JPH073830B2 - 集積回路の試験装置 - Google Patents

集積回路の試験装置

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JPH073830B2
JPH073830B2 JP3328322A JP32832291A JPH073830B2 JP H073830 B2 JPH073830 B2 JP H073830B2 JP 3328322 A JP3328322 A JP 3328322A JP 32832291 A JP32832291 A JP 32832291A JP H073830 B2 JPH073830 B2 JP H073830B2
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    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/2851Testing of integrated circuits [IC]
    • G01R31/2884Testing of integrated circuits [IC] using dedicated test connectors, test elements or test circuits on the IC under test

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  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Measuring Leads Or Probes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、集積回路に関し、特
に低インダクタンスの集積回路試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】バイポーラ集積回路(またはチップ)の
最終試験のとき、検査システムは、立ち上がり時間が
0.4ns/vと高速な電気信号で動作させることがで
きる。ウエハ・レベルの検査では、被験デバイス(DU
T)の複数の出力は通常、同時に切り替えられる。この
切り替えにより、DUT電源の電圧ラインに急激な変化
が生じ、DUTのロジック・ゲートの状態が異常に変化
する。状態変化の異常は、いわゆる“デルタI問題”に
起因する。デルタI問題が生じるのは、試験装置の電源
が、DUTに必要な遷移スイッチング電流を供給できな
いからである。
【0003】デルタIは、ここで述べる目的からは、D
UTのロジック状態の変化の関数としての、試験装置の
電源電流の変化(振幅とスルーレート)と考えられる。
【0004】DUTの所要遷移電力を増加させるために
用いられ、主としてDUTに印加される電圧の変動を抑
えるための一般的な手法に、コンデンサの形の電源減結
合がある。容量減結合の全体的効果は、減結合コンデン
サとDUTの間のインダクタンスの大きさに反比例す
る。インダクタンスが大きければデルタI問題も顕著に
なる。電源ラインに関係するインダクタンスに伴う電流
が即座には変化しないからである。したがってこのイン
ダクタンスにより、電流に必要な変化が生じなくなり、
DUT電源電圧が一時的に下がる。その結果DUT電源
の容量減結合の効果を得るには、電源や減結合コンデン
サからDUTまで低インダクタンスのパスが必要にな
る。
【0005】上記から理解されるように、DUT電源バ
スに相当量のインダクタンスが追加されないように、電
源をDUTに送るための手法が必要である。また、DU
Tと試験装置との間の信号入出力(I/O)ルーティン
グに悪影響を与えることなく、DUTに対する減結合コ
ンデンサの物理的位置づけを最適化できるDUTに電源
を送るための方式も必要である。
【0006】Sudoによる米国特許出願第4922324
号明細書は、パッケージ・チップの空隙内の金属パター
ン上に装着された減結合コンデンサを示している。金属
パターンはパッケージの側面に接続される。
【0007】Ohtsuka らによる米国特許出願第4879
588号明細書は、多層セラミック(MLC)集積回路
パッケージの周囲に電源と接地の配線を示している。
【0008】Miyauchiらによる米国特許出願第4875
087号明細書では、トライプレート・ストリップ・ラ
インのインピーダンスをマイクロストリップ・ラインの
インピーダンスと整合させるために、断面積を減少させ
た導体を有する絶縁層にコンデンサが用いられる。
【0009】Miyauchiらによる米国特許出願第4827
327号明細書は、インダクタンスを減少させるため
の、パッケージ側面の高速結線を示している。
【0010】Miyauchiらによる米国特許出願第4725
878号明細書は、パッケージ側面のGND、電源、及
び信号の結線を示している。GND電位ラインが高速信
号ラインを囲んで疑似ストリップ・ラインを形成してい
る。インピーダンスは、ラインを、内部バイアに通すの
ではなくパッケージ側面に引くことによって制御される
という。
【0011】Val による米国特許出願第4654694
号明細書は、コンデンサをチップまたはチップとGND
/電源I/Oに近接させるための側面結線を示してい
る。
【0012】Schaper による米国特許出願第45772
14号明細書は、チップ空隙、電源、及び接地の各面が
絶縁物とともにコンデンサを形成するチップ・パッケー
ジを示している。
【0013】Gogal による米国特許出願第428884
1号明細書は、電源/電圧面がエッジ・キャステレーシ
ョンに接続されたダブル・チップ・キャリアを示してい
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術に盛ら
れていないことは、本発明に含まれる目的でもあり、相
当量のインダクタンスを付加することなく、よって電源
の減結合コンデンサの効果を減少させながら、電源をD
UTに送るための改良された集積回路試験装置である。
【0015】本発明の目的には、電力ラインの導体のイ
ンダクタンスを最小にするとともに、DUTと試験装置
の間の信号I/Oルーティングへの干渉を最小にするた
めに、DUTに対する減結合コンデンサの物理的、電気
的位置づけを最適化することのできる改良された集積回
路試験装置を提供することも含まれる。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記のものを含めた問題
は、電源のインダクタンスを最小にする集積回路試験装
置によって克服され、本発明の目的も達成される。現在
の実施例では、試験装置は、積層基板のMLCのスペー
ス・トランスフォーマ(SX)より成る。減結合コンデ
ンサは、SXインタフェース基板の上面に置かれる。こ
の上面では、試験装置からの電源バスを終端するために
金属導体が露出する。SXパーソナライゼーション基板
の各層が作製されて、内部電源面のメタライゼーション
を各層の側端に延長する。また各パーソナライゼーショ
ン層に冗長パッドが置かれ、側面装着接点の表面積が大
きくされる。積層と焼成の後、パーソナライゼーション
層を最終的に切り出したものから、パーソナライゼーシ
ョン基板の側壁に沿ったメタライゼーションが露出す
る。露出した側壁の金属上に厚膜金属パッドが被着さ
れ、パーソナライゼーション基板内の電源面との側壁接
点が形成される。パーソナライゼーション基板は、イン
タフェース基板の上面に接合され、側壁接点はインタフ
ェース基板の金属導体に電気的に接合される。これによ
って試験装置の電源からパーソナライゼーション電源面
への、低インダクタンス、低抵抗のDCパスが得られ
る。減結合コンデンサは、パーソナライゼーション基板
及びDUTに近接したインタフェース基板上面に露出し
た金属ラインに電気的に接合される。DUTは、使用時
には、パーソナライゼーション基板上面に置かれる。他
の試験装置ではインダクタンスの重要な要因であるバイ
ア・インダクタンスは、側壁を通してパーソナライゼー
ション基板内の供電面との直接接続によって最小にな
る。
【0017】本発明によれば、集積回路デバイスの試験
時に、少なくとも動作電源を集積回路デバイスにつなぐ
装置が提供される。この装置は、動作電源を、第1ML
C基板の第1面上に置かれた電気接点につなぐ端子と、
動作電源を、第1MLC基板を介して、第1MLC基板
の第2面上に置かれた複数の第1導電体に向けるための
バイアを含む。また、第1導電体からの動作電源を、第
1MLC基板の第2面上に装着された第2MLC基板内
に置かれる複数の給電面に連結する導体もこの装置に含
まれる。連結手段には、第2MLC基板の側壁に断面が
露出した給電面の端部を接触させる構造が含まれる。装
置にはまた、動作電源を、第2MLC基板を介して、第
2MLC基板の第2面上に配置された複数の第2導電体
に供給するためのバイアも含まれる。第2導電体は、使
用時に、被験集積回路デバイス上の電源端子に接続され
る。
【0018】さらに、本発明の装置は、動作電源に生じ
る電気的過渡現象を防ぐコンデンサを備える。コンデン
サは、第2MLC基板の側壁に実質上隣接するように配
置される。
【0019】本発明はまた、集積回路デバイスの試験時
に動作電源を集積回路デバイスにつなぐ方法も提供す
る。この方法のステップは、(a)動作電源を、第1M
LC基板の第1面上に置かれた電気接点に連結するステ
ップ、(b)動作電源を、第1MLC基板を介して第1
MLC基板の第2面上に置かれた複数の導電体に送るス
テップ、及び(c)第1導電体からの動作電源を、第1
MLC基板の第2面上に装着された第2MLC基板内に
置かれる複数の給電面に連結するステップとを含む。連
結ステップには、第2MLC基板の側壁に断面が露出し
た給電面の端部を接触させるステップが含まれる。この
方法はまた、動作電源を、第2MLC基板を介して、第
2MLC基板の第2面上に置かれた複数の第2導電体に
送るステップを含む。第2導電体は、使用時に、被験集
積回路デバイス上の電源端子に接続される。
【0020】この方法にはまた、動作電源に生じる電気
的遷移現象を断つステップもある。このステップは、第
2MLC基板の側壁に実質上隣接して生じる。
【0021】
【実施例】DUT電源とDUTに出力信号(I/O)の
両方を供給するのに用いられる試験装置の現在の実施例
には、多層セラミック(MLC)基板が採用される。M
LC基板は、ここでは、他の要素とあわせてスペース・
トランスフォーマ(SX)とよぶ。MLC SXを実現
する手法として特に望ましいものを、ここでは積層基板
SXとよぶ。
【0022】図1から理解されるように、試験装置10
は、中間ブロック3を介して複数のテスタ・ピン2
(“ポゴ・ピン”)に、MLC SX5とプローブ6を
介してDUT4に接続される試験装置1を含む。DUT
4は通常、集積回路ウエハ3内に作られている。試験の
間、X−Y移動台によってz軸ステージの位置が定ま
り、DUT4がプローブ6に押しつけられる。MLC
SX5は、インタフェース基板12とパーソナライゼー
ション基板14から成る。パーソナライゼーション基板
14には、DUT4の電気端子のアレイに対応するアレ
イの上面14aに複数の導電体が配置される。試験の
間、DUT4の電気端子はプローブ6に、及びプローブ
6を通して上面14aの導体アレイに方に押しつけられ
る。
【0023】各基板の上面と下面が言及されていること
に注意されたい。但し方向に関する言及は、絶対的な意
味にとるのではなく、面14aはパーソナライゼーショ
ン基板14の“上面”とするという規約に対応する向き
とみなされたい。他の面の符号はすべて、パーソナライ
ゼーション基板14の上面14aを基準に決められる。
【0024】米国特許出願第4896464号明細書、
同第4349862号明細書、同第4328530号明
細書、及び同第4221047号明細書は、MLC装置
の構造と作製方法を示している。
【0025】一般に、図1の基板12、14等のMLC
基板は、複数のセラミック物質層より成る積層構造であ
る。各層は積層されてから熱処理にかけられ、焼成され
て単一のセラミック・モジュールになる。このモジュー
ルの上面には、対応するI/Oと連結するためのパッド
と、DUT4等の集積回路デバイスの電源パッドが設け
られる。反対側の下面には、I/O信号ラインと連結す
るため複数のパッドが設けられる。
【0026】通常、各層は最初に“グリーンシート”
形、すなわち、粉砕したガラス物質が分散し得る未焼成
のポリマ粘結材として作られる。各層を貫くホールが、
通常はプレス加工によって設けられる。各ホールは、信
号ラインまたは給電ラインの導電バイアの所要位置を決
める。この後ホールが、モリブデン等の導電金属粒子よ
り成るペーストで埋められる。よく知られているスクリ
ーニングによって金属ペーストを層に印刷することによ
って、バイアの間に導電通路を設けることもできる。パ
ターンが形成された複数のグリーンシートは積層され、
多層構造が形成される。隣接したグリーンシート層のバ
イアのいくつかは、相互に整合されて形成され、ある層
から、隣接する層や隣接しない層に伸びる連続バイアが
作られる。
【0027】多層構造は、上述の方法で形成された後、
積層グリーンシート層が焼成して多層セラミック・モジ
ュールとなるように高温でベークされる。このベーキン
グの間、金属ペーストが硬化し、バイア・ホールを通る
固体金属結線が、選択されたバイアの間に形成される。
【0028】このインタフェース基板12の主な目的
は、試験装置1とパーソナライゼーション基板14の間
に固定したインタフェースを設けることにある。インタ
フェース基板12の下面は、対応するテスタ・ピン2の
アレイに接続するための接点アレイである。I/O信号
は、それぞれの下側の接点から、対応する上側のマトリ
クス位置にまで送られる。また試験装置電源ピン(V1
−V4)は、インタフェース基板12の下側に設けられ
た電源パッドに接する。電源パッドは、各電圧をインタ
フェース基板12内の各配電面に導くバイアに接続され
る。電源は、バイアによって、電源面の層からインタフ
ェース基板12の上面にまで供給される。ここで給電す
るバイアは、図5に示したように、金属処理ストリップ
20で終端する。インタフェース基板12は通常、30
ないし40の独立した層を含み、厚みは約150ミル
(約0.375mm)、面積は約5インチ平方(約12
7mm平方)である。
【0029】パーソナライゼーション基板14は、イン
タフェース基板12から送られたI/O信号のほか、基
板14の側壁を通して供給された電源を、試験対象のD
UT4の特定のチップのタイプまたは系列の“配置”に
適用させるためのものである。パーソナライゼーション
基板14とインタフェース基板12の各々に、その上面
と下面に信号パッドのアレイが備えられる。この2つの
基板は、C−4技術によって電気的、物理的に接続され
る。C−4技術では、小型のハンダ・ボールが信号パッ
ドのアレイ上に置かれ、加熱、リフローされる。2つの
基板12、14が同じ物質より成るという点で、その熱
膨張係数は実質上等しく、よって、作製時及び使用時の
熱に関係する応力がなくなる。反対側のこのパッド・ア
レイは、実施例では、600ミクロンのセンタ上に25
0ミクロンのパッドを41 x 41個配したアレイとし
て設けられる。パーソナライゼーション基板14は通
常、50の独立した層を含み、厚みは約250ミル(約
0.625mm)、面積は約1.25インチ(約31.
75mm)である。各層は給電面層と信号伝送層を含
む。
【0030】試験装置1の電源は、例えば、4つの電圧
(V1−V4)、対応する電圧検出結線、及びグランド
(GND)を提供する。各電圧につき、最大4つの給電
面層16が設けられる。ある電圧に関連する給電面は、
バイア27によって電気的に接続される(後述)。V1
−V4とGNDに接続される導電体は、ここで用いてい
るとおり、すべてDUT4の給電導体とみなされる。
【0031】DUT4への電源は、メタライゼーション
・ライン20からパーソナライゼーション基板14の側
面に供給される。さらに、パーソナライゼーション基板
14の側面から内部給電面へ、また内部給電面からバイ
アを介して基板14の上面14aへの結線が設けられ
る。
【0032】現在の実施例では、電源はパーソナライゼ
ーション基板14の側壁を通して供給されるが、積層基
板のMLC SX5に電源を送る容量減結合を実現する
他の多くの方式も採用できる。ただし以下に述べる理由
から、本発明の現在の実施例は、このような他の電源供
給方式及び関連する減結合コンデンサを配置する手法に
伴う多くの問題を解消することができる。
【0033】第1の方法では、コンデンサの装着にイン
タフェース基板12の下面が用いられる。インタフェー
ス基板の下への装着は、電源バイアを、コンデンサが置
かれる下面の終端パッドに導くことによって行われる。
そこでインタフェース基板12の下面を埋めるために、
コンデンサ・パッドのアレイが必要になる。但し、この
ようなパッド・アレイはかなりの表面積を占め、試験装
置1からの信号I/O結線に割り当てることのできる領
域が少なくなる。領域の減少を補うためには、インタフ
ェース基板を大きくすればよいが、信号ラインのDC抵
抗も増加してしまう。またI/O信号ファンアウトも、
減結合パッドの存在によってさらに複雑になる。
【0034】このほか、インタフェース基板下面の減結
合にみられる欠点として、プローブ接続点からコンデン
サ配置点までの電気パスの総インダクタンスも無視でき
ない。総インダクタンスは、パーソナライゼーション基
板14のバイア全長のインダクタンスと、インタフェー
ス基板12を貫通するバイアのインダクタンスの合計に
なる。
【0035】減結合コンデンサを配置する第2の方法
は、減結合コンデンサをパーソナライゼーション基板1
4の上面に装着することである。これは、バイアを各内
部配電面からパーソナライゼーション基板14上面の接
続パッドにまで伸ばすことによって行える。
【0036】この方法の欠点は次のとおりである。物理
的大きさの制約から、パーソナライゼーション基板上面
に置けるコンデンサの個数が制限される。またパーソナ
ライゼーション基板上面に適切な電圧を送るために何ら
かのバイアの構造を採らなければならない。バイアによ
ってインダクタンスが追加され、減結合コンデンサの効
果が小さくなる。
【0037】減結合コンデンサを装着する第3の方法
は、コンデンサをインタフェース基板12上面に配置す
ることである。電源バイアは延長されてパーソナライゼ
ーション基板14全体を通過し、下のインタフェース基
板12まで伸びる。バイアは、インタフェース基板12
内でも、内部に配置された各種配電面に連なる。バイア
はまた、インタフェース基板12の配電面からインタフ
ェース基板12上面のパッドに引かれ、関連する減結合
コンデンサとの接続点が得られる。但し、この給電機構
では、電源バイア長が比較的長く、インダクタンスがか
なり大きくなる。
【0038】現在、DUT4への給電に、また減結合コ
ンデンサの最適配置に望ましい方法について以下に説明
する。ここでは、積層基板MLC SX5との関連から
説明する。この方法は、作製の容易さ、低コスト、試験
装置を選ばない汎用インタフェースが得られること等の
理由から有益である。但し、この発明の内容は、積層基
板MLC SXの実施例に限って用いられることを意図
したものではないことを理解されたい。
【0039】図2を参照する。望ましい給電方式は、給
電面22を持つ層16上に、焼成後の所要寸法を超えて
伸びる突出部24を持つ面22が形成されるように、パ
ーソナライゼーション基板14を作製することによって
実行される。図2で、焼成後の所要寸法は破線30で示
した。層16上には冗長パッド26も配置され、側面の
各装着接点の表面積が大きくされる。突出部24と冗長
パッド26には複数のバイア27が付けられ、パーソナ
ライゼーション基板14内の上下の給電面との電気的接
続が得られる。これら導電パッド26は、給電面22と
の電気的接続にも必要である。そこで関連するパッド2
6を面22に接続するために、相当量のトレースまたは
ジャンパ28とともに層16が形成される。
【0040】パーソナライゼーション基板14は、焼成
後、図3に示すように指定の大きさにまで研削される。
給電面の突出部24とパッド26が研削寸法を超えて伸
びているなかで、関連するメタライゼーション24a、
26aのエッジは、研削面の基板側壁に沿って露出す
る。
【0041】図2で、給電面22の導電体は、隣接する
セラミック層相互の接着を良くし、導体のインダクタン
スを最小にするために、連続メタライゼーション層では
なくメッシュ構造として作製するのが望ましい。表面被
覆率50%、厚み約2ないし3ミル(約0.0050な
いし0.0075mm)の金属メッシュは、電流搬送性
が充分であるとともに、層間溶融性も充分であり、後の
パーソナライゼーション基板14の層剥離(delaminati
on)が防止されることがわかっている。これと同じ基準
は、インタフェース基板12の作製にも当てはまる。基
板12、14の上面と下面(隣接するセラミック層との
接点は必要ない)では、メッシュ構造も必要なく、メタ
ライゼーションは、必要なら、連続面として作製するこ
とができる。給電面メッシュ内の中央に配置された開口
29は、給電ライン及び信号伝送ラインのバイアを導く
ための空き領域または導管である。図では基板12、1
4に対して垂直なバイア32、34として、そのうちの
少しのみしか示していない。面16に関連する電圧を伝
える電源バイア32には、給電面メッシュと接触させる
ために導電トレース32aが用いられる。開口29の寸
法は、DUT4の面積をカバーするのに充分である。
【0042】図2で寸法A、Bは各々約0.05インチ
(約1.27mm)、寸法Cは約0.1インチ(約2.
54mm)である。
【0043】基板12または14の何れかが与えられて
いるとき、信号ラインのトレースと相互接続点を持つ層
は、伝達ストリップ・ライン特性を与えるために、2つ
の給電面接地層の間に置くのが望ましい。
【0044】図3からわかるように、導電パッド18
(金等の導電金属から形成するのが望ましい)は、従来
の厚膜形成法により、パーソナライゼーション基板14
の側壁上に形成される。これにより側壁のメタライゼー
ション24a、26aの露出端が終端する。パッド18
は各々、幅約2mm、厚み約1000オングストローム
である。電源は、パッド18のうち選択された方から給
電面層16へ連結される。ここで電源はDUTの占有面
積内の関連するDUT4の電源バイア32すべてに供給
される。バイア32は、関連するDUT4の電源端子と
接触させるため、パーソナライゼーション基板14の上
面まで引かれる。
【0045】DUT4の給電構造のインダクタンスは、
本発明によれば、側壁の連結によって最小になる。側壁
連結により、減結合コンデンサ36を金属処理パッド1
8に対して最適な位置に配置することもできる。コンデ
ンサ36は、電気端子38を持つ小型のセラミック厚膜
デバイスが望ましい。電気端子38は、シルバー・エポ
キシ等の導電体によってメタライゼーションに電気的に
接続される。
【0046】図5からわかる通り、側面接点18は、L
形の小型導電材40によって電源ストリップ20に電気
的に接続される。接続はハンダ付けによるのが望まし
い。導電材40の各腕の長さは代表値で約100ミル
(約0.25mm)である。各コンデンサ36は幅約6
0ミル(約0.15mm)、長さ100ミル(約0.2
5mm)、厚み約40ミル(約0.1mm)である。導
体(電源ストリップ)20相互の間隔は、2つのコンデ
ンサ36が1個の導体20上で端部で突き合わせられ、
各コンデンサが、隣接して配置された導体20のほぼ中
央にまで伸びる間隔である。コンデンサの値は、電源ス
イッチング遷移の減結合が最適になるように選択され
る。各コンデンサ36の代表値は1マイクロファラッド
である。現在の実施例では、コンデンサ36は、3個の
高さと11個の奥行で垂直に積層され、側壁の給電箇所
の各々で、33個のコンデンサまたは33マイクロファ
ラッドの減結合キャパシタンスが得られる。もちろんコ
ンデンサ36の個数は、各コンデンサの値、関連する側
壁接点を流れる予想電流、その他の関連要因に応じて加
減することができる。
【0047】図4は、パーソナライゼーション基板14
の上面図で、導電パッドが側面当たり8個の現在の実施
例を示す。現在望ましい電圧分布も、4つの電圧(V1
−V4)と1つのグランド(GND)の試験装置構造に
ついて示した。電圧当たり複数のパッドが割り当てられ
ているとき、減結合網の等価インダクタンスは、各パッ
ドのインダクタンスの平衡により減少する。さらに、給
電面22の等価インダクタンスは、メッシュ給電面22
をつくる並列インダクタの和として計算される。メッシ
ュ給電面は、バイアのみの給電構造(等価インダクタン
スは直列の相加インダクタンス)に比べてインダクタン
スが低い。
【0048】32個のパッドにどのように電圧を割り当
てるかは、各電源に想定されるデルタIに従って決定さ
れる。もちろん、電源数、試験時の予想電流密度、その
他の要因に応じて、側面当たり8パッド前後でもよい。
【0049】DUT電源の供給に関して問題になるの
は、比較的大きいDC電流が必要なことである。例え
ば、DUTのDC電流が10Aになるのは珍しいことで
はない。給電構造ではこのようにかなりの電力が消費さ
れる。その結果、給電構造の各部の抵抗については詳細
に検討しなければならない。
【0050】ここで、給電構造の独立した2つの部分、
メッシュ給電面22のDC抵抗と、側面パッドまたはパ
ッド18とメッシュ給電面22に対する接点抵抗を調べ
てみる。抵抗は次のようにして求めることができる。 R = ρsL/W ここでρsは、導体のシート抵抗率、Lは導体の長さ、
Wは導体の幅である。
【0051】給電構造の性質によるメッシュ自体のDC
抵抗は極めて小さくなる。金属メッシュの代表的な幅
は、側面接続点当たり100ミル(約0.25mm)で
ある。50%金属メッシュの場合、接続点に用いられる
有効金属は50ミル(約0.125mm)である。メッ
シュの、面から基板端部までの長さは100ミル(約
0.25mm)である。ρsを平方面積当たり約5ミリ
オームに等しいとすると(AuまたはAgのほとんどの
金属の代表値)、算出されるメッシュDC抵抗は次のよ
うにわずかである。 Rmesh = (5X10−3)(0.1)/0.05 = 10ミリオーム また電圧当たりメッシュ接続点が複数あり、総抵抗がさ
らに低下する。このように、メッシュDC抵抗は、DU
T4に必要なかなりのDC電流を受け入れるのに充分な
低さである。
【0052】面22とパッド18間の側壁接続領域を最
大にするために、給電面とGND面の各々に小さい冗長
メッシュ面26aが用いられる。小さい面26aは、直
径4ミル(約0.01mm)のバイア27を持つ別の給
電層内の金属メッシュ面に接続される。4バイア2列が
接続に用いられる。この冗長構造により、側面パッド1
8との接続は、所要DC電流を受け入れるのに適した表
面積で行われる。また、各側壁接続の有効表面積は、こ
の給電面の上下の他の層の冗長パッド26aによって大
きくなる。バイア27は、冗長パッド26aを他の層か
ら配電面22に継なぐために用いられる。このように、
DC電流には、構造のACインダクタンスを増やすこと
なく対応することができる。
【0053】要約すれば、本発明は、集積回路デバイス
の試験時に、少なくとも動作電源をデバイスに連結する
ための装置を提供するものである。この装置は、第1M
LC基板の第1面上に置かれた電気接点に動作電源を継
なぐ端子と、動作電源を、第1MLC基板を通して、第
1MLC基板の第2面に置かれた複数の第1導電体に向
けるバイアとを含む。また、動作電源を第1導電体か
ら、第1MLC基板の第2面に装着された第2MLC基
板内に置かれた複数の給電面に連結する導体もこの装置
に含まれる。連結手段には、第2MLC基板の側壁に断
面が露出した給電面の端部を接触させる構造が含まれ
る。この装置はまた、上記のほか、動作電源を第2ML
C基板を通して、第2MLC基板の第2面に配置された
複数の第2導電体に向けるバイアも含まれる。第2導電
体は、使用時に、被験集積回路デバイス上の電源端子に
接続される。
【0054】また、本発明の装置は、動作電源に生じる
電気的遷移を断つ減結合コンデンサを備える。コンデン
サは、第2MLC基板の側壁に実質上隣接して配置され
る。
【0055】本発明はまた、集積回路デバイスの試験時
に動作電源をデバイスに連結する方法を提供する。この
方法のステップは、(a)動作電源を第1MLC基板の
第1面に配置された電気接点に継なぐステップ、(b)
動作電源を第1MLC基板を通して、第1MLC基板の
第2面に配置された複数の第1導電体に送るステップ、
及び(c)動作電源を第1導電体から、第1MLC基板
の第2面に装着された第2MLC基板内に置かれた複数
の給電面に連結するステップである。連結ステップに
は、第2MLC基板の側壁に断面が露出した給電面の端
部を接触させるステップが含まれる。この方法はまた、
動作電源を第2MLC基板を通して、第2MLC基板の
第2面に配置された複数の第2導電体に送るステップを
含む。第2導電体は、使用時に、被験集積回路デバイス
上の電源端子に接続される。
【0056】本発明の方法では、上記のほか、動作電源
に生じる電気的遷移を断つステップが含まれ、このステ
ップは、第2MLC基板の側壁に実質上隣接して生じ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に従って形成されたMLC SXの側
面図であり、MLC SXと試験装置及び被験デバイス
との連結を示す図である。
【図2】パーソナライゼーション基板作製完了前のパー
ソナライゼーション基板の給電面(単層)の上面図であ
る。
【図3】作製後の図2の単層の上面図で、内部給電面と
側壁の電気接点との連結を示す図である。
【図4】パーソナライゼーション基板の現在の実施例の
上面図で、側壁電気接点への電圧の割当を示す図であ
る。
【図5】パーソナライゼーション基板とインタフェース
基板の連結と、積層減結合コンデンサの最適配置を示す
立面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドナルド・フランシス・ショーメーカー アメリカ合衆国ニューヨーク州、ポキプ シ、ローリー・ロード 15番地 (72)発明者 マイケル・アンソニー・ソーナ アメリカ合衆国ニューヨーク州、ポキプ シ、カウディ・ドライブ 11番地

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】集積回路デバイスの検査時に、該デバイス
    に動作電源を連結する装置において、 第1MLC基板の第1面上に配置された電気接点に動作
    電源をつなぐ手段と、 上記動作電源を、上記第1MLC基板を通して、該第1
    MLC基板の第2面上に配置された複数の第1導電体に
    送る手段と、 上記動作電源を、上記第1導電体から、上記第1MLC
    基板の第2面上に装着された第2MLC基板内に配置さ
    れた複数の給電面に連結し、上記第2MLC基板の側壁
    上に断面の露出した該給電面の端部を上記動作電源と接
    触させる手段を含む手段と、 上記動作電源を上記第2MLC基板を通して、該第2M
    LC基板の第2面上に配置された複数の第2導電体に送
    る手段とを含み、該第2導電体が、使用時に被験集積回
    路デバイス上の電源端子に接続されることを特徴とする
    動作電源を連結する装置。
  2. 【請求項2】上記第2MLC基板の上記側壁に実質上隣
    接して配置され、上記動作電源に生じる電気的遷移を断
    つ手段を含む、請求項1記載の動作電源を連結する装
    置。
  3. 【請求項3】上記接触させる手段の各々が、上記第1導
    電体の1つ、及び複数の上記給電面に電気的に接続され
    た複数のL形部材より成る、請求項1記載の動作電源を
    連結する装置。
  4. 【請求項4】第1部分の第1表面の面積が第2部分の第
    2表面の面積よりも大きく、該第1部分の該第1表面の
    一部が上記第2部分を囲み、上記第2部分の第1表面
    が、集積回路の試験時に上記第2部分の上記第1表面に
    近接して配置される上記集積回路に少なくとも動作電源
    をつなぐ手段を含み、 上記第2部分が、水平に配置された複数の電気絶縁層よ
    り成り、該絶縁層のいくつかに導電パターンが置かれ、
    各パターンが、上記第2部分の側壁上に断面の露出した
    領域を有し、上記導電パターンが、上記第2部分を通し
    て、上記第1表面の接続手段に電気的に接続された、本
    体と、 上記第1部分の上記第1表面上に、上記第2部分に近接
    して配置され、使用時には上記動作電源に連結される複
    数の導電体と、 各々が上記第1部分の上記第1表面上に配置された導電
    体の1つと、及び上記第2部分の側壁上に断面の露出し
    た複数の領域とに電気的に接続される複数の導電材とを
    含む、 集積回路の試験装置。
  5. 【請求項5】上記第1部分の上記第1表面上に配置さ
    れ、上記導電材のうち関連する1個を通して上記パター
    ンに電気的に接続された減結合コンデンサ手段を少なく
    とも1個含む、請求項4記載の集積回路の試験装置。
  6. 【請求項6】上記絶縁層の上記各領域が、他の該絶縁層
    の上記各領域と垂直方向に整合して配置され、上記第2
    部分の上記側壁上に配置され、相互に垂直方向に整合し
    て配置された上記領域を電気的に接続する手段を含む、
    請求項4記載の集積回路の試験装置。
  7. 【請求項7】上記第2部分が多層セラミック基板より成
    る、請求項4記載の集積回路の試験装置。
  8. 【請求項8】上記第1部分が、集積回路の試験装置の電
    源を含む集積回路の試験装置に接続するために上記第2
    表面上に複数の導電体を持つ多層セラミック基板より成
    り、上記第2表面上の該導電体から、上記第1部分の上
    記第1表面上に配置された上記導電体に伸びる、内部に
    配置された複数の導電体を含む、請求項7記載の集積回
    路の試験装置。
  9. 【請求項9】上記導電材が各々L形導電体より成る、請
    求項4記載の集積回路の試験装置。
  10. 【請求項10】上記絶縁層の導電パターンが、上記第2
    部分の層を通して垂直に伸びる複数の導電バイアによっ
    て、各々別の該絶縁層の他の少なくとも1個の導電パタ
    ーンに接続された、請求項4記載の集積回路の試験装
    置。
  11. 【請求項11】上記絶縁層の導電パターンが金属メッシ
    ュ構造より成る、請求項4記載の集積回路の試験装置。
  12. 【請求項12】上記絶縁層の導電パターンに、空き領域
    が形成され、各空き領域が、別の該絶縁層の空き領域と
    整合して配置され、複数のバイアが、上記第2部分の層
    を通して、該空き領域内で、上記第2部分の上記第1表
    面に垂直に伸びる、請求項4記載の集積回路の試験装
    置。
  13. 【請求項13】第1MLC基板の第1表面の面積が第2
    MLC基板の第2表面の面積よりも大きく、上記第1M
    LC基板の上記第1面の一部が、上記第2MLC基板を
    囲み、上記第2MLC基板の上記第1表面が、集積回路
    の試験時に、上記第2MLC基板の上記第1表面に近接
    して配置される集積回路に少なくとも動作電源をつなぐ
    手段を含む、上記第1MLC基板及び上記第1MLC基
    板の上記第1表面上に配置された上記第2MLC基板
    と、 上記第2MLC基板が、複数の導電パターンが配置され
    た給電層を含み、各パターンが、上記第2MLC基板の
    側壁上に断面の露出した領域を有し、該導電パターン
    が、第2MLC基板を通して上へ垂直に伸びるバイアに
    よって、第1表面接続手段に電気的に接続され、 上記第1MLC基板の第1表面上に、上記第2MLC基
    板に近接して配置され、使用時に動作電源に連結される
    複数の細長い導電体と、 各々が上記第1MLC基板の上記第1表面上に配置され
    た上記導電体の1つと、上記第2MLC基板の側壁上に
    断面の露出した複数の上記領域とに電気的に接続された
    複数の導電材と、 上記第1MLC基板の上記第1表面上に配置され、上記
    導電材のうち関連する1個を通して上記パターンに電気
    的に接続された複数の減結合コンデンサとを含む、 集積回路の試験装置。
  14. 【請求項14】ある層の各領域が、他の層の各領域と垂
    直方向に整合して配置され、上記第2MLC基板の側壁
    上に垂直に配置され、各々、互いに垂直に整合して配置
    された該領域を連結する複数の導電層を含む、請求項1
    3記載の集積回路の試験装置。
  15. 【請求項15】集積回路の試験装置の電源を含む集積回
    路の試験装置に連結するために、上記第1MLC基板の
    上記第2表面上に導電体のアレイが配置され、上記第1
    MLC基板が、上記第2表面上の導電体から上記第1M
    LC基板の上記第1表面上に配置された細長い導電体に
    伸びる、内部に配置された複数のバイアを含む、請求項
    13記載の集積回路の試験装置。
  16. 【請求項16】上記各導電材がL形導電体より成る、請
    求項13記載の集積回路の試験装置。
  17. 【請求項17】上記導電パターンが金属メッシュ構造よ
    り成る、請求項13記載の集積回路の試験装置。
  18. 【請求項18】集積回路デバイスの検査時に、該デバイ
    スに動作電源を連結する方法において。第1MLC基板
    の第1表面上に配置された電気接点に動作電源をつなぐ
    ステップと、 上記動作電源を、上記第1MLC基板を通して、上記第
    1MLC基板の第2表面上に配置された複数の第1導電
    体に送るステップと、 上記第1導電体からの動作電源を、上記第1MLC基板
    の第2表面上に装着された第2MLC基板内に配置され
    た複数の給電面に連結するステップに、上記第2MLC
    基板の側壁上に断面の露出した該給電面の端部を接触さ
    せるステップが含まれるステップと、 上記動作電源を、上記第2MLC基板を通して、上記第
    2MLC基板の第2表面上に配置され、使用時に、被験
    集積回路デバイス上の電源端子に接続される複数の第2
    導電体に送るステップとを含むことを特徴とする。動作
    電源を連結する方法。
  19. 【請求項19】上記第2MLC基板の側壁に実質上隣接
    して生じ、上記動作電源に生じる電気的遷移を断つステ
    ップを含む、請求項18記載の動作電源を連結する方
    法。
JP3328322A 1990-11-30 1991-11-18 集積回路の試験装置 Expired - Lifetime JPH073830B2 (ja)

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