JP2596809Y2 - エアクリーナ - Google Patents
エアクリーナInfo
- Publication number
- JP2596809Y2 JP2596809Y2 JP1993007524U JP752493U JP2596809Y2 JP 2596809 Y2 JP2596809 Y2 JP 2596809Y2 JP 1993007524 U JP1993007524 U JP 1993007524U JP 752493 U JP752493 U JP 752493U JP 2596809 Y2 JP2596809 Y2 JP 2596809Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air cleaner
- cover
- case body
- case
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、車両に搭載されるエ
アクリーナにおいて、円筒状のエレメントを横方向にも
着脱可能にしたものに関する。
アクリーナにおいて、円筒状のエレメントを横方向にも
着脱可能にしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】円筒状のエレメントを備えたエアクリー
ナは、車両の車体やエンジンルーム内等に取り付けられ
る。このようなエレメントは、軸方向に着脱が行われて
いる。具体的には、例えば実公昭60−10667号公
報に開示されているように、エレメントが円筒状ケース
の端部から着脱が行われ、カバーを装着することでエレ
メントを押え、エレメントの開口端をケースに押圧して
シールする構造のものが知られている。しかしながら、
実際には以下に説明する技術課題があった。
ナは、車両の車体やエンジンルーム内等に取り付けられ
る。このようなエレメントは、軸方向に着脱が行われて
いる。具体的には、例えば実公昭60−10667号公
報に開示されているように、エレメントが円筒状ケース
の端部から着脱が行われ、カバーを装着することでエレ
メントを押え、エレメントの開口端をケースに押圧して
シールする構造のものが知られている。しかしながら、
実際には以下に説明する技術課題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】即ち、上述の公報に記
載されたエアクリーナにあっては、円筒状ケースの端部
に位置した蓋体を着脱してケース内部に収納された円筒
状のエレメントを軸方向に着脱している。一般的に、円
筒状のエレメントは直径に比べて軸方向に長い形状とな
っており、エレメントの着脱にはエレメントの長さだけ
余分なスペースを有するので、エアクリーナの取り付け
位置に制限があった。
載されたエアクリーナにあっては、円筒状ケースの端部
に位置した蓋体を着脱してケース内部に収納された円筒
状のエレメントを軸方向に着脱している。一般的に、円
筒状のエレメントは直径に比べて軸方向に長い形状とな
っており、エレメントの着脱にはエレメントの長さだけ
余分なスペースを有するので、エアクリーナの取り付け
位置に制限があった。
【0004】この考案は、以上の問題点を解決するもの
であって、エアクリーナの円筒状のエレメントを横方向
にも着脱できるようにして、着脱のスペースの幅を少な
くして、車体やエンジンルームなど車両へのエアクリー
ナの取り付け位置の多様化ができるようにしたエアクリ
ーナを提供することにある。
であって、エアクリーナの円筒状のエレメントを横方向
にも着脱できるようにして、着脱のスペースの幅を少な
くして、車体やエンジンルームなど車両へのエアクリー
ナの取り付け位置の多様化ができるようにしたエアクリ
ーナを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、車両に搭載され、ケース本体内に円筒状
のエレメントを装着し、ケース本体とカバーとを複数の
クランプで締め付けるエアクリーナにおいて、該ケース
本体に吸入パイプと排出パイプとを設け、この排出パイ
プの外周にパッキングを備えたエレメントの開口端板を
配置し、前記エレメントの閉鎖部に前記カバーと一体に
傾斜形成されたエレメント押部を設け、このエレメント
押部に係合する傾斜した押圧部をケース本体に設けたこ
とを特徴とする。
に、本考案は、車両に搭載され、ケース本体内に円筒状
のエレメントを装着し、ケース本体とカバーとを複数の
クランプで締め付けるエアクリーナにおいて、該ケース
本体に吸入パイプと排出パイプとを設け、この排出パイ
プの外周にパッキングを備えたエレメントの開口端板を
配置し、前記エレメントの閉鎖部に前記カバーと一体に
傾斜形成されたエレメント押部を設け、このエレメント
押部に係合する傾斜した押圧部をケース本体に設けたこ
とを特徴とする。
【0006】
【作用】以上の構成によれば、ケース本体のカバーを着
脱することにより、着脱にスペースを取らないエレメン
トの径方向である横方向に該エレメントをケース本体か
ら着脱できるようにし、車体やエンジンルームなど車両
へのエアクリーナの取り付け位置の多様化ができるよう
にした。
脱することにより、着脱にスペースを取らないエレメン
トの径方向である横方向に該エレメントをケース本体か
ら着脱できるようにし、車体やエンジンルームなど車両
へのエアクリーナの取り付け位置の多様化ができるよう
にした。
【0007】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図面を用いて詳
細に説明する。図1はこの考案のエアクリーナの組立て
断面図、図2は同エアクリーナの平面図、図3は同エア
クリーナの分解図である。1は円筒状のエレメント、2
は吸入パイプ3と排出パイプ4とを備えたケース本体、
5はカバーを示している。
細に説明する。図1はこの考案のエアクリーナの組立て
断面図、図2は同エアクリーナの平面図、図3は同エア
クリーナの分解図である。1は円筒状のエレメント、2
は吸入パイプ3と排出パイプ4とを備えたケース本体、
5はカバーを示している。
【0008】エレメント1は一端にパッキング6を備え
た開口端板7と、他端が閉鎖板8が固着され、その間に
円筒部材9を内部に位置して、この円筒部材9の外周に
濾過部材10が設けられている。
た開口端板7と、他端が閉鎖板8が固着され、その間に
円筒部材9を内部に位置して、この円筒部材9の外周に
濾過部材10が設けられている。
【0009】ケース本体2は排出パイプ4の反対側の内
部に合成樹脂などの弾性体等からなる傾斜した押圧部1
1が設けられ、吸入パイプ3が取り付けられているケー
ス本体2側の一部には外方に突出する凸部12が設けら
れ、排出パイプ4のケース本体2内部に案内筒13が設
置されて、円筒のエレメント1の開口端板7の開口を案
内しており、ケース本体2の開口面14の外囲には凹部
15が設けられ、この凹部15内にパッキング16が配
置され、凹部15の下部にはクランプ17の係合部18
が設けられている。
部に合成樹脂などの弾性体等からなる傾斜した押圧部1
1が設けられ、吸入パイプ3が取り付けられているケー
ス本体2側の一部には外方に突出する凸部12が設けら
れ、排出パイプ4のケース本体2内部に案内筒13が設
置されて、円筒のエレメント1の開口端板7の開口を案
内しており、ケース本体2の開口面14の外囲には凹部
15が設けられ、この凹部15内にパッキング16が配
置され、凹部15の下部にはクランプ17の係合部18
が設けられている。
【0010】一方カバー5の下面にはケース本体2の内
部の傾斜した押圧部11と係合する傾斜したエレメント
押部19が設けられ、開口面20の外周にコの字状溝部
21が設けられており、ケース本体2の凹部15を覆い
カバー5をケース本体2に設置して、カバー5に取り付
けられたクランプ17の先端をカバー5の係合部18に
係合してクランプ17し、カバー5をパッキン16を介
してケース本体2に締め付ける。
部の傾斜した押圧部11と係合する傾斜したエレメント
押部19が設けられ、開口面20の外周にコの字状溝部
21が設けられており、ケース本体2の凹部15を覆い
カバー5をケース本体2に設置して、カバー5に取り付
けられたクランプ17の先端をカバー5の係合部18に
係合してクランプ17し、カバー5をパッキン16を介
してケース本体2に締め付ける。
【0011】以上の構成のエアクリーナでは、吸入パイ
プ3から吸入された汚れた空気が、円筒状のエレメント
1の外周のケース本体2に入り濾過部材10で濾過され
て清浄な空気となって排出パイプ4から排出される。エ
レメント1が汚物で目詰りして、エレメント1を交換す
るときはカバー5に取り付けられたクランプ17の先端
をケース本体2の係合部18から外し、カバー5をケー
ス本体2から取り外して、エレメント1の閉鎖板8端を
軸方向にずらし、次いで、ケース本体2の案内筒13か
らエレメント1の開口端板7を外してからエレメント1
を横方向にケース本体2から取り外す。新しいエレメン
ト1を取り付けるには、エレメント1の開口端板7をケ
ース本体2の案内筒13に係合するように、ケース本体
2の下部に配置してからカバー5を取り付けると、カバ
ー5の傾斜したエレメント押部19がケース本体2の傾
斜した押圧部11と係合して、エレメント1のパッキン
グ6がケース本体2の内壁に押圧されシールされて装着
される。
プ3から吸入された汚れた空気が、円筒状のエレメント
1の外周のケース本体2に入り濾過部材10で濾過され
て清浄な空気となって排出パイプ4から排出される。エ
レメント1が汚物で目詰りして、エレメント1を交換す
るときはカバー5に取り付けられたクランプ17の先端
をケース本体2の係合部18から外し、カバー5をケー
ス本体2から取り外して、エレメント1の閉鎖板8端を
軸方向にずらし、次いで、ケース本体2の案内筒13か
らエレメント1の開口端板7を外してからエレメント1
を横方向にケース本体2から取り外す。新しいエレメン
ト1を取り付けるには、エレメント1の開口端板7をケ
ース本体2の案内筒13に係合するように、ケース本体
2の下部に配置してからカバー5を取り付けると、カバ
ー5の傾斜したエレメント押部19がケース本体2の傾
斜した押圧部11と係合して、エレメント1のパッキン
グ6がケース本体2の内壁に押圧されシールされて装着
される。
【0012】
【考案の効果】以上実施例によって詳細に説明したよう
に、この考案によるエアクリーナにあっては、カバーの
着脱により傾斜したエレメント押部とケース本体の傾斜
した押圧部とが係合して円筒状のエレメントがケース本
体の内壁に押圧或いは解放され、エレメントを横方向に
も着脱ができて、エレメントの着脱にスペースを取らな
いエレメントの直径方向である横方向にも着脱ができ、
車体やエンジンルームなど車体へのエアクリーナの取り
付け位置の多様化ができるようになる。
に、この考案によるエアクリーナにあっては、カバーの
着脱により傾斜したエレメント押部とケース本体の傾斜
した押圧部とが係合して円筒状のエレメントがケース本
体の内壁に押圧或いは解放され、エレメントを横方向に
も着脱ができて、エレメントの着脱にスペースを取らな
いエレメントの直径方向である横方向にも着脱ができ、
車体やエンジンルームなど車体へのエアクリーナの取り
付け位置の多様化ができるようになる。
【図1】この考案のエアクリーナの断面図である。
【図2】同エアクリーナの平面図である。
【図3】同エアクリーナの分解図である。
1 円筒状のエレメント 2 ケース本体 5 カバー 11 押圧部 17 クランプ 19 エレメント押部
Claims (1)
- 【請求項1】 車両に搭載され、ケース本体内に円筒状
のエレメントを装着し、ケース本体とカバーとを複数の
クランプで締め付けるエアクリーナにおいて、該ケース
本体に吸入パイプと排出パイプとを設け、この排出パイ
プの外周にパッキングを備えたエレメントの開口端板を
配置し、前記エレメントの閉鎖部に前記カバーと一体に
傾斜形成されたエレメント押部を設け、このエレメント
押部に係合する傾斜した押圧部をケース本体に設けたこ
とを特徴とするエンジンのエアクリーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993007524U JP2596809Y2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | エアクリーナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993007524U JP2596809Y2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | エアクリーナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0667849U JPH0667849U (ja) | 1994-09-22 |
JP2596809Y2 true JP2596809Y2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=11668169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993007524U Expired - Lifetime JP2596809Y2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | エアクリーナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2596809Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3763432B1 (en) * | 2013-05-22 | 2022-03-30 | Donaldson Company, Inc. | Filter element and air cleaner |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP1993007524U patent/JP2596809Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0667849U (ja) | 1994-09-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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