JPH08200169A - エアクリーナ - Google Patents
エアクリーナInfo
- Publication number
- JPH08200169A JPH08200169A JP3426295A JP3426295A JPH08200169A JP H08200169 A JPH08200169 A JP H08200169A JP 3426295 A JP3426295 A JP 3426295A JP 3426295 A JP3426295 A JP 3426295A JP H08200169 A JPH08200169 A JP H08200169A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- air cleaner
- opening part
- face
- covered
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 筒状のボディ内に円筒状のエレメントを収納
したエアクリーナにおいて、ボディの開口部を側壁に設
け、開口部をカバーで被うとともに、カバーに設けた抑
え棒の側面でエレメントの端面を軸方向に押圧して固定
することにより、エレメントを側方に取出しうるように
してエレメント着脱のための空間寸法を小さくする。 【構成】 エアクリーナ１の筒状のボディ２の側壁に開
口部５を設けカバー６で被う。円筒状のエレメント８は
カバー６に設けた抑え棒１４で押圧され流出口３側に圧
着される。エレメント８を着脱するにはカバー６を取外
し側方へ取出す。そのための必要空間寸法は開口部５か
ら側方へエレメントの直径寸法Ｄ程度であるから、従来
のようにボディの端面から軸方向へ取出すための必要長
さＬよりも小さくてよい。
したエアクリーナにおいて、ボディの開口部を側壁に設
け、開口部をカバーで被うとともに、カバーに設けた抑
え棒の側面でエレメントの端面を軸方向に押圧して固定
することにより、エレメントを側方に取出しうるように
してエレメント着脱のための空間寸法を小さくする。 【構成】 エアクリーナ１の筒状のボディ２の側壁に開
口部５を設けカバー６で被う。円筒状のエレメント８は
カバー６に設けた抑え棒１４で押圧され流出口３側に圧
着される。エレメント８を着脱するにはカバー６を取外
し側方へ取出す。そのための必要空間寸法は開口部５か
ら側方へエレメントの直径寸法Ｄ程度であるから、従来
のようにボディの端面から軸方向へ取出すための必要長
さＬよりも小さくてよい。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は内燃機関の吸気系その
他に装着されるエアクリーナに関する。
他に装着されるエアクリーナに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来内燃機関用その他に用いられるエア
クリーナには図４に示すような筒状のものが多く用いら
れている。このエアクリーナ２０は底壁に空気の流出口
２１、側壁に流入口２２を設けた円筒状のボディ２３内
に円筒状のエレメント２４を収納し、ボディ２３の開口
端側を着脱自在なカバー２５で被ったものである。エレ
メント２４はカバー２５の装着固定によって流出口２１
側へ押圧固定される。
クリーナには図４に示すような筒状のものが多く用いら
れている。このエアクリーナ２０は底壁に空気の流出口
２１、側壁に流入口２２を設けた円筒状のボディ２３内
に円筒状のエレメント２４を収納し、ボディ２３の開口
端側を着脱自在なカバー２５で被ったものである。エレ
メント２４はカバー２５の装着固定によって流出口２１
側へ押圧固定される。
【０００３】この種のエアクリーナは、エレメントの濾
過面積を広くとり、かつ全体の容積を小さくするため
に、エレメントおよびボディは、それらの直径寸法を比
較的小に、軸方向長さを比較的大に設定し、細長い円筒
形としている。
過面積を広くとり、かつ全体の容積を小さくするため
に、エレメントおよびボディは、それらの直径寸法を比
較的小に、軸方向長さを比較的大に設定し、細長い円筒
形としている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】 図４の
ようなエアクリーナ２０のエレメント２４を、目詰まり
による交換あるいは掃除のため着脱するには、軸方向に
長い空間、すなわち、ボディの開口端から少くともエレ
メント長さＬだけの寸法の空間を設けておく必要があ
る。この空間寸法は、特に車両塔載用のエアクリーナ等
については、他の機器類の配置に利用したい場所であ
り、少しでも縮小することが望まれる。
ようなエアクリーナ２０のエレメント２４を、目詰まり
による交換あるいは掃除のため着脱するには、軸方向に
長い空間、すなわち、ボディの開口端から少くともエレ
メント長さＬだけの寸法の空間を設けておく必要があ
る。この空間寸法は、特に車両塔載用のエアクリーナ等
については、他の機器類の配置に利用したい場所であ
り、少しでも縮小することが望まれる。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明のエアクリーナ
は、筒状のボディの一方端壁に流出口、側壁に流入口と
開口部とを設け、開口部を着脱自在に固定したカバーで
被うとともに、ボディ内に収納した筒状のエレメントの
一方の端面を、カバーに設けた抑え棒の側面で押圧し、
エレメントをボディの流出口側端壁に圧着するようにし
たものである。
は、筒状のボディの一方端壁に流出口、側壁に流入口と
開口部とを設け、開口部を着脱自在に固定したカバーで
被うとともに、ボディ内に収納した筒状のエレメントの
一方の端面を、カバーに設けた抑え棒の側面で押圧し、
エレメントをボディの流出口側端壁に圧着するようにし
たものである。
【０００６】
【作用】この発明のエアクリーナのエレメントの着脱に
際してカバーを取外せば、抑え棒によるエレメントの圧
着が解除され自由状態となるから、エレメントをボディ
の側方から挿入し又は取出すことができる。このように
すればボディの側方に設ける空間寸法はエレメントの直
径寸法程度となり軸方向寸法より短かくてよい。
際してカバーを取外せば、抑え棒によるエレメントの圧
着が解除され自由状態となるから、エレメントをボディ
の側方から挿入し又は取出すことができる。このように
すればボディの側方に設ける空間寸法はエレメントの直
径寸法程度となり軸方向寸法より短かくてよい。
【０００７】
【実施例】図１、図２に実施例を示す。エアクリーナ１
は自動車用内燃機関のエアクリーナである。ボディ２は
両端閉塞のほぼ半円筒状をなし、一方側の端壁に流出口
３、側壁に流入口４と開口部５を有する。開口部５には
カバー６がクランプ７により着脱自在に開口部５を被い
固定される。ボディ２内に円筒状のエレメント８が装着
される。エレメント８は濾材９の一方端面を端板１０で
閉塞し、他方面に環状の端板１１、パッキン１２を固着
したものである。エレメント８はボディ２内の開口部５
の反対側に設けた支持リブ１３でボディ２と同軸に位置
決めされる。
は自動車用内燃機関のエアクリーナである。ボディ２は
両端閉塞のほぼ半円筒状をなし、一方側の端壁に流出口
３、側壁に流入口４と開口部５を有する。開口部５には
カバー６がクランプ７により着脱自在に開口部５を被い
固定される。ボディ２内に円筒状のエレメント８が装着
される。エレメント８は濾材９の一方端面を端板１０で
閉塞し、他方面に環状の端板１１、パッキン１２を固着
したものである。エレメント８はボディ２内の開口部５
の反対側に設けた支持リブ１３でボディ２と同軸に位置
決めされる。
【０００８】カバー６の内面に一体に抑え棒１４が形成
されており、その側面で端板１０の中央凸部１０ａを押
圧し、エレメント８をパッキン１２を介して流入口３側
のボディ端壁内面に圧着するようになっている。これに
よりエレメント８は定位置に固定される。抑え棒１４の
先端寄りの側面に傾斜部１４ａが形成され、カバー６を
装着する際抑え棒１４が無理なく端板１０の凸部１０ａ
に接触して押圧するようになっている。
されており、その側面で端板１０の中央凸部１０ａを押
圧し、エレメント８をパッキン１２を介して流入口３側
のボディ端壁内面に圧着するようになっている。これに
よりエレメント８は定位置に固定される。抑え棒１４の
先端寄りの側面に傾斜部１４ａが形成され、カバー６を
装着する際抑え棒１４が無理なく端板１０の凸部１０ａ
に接触して押圧するようになっている。
【０００９】このようにしてパッキン１２が流入口３側
のボディ２内壁に圧着されるが、図３に部分的に図示す
るように流出口３の内方への延長部分に環状壁１５を設
け、エレメント８のパッキン１２に代えて断面Ｌ字状の
パッキン１６を設け、環状壁１５の外面に弾力的に摺接
させるようにしてもよい。この形式はいわゆるサイドシ
ール方式のエアクリーナである。
のボディ２内壁に圧着されるが、図３に部分的に図示す
るように流出口３の内方への延長部分に環状壁１５を設
け、エレメント８のパッキン１２に代えて断面Ｌ字状の
パッキン１６を設け、環状壁１５の外面に弾力的に摺接
させるようにしてもよい。この形式はいわゆるサイドシ
ール方式のエアクリーナである。
【００１０】図１のエアクリーナ１のエレメント８を取
出し、又は取付けるに要する空間寸法は開口部５から側
方へエレメント８の直径寸法Ｄ程度であって、従来のも
のがボディの軸方向に端面の開口部からエレメント長さ
Ｌ程度を必要としたのに比べて短かくてすむ。
出し、又は取付けるに要する空間寸法は開口部５から側
方へエレメント８の直径寸法Ｄ程度であって、従来のも
のがボディの軸方向に端面の開口部からエレメント長さ
Ｌ程度を必要としたのに比べて短かくてすむ。
【００１１】
【発明の効果】この発明のエアクリーナは軸方向に長い
ボディとエレメントとを有するエアクイーナにおいて、
エレメントをボディの側壁から着脱しうるようにしたの
で、エレメント着脱のため必要な余裕寸法が少なくてす
む。従って車両塔載用のエアクリーナなどのように、配
置されるスペースが狭く、しかも付近に多くの他の機器
を配置したいような場合にきわめて有利である。
ボディとエレメントとを有するエアクイーナにおいて、
エレメントをボディの側壁から着脱しうるようにしたの
で、エレメント着脱のため必要な余裕寸法が少なくてす
む。従って車両塔載用のエアクリーナなどのように、配
置されるスペースが狭く、しかも付近に多くの他の機器
を配置したいような場合にきわめて有利である。
【図１】実施例の縦断面図。
【図２】実施例の図１Ａ−Ａ矢視横断面図。
【図３】他の実施例のパッキン部分の従断面図。
【図４】従来のエアクリーナの縦断面図。
２ ボディ ３ 流出口 ５ 開口部 ６ カバー ８ エレメント １４ 抑え棒
Claims (1)
- 【請求項１】 両端閉塞の筒状のボディの一方の端壁に
流出口、側壁に流入口と開口部とを設け、筒状のエレメ
ントをボディ内に収納し、着脱自在に固定されて開口部
を被うカバーを設け、カバーに、ボディ内方へ突出する
抑え棒を設けて、抑え棒の側面でエレメントの一方の端
面を押圧して、エレメントをボディの流出口側端壁へ圧
着するようにしたエアクリーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3426295A JPH08200169A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | エアクリーナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3426295A JPH08200169A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | エアクリーナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08200169A true JPH08200169A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=12409266
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3426295A Pending JPH08200169A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | エアクリーナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08200169A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006334555A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Wako Filter Technology Kk | 流体濾過器 |
-
1995
- 1995-01-31 JP JP3426295A patent/JPH08200169A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006334555A (ja) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Wako Filter Technology Kk | 流体濾過器 |
| JP4560444B2 (ja) * | 2005-06-06 | 2010-10-13 | 和興フィルタテクノロジー株式会社 | 流体濾過器 |
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