JPH061963Y2 - 合成樹脂製雨樋吊り具 - Google Patents
合成樹脂製雨樋吊り具Info
- Publication number
- JPH061963Y2 JPH061963Y2 JP1987129615U JP12961587U JPH061963Y2 JP H061963 Y2 JPH061963 Y2 JP H061963Y2 JP 1987129615 U JP1987129615 U JP 1987129615U JP 12961587 U JP12961587 U JP 12961587U JP H061963 Y2 JPH061963 Y2 JP H061963Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rain gutter
- synthetic resin
- side portion
- outdoor side
- eaves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
本考案は、全体を合成樹脂にて形成した雨樋吊り具に関
する。
する。
従来にあっては、雨樋吊り具は金属の曲げ成形により製
造されているが、一体物で複雑な形状のものが得られな
いだけでなく、錆が発生して強度が低下してしまった
り、しかも、撓み性に乏しいことから冬季において、雨
樋上の積雪を落下させることができなく、雪の重量によ
り雨樋吊り具、ひいては雨樋が損傷してしまうという問
題があった。
造されているが、一体物で複雑な形状のものが得られな
いだけでなく、錆が発生して強度が低下してしまった
り、しかも、撓み性に乏しいことから冬季において、雨
樋上の積雪を落下させることができなく、雪の重量によ
り雨樋吊り具、ひいては雨樋が損傷してしまうという問
題があった。
本考案は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、複雑な形状のものを一体的に形成で
き、錆の発生もなく、しかも厚肉にすることにより強度
的にも問題がなく、又、合成樹脂の撓み性を利用して、
積雪地方において雨樋上の雪を雪の自重だけで自然落下
させることができる雨樋吊り具を提供することにある。
的とするところは、複雑な形状のものを一体的に形成で
き、錆の発生もなく、しかも厚肉にすることにより強度
的にも問題がなく、又、合成樹脂の撓み性を利用して、
積雪地方において雨樋上の雪を雪の自重だけで自然落下
させることができる雨樋吊り具を提供することにある。
本考案の合成樹脂製雨樋吊り具は、全体を合成樹脂にて
形成した雨樋吊り具であって、軒先側に位置する軒先側
部分1を屋外側に位置する屋外側部分2よりも肉厚に形
成し、薄くなされた屋外側部分2には、上下挟持片3
a,3bを備えた雨樋耳部嵌合部3が形成されて成るも
のであり、この構成により上記目的が達成されたもので
ある。即ち、全体を合成樹脂にて形成しているので、複
雑な形状のものも一体物として簡単に成形でき、又、錆
も発生することがなく、しかも、軒先側に位置する軒先
側部分1を屋外側に位置する屋外側部分2よりも肉厚に
しているので、軒先への固定強度及び雨樋の吊り強度が
問題にならないだけでなく、屋外側部分2は撓み易いの
で、積雪地方において雨樋上の雪をその自重だけで屋外
側部分2を撓ませて落下させることができるものであ
る。以下、本考案を添付の図面に示す実施例に基づいて
説明する。 雨樋吊り具Aは、ポリカーボネートとか塩化ビニル樹脂
のような耐候性を有する合成樹脂にて形成されている。
この雨樋吊り具Aの屋外側端部及び軒先側端部にはそれ
ぞれ雨樋耳部嵌合部3が一体的に形成されている。軒先
側端部からは下方に向けて固定片4が一体的に延出され
ている。 この雨樋吊り具Aの軒先側に位置する固定片4を含む軒
先側部分1の肉厚t1は屋外側に位置する屋外側部分2の
肉厚t2よりも大きくなっている。そして、薄くなされた
屋外側部分2には、上下挟持片3a,3bを備えた雨樋
耳部嵌合部3が形成されている。 この雨樋吊り具Aは固定片4の下端部の取付け孔5に釘
を打入して軒先に固定されるが、モーメント荷重が加わ
る軒先側部分1の肉厚が大きくなっているので、曲げ強
度が確保され強度的に問題となることがない。一方、屋
外側部分2は薄肉となっており、撓み易く、積雪地方に
おいて雨樋上の雪をその自重だけで屋外側部分2を撓ま
せて落下させることができ、雨樋などを損傷させること
がない。
形成した雨樋吊り具であって、軒先側に位置する軒先側
部分1を屋外側に位置する屋外側部分2よりも肉厚に形
成し、薄くなされた屋外側部分2には、上下挟持片3
a,3bを備えた雨樋耳部嵌合部3が形成されて成るも
のであり、この構成により上記目的が達成されたもので
ある。即ち、全体を合成樹脂にて形成しているので、複
雑な形状のものも一体物として簡単に成形でき、又、錆
も発生することがなく、しかも、軒先側に位置する軒先
側部分1を屋外側に位置する屋外側部分2よりも肉厚に
しているので、軒先への固定強度及び雨樋の吊り強度が
問題にならないだけでなく、屋外側部分2は撓み易いの
で、積雪地方において雨樋上の雪をその自重だけで屋外
側部分2を撓ませて落下させることができるものであ
る。以下、本考案を添付の図面に示す実施例に基づいて
説明する。 雨樋吊り具Aは、ポリカーボネートとか塩化ビニル樹脂
のような耐候性を有する合成樹脂にて形成されている。
この雨樋吊り具Aの屋外側端部及び軒先側端部にはそれ
ぞれ雨樋耳部嵌合部3が一体的に形成されている。軒先
側端部からは下方に向けて固定片4が一体的に延出され
ている。 この雨樋吊り具Aの軒先側に位置する固定片4を含む軒
先側部分1の肉厚t1は屋外側に位置する屋外側部分2の
肉厚t2よりも大きくなっている。そして、薄くなされた
屋外側部分2には、上下挟持片3a,3bを備えた雨樋
耳部嵌合部3が形成されている。 この雨樋吊り具Aは固定片4の下端部の取付け孔5に釘
を打入して軒先に固定されるが、モーメント荷重が加わ
る軒先側部分1の肉厚が大きくなっているので、曲げ強
度が確保され強度的に問題となることがない。一方、屋
外側部分2は薄肉となっており、撓み易く、積雪地方に
おいて雨樋上の雪をその自重だけで屋外側部分2を撓ま
せて落下させることができ、雨樋などを損傷させること
がない。
本考案は、全体を合成樹脂にて形成した雨樋吊り具であ
って、軒先側に位置する軒先側部分を屋外側に位置する
屋外側部分よりも肉厚にし、薄くなされた屋外側部分に
は、上下挟持片を備えた雨樋耳部嵌合部が形成されてい
るので、合成樹脂にて、複雑な形状のものも一体物とし
て簡単に成形でき、又、錆も発生することがなく、長期
間の使用に耐えるものであり、しかも、軒先側に位置す
る軒先側部分を屋外側に位置する屋外側部分よりも肉厚
にしているので、軒先部分の曲げ強度が大きく、軒先へ
の固定強度及び雨樋の吊り強度が問題にならないだけで
なく、屋外側部分は薄肉で撓み易いので、つまり、上下
挟持片の弾性変位が容易で、耳部の挟持が容易で、かつ
弾性保持が可能となるから、雨樋の振動を抑制でき、積
雪地方において雨樋上の雪をその自重だけで屋外側部分
を撓ませて落下させることができ、雨樋などを損傷させ
ることがないものである。 つまり、雨樋吊り具を合成樹脂製にすることによる製作
上の有利さを活かしながら、雨樋の屋外側を弾性変位可
能に保持する点に特徴を見出すものである。
って、軒先側に位置する軒先側部分を屋外側に位置する
屋外側部分よりも肉厚にし、薄くなされた屋外側部分に
は、上下挟持片を備えた雨樋耳部嵌合部が形成されてい
るので、合成樹脂にて、複雑な形状のものも一体物とし
て簡単に成形でき、又、錆も発生することがなく、長期
間の使用に耐えるものであり、しかも、軒先側に位置す
る軒先側部分を屋外側に位置する屋外側部分よりも肉厚
にしているので、軒先部分の曲げ強度が大きく、軒先へ
の固定強度及び雨樋の吊り強度が問題にならないだけで
なく、屋外側部分は薄肉で撓み易いので、つまり、上下
挟持片の弾性変位が容易で、耳部の挟持が容易で、かつ
弾性保持が可能となるから、雨樋の振動を抑制でき、積
雪地方において雨樋上の雪をその自重だけで屋外側部分
を撓ませて落下させることができ、雨樋などを損傷させ
ることがないものである。 つまり、雨樋吊り具を合成樹脂製にすることによる製作
上の有利さを活かしながら、雨樋の屋外側を弾性変位可
能に保持する点に特徴を見出すものである。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図であって、Aは
雨樋吊り具、1は軒先側部分、2は屋外側部分、3aは
上挟持片、3bは下挟持片である。
雨樋吊り具、1は軒先側部分、2は屋外側部分、3aは
上挟持片、3bは下挟持片である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 田中 良典 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−39735(JP,U) 実開 昭56−153530(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】全体を合成樹脂にて形成した雨樋吊り具で
あって、軒先側に位置する軒先側部分を屋外側に位置す
る屋外側部分よりも肉厚に形成し、薄くなされた屋外側
部分には、上下挟持片を備えた雨樋耳部嵌合部が形成さ
れて成ることを特徴とする合成樹脂製雨樋吊り具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987129615U JPH061963Y2 (ja) | 1987-08-26 | 1987-08-26 | 合成樹脂製雨樋吊り具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987129615U JPH061963Y2 (ja) | 1987-08-26 | 1987-08-26 | 合成樹脂製雨樋吊り具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6436429U JPS6436429U (ja) | 1989-03-06 |
JPH061963Y2 true JPH061963Y2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=31384055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987129615U Expired - Lifetime JPH061963Y2 (ja) | 1987-08-26 | 1987-08-26 | 合成樹脂製雨樋吊り具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH061963Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0532573Y2 (ja) * | 1987-12-11 | 1993-08-20 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56153530U (ja) * | 1980-04-17 | 1981-11-17 | ||
JPS6139735U (ja) * | 1984-08-16 | 1986-03-13 | 積水化学工業株式会社 | 軒樋吊具 |
-
1987
- 1987-08-26 JP JP1987129615U patent/JPH061963Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6436429U (ja) | 1989-03-06 |
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