JP2504425Y2 - 冷凍船のク―ラル―ム - Google Patents
冷凍船のク―ラル―ムInfo
- Publication number
- JP2504425Y2 JP2504425Y2 JP1992067101U JP6710192U JP2504425Y2 JP 2504425 Y2 JP2504425 Y2 JP 2504425Y2 JP 1992067101 U JP1992067101 U JP 1992067101U JP 6710192 U JP6710192 U JP 6710192U JP 2504425 Y2 JP2504425 Y2 JP 2504425Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partition wall
- cargo
- cooler room
- hold
- barge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、冷凍船のクーラルー
ムのクーラの配置と貨物スペースに関するものである。
ムのクーラの配置と貨物スペースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の考案は、図2に示すよう
に、冷凍艙34は、1区画ごとに前後の横置隔壁30、
外板(図番なし)と上下のデッキ31、32で囲まれ、
防熱材33で被われていた。
に、冷凍艙34は、1区画ごとに前後の横置隔壁30、
外板(図番なし)と上下のデッキ31、32で囲まれ、
防熱材33で被われていた。
【0003】また、冷凍艙34は、グレーチング甲板3
9により、上下の貨物スペースに区切られ、各々の甲板
上に貨物40が積載されていた。
9により、上下の貨物スペースに区切られ、各々の甲板
上に貨物40が積載されていた。
【0004】クーラルーム37は、貨物艙34の前方ま
たは後方に仕切壁35と仕切壁36によって区画されて
おり、冷凍機38の配置とメンテナンススペースが最小
限となるように、上段を風路とし、下段に冷凍機38を
設け、冷気の循環を行っていた。
たは後方に仕切壁35と仕切壁36によって区画されて
おり、冷凍機38の配置とメンテナンススペースが最小
限となるように、上段を風路とし、下段に冷凍機38を
設け、冷気の循環を行っていた。
【0005】冷気は、冷凍艙34から仕切壁35の上部
のリターン口41を通り、クーラルーム37に戻り、下
段に配設されている冷凍機38に吸引され、冷やされ、
下方に吹き出し、冷凍艙34の下段の根太構造のグレー
チング甲板42の風路に流れ込み、順次にグレーチング
甲板42の小孔から冷気を吹き出しながら、下段の貨物
40を冷却し、さらに、グレーチング甲板39の小孔を
流通し上段の貨物40を冷却していた。
のリターン口41を通り、クーラルーム37に戻り、下
段に配設されている冷凍機38に吸引され、冷やされ、
下方に吹き出し、冷凍艙34の下段の根太構造のグレー
チング甲板42の風路に流れ込み、順次にグレーチング
甲板42の小孔から冷気を吹き出しながら、下段の貨物
40を冷却し、さらに、グレーチング甲板39の小孔を
流通し上段の貨物40を冷却していた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術で述べたよ
うに、貨物艙34は、貨物容積を最大に取り、クーラル
ームを最小に取り、荷役効率を上げようとするために、
冷凍艙34に貨物スペース40Xができ、下方からの冷
気が流通せず、一定の冷却温度にするのに時間を要し、
貨物40の冷却温度の均一化に支障をきたし、斑があっ
たという問題点を有していた。
うに、貨物艙34は、貨物容積を最大に取り、クーラル
ームを最小に取り、荷役効率を上げようとするために、
冷凍艙34に貨物スペース40Xができ、下方からの冷
気が流通せず、一定の冷却温度にするのに時間を要し、
貨物40の冷却温度の均一化に支障をきたし、斑があっ
たという問題点を有していた。
【0007】この考案は、従来の技術の有するこのよう
な問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、クーラルームの冷凍機の配置を上段に配置す
ることにより、冷風の風量を均一に流し、冷凍貨物の冷
凍温度を均一化し、冷凍貨物の鮮度のよいものを提供し
ようとするものである。
な問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、クーラルームの冷凍機の配置を上段に配置す
ることにより、冷風の風量を均一に流し、冷凍貨物の冷
凍温度を均一化し、冷凍貨物の鮮度のよいものを提供し
ようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この考案は、冷凍艙は、1区画ごとに前後の横置隔
壁、外板と上下のデッキで囲い、防熱材で被っており、
また、貨物艙は、グレーチング甲板により上下に貨物艙
を区切り、各々の甲板上に貨物を積載する冷凍艙におい
て、クーラルームも冷凍艙と同様に上下に区切られ、上
段のクーラルームには、貨物艙の前方または後方に仕切
壁を設け、下段のクーラルームには、貨物艙の前方また
は後方に仕切壁を設け、上段の仕切壁に沿って冷凍機が
配置され、下段の仕切壁に対して上段の仕切壁は凸設し
て配設され、該冷凍機から吹き出された冷気はドレンパ
ンを介して風路を形成し、下段のクーラルームを冷気が
流通する断面積の風路を形成し、下段の仕切壁によって
仕切られた下段のクーラルームの横置隔壁からの長さは
上段の仕切壁によって仕切られた上段のクーラルームの
横置隔壁からの長さより短いことを特徴とするものであ
る。
に、この考案は、冷凍艙は、1区画ごとに前後の横置隔
壁、外板と上下のデッキで囲い、防熱材で被っており、
また、貨物艙は、グレーチング甲板により上下に貨物艙
を区切り、各々の甲板上に貨物を積載する冷凍艙におい
て、クーラルームも冷凍艙と同様に上下に区切られ、上
段のクーラルームには、貨物艙の前方または後方に仕切
壁を設け、下段のクーラルームには、貨物艙の前方また
は後方に仕切壁を設け、上段の仕切壁に沿って冷凍機が
配置され、下段の仕切壁に対して上段の仕切壁は凸設し
て配設され、該冷凍機から吹き出された冷気はドレンパ
ンを介して風路を形成し、下段のクーラルームを冷気が
流通する断面積の風路を形成し、下段の仕切壁によって
仕切られた下段のクーラルームの横置隔壁からの長さは
上段の仕切壁によって仕切られた上段のクーラルームの
横置隔壁からの長さより短いことを特徴とするものであ
る。
【0009】
【作用】この考案は、冷気を下方から上方に循環させ貨
物を冷却するシステムとなっており、冷気が貨物の周囲
を均一に流通することにより、貨物全体が均一な温度と
なる。
物を冷却するシステムとなっており、冷気が貨物の周囲
を均一に流通することにより、貨物全体が均一な温度と
なる。
【0010】
【実施例】実施例について、図面を用いて説明すると、
図1に示すように、冷凍艙1は、1区画ごとに前後の横
置隔壁2、外板(図番なし)と上下のデッキ3、4で囲
い、防熱材5で被っている。
図1に示すように、冷凍艙1は、1区画ごとに前後の横
置隔壁2、外板(図番なし)と上下のデッキ3、4で囲
い、防熱材5で被っている。
【0011】また、貨物艙1は、グレーチング甲板6に
より、上下に貨物艙1を区切り、各々の甲板上に貨物7
を積載するようになっている。
より、上下に貨物艙1を区切り、各々の甲板上に貨物7
を積載するようになっている。
【0012】クーラルーム8は、貨物艙1の前方または
後方に仕切壁9と仕切壁10によって区画され、冷凍機
11が配置されている。
後方に仕切壁9と仕切壁10によって区画され、冷凍機
11が配置されている。
【0013】クーラルーム8も冷凍艙1と同様に上下に
区切られ、上段のクーラルーム8には、貨物艙1の前方
または後方に仕切壁9を設け、下段のクーラルーム8に
は、貨物艙1の前方または後方に仕切壁10を設け、上
段の仕切壁9に沿って冷凍機11が配置され、下段の仕
切壁10に対して上段の仕切壁9は凸設して配設されて
いる。
区切られ、上段のクーラルーム8には、貨物艙1の前方
または後方に仕切壁9を設け、下段のクーラルーム8に
は、貨物艙1の前方または後方に仕切壁10を設け、上
段の仕切壁9に沿って冷凍機11が配置され、下段の仕
切壁10に対して上段の仕切壁9は凸設して配設されて
いる。
【0014】該冷凍機11から吹き出された冷気はドレ
ンパン13を介して風路を形成し、下段のクーラルーム
8冷気が流通する断面積の風路を形成しいる。
ンパン13を介して風路を形成し、下段のクーラルーム
8冷気が流通する断面積の風路を形成しいる。
【0015】空気の流れは、上部の冷凍艙1のリターン
空気をリターン口12から吸引し、クーラルーム8の上
段に入り、冷凍機11の吸引口から吸引され、冷媒によ
り冷やされ、吐出口から吹き出され、ドレンパン13で
均一化された冷気は、下段のクーラルーム8を通り、貨
物艙1の下段の根太構造の風路14に流入し、下段のグ
レーチング甲板15を貫通し、冷凍艙1の下段の貨物7
の間隙を流通し、グレーチング甲板6を貫通し、上段の
貨物7の間隙をとおり、リターン口12戻り、循環する
ようになっている。
空気をリターン口12から吸引し、クーラルーム8の上
段に入り、冷凍機11の吸引口から吸引され、冷媒によ
り冷やされ、吐出口から吹き出され、ドレンパン13で
均一化された冷気は、下段のクーラルーム8を通り、貨
物艙1の下段の根太構造の風路14に流入し、下段のグ
レーチング甲板15を貫通し、冷凍艙1の下段の貨物7
の間隙を流通し、グレーチング甲板6を貫通し、上段の
貨物7の間隙をとおり、リターン口12戻り、循環する
ようになっている。
【0016】
【考案の効果】この考案は、上述のとおり構成されてい
るので、次に記載する効果を奏する。この考案は、冷凍
機をクーラルームの上段に配置することにより、全ての
貨物を底面から冷気を流通させることができ、全ての貨
物に対し、冷風の風量を均一に流し、冷凍貨物の冷凍温
度を均一化し、冷凍貨物の鮮度を保持できるという効果
を有するものである。
るので、次に記載する効果を奏する。この考案は、冷凍
機をクーラルームの上段に配置することにより、全ての
貨物を底面から冷気を流通させることができ、全ての貨
物に対し、冷風の風量を均一に流し、冷凍貨物の冷凍温
度を均一化し、冷凍貨物の鮮度を保持できるという効果
を有するものである。
【図1】この考案の冷凍船のクーラルームの側断面を略
示したものである。
示したものである。
【図2】従来の冷凍船のクーラルームの側断面を略示し
たものである。
たものである。
1 冷凍艙 2 横置隔壁 3 デッキ 4 デッキ 5 防熱材 6 グレーチング甲板 7 貨物 8 クーラルーム 9 仕切壁 10 仕切壁 11 冷凍機 12 リターン口 13 ドレンパン 14 風路 15 グレーチング甲板
Claims (1)
- 【請求項1】 冷凍艙は、1区画ごとに前後の横置隔
壁、外板と上下のデッキで囲い、防熱材で被っており、
また、貨物艙は、グレーチング甲板により上下に貨物艙
を区切り、各々の甲板上に貨物を積載する冷凍艙におい
て、クーラルームも冷凍艙と同様に上下に区切られ、上
段のクーラルームには、貨物艙の前方または後方に仕切
壁を設け、下段のクーラルームには、貨物艙の前方また
は後方に仕切壁を設け、上段の仕切壁に沿って冷凍機が
配置され、下段の仕切壁に対して上段の仕切壁は凸設し
て配設され、該冷凍機から吹き出された冷気はドレンパ
ンを介して風路を形成し、下段のクーラルームを冷気が
流通する断面積の風路を形成し、下段の仕切壁によって
仕切られた下段のクーラルームの横置隔壁からの長さは
上段の仕切壁によって仕切られた上段のクーラルームの
横置隔壁からの長さより短いことを特徴とする冷凍船の
クーラルーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992067101U JP2504425Y2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 冷凍船のク―ラル―ム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992067101U JP2504425Y2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 冷凍船のク―ラル―ム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0623900U JPH0623900U (ja) | 1994-03-29 |
JP2504425Y2 true JP2504425Y2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=13335165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992067101U Expired - Lifetime JP2504425Y2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 冷凍船のク―ラル―ム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2504425Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5262763A (en) * | 1975-11-19 | 1977-05-24 | Nisshin Kogyo Kk | Method and apparatus for transporting container under temperature adjusting condision |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP1992067101U patent/JP2504425Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0623900U (ja) | 1994-03-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |