JPH0738655U - エアクリーナ - Google Patents
エアクリーナInfo
- Publication number
- JPH0738655U JPH0738655U JP6775193U JP6775193U JPH0738655U JP H0738655 U JPH0738655 U JP H0738655U JP 6775193 U JP6775193 U JP 6775193U JP 6775193 U JP6775193 U JP 6775193U JP H0738655 U JPH0738655 U JP H0738655U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case body
- air cleaner
- attached
- clamp
- discharge pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 エアクリーナの円筒状のエレメントを横方向
に着脱できるようにして、車両へのエアクリーナの取り
付け位置の多様化ができるようにしたエアクリーナを提
供する。 【構成】 車両に搭載され、ケース本体2内に円筒状の
エレメント1を装着して、ケース本体2とカバー5とを
複数のクランプ17で締め付けるエアクリーナで、該ケ
ース本体2に吸入パイプ3と排出パイプ4を設け、この
排出パイプ4の内面にパッキング17を備えったエレメ
ント1の開口端板7を位置し、前記ケース本体2の排出
パイプ3の反対側に案内管12を設け、この案内管12
に嵌合して移動するエレメント押圧部6を設け、前記ケ
ース本体2にクランプ20の一方端を取付け他端をエレ
メント押圧部6に取付ける。
に着脱できるようにして、車両へのエアクリーナの取り
付け位置の多様化ができるようにしたエアクリーナを提
供する。 【構成】 車両に搭載され、ケース本体2内に円筒状の
エレメント1を装着して、ケース本体2とカバー5とを
複数のクランプ17で締め付けるエアクリーナで、該ケ
ース本体2に吸入パイプ3と排出パイプ4を設け、この
排出パイプ4の内面にパッキング17を備えったエレメ
ント1の開口端板7を位置し、前記ケース本体2の排出
パイプ3の反対側に案内管12を設け、この案内管12
に嵌合して移動するエレメント押圧部6を設け、前記ケ
ース本体2にクランプ20の一方端を取付け他端をエレ
メント押圧部6に取付ける。
Description
【0001】
この考案は、車両に搭載されるエアクリーナにおいて、円筒状のエレメントを 横方向にも着脱可能にしたものに関する。
【0002】
円筒状のエレメントを備えたエアクリーナは、車両の車体やエンジンルーム内 等に取り付けられる。このようなエレメントは、軸方向に着脱が行われている。 具体的には、例えば実公昭60−10667号公報に開示されているように、エ レメントが円筒状ケースの端部から脱着され、カバーを装着することでエレメン トを押え、エレメントの開口端をケースに押圧してシールする構造のものが知ら せれている。しかしながら、実際には以下に説明する技術課題があった。
【0003】
即ち、上述の公報に記載されたエアクリーナにあっては、円筒状ケースの端部 に位置した蓋体を着脱してケース内部に収納された円筒状のエレメントを軸方向 に着脱している。円筒状のエレメントは、直径に比べて軸方向に長い形状となっ ているのが一般的であり、エレメントの着脱にはエレメントの長さだけ余分なス ペースを有するので、エアクリーナの取り付け位置に制限があった。
【0004】 この考案は、以上の問題点を解決するものであって、エアクリーナの円筒状の エレメントを横方向に着脱できるようにして、着脱のスペースの幅を少なくして 、車体やエンジンルームなどの車両へのエアクリーナの取り付け位置の多様化が できるようにしたエアクリーナを提供することにある。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案は、車両に搭載され、ケース本体内に円筒 状のエレメントを装着して前記ケース本体とそのカバーとを複数のクランプで締 め付けるエアクリーナにおいて、前記ケース本体に吸入パイプ及び排出パイプを 設け、該排出パイプの内面にパッキングを備えたエレメントの開口端板を配置し 、前記ケース本体の排出パイプの反対側に案内管を設け、この案内管に嵌合して 移動するエレメント押圧部を設け、このエレメント押圧部を前記クランプの締付 けによりエレメントをケース本体に押圧し、前記ケース本体にクランプの一端を 取付け、他端をエレメント押圧部に取付けてなることを特徴とする。
【0006】
以上の構成によれば、エレメント押圧部をケース本体から外すことなくクラン プをケース本体から外して外方へ移動してケース本体のカバーを着脱することに より、着脱にスペースを取らないエレメントの径方向である横方向に該エレメン トをケース本体から着脱ができるようにし、車体やエンジンルームなどの車両へ のエアクリーナの取り付け位置の多様化ができるようにした。
【0007】
以下、この考案の一実施例を図面を用いて詳細に説明する。図1はこの考案の エアクリーナの組立て断面図、図2は同エアクリーナの横面図である。図3、図 4はエレメント押圧部のクランプの拡大図である。1は円筒状のエレメント、2 は吸入パイプ3及び排出パイプ4を備えたケース本体、5はカバー、6はエレメ ント押圧部を示している。
【0008】 エレメント1は、その一端に配置されパッキング7を備えた開口端板8と、他 端に固着された閉鎖板9との間に、内側の円筒部材10と、該円筒部材10の外 側の濾過部材11とが設けられている。
【0009】 ケース本体2は、排出パイプ4の反対側に配置された案内管12と、吸入パイ プ3が取り付けられた側からその一部が外方へ突出する凸部13と、ケース本体 2の開口面14の外周囲に設けられた凹部15と、この凹部15内に配置された パッキング16と、凹部15の下部に設けられた複数のクランプ17の係合部1 8とを備え、案内管12側のケース本体2の外周には図3に示す複数のクランプ 保持部19が設けられて、クランプ20の一端が取り付けられている。
【0010】 カバー5の上面には凸部21が設けられ、この凸部21の内部21aと前記ケ ース本体2の凸部13の内部13aとでエレメント1の径方向の位置決めが行わ れる。開口面22の外周には断面コの字状の溝部23が設けられており、ケース 本体2の凹部15を覆いカバー5をケース本体2に設置して、カバー5に取り付 けられた複数のクランプ17の先端をカバー5の係合部18に係合してクランプ し、カバー5をパッキン16を介してケース本体2に締め付ける。
【0011】 エレメント押圧部6は前記ケース本体2の案内管12に嵌合して移動する外管 24と、弾性体25が取り付けられたエレメント押部26と、外管24の外周に 設けられた複数のクランプ保持部27と、クランプ20の他端が設けられており 、エレメント押圧部6がケース本体2から外れることなしに案内管12を移動し てエレメント1の着脱が行われる。
【0012】 以上の構成のエアクリーナでは、吸入パイプ3から吸入された汚れた空気が、 円筒状のエレメント1の外周のケース本体2に入り濾過部材11で濾過されて清 浄な空気となって排出パイプ4から排出される。エレメント1が汚物で目詰りし て、エレメント1を交換するときはカバー5に取り付けられたクランプ17の先 端をケース本体2の係合部18から外し、カバー5をケース本体2から取り外し て、エレメント押圧部6のクランプ20を図4に示ように緩めるとエレメント押 圧部6のエレメント押部26の弾性体25がケース本体2から外れることなしに エレメント1が離れ、該エレメント1をケース本体2から横方向に取り外す。新 しいエレメント1を取り付けるには、エレメント1の開口端板7をケース本体2 の排出パイプ4側に向けて凸部13の内部13aに当接するように挿入し、エレ メント押圧部6のクランプ20を図3に示すようにケース本体2に締め付けてエ レメント1のパッキング7をケース本体2の内壁に押圧してシールした後、カバ ー5をケース本体2に取り付けてクランプ17で締め付け装着する。
【0013】
以上実施例によって詳細に説明したように、この考案によるエアクリーナにあ っては、エレメント押圧部がケース本体から外れることなしに移動することによ り円筒状のエレメントがケース本体の内壁に押圧或いは解放され、カバーの着脱 によりエレメントを横方向に着脱ができて、エレメントの着脱にスペースを取ら ないエレメントの直径方向である横方向に着脱ができ、車体やエンジンルームな どの車体へのエアクリーナの取り付け位置の多様化ができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のエアクリーナの断面図である。
【図2】同エアクリーナの横面図である。
【図3】エレメント押圧部の閉止時におけるクランプの
拡大図である。
拡大図である。
【図4】エレメント押圧部の開放時におけるクランプの
拡大図である。
拡大図である。
1 円筒状のエレメント 2 ケース本体 5 カバー 6 エレメント押圧部 17、20 クランプ 19、27 クランプ保持部 23 エレメント押部
Claims (1)
- 【請求項1】 車両に搭載され、ケース本体内に円筒状
のエレメントを装着して前記ケース本体とそのカバーと
を複数のクランプで締め付けるエアクリーナにおいて、
前記ケース本体に吸入パイプ及び排出パイプを設け、該
排出パイプの内面にパッキングを備えたエレメントの開
口端板を配置し、前記ケース本体の排出パイプの反対側
に案内管を設け、この案内管に嵌合して移動するエレメ
ント押圧部を設け、このエレメント押圧部を前記クラン
プの締付けによりエレメントをケース本体に押圧し、前
記ケース本体にクランプの一端を取付け、他端をエレメ
ント押圧部に取付けてなることを特徴とするエンジンの
エアクリーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6775193U JPH0738655U (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | エアクリーナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6775193U JPH0738655U (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | エアクリーナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0738655U true JPH0738655U (ja) | 1995-07-14 |
Family
ID=13353964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6775193U Pending JPH0738655U (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | エアクリーナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0738655U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006334555A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Wako Filter Technology Kk | 流体濾過器 |
JP2015513637A (ja) * | 2012-03-01 | 2015-05-14 | スカニア シーブイ アクチボラグ | 燃焼機関用のフィルタ・ハウジング及び空気フィルタ・ユニット |
-
1993
- 1993-12-20 JP JP6775193U patent/JPH0738655U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006334555A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Wako Filter Technology Kk | 流体濾過器 |
JP4560444B2 (ja) * | 2005-06-06 | 2010-10-13 | 和興フィルタテクノロジー株式会社 | 流体濾過器 |
JP2015513637A (ja) * | 2012-03-01 | 2015-05-14 | スカニア シーブイ アクチボラグ | 燃焼機関用のフィルタ・ハウジング及び空気フィルタ・ユニット |
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