JPH0738225A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH0738225A
JPH0738225A JP18135793A JP18135793A JPH0738225A JP H0738225 A JPH0738225 A JP H0738225A JP 18135793 A JP18135793 A JP 18135793A JP 18135793 A JP18135793 A JP 18135793A JP H0738225 A JPH0738225 A JP H0738225A
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JP
Japan
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semiconductor element
substrate
solder
land
semiconductor
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Application number
JP18135793A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Washida
哲郎 鷲田
Katsunori Ochi
克則 越智
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/303Surface mounted components, e.g. affixing before soldering, aligning means, spacing means
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/341Surface mounted components
    • H05K3/3421Leaded components

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体素子が損傷するのを防止し、リード端
子の半田付部分が破損するのを防止する。 【構成】 ハイスタンドオフ型の半導体素子1下方の基
板4表面には、導体パターン例えばダミーランドである
第1のランド6が形成されており、この第1のランド6
上に第1の半田7Aが設けられている。また、半導体素
子1は、リード端子3Aを第2の半田7Bにより第2の
ランド5に固着させることによって基板4に搭載されて
いる。 【効果】 第1の半田により半導体素子が反るのを防
ぎ、半導体素子の損傷及びリード端子の半田付部分が破
損するのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置及びその
製造方法、特に、プリント基板上に電子部品を実装した
半導体装置及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6(A)及び図6(B)は、従来の半
導体装置を示す概略構成図であり、それぞれ図6(A)
は平面図、図6(B)は側断面図である。これらの図に
おいて、電子部品例えば表面実装タイプの半導体素子1
は、図示しない半導体チップを樹脂モールドしたパッケ
ージ本体2と、このパッケージ本体2の両側面から延出
された例えばガルウィングタイプの複数本のリード端子
3とからなる。
【0003】従来の半導体装置は上述したように構成さ
れ、半導体素子1の実装は、導体パターン(以下、ラン
ドとする)5が形成された基板4上に半田7を供給し、
この半田7によって、パッケージ本体2から延出された
リード端子3とランド5とを接続することにより行われ
ている。ところが、このような半導体装置では、半導体
素子1下面と基板4との距離であるスタンドオフが例え
ば50μmと小さく、リード端子3が短く十分な弾力性
に欠ける。従って、信頼性試験におけるヒートサイクル
試験において、半導体素子1と基板4との熱膨張係数の
相違による応力に起因して、半田7に亀裂を生じるとい
った問題点があった。
【0004】このような問題点を解決するために、図6
(C)に示すように、半導体素子1のハイスタンドオフ
化という変更を行って対策を採っていた。図6(C)
は、従来の他の半導体装置を示す側断面図である。すな
わち、リード端子3Aの長さを延長し、スタンドオフを
例えば125μmと大きく採り、リード端子3Aのバネ
弾性により上記応力を吸収するようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したような図6
(C)の半導体装置の実装方法は、図6(A)及び
(B)に示した半導体装置の実装方法と何ら変わらない
が、半導体素子1のハイスタンドオフ化により半導体素
子1下面に空間部ができ、半導体素子1の上側から応力
がかかった場合、半導体素子1に反りが生じて破損した
り、半田7に亀裂が生じるといった問題点があった。特
に、IDカード等に使用する薄形パッケージにおいて
は、半導体素子を実装する際に加わる力や、半導体装置
携帯時等における押圧によっても半導体素子が破損した
り、半田7に亀裂が生じるという問題点があった。この
発明は、このような問題点を解決するためになされたも
ので、半導体素子が破損するのを防止し、リード端子の
半田付部分が損傷するのを防止した半導体装置及びその
製造方法を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項第1項
に係る発明は、基板と、パッケージ本体から突出したリ
ード端子により上記基板に搭載される半導体素子と、上
記基板と上記半導体素子との間に介在され上記半導体素
子を保持する半田とを備えたものである。
【0007】この発明の請求項第2項に係る発明は、基
板と、パッケージ本体から突出したリード端子により上
記基板に搭載される半導体素子と、この半導体素子下方
の上記基板表面に形成された導体パターンであるランド
と、このランド上に設けられ、上記半導体素子を保持す
る半田とを備えたものである。
【0008】この発明の請求項第3項に係る発明は、基
板と、パッケージ本体から突出したリード端子により上
記基板に搭載される半導体素子と、この半導体素子下方
の上記基板に形成されたスルーホールと、このスルーホ
ール上に設けられ、上記半導体素子を保持する半田とを
備えたものである。
【0009】この発明の請求項第4項に係る発明は、基
板と、パッケージ本体から突出したリード端子により上
記基板に搭載される半導体素子と、この半導体素子下方
の上記基板に形成されたスルーホールと、このスルーホ
ールに挿入され、上記半導体素子を保持する治具とを備
えたものである。
【0010】この発明の請求項第5項に係る発明は、半
導体素子が搭載される位置の基板表面に第1のランドを
形成し、上記基板表面に上記半導体素子を搭載する第2
のランドを形成し、上記第1及び第2のランドにそれぞ
れ第1及び第2の半田を供給し、上記第2のランドに上
記半導体素子のリード端子が配置されるように上記半導
体素子を上記基板表面に載置し、上記基板を加熱して上
記第1及び第2の半田を熔融し、次いで、上記第1及び
第2の半田を固化することにより、上記半導体素子を上
記基板に搭載すると共に、上記第1の半田により上記半
導体素子を上記基板上に保持するものである。
【0011】この発明の請求項第6項に係る発明は、請
求項第5項における第1の半田を第1のランドの一部に
供給したものである。
【0012】この発明の請求項第7項に係る発明は、請
求項第5項における第1の半田を第1のランドをはみ出
して供給したものである。
【0013】この発明の請求項第8項に係る発明は、半
導体素子が搭載される位置の基板にスルーホールを形成
し、上記基板表面に上記半導体素子を搭載する第2のラ
ンドを形成し、上記スルーホール及び上記第2のランド
にそれぞれ第1及び第2の半田を供給し、上記第2のラ
ンドに上記半導体素子のリード端子が配置されるように
上記半導体素子を上記基板表面に載置し、上記基板を加
熱して上記第1及び第2の半田を熔融し、次いで、上記
第1及び第2の半田を固化することにより、上記半導体
素子を上記基板に搭載すると共に上記半導体素子を保持
するものである。
【0014】この発明の請求項第9に係る発明は、請求
項第8項における第1の半田をスルーホールの一部に供
給したものである。
【0015】この発明の請求項第10に係る発明は、請
求項第8項における第1の半田をスルーホールをはみ出
して供給したものである。
【0016】
【作用】この発明の請求項第1項においては、基板と半
導体素子との間に半田を介在させて半導体素子を保持す
ることにより、上側から応力が加わっても半導体素子が
反って損傷するのを防止し、リード端子をランドに接着
する半田に亀裂が生じるのを防止する。
【0017】この発明の請求項第2項においては、半導
体素子下方の基板表面に形成されたランド上に設けられ
た半田により半導体素子を保持する。
【0018】この発明の請求項第3項においては、半導
体素子下方の基板に形成されたスルーホールを利用して
半導体素子保持用半田を形成する。
【0019】この発明の請求項第4項においては、半導
体素子下方の基板に形成されたスルーホールに半導体素
子保持用治具を設けて半導体素子を保持する。
【0020】この発明の請求項第5項においては、第1
及び第2のランドに供給された第1及び第2の半田を同
時に熔融して固化することにより、基板への半導体素子
の搭載と半導体素子保持用半田の形成を同時に行う。
【0021】この発明の請求項第6項においては、半導
体素子下方の基板表面に形成された第1のランドの一部
に第1の半田を設け、スタンドオフの小さい半導体素子
を保持する。
【0022】この発明の請求項第7項においては、半導
体素子下方の基板表面に形成された第1のランドをはみ
出して第1の半田を設け、スタンドオフの大きい半導体
素子を保持する。
【0023】この発明の請求項第8項においては、スル
ーホール及び第2のランドに供給された第1及び第2の
半田を同時に熔融して固化することにより、基板への半
導体素子の搭載と半導体素子保持用半田の形成を同時に
行う。
【0024】この発明の請求項第9項においては、半導
体素子が搭載される位置の基板に形成されたスルーホー
ルの一部に第1の半田を供給し、スタンドオフの小さい
半導体素子を保持する。
【0025】この発明の請求項第10項においては、半
導体素子が搭載される位置の基板に形成されたスルーホ
ールをはみ出して第1の半田を供給し、スタンドオフの
大きい半導体素子を保持する。
【0026】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
基づいて説明する。図1は、この発明による半導体装置
を示す概略構成図であり、それぞれ図1(A)は側断面
図、図1(B)は平面図である。なお、図1(B)で
は、第2のランド5及び第2の半田7Bの図示は省略し
てある。また、各図中、同一符号は同一又は相当部分を
示している。図において、ハイスタンドオフ型の半導体
素子1下方の基板4表面には、導体パターン例えばダミ
ーランドである第1のランド6が形成されており、この
第1のランド6上に第1の半田7Aが設けられている。
また、半導体素子1は、リード端子3Aを第2の半田7
Bにより第2のランド5に固着させることによって、基
板4に搭載されている。
【0027】上述したように構成された半導体装置で
は、ハイスタンドオフ型の半導体素子1を基板4に実装
する際、半導体素子1の下面と基板4との間に生ずる空
間部に第1の半田7Aが設けられている。これにより、
半導体素子1の下面と基板4との間に生ずる空間すなわ
ちスタンドオフを埋めて半導体素子1を保持することに
より、半導体素子1上部からの応力に耐えることができ
る。また、第2の半田7Bに亀裂が入るのを防止するこ
とができる。特に、薄形パッケージ等を使用したICカ
ード等に有効である。
【0028】実施例2.次に、実施例1における半導体
装置の製造方法について説明する。まず、基板4例えば
プリント基板を用意し、この基板表面に従来法により第
1のランド6及び第2のランド5を形成する。これらの
ランドは、例えば、銅メッキ、ニッケルメッキ、蒸着等
種々の方法により形成することができる。次に、第1及
び第2のランド6、5にそれぞれ第1及び第2の半田7
A、7Bを供給する。例えば、ペースト状の半田を半田
印刷等の方法により、基板4表面の所定のランド部分だ
けに施す。続いて、第1のランド6上にリード端子3A
が配置されるように、半導体素子1を基板4表面に載置
する。
【0029】次に、半導体素子1を載置した基板4を例
えばリフロー炉等に搬入し、第1及び第1の半田7A、
7Bを熔融させた後、冷却して固化させる。これによっ
て、半導体素子1を基板4に搭載することができると共
に、半導体素子1は第1の半田7Aにより保持される。
なお、第1の半田7Aは、半導体素子1の下面に接触し
ていることが望ましいが、半田の固化による収縮等によ
り隙間が空いたとしても半導体素子1を保持することは
可能であり、半導体素子1の損傷を防止できと共に、第
2の半田7Bに亀裂が生じるのを防止できる。また、第
1の半田6は、図1では2個設けているが、これに限定
されるものではなく、1個や3個以上複数個設けても良
く、上述と同様な効果を奏する。さらに、第1のランド
6の形状も図示した形状に限定されるものではなく、円
や楕円等種々の形状を用いることもできる。
【0030】実施例3.図2は、この発明の実施例3に
よる半導体装置を示す側断面図である。図において、半
導体素子1下面の基板4の適当な箇所に、基板4の層間
接続を目的として形成される導体のスルーホール8を設
けておく。このスルーホール8上に第1の半田7Aを設
け、半導体素子1を保持することができ、実施例1と同
様の効果を奏する。また、第1のランド6すなわちダミ
ーランドを設けるよりもスルーホール8を利用すること
で、基板3の配線密度を落とすことなく半導体素子1を
保持することができる効果がある。なお、この実施例に
より半導体装置を製造する場合は、予めスルーホール8
を設けておくことにより、上述した実施例2と同様な方
法で半導体装置を製造できる。
【0031】実施例4.図3は、この発明の実施例4に
よる半導体装置を示す側断面図である。この実施例で
は、実施例3におけるスルーホール8の孔を利用して、
治具9例えばピン等を挿入することにより半導体素子1
を保持することができ、上述の実施例と同様の効果を有
する。
【0032】実施例5.図4は、この発明の実施例5に
よる半導体装置を示す要部概略構成図であり、図4
(A)及び(B)は、第1の半田7Aを第1のランド6
の一部に供給した場合をそれぞれ示す要部側断面図及び
平面図である。上述した実施例1〜4において、第1の
ランド6に第1の半田7Aを供給する場合、半導体素子
1と基板4との距離に応じて適正な量の半田を供給する
必要がある。例えば、半導体素子1と基板4との距離が
小さく、第1の半田7Aの供給量を少なくする場合に
は、半田の印刷面積を小さくして第1のランド6の一部
に第1の半田7Aを供給する。これにより、第1の半田
7A印刷後の半田熔融、固化の工程において、図4
(C)に示すように、第1の半田7Aが濡れ広がり、第
1の半田7Aの厚みが薄くなることにより、半導体素子
1と基板4との隙間に対して適量の第1の半田7Aを設
けることができ、半導体素子1を効果的に保持すること
ができる。なお、図4には第1のランド6について図示
しているが、スルーホール8の場合にも同様に適用でき
る。
【0033】実施例6.図5は、この発明の実施例6に
よる半導体装置を示す要部概略構成図であり、図4
(A)及び(B)は、第1の半田7Aを第1のランド6
をはみ出して供給した場合を示すそれぞれ要部側断面図
及び平面図である。上述した実施例5とは逆に、半導体
素子1と基板4との距離が大きく、第1の半田7Aの供
給量を多くする場合には、半田の印刷面積を大きくして
第1のランド6からはみ出すように第1の半田7Aを供
給する。これにより、第1の半田7A印刷後の半田熔
融、固化の工程において、図5(C)に示すように、第
1の半田7Aが濡れ広がり、第1の半田7Aの厚みが厚
くなることにより、半導体素子1と基板4との隙間に対
して適量の第1の半田7Aを設けることができ、半導体
素子1を効果的に保持することができる。
【0034】このように、第1の半田7Aの供給量を増
減することにより、半導体素子1と基板4との距離が様
々な半導体装置に対応することができる。また、固化し
た第1の半田7Aと半導体素子1との間に多少の隙間が
あっても半導体素子1を保持することができ、逆に、第
1の半田7Aの量が多くても問題はない。なお、図5に
は第1のランド6について図示しているが、スルーホー
ル8の場合にも同様に適用できる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明の請求項
第1項に係る発明は、基板と、パッケージ本体から突出
したリード端子により上記基板に搭載される半導体素子
と、上記基板と上記半導体素子との間に介在され上記半
導体素子を保持する半田とを備えたので、半導体素子の
上部から応力が加わった場合にも耐えることができ半導
体素子の損傷を防止し、リード端子の半田付部分が破損
するのを防止できるという効果を奏する。
【0036】この発明の請求項第2項に係る発明は、基
板と、パッケージ本体から突出したリード端子により上
記基板に搭載される半導体素子と、この半導体素子下方
の上記基板表面に形成された導体パターンであるランド
と、このランド上に設けられ、上記半導体素子を保持す
る半田とを備えたので、半導体素子の大きさ等に応じて
最適なランドを形成することにより効果的に半導体素子
の損傷を防止でき、リード端子の半田付部分が破損する
のを防止できるという効果を奏する。
【0037】この発明の請求項第3項に係る発明は、基
板と、パッケージ本体から突出したリード端子により上
記基板に搭載される半導体素子と、この半導体素子下方
の上記基板に形成されたスルーホールと、このスルーホ
ール上に設けられ、上記半導体素子を保持する半田とを
備えたので、スルーホールを利用することにより基板の
配線密度を落とすことなく半導体素子を保持することが
できるという効果を奏する。
【0038】この発明の請求項第4項に係る発明は、基
板と、パッケージ本体から突出したリード端子により上
記基板に搭載される半導体素子と、この半導体素子下方
の上記基板に形成されたスルーホールと、このスルーホ
ールに挿入され、上記半導体素子を保持する治具とを備
えたので、基板の層間接続を目的とした既存のスルーホ
ールを利用して半導体素子を保持することができるとい
う効果を奏する。
【0039】この発明の請求項第5項に係る発明は、半
導体素子が搭載される位置の基板表面に第1のランドを
形成し、上記基板表面に上記半導体素子を搭載する第2
のランドを形成し、上記第1及び第2のランドにそれぞ
れ第1及び第2の半田を供給し、上記第2のランドに上
記半導体素子のリード端子が配置されるように上記半導
体素子を上記基板表面に載置し、上記基板を加熱して上
記第1及び第2の半田を熔融し、次いで、上記第1及び
第2の半田を固化することにより、上記半導体素子を上
記基板に搭載すると共に、上記第1の半田により上記半
導体素子を上記基板上に保持するので、半導体素子保持
用の半田を半導体素子搭載用の半田と同時に設けること
ができ、製造工程を増やすことなく半導体素子保持用の
半田を設けることができるという効果を奏する。
【0040】この発明の請求項第6項に係る発明は、請
求項第5項における第1の半田を第1のランドの一部に
供給したので、スタンドオフの小さい半導体素子を最適
に保持できるという効果を奏する。
【0041】この発明の請求項第7項に係る発明は、請
求項第5項における第1の半田を第1のランドをはみ出
して供給したので、第1のランドの面積が小さくてもス
タンドオフの大きい半導体素子を最適に保持できるとい
う効果を奏する。
【0042】この発明の請求項第8項に係る発明は、半
導体素子が搭載される位置の基板にスルーホールを形成
し、上記基板表面に上記半導体素子を搭載する第2のラ
ンドを形成し、上記スルーホール及び上記第2のランド
にそれぞれ第1及び第2の半田を供給し、上記第2のラ
ンドに上記半導体素子のリード端子が配置されるように
上記半導体素子を上記基板表面に載置し、上記基板を加
熱して上記第1及び第2の半田を熔融し、次いで、上記
第1及び第2の半田を固化することにより、上記半導体
素子を上記基板に搭載すると共に上記半導体素子を保持
するので、基板の層間接続を目的とした既存のスルーホ
ールを利用して半導体素子を保持する半導体装置が得ら
れるという効果を奏する。
【0043】この発明の請求項第9に係る発明は、請求
項第8項における第1の半田をスルーホールの一部に供
給したので、スタンドオフの小さい半導体素子を最適に
保持できるという効果を奏する。
【0044】この発明の請求項第10に係る発明は、請
求項第8項における第1の半田をスルーホールをはみ出
して供給したので、第1のランドの面積が小さくてもス
タンドオフの大きい半導体素子を最適に保持できるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1及び2による半導体装置を
示す概略構成図である。
【図2】この発明の実施例3による半導体装置を示す側
断面図である。
【図3】この発明の実施例4による半導体装置を示す側
断面図である。
【図4】この発明の実施例5による半導体装置を示す要
部概略構成図である。
【図5】この発明の実施例6による半導体装置を示す要
部概略構成図である。
【図6】従来の半導体装置を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 半導体素子 2 パッケージ本体 3A リード端子 4 基板 5 第2のランド 6 第1のランド 7A 第1の半田 7B 第2の半田 8 スルーホール 9 治具
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項8
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】この発明の請求項第5項に係る発明は、半
導体素子が搭載される位置の基板表面に第1のランドを
形成し、上記基板表面に上記半導体素子を搭載する第2
のランドを形成し、上記第1及び第2のランドにそれぞ
れ第1及び第2の半田を供給し、上記第2のランドに上
記半導体素子のリード端子が配置されるように上記半導
体素子を上記基板表面に載置し、上記基板を加熱して上
記第1及び第2の半田を融し、次いで、上記第1及び
第2の半田を固化することにより、上記半導体素子を上
記基板に搭載すると共に、上記第1の半田により上記半
導体素子を上記基板上に保持するものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】この発明の請求項第8項に係る発明は、半
導体素子が搭載される位置の基板にスルーホールを形成
し、上記基板表面に上記半導体素子を搭載する第2のラ
ンドを形成し、上記スルーホール及び上記第2のランド
にそれぞれ第1及び第2の半田を供給し、上記第2のラ
ンドに上記半導体素子のリード端子が配置されるように
上記半導体素子を上記基板表面に載置し、上記基板を加
熱して上記第1及び第2の半田を融し、次いで、上記
第1及び第2の半田を固化することにより、上記半導体
素子を上記基板に搭載すると共に上記半導体素子を保持
するものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】この発明の請求項第5項においては、第1
及び第2のランドに供給された第1及び第2の半田を同
時に融して固化することにより、基板への半導体素子
の搭載と半導体素子保持用半田の形成を同時に行う。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】次に、半導体素子1を載置した基板4を例
えばリフロー炉等に搬入し、第1及び第1の半田7A、
7Bを融させた後、冷却して固化させる。これによっ
て、半導体素子1を基板4に搭載することができると共
に、半導体素子1は第1の半田7Aにより保持される。
なお、第1の半田7Aは、半導体素子1の下面に接触し
ていることが望ましいが、半田の固化による収縮等によ
り隙間が空いたとしても半導体素子1を保持することは
可能であり、半導体素子1の損傷を防止できと共に、
第2の半田7Bに亀裂が生じるのを防止できる。また、
第1の半田6は、図1では2個設けているが、これに限
定されるものではなく、1個や3個以上複数個設けても
良く、上述と同様な効果を奏する。さらに、第1のラン
ド6の形状も図示した形状に限定されるものではなく、
円や楕円等種々の形状を用いることもできる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】実施例5.図4は、この発明の実施例5に
よる半導体装置を示す要部概略構成図であり、図4
(A)及び(B)は、第1の半田7Aを第1のランド6
の一部に供給した場合をそれぞれ示す要部側断面図及び
平面図である。上述した実施例1〜4において、第1の
ランド6に第1の半田7Aを供給する場合、半導体素子
1と基板4との距離に応じて適正な量の半田を供給する
必要がある。例えば、半導体素子1と基板4との距離が
小さく、第1の半田7Aの供給量を少なくする場合に
は、半田の印刷面積を小さくして第1のランド6の一部
に第1の半田7Aを供給する。これにより、第1の半田
7A印刷後の半田融、固化の工程において、図4
(C)に示すように、第1の半田7Aが濡れ広がり、第
1の半田7Aの厚みが薄くなることにより、半導体素子
1と基板4との隙間に対して適量の第1の半田7Aを設
けることができ、半導体素子1を効果的に保持すること
ができる。なお、図4には第1のランド6について図示
しているが、スルーホール8の場合にも同様に適用でき
る。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】実施例6.図5は、この発明の実施例6に
よる半導体装置を示す要部概略構成図であり、図4
(A)及び(B)は、第1の半田7Aを第1のランド6
をはみ出して供給した場合を示すそれぞれ要部側断面図
及び平面図である。上述した実施例5とは逆に、半導体
素子1と基板4との距離が大きく、第1の半田7Aの供
給量を多くする場合には、半田の印刷面積を大きくして
第1のランド6からはみ出すように第1の半田7Aを供
給する。これにより、第1の半田7A印刷後の半田
融、固化の工程において、図5(C)に示すように、第
1の半田7Aが濡れ広がり、第1の半田7Aの厚みが厚
くなることにより、半導体素子1と基板4との隙間に対
して適量の第1の半田7Aを設けることができ、半導体
素子1を効果的に保持することができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】この発明の請求項第5項に係る発明は、半
導体素子が搭載される位置の基板表面に第1のランドを
形成し、上記基板表面に上記半導体素子を搭載する第2
のランドを形成し、上記第1及び第2のランドにそれぞ
れ第1及び第2の半田を供給し、上記第2のランドに上
記半導体素子のリード端子が配置されるように上記半導
体素子を上記基板表面に載置し、上記基板を加熱して上
記第1及び第2の半田を融し、次いで、上記第1及び
第2の半田を固化することにより、上記半導体素子を上
記基板に搭載すると共に、上記第1の半田により上記半
導体素子を上記基板上に保持するので、半導体素子保持
用の半田を半導体素子搭載用の半田と同時に設けること
ができ、製造工程を増やすことなく半導体素子保持用の
半田を設けることができるという効果を奏する。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】この発明の請求項第8項に係る発明は、半
導体素子が搭載される位置の基板にスルーホールを形成
し、上記基板表面に上記半導体素子を搭載する第2のラ
ンドを形成し、上記スルーホール及び上記第2のランド
にそれぞれ第1及び第2の半田を供給し、上記第2のラ
ンドに上記半導体素子のリード端子が配置されるように
上記半導体素子を上記基板表面に載置し、上記基板を加
熱して上記第1及び第2の半田を融し、次いで、上記
第1及び第2の半田を固化することにより、上記半導体
素子を上記基板に搭載すると共に上記半導体素子を保持
するので、基板の層間接続を目的とした既存のスルーホ
ールを利用して半導体素子を保持する半導体装置が得ら
れるという効果を奏する。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、パッケージ本体から突出したリ
    ード端子により上記基板に搭載される半導体素子と、 上記基板と上記半導体素子との間に介在され上記半導体
    素子を保持する半田とを備えたことを特徴とする半導体
    装置。
  2. 【請求項2】 基板と、 パッケージ本体から突出したリード端子により上記基板
    に搭載される半導体素子と、 この半導体素子下方の上記基板表面に形成された導体パ
    ターンであるランドと、 このランド上に設けられ、上記半導体素子を保持する半
    田とを備えたことを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 基板と、 パッケージ本体から突出したリード端子により上記基板
    に搭載される半導体素子と、 この半導体素子下方の上記基板に形成されたスルーホー
    ルと、 このスルーホール上に設けられ、上記半導体素子を保持
    する半田とを備えたことを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 基板と、 パッケージ本体から突出したリード端子により上記基板
    に搭載される半導体素子と、 この半導体素子下方の上記基板に形成されたスルーホー
    ルと、 このスルーホールに挿入され、上記半導体素子を保持す
    る治具とを備えたことを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 半導体素子が搭載される位置の基板表面
    に第1のランドを形成し、 上記基板表面に上記半導体素子を搭載する第2のランド
    を形成し、 上記第1及び第2のランドにそれぞれ第1及び第2の半
    田を供給し、 上記第2のランドに上記半導体素子のリード端子が配置
    されるように上記半導体素子を上記基板表面に載置し、 上記基板を加熱して上記第1及び第2の半田を熔融し、
    次いで、 上記第1及び第2の半田を固化することにより、上記半
    導体素子を上記基板に搭載すると共に上記半導体素子を
    保持することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 第1の半田は、第1のランドの一部に供
    給されていることを特徴とする請求項第5項記載の半導
    体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 第1の半田は、第1のランドからはみ出
    して供給されていることを特徴とする請求項第5項記載
    の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 半導体素子が搭載される位置の基板にス
    ルーホールを形成し、 上記基板表面に上記半導体素子を搭載する第2のランド
    を形成し、 上記スルーホール及び上記第2のランドにそれぞれ第1
    及び第2の半田を供給し、 上記第2のランドに上記半導体素子のリード端子が配置
    されるように上記半導体素子を上記基板表面に載置し、 上記基板を加熱して上記第1及び第2の半田を熔融し、
    次いで、 上記第1及び第2の半田を固化することにより、上記半
    導体素子を上記基板に搭載すると共に上記半導体素子を
    保持することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 第1の半田は、スルーホールの一部に供
    給されていることを特徴とする請求項第8項記載の半導
    体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 第1の半田は、スルーホールからはみ
    出して供給されていることを特徴とする請求項第8項記
    載の半導体装置の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102008011631A1 (de) 2007-03-14 2008-09-25 Fujitsu Limited, Kawasaki Elektronische Einrichtung und Montageverfahren für Elektronische Komponenten
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