JPH0534741Y2 - - Google Patents

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JPH0534741Y2
JPH0534741Y2 JP8618588U JP8618588U JPH0534741Y2 JP H0534741 Y2 JPH0534741 Y2 JP H0534741Y2 JP 8618588 U JP8618588 U JP 8618588U JP 8618588 U JP8618588 U JP 8618588U JP H0534741 Y2 JPH0534741 Y2 JP H0534741Y2
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  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 {産業上の利用分野} 本考案は、自動車その他における燃焼ガスを分
析計で分析するような場合に、そのサンプル用の
ガスに混入した固形物などを除くために使用され
るフイルタに関するものである。
{従来の技術} 前記のようなガスフイルタとして、例えば、第
7図に示したフイルタが知られている。
第7図において、21は一端が閉鎖された筒状
のフイルタケースで、その閉鎖側の端部にガスの
供給孔22が、開口側端部にガスの排出孔23が
それぞれ形成されている。
24はフイルタケース21の口部に取付けられ
た円盤状のキヤツプで、その内面中央部に棒状の
取付部25が突設されている。26aはキヤツプ
24を、その径方向に貫通する通気孔で、この通
気孔26aに連通する通気孔26bが、前記取付
部25を、その軸線方向に貫通して形成されてい
る。27は通気孔26aの口部に連通させて、キ
ヤツプ24の周面に設けられた凹溝で、これが排
出孔23に連通している。
28は一端を閉鎖した筒状の二次フイルタで、
その口部がねじで前記取付部25に取付けられて
いる。29は一次フイルタで、これも一端を閉鎖
した筒状に形成されて、その内部に前記二次フイ
ルタ28が挿入されている。
このガスフイルタは、供給孔22から供給され
たガスが、一次フイルタ29と二次フイルタ28
を、この順序で通過して通気孔26b,26aか
ら凹溝27を経て排出孔23から排出されるもの
であつて、一次フイルタ29の外面にダストが付
着する。
そして、一次フイルタ29を交換するときは、
キヤツプ24をフイルタケース21から取り出す
ことによつて、取付部25に取付けられた二次フ
イルタ28を介して一次フイルタ29を取り出
す。
新しい一次フイルタ29は、それに二次フイル
タ28を挿入して、二次フイルタ28に取付け
る。
{考案が解決しようとする課題} 前記従来のフイルタは、キヤツプ24に取付け
た二次フイルタ28に一次フイルタ29が取付け
られており、一次フイルタ29の交換は、それと
二次フイルタ28を同時にフイルタケース21か
ら取り出すが、このとき、一次フイルタ29に付
着しているダストの一部が落ちて、フイルタケー
ス21内に残る場合が生じる。
そして、排出孔23はフイルタケース21の口
部側端部に形成され、かつ一次フイルタ29と二
次フイルタ28を取り出したときは、排出孔23
のガスの流入側端部は開放状態になる。
したがつて、前記フイルタケース21内に落ち
て残つたダストが、キヤツプ24の凹溝27と重
なる部分にあると、そのダストが通気孔26aを
通過したガスと共に排出孔23に直接入り、それ
に接続された配管やポンプを汚したり、詰まらせ
たりするおそれがあり、一次フイルタ29の交換
を慎重に行なうことが必要であつた。
本考案は上記のような問題を解決するものであ
つて、一次フイルタの交換時に、それに付着した
ダストの一部がフイルタケース内に残つたとして
も、それがフイルタケースの排出孔に流入するお
それをなくして、一次フイルタの交換が簡単にで
きるフイルタをうることを目的とするものであ
る。
{課題を解決するための手段} 本考案のガスフイルタは、筒状のフイルタケー
スの一端を閉鎖した閉鎖壁に、ガスの排出孔が設
けられるとともに、この排出孔を被覆して、二次
フイルタが前記閉鎖壁に取付けられ、前記二次フ
イルタを被覆する筒状の一次フイルタを保持して
フイルタケースから引き出す保持部材が、フイル
タケースのキヤツプに取付けられ、ガスの供給孔
がフイルタケースの適所に形成されたことを特徴
とするものである。
キヤツプに取付けられた保持部材は、フイルタ
ケース内の一次フイルタを、その開口側端面に係
止、または一次フイルタの周面の一部に引つ掛け
るなどして、二次フイルタ5をフイルタケース内
に残して引き出すことが可能に構成する。
{作用} このフイルタは、供給孔からフイルタケース内
に供給された燃焼排ガスなどを、一次フイルタと
二次フイルタを通過させて排出孔から排出するこ
とによつて、そのガスに混入した固形物などを除
去するものである。
そして、一次フイルタの交換は、フイルタケー
スからキヤツプを分離し、それに取付けられた保
持部材で、一次フイルタをフイルタケースから引
き出すものである。
このとき、二次フイルタは、フイルタケースの
閉鎖壁に取付けられているから、移動することな
くフイルタケース内に残り、かつこの二次フイル
タが排出孔を被覆して、この排出孔に、一次フイ
ルタから分離してフイルタケース内に残つたダス
トなどが入ることを阻止する。
新しい一次フイルタは、それを保持部材にセツ
トし、かつその内部に二次フイルタを挿入して、
キヤツプで押すようにしてフイルタケース内に挿
入するものである。
{実施例} 本考案の分析用燃焼排ガスなどに用いられるフ
イルタの実施例を第1〜4図について説明する。
第1〜4図において、1は筒状のフイルタケー
スで、その一端が閉鎖壁2で閉鎖されている。そ
して、閉鎖壁2の内面中央部に棒状の取付部3が
突設され、かつ閉鎖壁2と取付部3とを貫通して
排出孔4が形成されている。
5は焼結金属などで一端を閉鎖して筒状に形成
された二次フイルタで、その開口側端部で前記取
付部3にねじで取付けられている。6は一次フイ
ルタで、これは一端を閉鎖した筒状にグラスウー
ルなどで形成され、その内部に前記二次フイルタ
5が挿入されている。
7はフイルタケース1のキヤツプで、円盤状に
形成され、その外周に0リング8が取付けられて
いる。9はキヤツプ7の内面に取付けられた保持
部材で、これは一次フイルタ6を保持するもので
あつて、第3〜4図から明らかなように、キヤツ
プ7の内面からほぼ平行にして突設された、前記
一次フイルタ6を載置した2本の金属線からなる
支承部10と、この支承部10の先端に形成され
て、一次フイルタ6の開口側端面に係止されたリ
ング状の係止部11で形成されている。
12はフイルタケース1の開口側端部に形成さ
れたガスの供給孔である。
このフイルタは上記のように構成されており、
燃焼ガスなどは供給孔12からフイルタケース1
内に供給される。フイルタケース1内に供給され
たガスは、一次フイルタ6と二次フイルタ5を、
この順序で通過して排出孔4から排出されるもの
であつて、ガスに混入した固形物などを、一次フ
イルタ6と二次フイルタ5で除去する。
一次フイルタ6に付着したダストが多くなるな
どして、一次フイルタ6を交換するときは、キヤ
ツプ7をフイルタケース1から分離する。する
と、キヤツプ7に取付けられた保持部材9の支承
部10に、一次フイルタ6が載置されており、か
つ係止部11が一次フイルタ6の開口側端面に係
止されているから、キヤツプ7の移動に従つて、
第2図に示したように、一次フイルタ6が二次フ
イルタ5から分離してフイルタケース1から引き
出される。
このようにしてフイルタケース1から引き出し
た古い一次フイルタ6を保持部材9から除いて、
新しい一次フイルタ6を保持部材9にセツトし、
その一次フイルタ6にフイルタケース1内の二次
フイルタ5を挿入して、一次フイルタ6をキヤツ
プ7で押すようにしてフイルタケース1内に挿入
するものである。
すなわち、一次フイルタ6を交換するときも、
フイルタケース1内に残つた二次フイルタ5が排
出孔4を被覆している。
したがつて、一次フイルタ6を取り出すとき
に、それに付着したダストの一部が分離してフイ
ルタケース1内に残つていたとしても、そのダス
トはすべて二次フイルタ5または一次フイルタ6
に付着し、排出孔4に入ることはなく、一次フイ
ルタ6の交換を簡単に行なうことができる。
第5図と第6図は、それぞれ保持部材9の別実
施例である。
第5図に示した保持部材9は、一次フイルタ6
を載置することが可能な長さに、金属板などで支
承部10aが形成され、この支承部10aの先端
を直角状に折曲して、前記一次フイルタ6の開口
側端面に係止される係止部11aが形成されてい
る。
第6図に示した保持部材9は、一次フイルタ6
の長さよりも短く、金属板などで形成された支承
部10bの先端に、前記一次フイルタの周面に引
つ掛けることが可能な係止部11bが設けられた
ものである。
第5〜6図に示した各実施例の他の構成は、第
1〜4図の実施例と同じであるから、同符号を付
して示した。
{考案の効果} 本考案の分析用燃焼排ガスなどに用いられるフ
イルタは、上記のように、筒状のフイルタケース
の閉鎖壁に排出孔が設けられ、かつこの排出孔を
被覆して前記閉鎖壁に二次フイルタが取付けら
れ、かつ一次フイルタの交換は、前記二次フイル
タをフイルタケース内に残して、フイルタケース
のキヤツプで、それに取付けた保持部材を介して
一次フイルタのみを引き出して行なうように構成
されている。
したがつて、フイルタケースから一次フイルタ
を引き出すときに、それに付着したダストの一部
が分離してフイルタケース内に残つたとしても、
二次フイルタが排出孔を被覆しているから、前記
フイルタケース内に残つたダストは、一次フイル
タまたは二次フイルタに付着するのみである。
このため、前記ダストが排出孔に直接入ること
は不可能であり、ダストで排出孔やその下流側の
配管その他が汚れたり、詰まることなくすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本考案の実施例を示し、第1図は
断面図、第2図は一次フイルタの一部がフイルタ
ケースから出た状態の断面図、第3図は保持部材
部の側面図、第4図は保持部材の斜視図、第5図
と第6図はそれぞれ保持部材の別実施例の斜視
図、第7図は従来例の断面図である。 1……フイルタケース、2……閉鎖壁、3……
取付部、4……排出孔、5……二次フイルタ、6
……一次フイルタ、7……キヤツプ、9……保持
部材、12……供給孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状のフイルタケースの一端を閉鎖した閉鎖壁
    に、ガスの排出孔が設けられるとともに、この排
    出孔を被覆して、二次フイルタが前記閉鎖壁に取
    付けられ、前記二次フイルタを被覆する筒状の一
    次フイルタを保持してフイルタケースから引き出
    す保持部材が、フイルタケースのキヤツプに取付
    けられ、ガスの供給孔がフイルタケースの適所に
    形成された分析用燃焼排ガスなどに用いられるフ
    イルタ。
JP8618588U 1988-06-29 1988-06-29 Expired - Lifetime JPH0534741Y2 (ja)

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JP8618588U JPH0534741Y2 (ja) 1988-06-29 1988-06-29

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JP8618588U JPH0534741Y2 (ja) 1988-06-29 1988-06-29

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JPH028520U JPH028520U (ja) 1990-01-19
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JPH028520U (ja) 1990-01-19

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