JP5487113B2 - ストレーナ - Google Patents

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Description

本発明は、水,油等の流体の流れる管路において、この流体内に含まれるゴミ等の異物を濾過するスクリーンを備えたストレーナに関し、特に、ゴミ等の異物がスクリーンの開口の外側から逃げることなく確実に捕獲できるようにしたストレーナに関する。
従来、この種のストレーナとしては、例えば、本願出願人が先に提案したものが知られている(特許第4272907号公報に掲載)。図7に示すように、このストレーナSaは、流入口201及び流出口202を有した流路を有した本体200と、本体200の流路内に着脱可能に装着され開口211を有したカップ状のスクリーン210とを備えている。本体200は、その流路を直線状とする管体で形成されており、側壁にはスクリーン210の出し入れを行なうための出入用孔203が形成されている。また、流入口201側の流路を形成する側壁内周には、受面204を有した受部205が形成されている。スクリーン210の装着時に、スクリーン210の開口端面212は、受面204に押圧され、受面204と密着する。また、流路を形成する内壁には、本体200の軸線と挿入時のスクリーン210の軸線とが同軸になるようにスクリーン210を支持してガイドするガイド突起206が設けられている。このガイド突起206のスクリーン210と当接する当接面は、スクリーン210の外周面に対応する円周面(湾曲した面)である。また、出入用孔203は蓋207により開閉される。
また、このストレーナSaは、スクリーン210の開口端面212を本体200の受面204に押圧する押圧手段220を備えている。この押圧手段220は、雌ネジ部221、ボルト224、円錐台部225、及び、押圧部材226を備えている。雌ネジ部221は、本体200の流路を形成する内壁であってスクリーン210の底部213よりも流出口202側に設けられる。ボルト224は、一端側224aに雌ネジ部221に螺合される雄ネジ部222を有するとともに、他端側224bに締め付け具により回転させられるボルト頭223を有している。円錐台部225は、ボルト224に同軸に設けられ、ボルト224の他端側224bに向けて末広がりの形状を有している。押圧部材226は、円錐台部225の円錐面225aに当接するテーパ面226aを有し、ボルト224の雌ネジ部221に対するねじ込みにより、スクリーン210の開口端面212を本体200の受面204に押圧する。また、押圧部材226は、リング状に形成されており、スクリーン210の底部213に固着されている。
スクリーン210を本体200に装着するときは、まず、蓋207を取り外して出入用孔203を開にする。次に、スクリーン210を出入用孔203から本体200内に入れてガイド突起206に載置し、スクリーン210の開口端部212を本体200の受面204に対峙させる。それから、押圧手段220によりスクリーン210の開口端面212を本体200の受面204に押圧する。詳しくは、ボルト224の雄ネジ部222を本体200の雌ネジ部221に螺合し、ボルト224のボルト頭223を締め付け具で回転させて、ボルト224を本体200にねじ込む。この際、円錐台部225の円錐面225aは、押圧部材226に設けられたテーパ面226aを徐々に押し下げ、押圧部材226は、スクリーン210の底部213に固着されており、また、スクリーン210は、ガイド突起206に載置されている。したがって、スクリーン210は、ボルト224の軸方向に移動せず、ガイド突起206の当接面に沿って流入口201側に進み、スクリーン210の開口端面212は、本体200の受部205の受面204に密着する。その後、蓋207を出入用孔203に被せて、出入用孔203を閉にする。
このようにスクリーン210が装着されたストレーナSaに流入口201から流体が流入すると、この流体に混在する異物は、スクリーン210で濾過され、異物の混在しない流体が、流出口202から流出する。この場合、スクリーン210の開口端面212が本体200の受部205の受面204に密着しているので、ゴミ等の異物は、開口端面212と受面204との間を通り抜けることができない。したがって、ストレーナSaは、ゴミ等の異物を確実にスクリーン210で捕獲することができる。
また、従来、この種のタイプのストレーナとしては、図示しないが、上記のストレーナを改良したストレーナもある。この改良したストレーナは、本願出願人が先に提案した特許文献2(特開2006−761号公報)に記載されている。
特許第4272907号公報 特開2006−761号公報
しかしながら、この従来のストレーナSaにおいては、本体200内にボルト224を挿通し、スクリーン210の底部213よりも流出口202側に設けられた雌ネジ部221にボルト224をねじ込んで、このボルト224でスクリーン210の底部213を押してスクリーン210を本体200に装着している。すなわち、押圧手段220が比較的複雑で大型の構造となるので、それだけ、ストレーナSa全体も大型化してしまうという問題があった。また、押圧手段220が比較的複雑で大型の構造となることから、この押圧手段220を小型のストレーナに適用することができず、それだけ、汎用性が悪いという問題もあった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、押圧手段の構造を簡単且つ小型にしてストレーナを小型化するとともに、押圧手段を小型のストレーナに適用可能にして汎用性の向上を図ったストレーナを提供することを目的とする。
このような目的を達成するため、本発明のストレーナは、流入口及び流出口を有した流路を有した本体と、該本体の流路内に着脱可能に装着され開口を有したカップ状のスクリーンと、該本体の側壁に設けられ上記スクリーンの出し入れを行なうための出入用孔と、該出入用孔を開閉する蓋とを備え、上記本体の流入口側の流路を形成する側壁内周に、上記スクリーンの装着時に該スクリーンの開口端面が押圧されて密着する受面を有した受部を形成してなるストレーナにおいて、上記スクリーンの開口縁部に、外側に突出したリング状のフランジを形成し、上記本体の出入用孔に対向する側壁側に、上記本体の受部の受面に対峙するように突起部を設け、該突起部と該受面が共同して上記スクリーンのフランジが挿入される溝を形成し、該突起部の上記受面側の内壁面は、上記フランジが該溝に挿入されたとき該フランジの裏側外周縁と当接するように、かつ、上記受面と該内壁面との間隔が上記フランジの挿入方向に沿って漸次小さくなるように、傾斜して形成され、上記フランジが該溝に挿入された状態で、該フランジを上記本体の出入用孔側から該出入用孔に対向する側壁側に押圧し、かつ、該フランジの裏側外周縁を上記突起部の内壁面に摺接させることによって、該フランジの開口端面を上記受面に押圧させる押圧手段を設けた構成としている。
スクリーンを装着するときは、スクリーンを出入用孔から流路内に入れ、スクリーンのフランジを溝に挿入し、その後、押圧手段によりフランジは、本体の出入用孔側から出入用孔に対向する側壁側に押される。
これにより、フランジの裏側外周縁が突起部の内壁面に摺接した状態で、フランジは、溝に入り込み、流入口側への外力を受ける。すなわち、この内壁面からの力によって、フランジの開口端面は、受面に押し当てられ、受面と密着することができる。
この場合、突起部の内壁面を利用することにより、フランジの出入用孔側の部分を押圧することによって、スクリーンを装着できる。すなわち、従来の押圧手段(図7の押圧手段220)が、スクリーンの底部を押すような複雑で大型の構造であったのに対し、本発明では、押圧手段の構造を簡単に且つ小型にすることができるので、ストレーナを小型化することができる。さらに、スクリーンの装着を確実にする押圧手段を、小型のストレーナに容易に適用することができるので、汎用性を大幅に向上させることができる。
そして、必要に応じ、上記フランジの外側面の一部に、該外側面から上記本体の流入口側かつ外側に向けて傾斜する舌片(被押圧部とも呼ばれる。)を突設し、上記本体の上記出入用孔側の受部であって上記受面の外側に、上記舌片が押圧されて支持される支持面を形成し、上記押圧手段を、上記舌片を押圧するように構成している。
スクリーンを装着するときは、スクリーンの舌片のある側を本体の出入用孔側に位置させて、スクリーンの舌片のある側とは反対側のフランジの部分を溝に挿入する。続いて、この舌片を支持面に支持し、その後、押圧手段により舌片を、流入口側かつ内側に傾斜した方向に押圧する。
この舌片の押圧力は、舌片がフランジの外側面から本体の流入口側かつ外側に向けて傾斜しているので、フランジの開口端面の出入用孔側の部分を受面に押圧する軸方向の分力と、フランジを本体の出入用孔側から出入用孔に対向する側壁側に押圧する軸方向に直交する方向の分力とを有している。この軸方向に直交する方向の分力は、フランジの裏側外周縁を突起部の内壁面に摺接させ、この内壁面からの力によって、フランジの開口端面の出入用孔側とは反対側の部分を受面に押圧する。即ち、軸方向の分力及び内壁面からの力によって、フランジをその円周の両側から受面に押圧することができるので、押圧力が均等に作用する。したがって、フランジの開口端面は、受面と好適的に密着することができ、フランジの押さえが確実に行なわれる。
また、必要に応じ、上記突起部を、上記支持面に対して所定の対称位置に複数設けた構成としている。
これにより、フランジを舌片のある部位を含むその円周の3箇所以上の箇所から受面に押圧し、しかも、突起部は支持面に対して所定の対称位置に位置することから、より一層、押圧力が均等に作用することになり、フランジの押さえがさらに確実に行なわれる。
なお、所定の対称位置として、たとえば、舌片のある部位を0°としたとき、第一の突起部を120(=180−α(=60))°の位置に設け、第二の突起部を240(=180+α(=60))°の位置に設ける場合が挙げられる。また、上記のαは、60°に限定されるものではない。
更に、必要に応じ、 上記舌片に、雄ネジ部及びボルト頭を有したボルトの当該雄ネジ部が挿通されるボルト穴を形成し、上記支持面に、ボルトの雄ネジ部がねじ込まれる雌ネジ部を形成し、上記押圧手段が、雄ネジ部及びボルト頭を有し上記雄ネジ部を上記ボルト穴に挿通させて上記雌ネジ部にねじ込んで上記ボルト頭により上記舌片を支持面に押圧するボルトを有する構成している。
これにより、ボルトという簡易な要素を用いて押圧手段を構成できる。すなわち、従来の押圧手段(図7の押圧手段220)が、スクリーンの底部を押すような複雑で大型の構造であったのに対し、本発明では、押圧手段の構造を簡単に且つ小型にすることができるので、ストレーナを小型化することができる。さらに、スクリーンの装着を確実にする押圧手段を、小型のストレーナに容易に適用することができるので、汎用性を大幅に向上させることができる。
更にまた、必要に応じ、上記押圧手段が、上記蓋の内側に設けられ、上記出入用孔の閉時に上記舌片を支持面に対して押圧する弾性部材を有する構成している。弾性部材としては、例えば、ゴムや板バネ等のスプリングを採用することができる。
これにより、蓋に設けた弾性部材という簡易な要素を用いてで押圧手段を構成できるので、上記のボルトを用いた場合とほぼ同様の効果を得ることができる。
そして、また、必要に応じ、上記スクリーンが、筒体及び該筒体の一方の開口を塞ぐ底板を有する網状部材と、上記フランジを有し、上記網状部材を着脱可能に保持するフレームとを有する構成している。
これにより、網状部材とフレームとを別体に形成し、フレームにフランジを形成したので、フランジを例えば金属の鋳物製とすることができる。すなわち、フランジの形成が容易になるので、スクリーンの製造が極めて容易になる。
更に、必要に応じ、 上記網状部材の筒体と底板とを分離可能にし、 上記フレームが、上記底板を取り外し可能に支える底板用支持面を有したリング状の支持リングと、上記フランジを構成し、上記筒体の開口端部が嵌合する開放口を有したリング状のフランジリングと、上記支持リング及びフランジリングを連結し、上記筒体の収納される空間を形成する複数のリブとを有する構成している。
これにより、網状部材を筒体と底板とを分離可能にしたので、網状部材の掃除が極めて容易になる。また、フレームを支持リング,フランジリング及び複数のリブで構成しているので、網状部材がフレームから露出する面積が大きくなる。したがって、スクリーンで濾過した流体を円滑に流出させることができる。
更にまた、必要に応じ、上記筒体の外径をa、底板の外径をb、フランジリングの開放口の内径をcとしたとき、a<c<bに設定し、上記底板を上記リブ間から挿入して上記支持リングの底板用支持面に装着可能に上記リブを設けた構成としている。
網状部材をフレームに挿入するときは、底板をリブとリブの間からフレーム内に挿入して支持リングの底板用支持面に装着させ、その後、筒体をフランジリングの開放口からフレーム内に挿入して底板に接するまで押し込むことにより行なう。
このように底板の外径が筒体の外径よりも大きく形成されているので、筒体で底板を押さえることができる。すなわち、底板を筒体と支持リングとで挾持することができるので、底板を確実に保持することができる。また、筒体の外径は、その開口端部がフランジリングの開放口に嵌合する大きさとしてあるので、フランジリングによって筒体は確実に保持されることができる。
本発明のストレーナによれば、押圧手段の構造を簡単に且つ小型にすることができるので、ストレーナを小型化することができる。さらに、スクリーンの装着を確実にする押圧手段を、小型のストレーナに容易に適用することができるので、汎用性を大幅に向上させることができる。
本発明の実施の形態に係るストレーナを示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るストレーナを、スクリーンを本体に入れるときの工程とともに示す側面断面図である。 本発明の実施の形態に係るストレーナを、スクリーンを本体に入れた状態で示す側面断面図である。 本発明の実施の形態に係るストレーナを、蓋を被せた組み付け状態で示す側面断面図である。 本発明の実施の形態に係るストレーナを、蓋を被せた組み付け状態で示す一部正面断面図である。 本発明の別の実施の形態に係るストレーナを示す側面断面図である。 従来のストレーナの一例を示す図である。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施の形態に係るストレーナを説明する。
図1乃至図5には、本発明の実施の形態に係るストレーナSを示している。
このストレーナSは、流入口2及び流出口3を有した流路を有した本体1と、本体1の流路内に着脱可能に装着され開口を有したカップ状のスクリーン50とを備えている。このスクリーン50は、後で詳述するが、その開口縁部50aに、外側に突出したリング状のフランジ73を有している。また、このフランジ73は、外側面の一部に、該外側面から本体1の流入口側かつ外側に向けて傾斜する舌片80が突設されている。この舌片80は、通常、ほぼ矩形状の平板である。
本体1は、その流路を直線状とする管体であり、金属の鋳物で形成されている。この本体1の流入口2及び流出口3には、夫々、流体が流れる他の管体(図示せず)に本体1を取り付けるための雌ネジ4が形成されている。また、この本体1の側壁には、スクリーン50の出し入れを行なうための出入用孔10が設けられている。この出入用孔10は円形状に形成されており、出入用孔10の周縁には、周縁から外側に突出した出入用孔縁部11が設けられている。
また、本発明のストレーナSは、本体1の出入用孔10を開閉する蓋5が設けられている。この蓋5は、本体1と同様の金属の鋳物で形成されており、出入用孔縁部11の当接面7と対応する形状を有している。また、出入用孔縁部11には、蓋5を固定するための雌ネジ11aが、等間隔で配置された4箇所に形成され、蓋5には雌ネジ11aに対応する位置に孔5aが形成されている。この孔5aにボルト頭6aのあるボルト6を挿通し、雌ネジ11aにボルト6を締め付けることにより、蓋5は固定される。また、蓋5と本体1との間にはリング状のパッキン8が介装されている。このパッキン8は、出入用孔10の開口縁に形成された段部10aに嵌合して設けられている。
また、本体1の流入口2側の流路を形成する側壁内周には、スクリーン50の装着時にスクリーン50の開口端面74cが押圧されて密着する受面21を有した受部20が形成されている。更に、本体1の出入用孔10側の受部20であって受面21の外側には、スクリーン50の舌片80が押圧されて支持される支持面30が形成されている。この支持面30は、傾斜した舌片80と対向するように(すなわち、流入口2側から見て、本体1の流出口3側かつ内側に向けて傾斜するように)、形成されている。また、この支持面30の中心部には、後述の押圧手段90としてのボルト91の雄ネジ部91aがねじ込まれる雌ネジ部31が形成されている。
更に、本体1の出入用孔10に対向する側壁側に、本体1の受部20の受面21に対峙するように突起部40を設けてある。突起部40と受面21は、共同してスクリーン50のフランジ73が挿入される溝41を形成する。この突起部40は、その受面21側の内壁面40aが、スクリーン50のフランジ73が溝41に挿入されたときフランジ73の裏側外周縁73aと当接するように、かつ、受面21と内壁面40aとの間隔がフランジ73の挿入方向に沿って漸次小さくなるように、傾斜して形成されている。また、本実施形態では、一対の突起部40が、図5に示すように、支持面30に対して所定の対称位置に(すなわち、支持面30を通る仮想垂線に対して左右対称位置に)設けられている。
次に、スクリーン50について詳述する。このスクリーン50は、本体1の流路内に着脱可能に装着され開口61bを有したカップ状に形成されている。また、スクリーン50は、筒体61及び筒体61の一方の開口61aを塞ぐ底板62を有する網状部材60と、フランジ73を有し、網状部材60を着脱可能に保持するフレーム70とを備えて構成されている。
網状部材60は、例えば、ステンレス等の金属で形成されており、その円筒状の筒体61と円板状の底板62とが分離可能に形成されている。また、筒体61及び底板62には、図示しないが、小孔が多数設けられており、流路を流れる流体はこの小孔を通過する。更に、網状部材60の内側には、流路を流れる流体に含まれるゴミ等の異物を濾過して分離するネット(図示せず)が備えられている。このネット(図示せず)は、例えば、100メッシュ(1インチ四方に、1×10個の目を持つもの)以上であり、かつ、目の開きが0.15mm以下のものが使用される。網状部材60を筒体61と底板62とを分離可能にしたので、網状部材60の掃除が極めて容易になる。
フレーム70は、底板62を取り外し可能に支持する底板用支持面71を有したリング状の支持リング72と、フランジ73を構成し、筒体61の他方の開口61bの開口端部61cが嵌合する開放口74aを有したリング状のフランジリング74と、支持リング72及びフランジリング74を連結し、筒体61の収納される空間を形成する複数のリブ75(実施の形態では4本)とを備えている。この支持リング72,フランジリング74及び複数のリブ75は、ステンレス製の鋳物であり、一体形成されている。網状部材60とフレーム70とを別体に形成し、フレーム70にフランジ73を形成し、フランジ73を金属の鋳物製としてある。これにより、フランジ73の形成が容易になり、したがって、スクリーン50の製造が極めて容易になる。
フランジリング74は、その外側面74bの一部に、外側面74bから本体1の流入口2側かつ外側に向けて傾斜する舌片80が突設されている。この舌片80には、支持面30にねじ込まれる後述の押圧手段90としてのボルト91の雄ネジ部91aが挿通されるボルト穴81が形成されている。
また、このスクリーン50は、筒体61の外径をa、底板62の外径をb、フランジリング74の開放口の内径をcとしたとき、a<c<bに設定されており、底板62をリブ75間から挿入して支持リング72の底板用支持面71に装着可能になるようにリブ75が設けられている。
また、本実施の形態に係るストレーナSは、スクリーン50のフランジ73を押圧する(あるいは、スクリーン50のフランジ73を、所定の方向(流出口3側から見て、本体1の流入口2側かつ内側に向けて傾斜する方向)に押した状態で保持する、ということもできる。)押圧手段90を備えている。この押圧手段90は、スクリーン50のフランジ73が溝41に挿入された状態で、フランジ73を本体1の出入用孔10側から出入用孔10に対向する側壁側に押圧し、かつ、フランジ73の裏側外周縁73aを突起部40の内壁面40aに摺接させることによって、フランジ73の開口端面74cを受面21に押圧させるものである。
この押圧手段90は、所定の方向(流出口3側から見て、本体1の流入口2側かつ内側に向けて傾斜する方向)に舌片80を押圧するボルト91で構成されている。このボルト91は、雄ネジ部91a及びボルト頭91bを有しており、雄ネジ部91aを舌片80のボルト穴81に挿通させて支持面30の雌ネジ部31にねじ込んでボルト頭91bにより舌片80を支持面30に押圧するものである。
また、舌片80の支持面30と当接する当接面82側には、ボルト穴81に挿通されたボルト91がボルト穴81から抜けないようにするためのU字状の抜け止め部材92が設けられており、この抜け止め部材92によりボルト91は舌片80に付帯させられている。
なお、図3に示すように、抜け止め部材92(抜け止め部材92を設けない場合は、舌片80の当接面82)は、支持面30と当接しなくてもよく、ボルト91は、スクリーン50のフランジ73を、所定の方向(流出口3側から見て、本体1の流入口2側かつ内側に向けて傾斜する方向)に押した状態で保持できればよい。
従って、この実施の形態に係るストレーナSにおいて、スクリーン50を本体1に装着するときは、以下のようにする。
先ず、網状部材60をフレーム70に取り付け、スクリーン50を組み立てる。詳しくは、底板62をリブ75とリブ75の間からフレーム70内に挿入して支持リング72の底板用支持面71に装着し、その後、筒体61をフランジリング74の開放口74aからフレーム70内に挿入して底板62に接するまで押し込む。これにより、底板62の外径が筒体61の外径よりも大きく形成されているので、筒体61で底板62を押さえることができる。すなわち、底板62を筒体61と支持リング72とで挾持することができるので、底板62を確実に保持することができる。また、筒体61の外径は、その開口端部61cがフランジリング74の開放口74aに嵌合する大きさに形成されているので、フランジリング74によって筒体61を確実に保持することができる。
次に、蓋5を取り外して出入用孔10を開にし、組み立てたスクリーン50を出入用孔10から流路内に入れる。この際、スクリーン50の舌片80のある側を本体1の出入用孔10側に位置させて、スクリーン50の舌片80のある側とは反対側のフランジ73を溝41に挿入しながら、舌片80を支持面30に接近させる。
続いて、押圧手段90により舌片80を押圧してフランジ73を本体1の出入用孔10側から出入用孔10に対向する側壁側に押圧する。詳しくは、ボルト91のボルト頭91bを締め付け具で回転させ、雄ネジ部91aを支持面30の雌ネジ部31に締め込み、ボルト頭91bにより舌片80を支持面30に押圧する。
ここで、舌片80は、フランジリング74の外側面74bから本体1の流入口2側かつ外側に向けて傾斜しているので、この舌片80の押圧力W(図3参照)により、フランジリング74の開口端面74cの出入用孔10側の部分を受面21に押圧する軸方向の分力Waと、フランジリング74を本体1の出入用孔10側から出入用孔10に対向する側壁側に押圧する軸方向に直交する方向の分力Wbとが生じる。
この軸方向に直交する方向の分力Wbは、フランジ73の裏側外周縁73aを突起部40の内壁面40aに摺接させ、この内壁面40aからの力によって、フランジリング74の開口端面74cの出入用孔10側とは反対側の部分を受面21に押圧することができる。これにより、フランジ73の裏側外周縁73aが突起部40の内壁面40aに摺接した状態で、フランジ73は、溝41に入り込み、流入口2側への外力を受ける。すなわち、二箇所に設けられた内壁面40aからの力によって、フランジ74の開口端面74cは、受面21に押し当てられ、受面21と密着することができる。すなわち、フランジ73をその円周の両側から受面21に押圧することができるので、押圧力が均等に作用し、そのため、フランジ73の押さえが確実に行なわれる。
また、上述したように、軸方向の分力Waにより、フランジリング74の開口端面74cの出入用孔10側の部分は、受面21に押し当てられ、受面21と密着している。
このように、実施の形態に係るストレーナSは、フランジ73を舌片80のある部位を含むその円周の3箇所から受面21に押圧する。しかも、突起部40は支持面30に対して所定の対称位置に位置することから、より一層、押圧力が均等に作用することになり、フランジ73の押さえ(密着性を維持した状態の押さえ)が確実に行なわれる。
この場合、突起部40の内壁面40aを利用して、フランジ73の出入用孔10側を押圧し、スクリーン50を装着でき、また、押圧手段90として、ボルト91という簡易な要素を用いている。したがって、従来の押圧手段(図7の押圧手段220)が、スクリーン210の底部を押すような複雑で大型の構造であったのに対し、本発明では、押圧手段90の構造を簡単に且つ小型にすることができるので、ストレーナSを小型化することができる。さらに、スクリーン50の装着を確実にする押圧手段90を、小型のストレーナSに容易に適用することができるので、汎用性を大幅に向上させることができる。
その後、蓋5を出入用孔10に被せて出入用孔10を閉にする。
このようにスクリーン50が装着されたストレーナSに、流入口2から流体が流入すると、この流体に混在する異物がスクリーン50で濾過されて流出口3から流出するようになる。この場合、フレーム70を、支持リング72,フランジリング74及び複数のリブ75で構成しているので、網状部材60がフレーム70から露出する面積が大きくなる。したがって、スクリーン50で濾過した流体を円滑に流出させることができる。また、スクリーン50の開口端面74cが本体1の受部20の受面21に密着しているので、ゴミ等の異物は、開口端面74cと受面21との間を通り抜けることができない。したがって、ストレーナSは、ゴミ等の異物を確実にスクリーン50で捕獲することができる。
図6には、本発明の別の実施の形態に係るストレーナSを示している。このストレーナSは、上記の実施の形態と略同様に構成されるが、上記の実施の形態とは押圧手段90などの構成が異なっている。
この押圧手段90は、蓋5の内側に設けられ、出入用孔10の閉時に舌片80を支持面30に対して押圧する弾性部材(本実施形態では、板バネ93)を有する構成としてある。板バネ93は、その一端が、ボルト94で蓋5の裏面に固定され、他端が、スクリーン50の舌片80の上面に当接するように、折り曲げられている。この板バネ93は、スクリーン50の舌片80の上面に、弾性力を所定の方向(上述した押圧力Wが作用する方向)に作用させた状態で接触している。尚、弾性部材としては、例えば、ゴムやコイルスプリングを採用することができる。
このストレーナSにおいて、スクリーン50を本体1に装着するときは、蓋5を取り外して出入用孔10を開にし、スクリーン50を出入用孔10から流路内に入れる。この際、スクリーン50の舌片80のある側を本体1の出入用孔10側に位置させて、スクリーン50の舌片80のある側とは反対側のフランジ73を溝41に挿入しながら、この舌片80を支持面30に接近させる。その後、蓋5を出入用孔10に被せて出入用孔10を閉にする。このとき、蓋5の内側に設けられた弾性部材としての板バネ93により、舌片80が支持面30に押圧される。この舌片80の押圧により(上述した押圧力Wとほぼ同様の弾性力が作用することにより)、フランジ73が本体1の出入用孔10側から出入用孔10に対向する側壁側に押圧される。
この場合、押圧手段90として、蓋5に設けた板バネ93という簡易な要素を用いている。したがって、従来の押圧手段(図7の押圧手段220)が、スクリーン210の底部を押すような複雑で大型の構造であったのに対し、本発明では、押圧手段90の構造を簡単に且つ小型にすることができるので、ストレーナSを小型化することができる。さらに、スクリーン50の装着を確実にする押圧手段90を、小型のストレーナSに容易に適用することができるので、汎用性を大幅に向上させることができる。なお、その他の作用,効果は上記の実施の形態と同様である。
尚、上記実施の形態において、ネットを100メッシュ以上で目の開きが0.15mm以下のものを使用したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、流路を流れる流体に含まれるゴミ等の異物を濾過して分離できれば良く、適宜変更して差支えない。
また、突起部40の周方向長さ,大きさや数は上述したものに限定されるものではなく、適宜変更して差支えない。
上記に本発明の実施の形態を幾つか詳細に説明したが、当業者は、本発明の新規な教示及び効果から実質的に離れることなく、これら例示である実施の形態に多くの変更を加えることが容易である。従って、これらの多くの変更は本発明の範囲に含まれる。
この明細書に記載の文献の内容を全てここに援用する。

Claims (9)

  1. 流入口及び流出口を有した流路を有した本体と、該本体の流路内に着脱可能に装着され開口を有したカップ状のスクリーンと、該本体の側壁に設けられ上記スクリーンの出し入れを行なうための出入用孔と、該出入用孔を開閉する蓋とを備え、上記本体の流入口側の流路を形成する側壁内周に、上記スクリーンの装着時に該スクリーンの開口端面が押圧されて密着する受面を有した受部を形成してなるストレーナにおいて、
    上記スクリーンの開口縁部に、外側に突出したリング状のフランジを形成し、
    上記本体の出入用孔に対向する側壁側に、上記本体の受部の受面に対峙するように突起部を設け、該突起部と該受面が共同して上記スクリーンのフランジが挿入される溝を形成し、該突起部の上記受面側の内壁面は、上記フランジが該溝に挿入されたとき該フランジの裏側外周縁と当接するように、かつ、上記受面と該内壁面との間隔が上記フランジの挿入方向に沿って漸次小さくなるように、傾斜して形成され、
    上記フランジが該溝に挿入された状態で、該フランジを上記本体の出入用孔側から該出入用孔に対向する側壁側に押圧し、かつ、該フランジの裏側外周縁を上記突起部の内壁面に摺接させることによって、該フランジの開口端面を上記受面に押圧させる押圧手段を設 け、
    上記フランジの外側面の一部に、該外側面から上記本体の流入口側かつ外側に向けて傾 斜する舌片を突設し、
    上記本体の上記出入用孔側の受部であって上記受面の外側に、上記舌片が押圧されて支 持される支持面を形成し、
    上記押圧手段を、上記舌片を押圧するように構成し、
    上記舌片に、雄ネジ部及びボルト頭を有したボルトの当該雄ネジ部が挿通されるボルト 穴を形成し、上記支持面に、ボルトの雄ネジ部がねじ込まれる雌ネジ部を形成し、上記押 圧手段が、雄ネジ部及びボルト頭を有し上記雄ネジ部を上記ボルト穴に挿通させて上記雌 ネジ部にねじ込んで上記ボルト頭により上記舌片を支持面に押圧するボルトを有することを特徴とするストレーナ。
  2. 上記突起部を、上記支持面に対して所定の対称位置に複数設けたことを特徴とする請求 項1記載のストレーナ。
  3. 上記スクリーンが、筒体及び該筒体の一方の開口を塞ぐ底板を有する網状部材と、上記フランジを有し、上記網状部材を着脱可能に保持するフレームとを有することを特徴とする請求項1または2記載のストレーナ。
  4. 上記網状部材の筒体と底板とを分離可能にし、
    上記フレームが、上記底板を取り外し可能に支える底板用支持面を有したリング状の支持リングと、上記フランジを構成し、上記筒体の開口端部が嵌合する開放口を有したリング状のフランジリングと、上記支持リング及びフランジリングを連結し、上記筒体の収納される空間を形成する複数のリブとを有することを特徴とする請求項3記載のストレーナ。
  5. 上記筒体の外径をa、底板の外径をb、フランジリングの開放口の内径をcとしたとき、a<c<bに設定し、上記底板を上記リブ間から挿入して上記支持リングの底板用支持面に装着可能に上記リブを設けたことを特徴とする請求項4記載のストレーナ。
  6. 流入口及び流出口を有した流路を有した本体と、該本体の流路内に着脱可能に装着され 開口を有したカップ状のスクリーンと、該本体の側壁に設けられ上記スクリーンの出し入 れを行なうための出入用孔と、該出入用孔を開閉する蓋とを備え、上記本体の流入口側の 流路を形成する側壁内周に、上記スクリーンの装着時に該スクリーンの開口端面が押圧さ れて密着する受面を有した受部を形成してなるストレーナにおいて、
    上記スクリーンの開口縁部に、外側に突出したリング状のフランジを形成し、
    上記本体の出入用孔に対向する側壁側に、上記本体の受部の受面に対峙するように突起 部を設け、該突起部と該受面が共同して上記スクリーンのフランジが挿入される溝を形成 し、該突起部の上記受面側の内壁面は、上記フランジが該溝に挿入されたとき該フランジ の裏側外周縁と当接するように、かつ、上記受面と該内壁面との間隔が上記フランジの挿 入方向に沿って漸次小さくなるように、傾斜して形成され、
    上記フランジが該溝に挿入された状態で、該フランジを上記本体の出入用孔側から該出 入用孔に対向する側壁側に押圧し、かつ、該フランジの裏側外周縁を上記突起部の内壁面 に摺接させることによって、該フランジの開口端面を上記受面に押圧させる押圧手段を設 け、
    上記スクリーンが、筒体及び該筒体の一方の開口を塞ぐ底板を有する網状部材と、上記 フランジを有し、上記網状部材を着脱可能に保持するフレームとを有し、
    上記網状部材の筒体と底板とを分離可能にし、
    上記フレームが、上記底板を取り外し可能に支える底板用支持面を有したリング状の支 持リングと、上記フランジを構成し、上記筒体の開口端部が嵌合する開放口を有したリン グ状のフランジリングと、上記支持リング及びフランジリングを連結し、上記筒体の収納 される空間を形成する複数のリブとを有し、
    上記筒体の外径をa、底板の外径をb、フランジリングの開放口の内径をcとしたとき 、a<c<bに設定し、上記底板を上記リブ間から挿入して上記支持リングの底板用支持 面に装着可能に上記リブを設けたことを特徴とするストレーナ。
  7. 上記フランジの外側面の一部に、該外側面から上記本体の流入口側かつ外側に向けて傾斜する舌片を突設し、
    上記本体の上記出入用孔側の受部であって上記受面の外側に、上記舌片が押圧されて支持される支持面を形成し、
    上記押圧手段を、上記舌片を押圧するように構成したことを特徴する請求項6記載のストレーナ。
  8. 上記突起部を、上記支持面に対して所定の対称位置に複数設けたことを特徴とする請求 項7記載のストレーナ。
  9. 上記押圧手段が、上記蓋の内側に設けられ、上記出入用孔の閉時に上記舌片を支持面に対して押圧する弾性部材を有することを特徴とする請求項7または8記載のストレーナ。
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