JPH0738541U - 軒付きアルミ窓枠

Info

(57)【要約】【目的】軒の取り付けを簡単にし，低コスト化と雨の
降り込みを防止する。【構成】建物の一部として設計されていた軒をアルミ
やプラスチック等で成形し，窓枠上部アングルに同時成
形やネジ止め，接着剤，差し込み等で簡単に取り付け
る。軒の形も第２図の様に変化を加える事で軒の多様化
を図る。

【考案の詳細な説明】この実用新案は、従来のアルミ窓枠上部アングルに成形された軒を取り付けたものである。

従来の軒は、屋根と窓枠の間に窓の一部としてではなく、建物の一部として取り付けられていたが、建築構造や建築様式、壁材の多様化により従来の様に簡単に取り付ける事が出来難く外観を損ねたりコストも高くなる為、経済的な理由からやむをえず軒を付けない建築物が増えているのが現状である。

その為、少量の雨でも窓を閉めなくてはならず風通しが悪くなり高温の時期にはその不快さ故にクーラー等の使用に頼らざるを得なくなり経済面や健康面に悪影響を与えているのが現状である。

本考案は、その欠点を取り除く為になされる物である。

尚、軒を取り付ける実施態様には次の様な物がある。

（イ）成形された軒をネジで止める方法。

（ロ）成形された軒を接着剤や溶接で接着する方法。

（ハ）成形された軒を窓枠上部アングルに差し込み止める方法。

（ニ）窓枠上部アングルと同時に成形させる方法。

本考案は、このような構造であるから簡単に取り付ける事が出来、従来の軒の取り付け方法を一変した物で現在使用している建築物にも簡単に取り付ける事が出来る。

又、軒の材質もアルミやプラスチック等を使い分ける事により第２図の様な形の軒を付ける事も出来、雨避けとしてだけでなく窓をおしゃれに演出し軒の多様化や価値感を変える事が出来る。

【図面の簡単な説明】第１図は本考案の斜視図である。１は窓枠、２は成形
された軒第２図は形に変化を持たせた軒

【実用新案登録請求の範囲】