JPS6349666Y2 - - Google Patents

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JPS6349666Y2
JPS6349666Y2 JP1983061112U JP6111283U JPS6349666Y2 JP S6349666 Y2 JPS6349666 Y2 JP S6349666Y2 JP 1983061112 U JP1983061112 U JP 1983061112U JP 6111283 U JP6111283 U JP 6111283U JP S6349666 Y2 JPS6349666 Y2 JP S6349666Y2
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JP
Japan
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partition plate
suction port
container box
cooling
cargo
Prior art date
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JP1983061112U
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English (en)
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JPS59167379U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はコンテナ用冷凍装置、詳しくは蒸発
器を内装した冷却室と、圧縮機及び凝縮器を内装
した機械室とを備え、前記冷却室のコンテナ箱側
内面に、前記冷却室を前記コンテナ箱の内部と区
画する仕切板を設け、この仕切板の上部に吸込口
を形成したコンテナ用冷凍装置に関する。
一般にこの種コンテナ用冷凍装置は、例えば実
開和57−130184号公報に示されるごとく上部に蒸
発器を備えた冷却室を設け、かつ該冷却室の下部
に圧縮機及び凝縮器を備えた機械室を設けると共
に、前記冷却室の内側面に該冷却室をコンテナ箱
と区画する仕切板を設け、この仕切板の上部とコ
ンテナ箱の天井壁との間に吸込口を形成する一
方、前記機械室の側部に前記冷却室に連通する冷
却風通路を形成し、該通路の下部に前記コンテナ
箱への冷却風の吹出口を形成している。
斯くして前記圧縮機の駆動により前記冷却室内
の蒸発器で冷却された冷却風を、前記機械室側部
の通路を経て前記吹出口からコンテナ箱の内方底
部に吹出し、この冷却風を前記コンテナ箱の内部
を通過させて、前記仕切板上部の吸込口から前記
冷却室へと送り、該冷却室内の蒸発器で冷却する
ごとくなし、斯くのごとき冷却風の循環経路で前
記コンテナ箱の内部を冷却するのである。
ところで前記のごとき冷凍装置にあつては、前
記仕切板をコンテナ箱の天井壁近くにまで延設さ
せて、このコンテナ箱内にできるだけ多くの荷物
を積込めるようにしている。
しかしながら前記コンテナ箱内には、常時荷物
を天井壁の近くにまで積込むとは限らず、むしろ
前記天井壁との間に余裕をもたせて、前記仕切板
の上端より下方位置にまで荷物を積込むことが多
いのであり、この場合前記荷物の上部に突出され
る仕切板が、コンテナ箱の内部から前記冷却室へ
と環流される冷却風の円滑な流れを阻害するので
ある。即ち冷却風は、前記コンテナ箱内に積込ん
だ荷物の上部を経て、コンテナ箱の天井壁と仕切
板の上端との間に形成する吸込口から冷却室内へ
と環流されるのであるが、前記荷物が仕切板の上
端より下方位置にまで積込まれ、該仕切板の上端
一部が荷物の上方に突出されているときには、こ
の仕切板の上端一部が荷物の上部を通つて前記冷
却室に至る冷却風の抵抗となり、即ち収縮流によ
る抵抗増加を招いてコンテナ箱の内部から冷却室
に至る冷却風の円滑な流れを阻害し、フアンモー
タ入力の増大及び循環空気の冷却効果、ひいては
コンテナ箱内に積込んだ荷物に対する冷却効果の
低下という問題を生じていたのである。
本考案は以上のごとき問題に鑑みて考案したも
ので、その目的は、コンテナ箱内に荷物を充分積
込むことができながら、天井壁との間に余裕をも
たせて、仕切板の上端より下方位置にまで積込ん
だ場合にあつても、荷物の上部から突出する仕切
板の上端一部がコンテナ箱内から冷却室へと環流
される冷却風の流通抵抗を増加させることなく、
コンテナ箱内から冷却室に冷却風を円滑に環流さ
せることができて冷却効果を高め得るコンテナ用
冷凍装置を提供せんとするものである。
しかして本考案の構成は、前記仕切板における
吸込口の下方で、蒸発器の吸込側に、複数のスリ
ツト状の孔或いは多数の小孔から成る補助吸込口
を設けたのであり、コンテナ箱内に荷物を天井壁
近くまで、つまり仕切板の上端に達するごとく積
込んだときには、前記仕切壁の上端と天井壁との
間に形成する吸込口からコンテナ箱内の冷却風を
冷却室側に環流させ、また天井壁との間に余裕を
もたせて、仕切板の上端より下方位置にまで荷物
を積込んだときには、コンテナ箱内の冷却風を前
記吸込口と仕切板に設けた補助吸込口とを介して
冷却室側に環流させるごとくしたのである。
以下本考案実施例にかゝるコンテナ用冷凍装置
を図面を参照しつゝ詳細に説明する。
第1図から第3図に示すコンテナ用冷凍装置
は、上部に蒸発器1を内装した冷却室2を配置
し、該冷却室2の内部で蒸発器1の下部両側に送
風フアン3,3を設けると共に、前記冷却室1の
下部に圧縮機4及び凝縮器5を内装した機械室6
を配置している。
また前記冷却室2のコンテナ箱側内面には、該
冷却室2をコンテナ箱7の内部と区画する仕切板
8を設け、この仕切板8の上端と前記コンテナ箱
7の天井壁7aとの間に、吸込口9を形成すると
共に、前記機械室6の両側部に、前記冷却室2と
連通して上下方向に延びる冷却風通路10,10
を形成する一方、前記機械室6の下部に、前記各
通路10,10と連通して前記コンテナ箱7内に
冷却風を吹出す吹出口11を形成している。
斯くして前記圧縮機4の駆動により、前記冷却
室2内の蒸発器1で冷却される冷却風を、送風フ
アン3,3…を介して前記機械室6両側の通路1
0,10から前記吹出口11を経てコンテナ箱7
の内方底部に吹出し、この吹出された冷却風をコ
ンテナ箱7の内部を通過させて、前記仕切板8上
部に形成する吸込口9から前記冷却室2へと循流
させ、該冷却室2内の蒸発器1で冷却するごとく
なし、斯くのごとき冷却風の循流サイクルによ
り、前記コンテナ箱7内に収納した荷物Aを冷却
するごとくしている。
しかして前記のごとき冷凍装置において、前記
仕切板8における吸込口9の下方で、前記蒸発器
1の吸込側に、複数のスリツト状の孔或いは多数
の小孔から成る補助吸込口12を形成したのであ
る。
具体的には、前記仕切板8の上端から下方にか
けて所要範囲にわたり、複数のスリツト状の孔か
ら成る補助吸込口12を形成して、前記コンテナ
箱7内への荷物Aの積込み時、該荷物Aを前記仕
切板8の上端より下方位置にまで積込んだとき、
コンテナ箱7の内部から前記冷却室2へと環流さ
れる冷却風に抵抗を与えたりすることなく、この
冷却風を前記吸込口9及び補助吸込口12を介し
て前記冷却室2に円滑に環流させるごとくしたの
である。
又、図の実施例では、前記補助吸込口12を横
方向に延びる複数のスリツト状の孔より構成した
が、該スリツト状の孔を縦方向にしてもよく、ま
た、スリツト状の孔に代えて、丸、四角等適宜形
状の小孔を多数設けることにより成してもよい。
尚、図中13は前記機械室6の上方側部に設け
た電装箱、14は前記機械室6の上部で空気取入
口15の内方に設けた空冷凝縮器、16はこの凝
縮器14の送風フアン、17は前記機械室6の底
部で圧縮機4の側方に設けたアキユムレータであ
る。
本考案実施例に係るコンテナ用冷凍装置は以上
のごとく構成したのであり、コンテナ箱7内に荷
物Aを、第3図実線で示すごとく、コンテナ箱7
の天井壁7aとの間に余裕をもたせて、仕切板8
の上端より下方位置にまで積込む場合においても
コンテナ箱7の内部から冷却室2へと環流される
冷却風は、前記仕切板8による抵抗をほとんど受
けることなく、仕切板8と天井壁7aとの間に形
成する吸込口9及び前記仕切板8の上部に形成す
る補助吸込口12を介して前記冷却室2へと円滑
に環流されるのである。
またコンテナ箱7内に荷物Aを、第3図仮想線
に示すごとくコンテナ箱7の天井壁7a近くで、
前記仕切板8の上端に達するごとく積込んでも、
前記仕切板8が荷物を支えることができ、このよ
うに荷物を積込む場合、冷却風は前記荷物Aと天
井壁7aとの間を通過して前記吸込口9から冷却
室2へと環流されるのである。
以上説明したごとく本考案のコンテナ用冷凍装
置では、仕切板における吸込口の下方位置で、蒸
発器の吸込側に、複数のスリツト状の孔或いは多
数の小孔から成る補助吸込口を設けたから、補助
吸込口を設けながらこの補助吸込口により荷物の
積込高さが制約を受けることなく、仕切板の上
端、つまり前記仕切板の上部に形成する本来の吸
込口の高さまで荷物の積込みが可能となるのであ
る。
しかも、前記補助吸込口を前記吸込口の下方
で、蒸発器の吸込側に設けたから、コンテナ箱の
天井壁との間に余裕をもたせて前記仕切板の上端
より下方位置にまで、荷物を積込んだ場合には、
前記補助吸込口から冷却風を流通させることがで
きるので、前記コンテナ箱の内部から冷却室へと
冷却風を流通抵抗を何ら増加させることなく円滑
に環流させることができるのであり、従つて前記
冷却室内における冷却風の冷却効果を高めること
ができ、ひいてはコンテナ箱内に積込んだ荷物を
効率的に冷却できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例にかゝるコンテナ用冷凍
装置の正面図、第2図は同要部の正面断面図、第
3図はその側部断面図である。 1……蒸発器、2……冷却室、4……圧縮機、
5……凝縮器、6……機械室、7……コンテナ
箱、8……仕切板、9……吸込口、12……補助
吸込口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蒸発器1を内装した冷却室2と、圧縮機4及び
    凝縮器5を内装した機械室6とを備え、前記冷却
    室2のコンテナ箱7側内面に、前記冷却室2を前
    記コンテナ箱7の内部と区画する仕切板8を設
    け、この仕切板8の上部に吸込口9を形成したコ
    ンテナ用冷凍装置において、前記仕切板8におけ
    る前記吸入口9の下方で、前記蒸発器1の吸込側
    に複数のスリツト状の孔或いは多数の小孔から成
    る補助吸込口12を設けたことを特徴とするコン
    テナ用冷凍装置。
JP6111283U 1983-04-23 1983-04-23 コンテナ用冷凍装置 Granted JPS59167379U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6111283U JPS59167379U (ja) 1983-04-23 1983-04-23 コンテナ用冷凍装置

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JP6111283U JPS59167379U (ja) 1983-04-23 1983-04-23 コンテナ用冷凍装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59167379U JPS59167379U (ja) 1984-11-09
JPS6349666Y2 true JPS6349666Y2 (ja) 1988-12-20

Family

ID=30191333

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JP6111283U Granted JPS59167379U (ja) 1983-04-23 1983-04-23 コンテナ用冷凍装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0438217Y2 (ja) * 1985-05-27 1992-09-08

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5938668B2 (ja) * 1978-10-02 1984-09-18 日本電信電話株式会社 サ−ボ信号書込装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6234208Y2 (ja) * 1980-02-29 1987-09-01
JPS5938668U (ja) * 1982-09-06 1984-03-12 三菱重工業株式会社 冷凍装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5938668B2 (ja) * 1978-10-02 1984-09-18 日本電信電話株式会社 サ−ボ信号書込装置

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JPS59167379U (ja) 1984-11-09

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