JPH0739259Y2 - 電子機器の基板接続構造 - Google Patents

電子機器の基板接続構造

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JPH0739259Y2
JPH0739259Y2 JP1990112198U JP11219890U JPH0739259Y2 JP H0739259 Y2 JPH0739259 Y2 JP H0739259Y2 JP 1990112198 U JP1990112198 U JP 1990112198U JP 11219890 U JP11219890 U JP 11219890U JP H0739259 Y2 JPH0739259 Y2 JP H0739259Y2
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JP
Japan
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pattern
terminal
soldering
connection structure
board connection
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JP1990112198U
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JPH0468578U (ja
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哲也 鰐石
量一 奥田
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Omron Corp
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Omron Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電子機器の基板接続構造に係り、詳しくは、
直交して配置される基板をハンダ付けで電気的および機
械的に接続してある電子機器の基板接続構造に関する。
(従来の技術) 第4図ないし第6図に一対の基板3,4をハンダブリッジ
a部位で接続する従来構造の例が示されている。
第4図に示すものは、直交して配置される2枚の基板3,
4の突合わせ部位に形成されたパターン(図示ぜず)を
ハンダ付けしてケース1に収納する最も一般的な構造で
ある。
第5図に示すものは、2板の基板3,4をL形金具11で連
結して接続強度を高めたものである。
また、第6図に示すものは、ハンダブリッジa接続され
た両基板3,4の各遊端部をケース1側のガイドリブ12,13
に係入させて基板支持強度を高めるようにしたものであ
る。
(考案が解決しようとする課題) 第4図に示す構造のものは、最も構造が簡単であるが、
電子機器に振動や衝撃が加わった場合に、ハンダブリッ
ジa部位に応力が集中してハンダクランクやパターン剥
離が発生しやすく、使用範囲が制限される。
第5図に示すものは、充分な接続強度が得られるもので
あるが、L形金具11取り付けのため基板スペースを取ら
れるために、基板3,4が大型化することになり、小型の
電子機器には不適当であるとともに、部品点数、組立工
数が増えてコスト高となる。
また、第6図に示す構造は、ガイドリブ12,13の寸法公
差や基板3,4の寸法誤差等のために係止部に多少のガタ
が残ることになり、高周波の振動が長時間加わるような
条件下では、ハンダブリッジa部位が損傷することがあ
る。
本考案は、このような実情に着目してなされたものであ
って、単純なハンダ付け処理だけで高い接続強度で両基
板を接続することができる構造を提供することを目的と
している。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案は、ケース内に直交し
て配置される基板をハンダ付けにて電気的および機械的
に接続してある電子機器の基板接続構造であって、前記
ケースの一部を構成する端子部から先端に嵌入係止凹部
を形成した入出力用端子を前記一方の基板のパターン部
分に貫通突出させるとともに、前記他方の基板をパター
ンを含めて前記端子の嵌入係止凹部に嵌入係止させ、前
記端子、それぞれのパターンの三者を一体的にハンダ付
けにて電気的に接続してある構成とした。
(作用) 本考案構成によると、他方の基板のパターン部分が、一
方の基板のパターン部分に端子部から貫通突出する入出
力用端子の先端の嵌入係止凹部に嵌入係止された状態に
おいてその部位がハンダ付け接続されているので、入出
力端子の存在によりハンダ付け部位の接続強度が高いも
のとなる。
さらに、入出力用端子の嵌入係止凹部に他方の基板の端
部を係止した仮り留めした状態において、ハンダ付け作
業が行える。
(実施例) 第1図ないし第3図に本考案に係る電子機器の基板接続
構造の一実施例が示されている。
この電子機器は、前面が開放された箱形のケース1と、
その前面に結合されるフロントケース2と、内装される
2枚の基板3,4とで構成されている。
一方の基板3はフロントケース2の内面に取り付けら
れ、他方の基板4は一方の基板3の内面に直交して突合
わされ、左右2箇所のハンダブリッジa部位で接続され
ている。
フロントケース2の左右には複数の入出力用端子5が上
下に配列装備されており、その内端5aが一方の基板3を
貫通して突設され、基板3の内面に形成したパターン6
にそれぞれハンダ付けされている。
そして、最上部の端子5の突出部5aがハンダブリッジa
部位に対応して設置されるとともに、端子突出部5aに形
成した嵌入係止凹部としてのスリット7に他方の基板4
の端部が嵌入係止されて支持され、両基板3,4のパター
ン6,8と端子5の突出部5aの3者がハンダ付けされて両
基板3,4が接続固定されている。この実施例では、基板
4の端部が端子突出部5aのスリット7に仮り留めされる
状態においてハンダ付けが行われるので、そのハンダ付
け作業が安定して簡単に行えるとともに、また、強固な
接続構造が得られる。
なお、水平姿勢の基板4の遊端部はケース1内奥に形成
したガイドリブ9に係入支持されている。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によればハンダ付け部位に
入出力端子の突出部を介入してあるために接合強度が高
いものとなり、単純なハンダ付け処理だけでハンダクラ
ックやパターン剥離の生じにくい基板接続を行えるよう
になった。
そして、L形金具等を用いないので基板面積を有効に使
うことができ、基板の小型化、ひいては機器の小型化に
も有効である。
さらに、専用の補強部材を用いないので部品点数および
組立工数の増大を招くこともなく、低コストで実施でき
るとともに、端子の基板へのハンダ付けと基板それぞれ
接続用のハンダ付けとが同時に行えるので、ハンダ付け
箇所も少なくなり、この点もコスト低減に有効となる。
とくに、基板の端部が入出力端子の嵌入係止凹部に嵌入
係止されて仮り留めされる状態においてハンダ付けが行
われるので、そのハンダ付け作業が安定して簡単に行え
るとともに、また、より強固な接続構造が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示し、第1図
は縦断側面図、第2図は一部切欠き平面図、第3図は分
解斜視図である。 第4図ないし第6図はそれぞれ従来例の縦断側面図であ
る。 a……ハンダブリッジ、3,4……基板 5……入出力用端子 5a……突出部 6,8……パターン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース(1)内に直交して配置される基板
    (3)(4)をハンダ付けにて電気的および機械的に接
    続してある電子機器の基板接続構造であって、 前記ケース(1)の一部を構成する端子部から先端に嵌
    入係止凹部(7)を形成した入出力用端子(5)を前記
    一方の基板(3)のパターン(6)部分に貫通突出させ
    るとともに、前記他方の基板(4)をパターン(8)を
    含めて前記端子(5)の嵌入係止凹部(7)に嵌入係止
    させ、前記端子(5)、パターン(6)およびパターン
    (8)の三者を一体的にハンダ付けにて電気的に接続し
    てあることを特徴とする電子機器の基板接続構造。
JP1990112198U 1990-10-25 1990-10-25 電子機器の基板接続構造 Expired - Lifetime JPH0739259Y2 (ja)

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JPH0468578U JPH0468578U (ja) 1992-06-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014128812A1 (ja) * 2013-02-22 2014-08-28 日本精工株式会社 プリント基板の接続構造、電子装置、サーボモータ

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JPH0680879B2 (ja) * 1985-02-28 1994-10-12 松下電器産業株式会社 印刷配線基板接続装置

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JPH0468578U (ja) 1992-06-17

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