JPH0745435Y2 - 冷凍船のクーラルーム - Google Patents
冷凍船のクーラルームInfo
- Publication number
- JPH0745435Y2 JPH0745435Y2 JP14009489U JP14009489U JPH0745435Y2 JP H0745435 Y2 JPH0745435 Y2 JP H0745435Y2 JP 14009489 U JP14009489 U JP 14009489U JP 14009489 U JP14009489 U JP 14009489U JP H0745435 Y2 JPH0745435 Y2 JP H0745435Y2
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- Japan
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- cooler room
- partition wall
- port side
- cargo hold
- cargo
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、グレーチング甲板を挟んで上下に重畳する
冷凍船の貨物艙の冷凍区画おいて、上部貨物艙の舷側部
が上部クーラルームに突出し、下部貨物艙より船体長さ
方向に長い上部貨物艙の形状に関するものである。
冷凍船の貨物艙の冷凍区画おいて、上部貨物艙の舷側部
が上部クーラルームに突出し、下部貨物艙より船体長さ
方向に長い上部貨物艙の形状に関するものである。
[従来技術] 従来、この種のクーラルームを有する上部貨物艙および
下部貨物艙は、第3図および第4図に示すように、冷凍
区画は、グレーチング甲板1で上下にに区切られ、上部
には、上部貨物艙9と上部クーラルーム5が船体縦方向
に前後して設けられ、下部には、下部貨物艙9と下部ク
ーラルーム2が船体縦方向に前後して設けられている。
下部貨物艙は、第3図および第4図に示すように、冷凍
区画は、グレーチング甲板1で上下にに区切られ、上部
には、上部貨物艙9と上部クーラルーム5が船体縦方向
に前後して設けられ、下部には、下部貨物艙9と下部ク
ーラルーム2が船体縦方向に前後して設けられている。
上部クーラルーム5および下部クーラルーム2は、内部
の機器配置と貨物艙の容積を大きく確保することから決
まり、舷側部7は上部クーラルーム5の機器配置には必
要なく、上部貨物艙9のスペースとなり、仕切壁6は、
凸状となっていた。また、下部クーラルーム2は機器の
配置上、該仕切壁6の凸状の突出部に揃えて舷側から舷
側の仕切壁4で仕切られていた。
の機器配置と貨物艙の容積を大きく確保することから決
まり、舷側部7は上部クーラルーム5の機器配置には必
要なく、上部貨物艙9のスペースとなり、仕切壁6は、
凸状となっていた。また、下部クーラルーム2は機器の
配置上、該仕切壁6の凸状の突出部に揃えて舷側から舷
側の仕切壁4で仕切られていた。
上部貨物艙9の舷側部7は、下部クーラルーム2の直上
にあり、グレーチング甲板1といっても甲板には風路が
なく、グレーチング(簀の子)の隙間から冷風が流通し
ていた程度であった。
にあり、グレーチング甲板1といっても甲板には風路が
なく、グレーチング(簀の子)の隙間から冷風が流通し
ていた程度であった。
[考案が解決しようとする課題] 従来の技術で述べたように、上部貨物艙9の舷側部7は
グレーチング甲板1であっても、積載されている被冷却
貨物に、グレーチング甲板下からの冷風があたらないた
め、冷却速度が遅れ、貨物艙内の温度が不均一になり、
貨物の損傷を受けるという問題点を有していた。
グレーチング甲板1であっても、積載されている被冷却
貨物に、グレーチング甲板下からの冷風があたらないた
め、冷却速度が遅れ、貨物艙内の温度が不均一になり、
貨物の損傷を受けるという問題点を有していた。
この考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、上
部貨物艙の舷側部の被冷却貨物においても下部貨物艙か
らの冷風を吹き上げ、下部クーラルーム直上以外に積載
された他の被冷却貨物と同じ速度で冷却できるクーラル
ームを提供しようとするものである。
みてなされたものであり、その目的とするところは、上
部貨物艙の舷側部の被冷却貨物においても下部貨物艙か
らの冷風を吹き上げ、下部クーラルーム直上以外に積載
された他の被冷却貨物と同じ速度で冷却できるクーラル
ームを提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この考案は、グレーチング
甲板で上下に区切られ、上部には、上部貨物艙と上部ク
ーラルームが船体縦方向に前後して設けられ、下部に
は、下部貨物艙と下部クーラルームが船体縦方向に前後
して設けられ、上部の仕切壁は、その中央部が上部貨物
艙に向けて凸状となっており、下部クーラルームは、該
仕切壁の凸状の突出部に揃えて舷側から舷側の仕切壁で
仕切られ、上部貨物艙の舷側部は、下部クーラルームの
直上にあり、グレーチング甲板を仕切壁の舷側部の凹入
しているところまで延長し、上部貨物艙の舷側部におけ
る該仕切壁の上部いわゆるグレーチング甲板下の下部ク
ーラルームの天井面を奥に行くほどグレーチング甲板1
下面との間隔が狭くなるように上方に傾斜させ、下部貨
物艙からの風路を形成する。
甲板で上下に区切られ、上部には、上部貨物艙と上部ク
ーラルームが船体縦方向に前後して設けられ、下部に
は、下部貨物艙と下部クーラルームが船体縦方向に前後
して設けられ、上部の仕切壁は、その中央部が上部貨物
艙に向けて凸状となっており、下部クーラルームは、該
仕切壁の凸状の突出部に揃えて舷側から舷側の仕切壁で
仕切られ、上部貨物艙の舷側部は、下部クーラルームの
直上にあり、グレーチング甲板を仕切壁の舷側部の凹入
しているところまで延長し、上部貨物艙の舷側部におけ
る該仕切壁の上部いわゆるグレーチング甲板下の下部ク
ーラルームの天井面を奥に行くほどグレーチング甲板1
下面との間隔が狭くなるように上方に傾斜させ、下部貨
物艙からの風路を形成する。
[作用] 冷風はクーラルーム上面の傾斜面に沿って流通し、グレ
ーチング甲板上に突き上げられる。そしてグレーチング
甲板上のクーラルーム両舷側部の被冷却貨物を冷却す
る。
ーチング甲板上に突き上げられる。そしてグレーチング
甲板上のクーラルーム両舷側部の被冷却貨物を冷却す
る。
[実施例] 実施例について、図面を用いて説明すると、第1図およ
び第2図に示すように、外板10、前後の隔壁および上甲
板、防熱甲板3に囲まれ、防熱部材11に被われた冷凍区
画において、該冷凍区画は、グレーチング甲板1で上下
に区切られ、上部には、上部貨物艙9と上部クーラルー
ム5が船体縦方向に前後して設けられ、下部には、下部
貨物艙9と下部クーラルーム2が船体縦方向に前後して
設けられている。
び第2図に示すように、外板10、前後の隔壁および上甲
板、防熱甲板3に囲まれ、防熱部材11に被われた冷凍区
画において、該冷凍区画は、グレーチング甲板1で上下
に区切られ、上部には、上部貨物艙9と上部クーラルー
ム5が船体縦方向に前後して設けられ、下部には、下部
貨物艙9と下部クーラルーム2が船体縦方向に前後して
設けられている。
上部クーラルーム5および下部クーラルーム2は、内部
の機器配置と貨物艙の容積を大きく確保することから決
まり、舷側部7は上部クーラルーム5の機器配置には必
要なく、上部貨物艙9のスペースとなり、上部の仕切壁
6は、その中央部が上部貨物艙に9に向けて凸状となっ
ている。また、下部クーラルーム2は機器の配置上、該
仕切壁6の凸状の突出部に揃えて舷側から舷側の仕切壁
4で仕切られている。
の機器配置と貨物艙の容積を大きく確保することから決
まり、舷側部7は上部クーラルーム5の機器配置には必
要なく、上部貨物艙9のスペースとなり、上部の仕切壁
6は、その中央部が上部貨物艙に9に向けて凸状となっ
ている。また、下部クーラルーム2は機器の配置上、該
仕切壁6の凸状の突出部に揃えて舷側から舷側の仕切壁
4で仕切られている。
上部貨物艙9の舷側部7は、下部クーラルーム2の直上
にあり、グレーチング甲板1を仕切壁6の舷側部7の凹
入しているところまで延長し、上部貨物艙9の舷側部7
における該仕切壁4の上部いわゆるグレーチング甲板1
下の下部クーラルーム2の天井面を奥に行くほどグレー
チング甲板1下面との間隔が狭くなるように上方に傾斜
させ、下部貨物艙9からの風路を形成し、冷風が該傾斜
した下部クーラルームの上面を流通してグレーチング甲
板上に吹き上げるものである。舷側部7に積まれた被冷
却貨物8は下方からの冷気にあたり、他の被冷却貨物と
同様に冷却される。
にあり、グレーチング甲板1を仕切壁6の舷側部7の凹
入しているところまで延長し、上部貨物艙9の舷側部7
における該仕切壁4の上部いわゆるグレーチング甲板1
下の下部クーラルーム2の天井面を奥に行くほどグレー
チング甲板1下面との間隔が狭くなるように上方に傾斜
させ、下部貨物艙9からの風路を形成し、冷風が該傾斜
した下部クーラルームの上面を流通してグレーチング甲
板上に吹き上げるものである。舷側部7に積まれた被冷
却貨物8は下方からの冷気にあたり、他の被冷却貨物と
同様に冷却される。
[考案の効果] この考案は、上述のとおり構成されているので、次に記
載する効果を奏する。
載する効果を奏する。
グレーチング甲板下の下部クーラルームの仕切壁の上面
が奥に行くほどグレーチング甲板下面との間隔が狭くな
るように上方に傾斜していて、下部貨物艙の冷風が流通
し、下部クーラルーム直上のグレーチング甲板上に積載
された被冷却貨物を、クーラルーム直上でない所に積載
された被冷却貨物と同じ冷却速度でもって冷却し得る。
が奥に行くほどグレーチング甲板下面との間隔が狭くな
るように上方に傾斜していて、下部貨物艙の冷風が流通
し、下部クーラルーム直上のグレーチング甲板上に積載
された被冷却貨物を、クーラルーム直上でない所に積載
された被冷却貨物と同じ冷却速度でもって冷却し得る。
第1図は、この考案の実施例に係るクーラルーム形状の
要部略示断面図で、第2図はこの考案の実施例に係るク
ーラルーム形状の要部略示平面図である。第3図は従来
のクーラルームの略示断面図であり、第4図は従来のク
ーラルームの略示平面図である。 主な記号 1……グレーチング甲板 2……下部クーラルーム 3……防熱甲板 4……仕切壁 5……上部クーラルーム 6……仕切壁 7……舷側部 8……被冷却貨物 9……貨物艙 10……外板 11……防熱部材
要部略示断面図で、第2図はこの考案の実施例に係るク
ーラルーム形状の要部略示平面図である。第3図は従来
のクーラルームの略示断面図であり、第4図は従来のク
ーラルームの略示平面図である。 主な記号 1……グレーチング甲板 2……下部クーラルーム 3……防熱甲板 4……仕切壁 5……上部クーラルーム 6……仕切壁 7……舷側部 8……被冷却貨物 9……貨物艙 10……外板 11……防熱部材
Claims (1)
- 【請求項1】グレーチング甲板1で上下に区切られ、上
部には、上部貨物艙9と上部クーラルーム5が船体縦方
向に前後して設けられ、下部には、下部貨物艙9と下部
クーラルーム2が船体縦方向に前後して設けられ、上部
の仕切壁6は、その中央部が上部貨物艙9に向けて凸状
となっており、下部クーラルーム2は、該仕切壁6の凸
状の突出部に揃えて舷側から舷側の仕切壁4で仕切ら
れ、上部貨物艙9の舷側部7は、下部クーラルーム2の
直上にあり、グレーチング甲板1を仕切壁6の舷側部7
の凹入しているところまで延長し、上部貨物艙9の舷側
部7における該仕切壁4の上部いわゆるグレーチング甲
板1下の下部クーラルーム2の天井面を奥に行くほどグ
レーチング甲板1下面との間隔が狭くなるように上方に
傾斜させ、下部貨物艙9からの風路を形成することを特
徴とする冷凍船のクーラルーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14009489U JPH0745435Y2 (ja) | 1989-12-01 | 1989-12-01 | 冷凍船のクーラルーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14009489U JPH0745435Y2 (ja) | 1989-12-01 | 1989-12-01 | 冷凍船のクーラルーム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0377799U JPH0377799U (ja) | 1991-08-06 |
JPH0745435Y2 true JPH0745435Y2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=31687092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14009489U Expired - Fee Related JPH0745435Y2 (ja) | 1989-12-01 | 1989-12-01 | 冷凍船のクーラルーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0745435Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009001289A (ja) * | 2007-06-19 | 2009-01-08 | Kobe Bio Robotix Kk | 蓋を有する容器および蓋着脱システム |
JP7032235B2 (ja) | 2018-05-22 | 2022-03-08 | 株式会社日立ハイテク | 自動分析装置 |
-
1989
- 1989-12-01 JP JP14009489U patent/JPH0745435Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0377799U (ja) | 1991-08-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |