキを敷
き、主送風機の前後反対側のハッチコーミングに沿って
分配板を主循環経路にL状に突出させて風路を設け、該
風路内に副送風機を設け、該副送風機を駆動することに
より、主循環経路の一部を吸引し、副循環経路を有す
る。
船体隔壁および上下甲板に囲まれ、防熱部材に被われた
主冷凍艙があり、主送風機と冷媒管が前または後隔壁に
配置し、冷風を最下層の床ダクトに送風し、反対隔壁を
立ち上がり上甲板の裏面をとおり、主送風機に吸引され
る主循環経路において、ハッチ部冷凍艙は四方をハッチ
コーミングに囲まれ、上方からハッチ蓋で蓋を行い、内
面を防熱部材で被い、上甲板にグレーチングデッキを敷
き、主送風機の前後反対側のハッチコーミングに沿って
分配板を主循環経路にL状に突出させて風路を設け、該
風路内に副送風機を設け、該副送風機を駆動することに
より、主循環経路の一部を吸引し、副循環経路を有す
る。
第1図は、冷凍艙を側面から略示したものであり、主循
環経路10は大型の主送風機2により、主冷凍艙1の底部
に冷媒管3を介して冷気が送風され、グレーチング(簀
の子)の下面およびグレーチングの隙間を通り、隙間
(通過面積)の大きい所を通り、主送風機2の吸気側に
戻り、循環する。これを、ここでは主循環経路10として
いる。 副循環経路11は、主循環経路10の一部に分配板7をハッ
チコーミング5とほぼ同じ幅に突出させ、さらに、小型
の副送風機6で吸引して、送風し、主循環経路10に排出
する。これを、ここでは副循環経路11としている。 主送風機2によって主冷凍艙1内を循環している冷気の
主循環経路10に分配板7を入れ、副送風機6の吸引する
副循環経路11を形成し、ハッチ部冷凍艙9を循環し、冷
却および保冷を主冷凍艙1と同等に行う。
環経路10は大型の主送風機2により、主冷凍艙1の底部
に冷媒管3を介して冷気が送風され、グレーチング(簀
の子)の下面およびグレーチングの隙間を通り、隙間
(通過面積)の大きい所を通り、主送風機2の吸気側に
戻り、循環する。これを、ここでは主循環経路10として
いる。 副循環経路11は、主循環経路10の一部に分配板7をハッ
チコーミング5とほぼ同じ幅に突出させ、さらに、小型
の副送風機6で吸引して、送風し、主循環経路10に排出
する。これを、ここでは副循環経路11としている。 主送風機2によって主冷凍艙1内を循環している冷気の
主循環経路10に分配板7を入れ、副送風機6の吸引する
副循環経路11を形成し、ハッチ部冷凍艙9を循環し、冷
却および保冷を主冷凍艙1と同等に行う。
実施例について図面を参照して説明する。 第1図に示すように、船体外板、船体隔壁および上下甲
板に囲まれ、防熱部材に被われた主冷凍艙1があり、主
送風機2と冷媒管3で構成された冷凍機を前または後隔
壁に配置し、冷風を最下層の床ダクトに送風し、反対隔
壁を立ち上がり上甲板の裏面をとおり、主送風機2に吸
引される主循環経路10が形成される。 ハッチ部冷凍艙9は四方をハッチコーミング5に囲ま
れ、上方からハッチ蓋8で蓋を行い、内面を防熱部材で
被い、上甲板にグレーチングデッキ4を敷き、貨物スペ
ースを形成している。 主送風機2の前後反対側のハッチコーミング5に沿って
分配板7を主循環経路10にL状に突出させ風路を形成す
る。該風路内には吸引する向きに副送風機6を設け、該
副送風機6を駆動することにより、主循環経路10のの一
部を吸引し、ハッチコーミング5に沿って立ち上がり、
ハッチ蓋8の裏面をとおり、ハッチコーミング5に沿っ
て降り、主循環経路10に合流する副循環経路11を有す
る。
板に囲まれ、防熱部材に被われた主冷凍艙1があり、主
送風機2と冷媒管3で構成された冷凍機を前または後隔
壁に配置し、冷風を最下層の床ダクトに送風し、反対隔
壁を立ち上がり上甲板の裏面をとおり、主送風機2に吸
引される主循環経路10が形成される。 ハッチ部冷凍艙9は四方をハッチコーミング5に囲ま
れ、上方からハッチ蓋8で蓋を行い、内面を防熱部材で
被い、上甲板にグレーチングデッキ4を敷き、貨物スペ
ースを形成している。 主送風機2の前後反対側のハッチコーミング5に沿って
分配板7を主循環経路10にL状に突出させ風路を形成す
る。該風路内には吸引する向きに副送風機6を設け、該
副送風機6を駆動することにより、主循環経路10のの一
部を吸引し、ハッチコーミング5に沿って立ち上がり、
ハッチ蓋8の裏面をとおり、ハッチコーミング5に沿っ
て降り、主循環経路10に合流する副循環経路11を有す
る。
この考案は、上述のとおり構成されているので次に記載
する効果を奏する。 副送風機を設けることにより、冷気の副循環経路を形成
することができ、主冷凍艙と同等の冷却および保冷がで
きる。また、同じ外形寸法において冷凍貨物スペース等
が広く確保できる。
する効果を奏する。 副送風機を設けることにより、冷気の副循環経路を形成
することができ、主冷凍艙と同等の冷却および保冷がで
きる。また、同じ外形寸法において冷凍貨物スペース等
が広く確保できる。
第1図は、この考案の冷凍艙を略示したものである。第
2図は、従来の冷凍艙を略示したものである。 主な記号 1……主冷凍艙 2……主送風機 4……グレーチングデッキ 6……副送風機 7……分配板 9……ハッチ部冷凍艙 10……主循環経路 11……副循環経路
2図は、従来の冷凍艙を略示したものである。 主な記号 1……主冷凍艙 2……主送風機 4……グレーチングデッキ 6……副送風機 7……分配板 9……ハッチ部冷凍艙 10……主循環経路 11……副循環経路
Claims (1)
- 【請求項1】船体外板、船体隔壁および上下甲板に囲ま
れ、防熱部材に被われた主冷凍艙1があり、主送風機2
と冷媒管3が前または後隔壁に配置し、冷風を最下層の
床ダクトに送風し、反対隔壁を立ち上がり上甲板の裏面
をとおり、主送風機2に吸引される主循環経路10におい
て、ハッチ部冷凍艙9は四方をハッチコーミング5に囲
まれ、上方からハッチ蓋8で蓋を行い、内面を防熱部材
で被い、上甲板にグレーチングデッキ4を敷き、主送風
機2の前後反対側のハッチコーミング5に沿って分配板
7を主循環経路10にL状に突出させて風路を設け、該風
路内に副送風機6を設け、該副送風機6を駆動すること
により、主循環経路10の一部を吸引し、副循環経路11を
有することを特徴とする冷凍艙用ハッチ部昇温防止装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8420088U JPH0739747Y2 (ja) | 1988-06-25 | 1988-06-25 | 冷凍艙用ハッチ部昇温防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8420088U JPH0739747Y2 (ja) | 1988-06-25 | 1988-06-25 | 冷凍艙用ハッチ部昇温防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH027095U JPH027095U (ja) | 1990-01-17 |
JPH0739747Y2 true JPH0739747Y2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=31308896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8420088U Expired - Lifetime JPH0739747Y2 (ja) | 1988-06-25 | 1988-06-25 | 冷凍艙用ハッチ部昇温防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0739747Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210073936A (ko) * | 2019-12-11 | 2021-06-21 | 삼성중공업 주식회사 | 저온 연료의 열을 이용한 선박 에너지 효율 관리 시스템 |
-
1988
- 1988-06-25 JP JP8420088U patent/JPH0739747Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210073936A (ko) * | 2019-12-11 | 2021-06-21 | 삼성중공업 주식회사 | 저온 연료의 열을 이용한 선박 에너지 효율 관리 시스템 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH027095U (ja) | 1990-01-17 |
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