JPH0738505U - 識別回路付きキー装置 - Google Patents

識別回路付きキー装置

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JPH0738505U
JPH0738505U JP7018793U JP7018793U JPH0738505U JP H0738505 U JPH0738505 U JP H0738505U JP 7018793 U JP7018793 U JP 7018793U JP 7018793 U JP7018793 U JP 7018793U JP H0738505 U JPH0738505 U JP H0738505U
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JP
Japan
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circuit
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head
key
identification
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁誘導により作動される識別回路をキーの
ヘッドに確実に保持する。 【構成】 キー装置1は、キーコードを与える切欠部4
が形成されたブレード2と、ブレード2に固着されたヘ
ッド3と、ヘッド3内に設けられかつ電磁場に配置され
たときに、一定の識別信号を発生する識別回路5とを備
えている。識別回路5を内部に収容したガラス管6がブ
レード2とほぼ並行にヘッド3に設けられる。ヘッド3
は一対のケース片7、8を有し、少なくとも一方のケー
ス片7、8に台座部9が形成され、ガラス管6を弾性支
持する突起10が台座部9の内面に形成される。識別回
路5をガラス管6に封入してキー装置にヘッド3に取り
付けるので、取扱いが容易となりかつ取扱い中に発生す
る識別回路5への損傷を防止することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はキー、特に非接触状態でロック装置と交信できる識別回路をキーに 取り付けたキー装置に関連する。
【0002】
【従来の技術】
例えば特公平4ー15141号公報に示されるように、キーに設けたキーコイ ルと錠前に設けたロータコイルとが磁気結合される車両用キー装置は公知である 。このキー装置は車両用錠前のキー挿入孔周囲に配設された環状コアを備えてい る。環状コアにはロータコイルが巻回され、信号発生手段により情報検出用信号 がロータコイルに供給される。ロータコイルへ伝送される信号は信号検出手段に より検出される。制御手段は、信号検出手段の出力信号を取り込みかつこの出力 信号による情報と判定用情報とを比較して両者の内容が一致したときにのみエン ジン駆動許可信号をエンジン駆動部へ出力する。錠前のキー挿入孔に挿入可能に 形成されたキーは、キー挿入時に環状コアと2箇所で近接し磁気回路を形成する 軸状コアと、軸状コアに巻回されキー挿入時にロータコイルと磁気結合されるキ ーコイルと、キーコイルに誘起された信号に応答して特定の情報を含む信号をキ ーコイルから発生させる情報発生手段とを有する。
【0003】 キーを錠前のキー挿入孔に挿入し、軸状コアを環状コアに近接させて、一組の 磁気回路を形成させると、信号発生手段からの信号がロータコイルを介してキー コイルに誘起される。この信号に情報発生手段が応答すると、キーコイルから特 定の情報を含む信号が発生する。この信号がロータコイルに誘起されると、この 信号が信号検出手段によって検出され、制御手段へ供給される。制御手段は信号 検出手段の出力信号による情報と判定用情報とを比較して、両者の内容が一致し たときにのみエンジン駆動許可信号をエンジン駆動部へ出力する。
【0004】 この車両用キー装置では、錠前側の環状コアと、キー側の軸状コアとの磁気的 結合により、エンジン駆動のための情報の授受を行い、キー側からの情報が錠前 側の情報と一致したときにのみエンジンの駆動を可能とするので、ごみの付着に よって情報検出が不能となったり、キーの操作によって誤った情報を読み取った りすることなく、環状コアと軸状コアとの磁気的結合によりエンジンを確実に駆 動することができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記従来の車両用キー装置は、キーのグリップ部に軸状コアとキー コイルを設ける構造を備えているが、電気回路をキーのグリップ部に単に配置す ると、故障の原因となり、またキーを量産する製造工程を採用できない欠点があ る。
【0006】 そこで、この考案は電磁誘導により作動されかつキーのヘッドに設けられた識 別回路を確実に保持できるキー装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を達成するための手段】
この考案による識別回路付きキー装置は、キーコードを与える切欠部が形成さ れたブレードと、ブレードに固着されたヘッドと、ヘッド内に設けられかつ電磁 場に配置されたときに、一定の識別信号を発生する識別回路とを備えている。識 別回路を内部に収容したガラス管がブレードとほぼ並行にヘッドに設けられる。 例えば、識別回路はコンデンサと、コンデンサに接続されたコイルアンテナと、 コイルアンテナを巻いたコアとを含み、電磁場に配置されたときに、特定の周波 数で共振する。別の回路として、識別回路はコイルアンテナと、コイルアンテナ に接続された電力発生回路と、コイルアンテナ及び電力発生回路に接続された送 信回路と、キー側メモリと、キー側メモリから送信信号を受信する送信制御回路 と、送信制御回路と送信回路との間に接続された変調回路とを備えている。ヘッ ドは一対のケース片を有し、少なくとも一方のケース片に台座部が形成され、ガ ラス管を弾性支持する突起が台座部の内面に形成される。
【0008】
【作用】
識別回路をガラス管に封入してキー装置にヘッドに取り付けるので、取扱いが 容易となりかつ取扱い中に発生する識別回路への損傷を防止することができる。
【0009】
【実施例】
以下、この考案による識別回路付きキー装置の実施例を図1〜図4について説 明する。
【0010】 図1に示すように、キー装置1は、機械式のキーコードを与える切欠部4が形 成されたブレード2と、ブレード2に固着されたヘッド3とを備えている。ヘッ ド3は対向する一対のケース片7、8を有し、ケース片7、8の各々に台座部9 (図3)が形成される。ケース片7、8は比較的固い合成樹脂により形成され、 ガラス管6(図2)を収容後に、接合部の全周部は超音波溶着により密封される 。台座部9の内面には小さな複数の突起10(図4)が合成樹脂によりケース片 7、8と一体に形成される。突起10の直径は小さいため、小さな外力で変形す る可撓性を有する。台座部9内にガラス管6がブレード2とほぼ並行に配置され 、突起10はガラス管6を押圧しかつ弾性支持し、ガラス管6の移動、ガタ及び 損傷を防止する。ガラス管6をブレード2とほぼ並行に配置するので、識別回路 5のコイルアンテナが磁束に対して並行となり電磁変換効率が向上する。
【0011】 ガラス管6内には識別回路5が水密に封入され、識別回路5は、電磁場に配置 されたときに、一定の識別信号を発生する。図示しないが、識別回路5はコンデ ンサと、コンデンサに接続されたコイルアンテナと、コイルアンテナを巻いたコ アとを含み、電磁場に配置されたときに、特定の周波数で共振する。別の回路と して、識別回路5はコイルアンテナと、コイルアンテナに接続された電力発生回 路と、コイルアンテナ及び電力発生回路に接続された送信回路と、キー側メモリ と、キー側メモリから送信信号を受信する送信制御回路と、送信制御回路と送信 回路との間に接続された変調回路とを備えている。
【0012】 本実施例では、識別回路5をガラス管6に封入してキー装置にヘッド3に取り 付けるので、取扱いが容易となりかつ取扱い中に発生する識別回路5への損傷を 防止することができる。
【0013】 この考案の実施態様は前記の実施例に限定されず、変更が可能である。例えば 、超音波溶着を行う代わりにケース片7、8を単に溶着、ビス止め又は接着剤で 固着してもよい。
【0014】
【考案の効果】
この考案ではガタ及び移動が発生せずに、キー装置の識別回路をヘッド内に確 実に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案によるキー装置の断面図
【図2】 この考案によるキー装置の側面図
【図3】 図1のA−A線に沿う断面図
【図4】 台座部の斜視図
【符号の説明】
1・・キー装置、2・・ブレード、3・・ヘッド、4・
・切欠部、5・・識別回路、6・・ガラス管、7、8・
・ケース片、9・・台座部、10・・突起

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーコードを与える切欠部が形成された
    ブレードと、ブレードに固着されたヘッドと、ヘッド内
    に設けられかつ電磁場に配置されたときに、一定の識別
    信号を発生する識別回路とを備えたキー装置において、 識別回路を内部に収容したガラス管をブレードとほぼ並
    行にヘッドに設けたことを特徴とする識別回路付きキー
    装置。
  2. 【請求項2】 識別回路はコンデンサと、コンデンサに
    接続されたコイルアンテナと、コイルアンテナを巻いた
    コアとを含み、電磁場に配置されたときに、特定の周波
    数で共振する「請求項1」に記載の識別回路付きキー装
    置。
  3. 【請求項3】 識別回路はコイルアンテナと、コイルア
    ンテナに接続された電力発生回路と、コイルアンテナ及
    び電力発生回路に接続された送信回路と、キー側メモリ
    と、キー側メモリから送信信号を受信する送信制御回路
    と、送信制御回路と送信回路との間に接続された変調回
    路とを備えた「請求項1」に記載の識別回路付きキー装
    置。
  4. 【請求項4】 ヘッドは一対のケース片を有し、少なく
    とも一方のケース片に台座部が形成され、ガラス管を弾
    性支持する突起が台座部の内面に形成された「請求項
    1」に記載の識別回路付きキー装置。
JP7018793U 1993-12-27 1993-12-27 識別回路付きキー装置 Expired - Fee Related JP2600260Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0738505U true JPH0738505U (ja) 1995-07-14
JP2600260Y2 JP2600260Y2 (ja) 1999-10-04

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ID=13424283

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09112100A (ja) * 1995-10-13 1997-04-28 Denso Corp ドアロック駆動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09112100A (ja) * 1995-10-13 1997-04-28 Denso Corp ドアロック駆動装置

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JP2600260Y2 (ja) 1999-10-04

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