JPH0739750Y2 - 冷凍船の冷風循環ダクト - Google Patents

冷凍船の冷風循環ダクト

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JPH0739750Y2
JPH0739750Y2 JP10089189U JP10089189U JPH0739750Y2 JP H0739750 Y2 JPH0739750 Y2 JP H0739750Y2 JP 10089189 U JP10089189 U JP 10089189U JP 10089189 U JP10089189 U JP 10089189U JP H0739750 Y2 JPH0739750 Y2 JP H0739750Y2
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JP
Japan
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duct
air
cargo
cold air
partition
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JP10089189U
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JPH0342797U (ja
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一志 藤原
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Shin Kurushima Dockyard Co Ltd
Original Assignee
Shin Kurushima Dockyard Co Ltd
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、冷凍船の船首部および船尾部において、船
首隔壁および船尾隔壁の上部の舷側部の冷風の循環に関
するものである。
[従来技術] 従来、この種の循環ダクトとしては、第3図および第4
図に示すように、隔壁に垂直に設けた角型木製スパーリ
ングにより被冷却貨物と隔壁防熱板間に間隙を形成し
て、該間隙に冷風を循環させるものが知られている。
[考案が解決しようとする課題] 従来の技術で述べたスパーリングによるものでは、船首
尾における貨物艙において、貨物艙下部の幅が狭く、該
貨物艙上部において幅が広く、断面は丁度逆三角形の形
状をなしているため、充分な冷風が上部隔壁区画および
上部舷側区画に循環せず、該貨物艙内に温度のバラツキ
が生じ、貨物の損傷をきたすという問題点を有してい
た。
この考案は従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、船首
尾貨物艙内の上部の舷側部区画にも充分な冷風が循環す
る循環ダクトを提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この考案は、貨物冷却艙の
最下段には床ダクトが設けられ、船首尾の隔壁には隔壁
防熱板が貨物艙の下端から上端まで貼設され、該隔壁防
熱板には風路根太を上方広がりに配置し、風孔板を貼設
して隔壁ダクトを設け、グレーチング甲板より上方の風
孔板には適当数の風孔が設け、グレーチング甲板より下
方では風孔板にスパーリングを垂直方向に設け、該床ダ
クトの風路は、該隔壁ダクトの風路とスパーリングの間
隙から形成される風路とに分岐する。
[作用] 床ダクトからの冷風をスパーリング間を上昇するものと
隔壁ダクトを上昇するものとに分岐し、グレーチング甲
板から上方は隔壁ダクトをとおる冷風は分散させ、上部
舷側区画にまで行き渡るように隔壁ダクトを配置し、風
孔板の風孔から冷風が吹き出されるようになっている。
グレーチング甲板より下方は、スパーリングと被冷却貨
物の間隙をとおる冷風により冷却される。
[実施例] 実施例について、図面を用いて説明すると、第1図およ
び第2図に示すように、船首尾の貨物艙は、区画毎に防
熱材13に被われて貨物冷却艙を形成している。該貨物冷
却艙はグレーチング甲板4により上下に仕切られ、冷却
貨物の積載スペースを確保している。貨物冷却艙の最下
段は冷凍機から送られる床ダクト2が設けられている。
船首尾の隔壁には、該防熱材13を介して隔壁防熱板1が
貨物艙の下端から上端まで貼設されている。該隔壁防熱
板1には、風路根太15を上方広がりに配置し、風孔板8
を貼設し、上部舷側区画11まで冷風が拡散するように隔
壁ダクト3を設ける。床ダクト2は隔壁ダクト3とスパ
ーリング5の間隙に分岐して風路を形成している。グレ
ーチング甲板4より上方の風孔板8には適当数の風孔9
が設けられている。グレーチング甲板4より下方では風
孔板8にスパーリング5を垂直方向に設ける。積載時に
はスパーリング5と被冷却貨物の間隙にダクトが形成さ
れ冷気が循環するようになっている。
[考案の効果] この考案は、上述のとおり構成されているので、次に記
載する効果を奏する。
貨物艙内のグレーチング甲板の上部隔壁区画および上部
舷側区画、特に船首尾の貨物艙においては、冷風の循環
が充分ではなく、かつ、外気からの侵入熱が発生しやす
い箇所でもあるので、これらの区画に冷風を循環させる
ことは、貨物艙内の温度分布を均一にさせて、該貨物艙
内の温度のバラツキによる貨物の損傷を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例に係る上部隔壁区画および
上部舷側区画に冷風を循環させるダクトの要部正面略示
図で、第2図はその要部側面略示図である。第3図は従
来のスパーリングに係る要部正面略示図で,第4図はそ
の要部側面略示図である。 主な記号 1……隔壁防熱板、2……床ダクト、3……隔壁ダク
ト、4……グレーチング甲板、5……スパーリング、6
……被冷却貨物、8……風孔板、9……風孔、10……上
部隔壁区画、11……上部舷側区画、12……外板、13……
防熱材、15……風路根太

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】貨物冷却艙の最下段には床ダクト2が設け
    られ、船首尾の隔壁には隔壁防熱板1が貨物艙の下端か
    ら上端まで貼設され、該隔壁防熱板1には風路根太15を
    上方広がりに配置し、風孔板8を貼設して隔壁ダクト3
    を設け、グレーチング甲板4より上方の風孔板8には適
    当数の風孔9が設け、グレーチング甲板4より下方では
    風孔板8にスパーリング5を垂直方向に設け、該床ダク
    ト2の風路は、該隔壁ダクト3の風路とスパーリング5
    の間隙から形成される風路とに分岐していることを特徴
    とする冷凍船の冷風循環ダクト。
JP10089189U 1989-08-28 1989-08-28 冷凍船の冷風循環ダクト Expired - Lifetime JPH0739750Y2 (ja)

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JPH0342797U JPH0342797U (ja) 1991-04-23
JPH0739750Y2 true JPH0739750Y2 (ja) 1995-09-13

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