JPH0113524Y2 - - Google Patents

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JPH0113524Y2
JPH0113524Y2 JP2760184U JP2760184U JPH0113524Y2 JP H0113524 Y2 JPH0113524 Y2 JP H0113524Y2 JP 2760184 U JP2760184 U JP 2760184U JP 2760184 U JP2760184 U JP 2760184U JP H0113524 Y2 JPH0113524 Y2 JP H0113524Y2
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JP
Japan
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filter
case
base
socket
lever
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JP2760184U
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JPS60140606U (ja
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の技術分野 この考案は、内燃機関の潤滑油あるいは燃料を
濾過する装置において、フイルタエレメントを収
納しているケースをカートリツジ方式によつてフ
イルタ基部に設置するフイルタ装置の構造技術に
関する。
(ロ) 技術の背景 近年、内燃機関の潤滑油系統あるいは燃料系統
に設けられるフイルタ装置においては、劣化した
フイルタエレメントを新規のものと交換するに際
してはフイルタエレメントが収納されるケースを
カートリツジ式にすることによつて、ケースごと
廃棄処分し、検査や交換時の手間を省けるといつ
た技術が一般的に採用される傾向にある。
(ハ) 従来技術と問題点 第1図は上記技術を採用している従来の潤滑油
用フイルタ装置を例示している。この場合、フイ
ルタ基部aに設置されるフイルタエレメント(濾
紙)bは、エレメントケース(カートリツジ)c
内のコイルバネdと、シートeとの間に固設され
ており、前記シートeに形成されるネジ孔fと、
フイルタ基部aに形成される取付部gとが螺合さ
れている。このように構造にすることによつて、
オイル交換時やフイルタエレメントbが目詰り状
態になつてエレメントケースcを取り外す際には
前記接合部分f,gを適当な工具を使用して緩
め、機能劣化したフイルタエレメントbはフイル
タケースcごと新規なものと交換すればよい。な
お、オイルは給油口hから導入されフイルタエレ
メントbを通過させた後、オイルギヤラリへ給油
するようになつている。しかし、エレメントケー
スcごと廃棄処分する従来のフイルタ装置iで
は、エレメントケースcをフイルタ基部aから外
す際に接合部分f,gがネジ構造となつているた
め、回転操作している間に残留オイルがこぼれて
手を汚すといつた問題や着脱時に工具を必要とす
る上、エレメントケースcごと廃棄処分してしま
うのは非常に不経済である。
なお、上記技術と同様にエレメントケースにカ
ートリツジ式を採用しているものとしては実開昭
58−100012号公報に示される技術がある。
(ニ) 考案の目的 そこでこの考案は、上記の如くフイルタエレメ
ントを交換する際に工具を必要とせず、かつ、エ
レメントケースを使い捨てにすることなく簡単に
フイルタエレメントのみを交換できるフイルタ装
置を提供するものである。
(ホ) 考案の構成 この考案では、上記目的を達成するために次の
ような構造を採用している。すなわち、給油路に
外設され、かつ、別体のフイルタエレメントを収
納しているフイルタケースをカートリツジ形にし
てフイルタ基部へ設置している構造のフイルタ装
置において、前記フイルタ基部には、スナツプ係
合機構によつてフイルタケースを着脱可能とする
ケースソケツトを設けている。
(ヘ) 考案の実施例 以下、この考案の実施例を第2図及び第3図に
基づき説明する。
図において、1はフイルタ基部、2は該フイル
タ基部1下に設置されるフイルタケース、3は、
該フイルタケース2を着脱自在にフイルタ基部1
に設置できるケースソケツト4を備えているフイ
ルタ装置である。
前記フイルタ装置3は、フイルタ基部1と、こ
のフイルタ基部1上に取り付けられ、かつ、内部
にフイルタエレメント5が収納されているフイル
タケース2から構成されている。
フイルタ基部1の基部本体6はアルミ合金材に
よつて構成され、その下端部には、フイルタエレ
メント5の位置決め用のガイド7が突設されてお
り、前記ガイド7の上部には、フイルタケース2
を位置決めするケースガイド8が設けられてい
る。また、この基部本体6の側部の複数個所(こ
こでは2個所)には、前記ケースソケツト4を固
定する際に使用するレバー9を係合させるレバー
ガイド溝10が設けられている。このレバーガイ
ド溝10の縁部は鉄合金等の摩耗しにくい材質に
よつて構成されている。なお、スナツプ係合機構
はレバー9のかわりにケースソケツト内側部に形
成される突起とこの突起を圧着係合して案内する
凹溝でもよく突起はフイルタ基部1に形成しても
よい。
前記ケースソケツト4は、板金製で筒形に構成
され、その下部には前記フイルタケース2が挿入
されたケース開口部11が形成されている。この
ケースソケツト4のケース開口部11とフイルタ
ケース2の間にコイルバネ12が設けられ、ま
た、側部には、前記レバーガイド溝10に係合す
るレバー9が設けられている。コイルバネ12
は、フイルタケース2を基部本体6に装着する
際、そのスプリング圧によつて、前記フイルタケ
ース2を押圧している。
前記フイルタケース2は、カツプ形断面に形成
され、その開口部14の外縁部には楕円断面形の
Oリング13を装着する受部15が設けられ、こ
のOリング13によつてフイルタケース2のシー
ル性が確保できる。また、このフイルタケース2
のボトム側には、コイルバネ16がロー付等によ
つて取り付けられており、その先端部分17に
は、フイルタエレメント5が着脱自在に吊設され
ている。
前記フイルタエレメント5は、従来のものと同
様に菊形断面に折り畳まれた濾紙18を取付枠1
9に設置されている。
このように構成することによつて、濾過機能が
劣化したフイルタエレメント5を交換する場合に
は、まず、前記ケースソケツト4をいつたん上方
向に押圧しながら図中矢印A方向に回転させる
と、付勢されているコイルバネ12が緩み、更に
回転させれば基部本体6から外れ、フイルタケー
ス2を取り外すことができる。そして、取り外し
たフイルタケース2は、内部の機能劣化したフイ
ルタエレメント5のみを、吊設されているコイル
バネ16から取り外し新規のものと交換した後、
再びそのフイルタケース2をケースソケツト4に
嵌め込むことによりフイルタ基部1にセツトでき
る。セツトする場合には、ケースソケツト4を矢
印B方向に回転させることによつてコイルバネ1
2が前記Oリング13を下から押圧し、フイルタ
ケース2は基部本体6に密着させることができ
る。
なお、この考案のフイルタ装置は、上記実施例
で述べた潤滑油系統に適用する場合の他、燃料系
統に適用した場合であつてもよく、上記実施例と
同様の作用効果をうることができる。
(ト) 考案の効果 以上要するに、この考案に係るフイルタ装置は
スナツプ係合機構を操作することによつて、フイ
ルタケースを簡単にフイルタ基部から取り外すこ
とができ、また、取り外す際には捻る程度のワン
タツチ操作で済むため、従来のもののように手を
汚す割合が少なくなり、かつ、工具をも不要とす
る。しかも、フイルタエレメントとフイルタケー
スはコイルバネによつて弾発的に吊設されている
ものであるから、汚れたフイルタエレメントのみ
を廃棄処分できるため、経済的であるといつた実
益を有す。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフイルタ装置を示す断面図、第
2図はこの考案の実施例の一部切除斜視図、第3
図は同X−X線断面図である。 図において、1はフイルタ基部、2はフイルタ
ケース、3はフイルタ装置、4はケースソケツ
ト、5はフイルタエレメント、9はレバー、10
はレバーガイド溝、12はコイルバネ、16はコ
イルバネである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 給油路に外設され、かつ、別体のフイルタエ
    レメントを収納しているフイルタケースをカー
    トリツジ形にしてフイルタ基部へ設置している
    構造のフイルタ装置において、前記フイルタ基
    部には、スナツプ係合機構によつてフイルタケ
    ースを着脱可能とするケースソケツトを設けた
    ことを特徴とするフイルタ装置。 (2) スナツプ係合機構は、ケースソケツト側部に
    取り付けられるレバーと、このレバーを案内し
    つつフイルタケースを着脱可能に形成したレバ
    ー受部によつて構成されるバヨネツト機構であ
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のフイル
    タ装置。 (3) スナツプ係合機構は、ケースソケツト内側部
    又はフイルタ基部に形成される突起と、この突
    起を圧着係合して案内する凹溝からなる実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のフイルタ装置。
JP2760184U 1984-02-28 1984-02-28 フイルタ装置 Granted JPS60140606U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2760184U JPS60140606U (ja) 1984-02-28 1984-02-28 フイルタ装置

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JP2760184U JPS60140606U (ja) 1984-02-28 1984-02-28 フイルタ装置

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Publication Number Publication Date
JPS60140606U JPS60140606U (ja) 1985-09-18
JPH0113524Y2 true JPH0113524Y2 (ja) 1989-04-20

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ID=30524707

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JP2760184U Granted JPS60140606U (ja) 1984-02-28 1984-02-28 フイルタ装置

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Families Citing this family (5)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4764275A (en) * 1985-10-25 1988-08-16 Robichaud Arthur W Fluid filter and method for attaching same in sealing relation to a filter mount
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DE102014225309A1 (de) 2014-12-09 2016-06-09 Robert Bosch Gmbh Kraftstoffpumpenanordnung

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JPS60140606U (ja) 1985-09-18

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