JP2600260Y2 - 識別回路付きキー装置 - Google Patents

識別回路付きキー装置

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JP2600260Y2
JP2600260Y2 JP7018793U JP7018793U JP2600260Y2 JP 2600260 Y2 JP2600260 Y2 JP 2600260Y2 JP 7018793 U JP7018793 U JP 7018793U JP 7018793 U JP7018793 U JP 7018793U JP 2600260 Y2 JP2600260 Y2 JP 2600260Y2
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JP
Japan
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circuit
key
identification circuit
head
identification
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廣利 鯰江
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はキー、特に非接触状態
でロック装置と交信できる識別回路をキーに取り付けた
キー装置に関連する。
【0002】
【従来の技術】例えば特公平4ー15141号公報に示
されるように、キーに設けたキーコイルと錠前に設けた
ロータコイルとが磁気結合される車両用キー装置は公知
である。このキー装置は車両用錠前のキー挿入孔周囲に
配設された環状コアを備えている。環状コアにはロータ
コイルが巻回され、信号発生手段により情報検出用信号
がロータコイルに供給される。ロータコイルへ伝送され
る信号は信号検出手段により検出される。制御手段は、
信号検出手段の出力信号を取り込みかつこの出力信号に
よる情報と判定用情報とを比較して両者の内容が一致し
たときにのみエンジン駆動許可信号をエンジン駆動部へ
出力する。錠前のキー挿入孔に挿入可能に形成されたキ
ーは、キー挿入時に環状コアと2箇所で近接し磁気回路
を形成する軸状コアと、軸状コアに巻回されキー挿入時
にロータコイルと磁気結合されるキーコイルと、キーコ
イルに誘起された信号に応答して特定の情報を含む信号
をキーコイルから発生させる情報発生手段とを有する。
【0003】キーを錠前のキー挿入孔に挿入し、軸状コ
アを環状コアに近接させて、一組の磁気回路を形成させ
ると、信号発生手段からの信号がロータコイルを介して
キーコイルに誘起される。この信号に情報発生手段が応
答すると、キーコイルから特定の情報を含む信号が発生
する。この信号がロータコイルに誘起されると、この信
号が信号検出手段によって検出され、制御手段へ供給さ
れる。制御手段は信号検出手段の出力信号による情報と
判定用情報とを比較して、両者の内容が一致したときに
のみエンジン駆動許可信号をエンジン駆動部へ出力す
る。
【0004】この車両用キー装置では、錠前側の環状コ
アと、キー側の軸状コアとの磁気的結合により、エンジ
ン駆動のための情報の授受を行い、キー側からの情報が
錠前側の情報と一致したときにのみエンジンの駆動を可
能とするので、ごみの付着によって情報検出が不能とな
ったり、キーの操作によって誤った情報を読み取ったり
することなく、環状コアと軸状コアとの磁気的結合によ
りエンジンを確実に駆動することができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
車両用キー装置は、キーのグリップ部に軸状コアとキー
コイルを設ける構造を備えているが、電気回路をキーの
グリップ部に単に配置すると、故障の原因となり、また
キーを量産する製造工程を採用できない欠点がある。
【0006】そこで、この考案は電磁誘導により作動さ
れかつキーのヘッドに設けられた識別回路を確実に保持
できるキー装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を達成するための手段】この考案による識別回路
付きキー装置は、キーコードを与える切欠部が形成され
たブレードと、ブレードに固着されたヘッドと、ヘッド
内に設けられかつ電磁場に配置されたときに、一定の識
別信号を発生する識別回路とを備えている。識別回路を
内部に収容したガラス管がブレードとほぼ並行にヘッド
に設けられる。例えば、識別回路はコンデンサと、コン
デンサに接続されたコイルアンテナと、コイルアンテナ
を巻いたコアとを含み、電磁場に配置されたときに、特
定の周波数で共振する。別の回路として、識別回路はコ
イルアンテナと、コイルアンテナに接続された電力発生
回路と、コイルアンテナ及び電力発生回路に接続された
送信回路と、キー側メモリと、キー側メモリから送信信
号を受信する送信制御回路と、送信制御回路と送信回路
との間に接続された変調回路とを備えている。ヘッドは
一対のケース片を有し、少なくとも一方のケース片に台
座部が形成され、ガラス管を弾性支持する突起が台座部
の内面に形成される。
【0008】
【作用】識別回路をガラス管に封入してキー装置にヘッ
ドに取り付けるので、取扱いが容易となりかつ取扱い中
に発生する識別回路への損傷を防止することができる。
【0009】
【実施例】以下、この考案による識別回路付きキー装置
の実施例を図1〜図4について説明する。
【0010】図1に示すように、キー装置1は、機械式
のキーコードを与える切欠部4が形成されたブレード2
と、ブレード2に固着されたヘッド3とを備えている。
ヘッド3は対向する一対のケース片7、8を有し、ケー
ス片7、8の各々に台座部9(図3)が形成される。ケ
ース片7、8は比較的固い合成樹脂により形成され、ガ
ラス管6(図2)を収容後に、接合部の全周部は超音波
溶着により密封される。台座部9の内面には小さな複数
の突起10(図4)が合成樹脂によりケース片7、8と
一体に形成される。突起10の直径は小さいため、小さ
な外力で変形する可撓性を有する。台座部9内にガラス
管6がブレード2とほぼ並行に配置され、突起10はガ
ラス管6を押圧しかつ弾性支持し、ガラス管6の移動、
ガタ及び損傷を防止する。ガラス管6をブレード2とほ
ぼ並行に配置するので、識別回路5のコイルアンテナが
磁束に対して並行となり電磁変換効率が向上する。
【0011】ガラス管6内には識別回路5が水密に封入
され、識別回路5は、電磁場に配置されたときに、一定
の識別信号を発生する。図示しないが、識別回路5はコ
ンデンサと、コンデンサに接続されたコイルアンテナ
と、コイルアンテナを巻いたコアとを含み、電磁場に配
置されたときに、特定の周波数で共振する。別の回路と
して、識別回路5はコイルアンテナと、コイルアンテナ
に接続された電力発生回路と、コイルアンテナ及び電力
発生回路に接続された送信回路と、キー側メモリと、キ
ー側メモリから送信信号を受信する送信制御回路と、送
信制御回路と送信回路との間に接続された変調回路とを
備えている。
【0012】本実施例では、識別回路5をガラス管6に
封入してキー装置にヘッド3に取り付けるので、取扱い
が容易となりかつ取扱い中に発生する識別回路5への損
傷を防止することができる。
【0013】この考案の実施態様は前記の実施例に限定
されず、変更が可能である。例えば、超音波溶着を行う
代わりにケース片7、8を単に溶着、ビス止め又は接着
剤で固着してもよい。
【0014】
【考案の効果】この考案ではガタ及び移動が発生せず
に、キー装置の識別回路をヘッド内に確実に保持するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案によるキー装置の断面図
【図2】 この考案によるキー装置の側面図
【図3】 図1のA−A線に沿う断面図
【図4】 台座部の斜視図
【符号の説明】
1・・キー装置、2・・ブレード、3・・ヘッド、4・
・切欠部、5・・識別回路、6・・ガラス管、7、8・
・ケース片、9・・台座部、10・・突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E05B 49/00 B60R 25/04 E05B 19/00 E05B 65/20

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーコードを与える切欠部が形成された
    ブレードと、ブレードに固着されたヘッドと、ヘッド内
    に設けられかつ電磁場に配置されたときに、一定の識別
    信号を発生する識別回路とを備えたキー装置において、 識別回路を内部に収容したガラス管をブレードとほぼ並
    行にヘッドに設けたことを特徴とする識別回路付きキー
    装置。
  2. 【請求項2】 識別回路はコンデンサと、コンデンサに
    接続されたコイルアンテナと、コイルアンテナを巻いた
    コアとを含み、電磁場に配置されたときに、特定の周波
    数で共振する「請求項1」に記載の識別回路付きキー装
    置。
  3. 【請求項3】 識別回路はコイルアンテナと、コイルア
    ンテナに接続された電力発生回路と、コイルアンテナ及
    び電力発生回路に接続された送信回路と、キー側メモリ
    と、キー側メモリから送信信号を受信する送信制御回路
    と、送信制御回路と送信回路との間に接続された変調回
    路とを備えた「請求項1」に記載の識別回路付きキー装
    置。
  4. 【請求項4】 ヘッドは一対のケース片を有し、少なく
    とも一方のケース片に台座部が形成され、ガラス管を弾
    性支持する突起が台座部の内面に形成された「請求項
    1」に記載の識別回路付きキー装置。
JP7018793U 1993-12-27 1993-12-27 識別回路付きキー装置 Expired - Fee Related JP2600260Y2 (ja)

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JPH0738505U JPH0738505U (ja) 1995-07-14
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JP3536476B2 (ja) * 1995-10-13 2004-06-07 株式会社デンソー ドアロック駆動装置

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