JP3032594U - ストレーナ - Google Patents

ストレーナ

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JP3032594U
JP3032594U JP1996006516U JP651696U JP3032594U JP 3032594 U JP3032594 U JP 3032594U JP 1996006516 U JP1996006516 U JP 1996006516U JP 651696 U JP651696 U JP 651696U JP 3032594 U JP3032594 U JP 3032594U
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JP
Japan
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mounting portion
filter body
strainer
cap body
filter
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Expired - Lifetime
Application number
JP1996006516U
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English (en)
Inventor
正雄 久米
弘之 水野
敏男 川浦
Original Assignee
株式会社ヨシタケ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メンテナンス時の作業性を向上させる。 【解決手段】 本体2内に形成する入口3と出口4を連
通する連通口6と対向する本体2外壁7に取付ネジ孔8
を形成し、取付ネジ孔8を閉鎖するキャップ体10に濾過
体11を連結一体化する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、流体中のゴミを除去するストレーナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、かかるストレーナaとしては、図10、11に示す様に、入口bと出口 cを有する本体d内に、入口bと出口cを連通する連通口eが設けられ、この連 通口eと対向する本体dの外壁fにキャップ取付口gが設けられ、一方、網状部 材によって円筒状に形成したスクリーンhの一端をキャップ体jの円形凹部に差 し込み、このスクリーンhを本体d内に挿入しながらキャップ体jをキャップ取 付口gに取り付け、スクリーンhの他端を連通口eの周囲に形成された円形凹部 に差し込みして装着している。
【0003】 ところが、スクリーンhを洗浄する場合には、一定期間使用することにより、 スクリーンhの他端と連通口eの円形凹部とが固着することがあり、キャップ体 jを取り出してもスクリーンhだけが本体d内に残ってしまい、配管への固定場 所によっては、スクリーンhの取り出しが困難と成る欠点を有している。
【0004】 また、スクリーンhを洗浄した後の再装着時にあっては、キャップ体jに差し 込みして装着したはずのスクリーンhがキャップ取付口gより挿入した状態にお いて、本体d内でスクリーンhがキャップ体jから外れてしまった状態で装着さ れたり、またスクリーンhがズレて装着されてしまい、スクリーンhを破損させ たりするメンテナンス上の欠点を有している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、メンテナンス時の作業性を向上させるストレーナを提供せんとする ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記従来技術に基づく、メンテナンス性の課題に鑑み、本体内に収 容する濾過体をキャップ体と連結一体化し、濾過体とキャップ体の分離をなくす ことを要旨するストレーナを提供して上記欠点を解決せんとしたものである。
【0007】 ストレーナは、入口と出口を有する金属製の本体と、キャップ体、濾過体から 構成し、本体内には、入口と出口を連通する連通口を形成し、連通口と対向する 本体外壁に取付ネジ孔を形成している。
【0008】 キャップ体は金属製から成り、取付ネジ孔を閉鎖するものにして、また濾過体 は金属によって円筒状に形成され、その一端を連通口周囲の座面に当接させ、か かる濾過体をキャップ体に連結一体化している。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下本考案の実施の形態を図面に基づいて説明すると、 1は本考案に係るストレーナであり、ストレーナ1の本体2は金属製であり、 入口3および出口4が形成され、入口3と出口4を区割りする隔壁5に連通口6 を形成して入口3と出口4を連通させると共に、連通口6と同軸上で対向する外 壁7には、取付ネジ孔8を形成している。
【0010】 9は取付ネジ孔8に螺着し、本体2内に配設する濾過ユニットであり、濾過ユ ニット9はキャップ体10と、このキャップ体10に装着して連結一体化する濾過体 11から構成している。
【0011】 キャップ体10は金属製から成り、取付ネジ孔8に螺着して閉鎖するものにして 、キャップ本体12に取付ネジ孔8に螺合するネジ部13を形成すると共に、キャッ プ本体12における本体2内に位置する内端部14に濾過体11を装着する主装着部15 を設けている。
【0012】 また、濾過体11は金属製から成り、多数の網孔を有する網状部材16によって、 円筒状に形成されると共に、その一端側に、前記主装着部15と連結一体化する従 装着部17を設けている。
【0013】 次に、キャップ体10の主装着部15と濾過体11の従装着部17における各種実施の 形態としては、 先ず、図1、2に示す実施の形態としては、キャップ本体12の内端部14に円柱 突部18を突設し、円柱突部18の先端側の外周には、先端に移行するにしたがって 先細状に形成する引掛け突条19を設け、引掛け突条19の基部側を係合溝20と成し 、一方、濾過体11の従装着部17は、濾過体11の一端側の径を縮径させる様に絞り 込みして形成している。
【0014】 そして、従装着部17を主装着部15に嵌め込むことによって、絞り込みした濾過 体11の一端が引掛け突条19を乗り越えて係合溝20内に入って係合され、濾過体11 とキャップ体10を連結一体化した濾過ユニット9と成している。
【0015】 また、図3に示す実施の形態としては、キャップ本体12に形成した円柱突部18 の外周に係合溝20を形成して主装着部15と成し、一方、濾過体11の一端側の内周 面にプレス成形によって係合突条21を内方へ膨出させて従装着部17と成している 。
【0016】 そして、従装着部17を主装着部15に嵌め込むことによって、係合突条21が係合 溝20内に入って係合され、濾過体11とキャップ体10を連結一体化した濾過ユニッ ト9と成している。
【0017】 また、図4に示す実施の形態としては、キャップ本体12の内端部14に、内径を 濾過体11の外径より大径と成した円筒突部22を突設し、円筒突部22の内周面に係 合溝20を形成して主装着部15と成し、一方、濾過体11の一端側の外周面にプレス 成形によって係合突条21を外方へ膨出させて従装着部17と成している。
【0018】 そして、従装着部17を主装着部15に嵌め込むことによって、係合突条21が係合 溝20内に入って係合され、濾過体11とキャップ体10を連結一体化した濾過ユニッ ト9と成している。
【0019】 また、図5に示す実施の形態としては、上記円筒突部22の内周面に係合突条21 を形成して主装着部15と成し、一方、濾過体11の一端側の外周面にプレス成形に よって係合溝20を凹設させて従装着部17と成している。
【0020】 そして、従装着部17を主装着部15に嵌め込むことによって、係合突条21が係合 溝20内に入って係合され、濾過体11とキャップ体10を連結一体化した濾過ユニッ ト9と成している。
【0021】 また、図6に示す実施の形態としては、上記円筒突部22の内周面の基端部に係 合溝20を形成して主装着部15と成し、一方、濾過体11の一端側を拡径させる様に をラッパ状に形成して従装着部17と成している。
【0022】 そして、従装着部17を主装着部15に嵌め込むことによって、円筒突部22の内周 面によって縮径状態の従装着部17が係合溝20に達すると、円筒突部22の内周面に よる縮径状態が解除されて係合溝20内に入って係合され、濾過体11とキャップ体 10を連結一体化した濾過ユニット9と成している。
【0023】 また、図7に示す実施の形態としては、上記円筒突部22に、径方向に貫通する ネジ孔23を穿設し、このネジ孔23に金属製のビス24を螺入して主装着部15と成し 、一方、濾過体11の円筒状の一端側を従装着部17と成している。
【0024】 そして、円筒突部22内に従装着部17を差し込み、ビス24を締めつけることによ って、ビス24の先端側を網孔に入れて係合させ、濾過体11とキャップ体10を連結 一体化した濾過ユニット9と成している。
【0025】 また、図8に示す実施の形態としては、上記円筒突部22に、径方向に貫通する ピン貫通孔25を穿設し、このピン貫通孔25に金属製のピン26を挿通して主装着部 15と成し、一方、濾過体11の一端側に、ピン26が挿通される挿通孔27を穿設して 従装着部17と成している。
【0026】 そして、円筒突部22内に従装着部17を差し込み、ピン26をピン貫通孔25と挿通 孔27に挿通させ、濾過体11とキャップ体10を連結一体化した濾過ユニット9と成 している。
【0027】 また、図9に示す実施の形態としては、上記円筒突部22の内周面にOリング溝 28を刻設し、このOリング溝28内にOリング29を装着して主装着部15を構成し、 一方、濾過体11の円筒状の一端側を従装着部17と成している。
【0028】 そして、円筒突部22内に従装着部17を差し込み、Oリング29を濾過体11の外周 面によって押圧し、その際の弾性復元力でもって、濾過体11とキャップ体10を連 結一体化した濾過ユニット9と成している。
【0029】 なお、主装着部15と従装着部17の各実施の形態にあっては、連結一体化できる 構造であれば、各実施の形態を各種組み合わせることも可能である。
【0030】 次に、本考案に係るストレーナの作用については、 濾過体11とキャップ体10を、主装着部15と従装着部17の係合作用によって連結 一体化して濾過ユニット9と成し、この濾過ユニット9における濾過体11を、本 体2の取付ネジ孔8より内方に挿入しながら、キャップ体10のネジ部13を取付ネ ジ孔8を螺入して閉鎖すると同時に、濾過体11の一端を連通口5周囲の座面30に 当接させて装着する。
【0031】 また、キャップ体10の主装着部15と、濾過体11の従装着部17との係合状態とし ては、両者が金属製であるため、係合状態が良好と成り、特にビス24、ピン26を 用いるものは、その係合作用は強固と成り、また凹凸個所(引掛け突条19、係合 溝20、係合突条21)によるものは、その加工が容易と成る。
【0032】
【考案の効果】
要するに本考案は、入口3と出口4を有する金属製の本体2内に、入口3と出 口4を連通する連通口6を形成し、連通口6と対向する本体2外壁7に取付ネジ 孔8を形成し、この取付ネジ孔8を閉鎖する金属製のキャップ体10に、一端が連 通口6周囲の座面30に当接される、金属によって円筒状に形成した濾過体11を連 結一体化したので、従来の様に、本体2内で濾過体11がズレたり、外れたりする ことなく確実に装着できると共に、濾過体11の取り外しに際しても、例え濾過体 11の一端が座面30に固着されたとしても、連結一体化していることにより、キャ ップ体10を外すことで、確実に取り出すことができるため、メンテナンスの作業 性が向上し、しかも金属によって形成されているため、強固な連結状態が維持さ れると共に、スチーム系の配管にも対応できる等その実用的効果甚だ大なるもの である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るストレーナの断面図である。
【図2】同上ストレーナの分解断面図である。
【図3】同上ストレーナにおける濾過ユニットの他の実
施の形態を示す断面図である。
【図4】同上ストレーナにおける濾過ユニットの他の実
施の形態を示す断面図である。
【図5】同上ストレーナにおける濾過ユニットの他の実
施の形態を示す断面図である。
【図6】同上ストレーナにおける濾過ユニットの他の実
施の形態を示す断面図である。
【図7】同上ストレーナにおける濾過ユニットの他の実
施の形態を示す断面図である。
【図8】同上ストレーナにおける濾過ユニットの他の実
施の形態を示す断面図である。
【図9】同上ストレーナにおける濾過ユニットの他の実
施の形態を示す断面図である。
【図10】従来のストレーナにおける分解断面図であ
る。
【図11】同上ストレーナにおけるスクリーンがズレて
装着された状態を示す断面図である。
【符号の説明】
2 本体 3 入口 4 出口 6 連通口 7 外壁 8 取付ネジ孔 10 キャップ体 11 濾過体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口と出口を有する金属製の本体内に、
    入口と出口を連通する連通口を形成し、連通口と対向す
    る本体外壁に取付ネジ孔を形成し、この取付ネジ孔を閉
    鎖する金属製から成るキャップ体に、一端が連通口周囲
    の座面に当接される、金属によって円筒状に形成した濾
    過体を連結一体化したことを特徴とするストレーナ。
JP1996006516U 1996-06-18 1996-06-18 ストレーナ Expired - Lifetime JP3032594U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013544340A (ja) * 2010-12-03 2013-12-12 スカニア シーブイ アクチボラグ 排気ガスのための挿入部品、ホルダー及び後処理ユニット
JP2017064699A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 株式会社キッツエスシーティー 高圧用フィルタとこれを用いた水素ステーション

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