JPH0735749U - サブエレメント付エアクリーナ - Google Patents

サブエレメント付エアクリーナ

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JPH0735749U
JPH0735749U JP6958093U JP6958093U JPH0735749U JP H0735749 U JPH0735749 U JP H0735749U JP 6958093 U JP6958093 U JP 6958093U JP 6958093 U JP6958093 U JP 6958093U JP H0735749 U JPH0735749 U JP H0735749U
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JP
Japan
Prior art keywords
sub
main element
air cleaner
main
roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP6958093U
Other languages
English (en)
Inventor
康彦 繁田
Original Assignee
株式会社土屋製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メインエレメントとサブエレメントとを2重
筒状に配置し、サブエレメントをその内側に設けた弾性
押圧手段によって軸方向の移動を抑制し、メインエレメ
ント交換の際サブエレメントが移動してダストがクリン
側へ侵入することを防止する。 【構成】 メインエレメント7とサブエレメント8を2
重筒状に設け、ローラ18を先端に取り付けたばね腕1
7をエアクリーナ1のセンターボルト9に固定する。メ
インエレメント7を取外すとき、サブエレメント8もパ
ッキン12を介在させたカバー6の締め付けから開放さ
れるが、ローラ18が弾性的にサブエレメント8のイン
ナーチューブ16のテーパ部16aを押圧しているので
移動が抑制されて定位置を維持し、メインエレメント7
から流出口4へダストが侵入することはない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は内燃機関等に装着されるサブエレメント付のエアクリ−ナに関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来のエアクリ−ナには円筒状のフィルタエレメントを同心の2重筒状に配置 し、外側のものをメインエレメント、内側のものをサブエレメントとしたものが ある。サブエレメントは、メインエレメントを交換する際に、メインエレメント あるいはケ−シング内に付着しているダストが脱落して流出口側へ侵入するのを 防ぐために設けるものである。従来は図4に示すエアクリ−ナ30のようにメイ ンエレメント33とサブエレメント34とがケ−シング31のカバ−32で押圧 され、パッキン35、36を介して固定されている。あるいは図5のエアクリ− ナ40のようにサブエレメント44はメインエレメント43の内側に収納され、 ケ−シング41のカバ−42を締め付けるセンタボルト45に蝶ナット46で締 め付けて固定される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
サブエレメントの固定手段が図4のようにメインエレメント33と共にカバ− 32の締付けによるものではメインエレメント33を取り外すときサブエレメン ト34も固定から解放され、位置がずれて、ダストがクリン側へ侵入するおそれ がある。従ってサブエレメントを手で押えて固定しながらメインエレメント33 を取り外さなくてはならない、そしてその後サブエレメント34を取外すことと なる。
【0004】 また図5のものではカバ−42の締付ナット47を外してカバ−42、メイン エレメント43を取外した後、蝶ナット46を外してサブエレメント44を取外 すこととなる。
【0005】 エレメントの取り外しについて上記のように図4のものは作業がやりにくく、 図5のものは手間がかかる。エレメントの取付けについても同様である。このよ うにサブエレメントのダスト侵入防止作用が不確実になりまたその着脱が煩瑣で ある。
【0006】
【課題を解決するために手段】
この考案のエアクリ−ナは2重筒状にメインエレメントとサブエレメントを配 設し、内側のサブエレメントの内周側に内方から半径方向にサブエレメントを押 圧して、軸方向移動を抑制する弾性押圧手段を設けるものである。
【0007】
【作用】
エアクリ−ナのメインエレメントを取り外すとき内側のサブエレメントは弾性 押圧手段で押圧され軸方向の移動が抑制されているので、メインエレメント取外 しの際同時に外れたり、姿勢がずれてダストがサブエレメント内へ侵入すること がない。
【0008】 また、サブエレメントの着脱は半径方向の押圧力が弾性的に働いているのみで あるから軸方向への取外し取付けは、やや重くなるのみで特別の操作を必要とせ ず自在に行うことが可能である。
【0009】
【実施例】
図1に実施例を示す。内燃機関用のエアクリ−ナ1は流入口3、流出口4を有 するボデイ5とカバ−6とでなるケ−シング2にメインエレメント7とサブエレ メント8とを2重筒状に収納したものである。ケ−シング2の中央にセンタ−ボ ルト9が取付けられ、蝶ナット10でカバ−6がボデイ5に締付けられ、メイン エレメント7はパッキン11を介して押圧され、サブエレメント8はパッキン1 2を介して押圧されて固定される。メインエレメント7は任意の周知のものであ る。
【0010】 サブエレメント8は菊花状のひだ折り断面を有する濾紙13の上下端を環状の 端板14、15で蓋い、内側に多孔のインナ−チュ−ブ16を設けたものである 。インナ−チュ−ブ16は上下端がテ−パ部16a、16bをなしてそれぞれ開 放端向けに拡大しており、従って濾紙13は図2に示すように内側のひだ山13 aの上下端が押し広げられた三角形状部13b,13cを形成している。
【0011】 センタ−ボルト9から斜上方へ半径方向に対称的に取付けた1対のばね腕17 とその先端のロ−ラ18とを設ける。ばね腕17とロ−ラ18とで弾性押圧手段 19を形成し、サブエレメント8の装着定位置においてロ−ラ18がインナ−チ ュ−ブ16の上部テ−パ部16aを半径方向に弾性的に押圧している。
【0012】 エアクリ−ナ1のメインエレメント7を取外すには蝶ナット10、カバ−6を 取外して行うが、このときカバ−6によるサブエレメント8の固定は解除される 。しかしばね腕17、ロ−ラ18でなる弾性押圧手段19により弾性的に押圧さ れていてサブエレメント8は固定されたままであり、移動が抑制される。
【0013】 サブエレメント8を取外すにはそのまま引き上げれば腕17がたわんでロ−ラ 18が上部のテ−パ部16aから逃げるから特別な操作をせずに容易に取外すこ とができる。またサブエレメント8を装着するには従来と同じく下方へ下げるの みで装着できる。すなわち自由状態に広がった腕17は、先端のロ−ラ18が下 部のテ−パ部16bに案内されるので円滑にインナ−チュ−ブ16内に収まり、 所定位置で上部のテ−パ部16aをロ−ラ18が押圧し固定する。
【0014】 図3に他の実施例を示す。ケ−シング2、メインエレメント7、センタ−ボル ト9は図1のものと同様である。サブエレメント20は通常の菊花状にひだ折り した濾紙21、環状の上下端板22、23、インナ−チュ−ブ24を備えさらに 下端板23にらっぱ状のガイドプレ−ト25を取付ける。また弾性押圧固定手段 29は先端に半円弧状の当接部27を形成したばね腕26を半径方向に1対対称 的に設けたものである。サブエレメント20は装着定位置においては上端板22 の内周縁を当接部27が弾性的に押圧して固定している。サブエレメント20を 取外すときはばね腕26のたわみで当接部27が上端板22から外れて引き上げ られる。装着する場合は自由状態となったばね腕26の当接部27をガイドプレ ート25が誘導してばね腕26を収縮させ、インナ−チュ−ブ24を円滑に通過 させ定位置に固定する。
【0015】 図1、図3の実施例におけるテ−パ部16a、16b、ガイドプレ−ト25、 あるいはロ−ラ18、当接部27は適宜に組み合わせを変えて設定してもよい。
【0016】
【考案の効果】
この考案のエアクリ−ナはサブエレメントに対して弾性押圧手段を固定の補助 手段として用い、メインエレメント取外しの際にサブエレメントの固定状態を維 持するようにし、しかもサブエレメントの脱着には特別の操作を必要とせず単に 引き上げ、押し下げの操作でよいので、着脱作業の煩瑣化を伴わずにサブエレメ ントとしてのダスト侵入防止作用を確実に行なわせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の断面図。
【図2】図1の実施例のサブエレメントの濾紙を示す
図。
【図3】他の実施例の断面図。
【図4】従来のエアクリ−ナの図。
【図5】従来の他のエアクリ−ナの図。
【符号の説明】
2 ケ−シング 7 メインエレメント 8、20 サブエレメント 17、26 ばね腕 18 ロ−ラ 19、29 弾性押圧手段 27 当接部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入口、流出口を有するケ−シング内に
    2重筒状にメインエレメントとサブエレメントを配設し
    たエアクリ−ナにおいて、内側に配設したサブエレメン
    トの内側に、内方からサブエレメントを半径方向に押圧
    してサブエレメントの軸方向移動を抑制する弾性押圧手
    段を設けたことを特徴とするサブエレメント付エアクリ
    −ナ。
JP6958093U 1993-11-30 1993-11-30 サブエレメント付エアクリーナ Pending JPH0735749U (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010007476A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Honda Motor Co Ltd 内燃機関用エアクリーナ
JP2011514949A (ja) * 2008-02-26 2011-05-12 マン ウント フンメル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 複数蛇腹フィルタ構成のフィルタエレメント
JP2013000742A (ja) * 2011-06-15 2013-01-07 Mann & Hummel Gmbh フィルタ要素およびフィルタ要素用のハウジング
JP2013521439A (ja) * 2010-03-10 2013-06-10 マン ウント フンメル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 特に内燃機関の吸気に用いられる流体濾過用のフィルターエレメント
US9790900B2 (en) 2014-11-10 2017-10-17 Hyundai Motor Company Air cleaner structure for blocking inflowing of debris and operation method thereof

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