JPH0738142B2 - マイクロプロセッサ装置 - Google Patents

マイクロプロセッサ装置

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JPH0738142B2
JPH0738142B2 JP3140701A JP14070191A JPH0738142B2 JP H0738142 B2 JPH0738142 B2 JP H0738142B2 JP 3140701 A JP3140701 A JP 3140701A JP 14070191 A JP14070191 A JP 14070191A JP H0738142 B2 JPH0738142 B2 JP H0738142B2
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JP
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flip
flop
clock
microprocessor
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ジェフリー・アラン・ミニック
ウォレン・ジョン・スピナ
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/04Generating or distributing clock signals or signals derived directly therefrom

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Pulse Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般にクロック・パル
スに応答して動作するディジタル・プロセッサに関し、
より詳しくは種々のタイプのメモリ装置をアクセスする
プロセッサに関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル・プロセッサはアクセス実行
に必要なプロセッサのサイクルの長さに基づいた特定の
時間間隔で(読取り及び書込みのために)外部メモリを
アクセスする。メモリ読取り動作を実行する場合に、メ
モリをアクセスするために、例えば、該マイクロプロセ
ッサの5つの状態(即ち5クロック・サイクル)を必要
とすることがある。
【0003】このような場合、要求されたデータをメモ
リ装置時間がマイクロプロセッサのデータ線に乗せるの
に1以上の状態が必要である。もしこの時間が1つの状
態の時間(クロック・サイクル時間)よりも長ければ、
該メモリはこの機能を果たすには2つ以上の状態を必要
とする。
【0004】メモリをアクセスするのに必要な状態数
は、マイクロプロセッサ・クロック周波数及びメモリ"
読取り"動作に関連するメモリ装置のアクセス時間によ
り増減する。理想的には、マイクロプロセッサのクロッ
ク速度が与えられると、該マイクロプロセッサがアクセ
スするメモリは、該メモリをアクセスできる該マイクロ
プロセッサの状態数を最小にするように選択される。
【0005】マイクロプロセッサは、多くの場合、異な
るアクセス時間を持つメモリ又は他の装置とのインタフ
ェースを要求される。メモリをアクセスするマイクロプ
ロセッサ・サイクル数が選択された後は、メモリ装置の
可能な最大アクセス時間は該マイクロプロセッサ・クロ
ック速度によりほぼ確定する。もしマイクロプロセッサ
とインタフェースするメモリ装置のアクセス時間が遅
く、且つ他に調整装置がなければ、接続された最も遅い
装置に適応するようにクロック周波数を遅くしなければ
ならない。
【0006】マイクロプロセッサ・クロック速度を維持
する代案は、遅い装置のためにマイクロプロセッサのメ
モリ・アクセス・サイクルの範囲内で待ち状態を追加導
入することである。これらの待ち状態のあいだ、マイク
ロプロセッサはメモリ装置がその動作を終了するのを待
つ。そのために、通常はメモリ装置又はその関連制御装
置からの信号線がマイクロプロセッサに結合され、該マ
イクロプロセッサは、該メモリ装置から要求されたデー
タが読取り可能なことを知らせる信号を受取るまで非活
動状態の待ちサイクルを加える。
【0007】例えば、異なるアクセス時間を持つ2つの
周辺装置がマイクロプロセッサにインタフェースされる
場合、より速い(アクセス時間が短い)装置に適合し且
つより遅い装置をアクセスするときもマイクロプロセッ
サ・アクセス・サイクルに待ち状態を導入しない速いク
ロック速度の維持が望ましいことがある。場合によって
は、マイクロプロセッサは装置アクセス・サイクル中に
待ち状態を加えることができないことがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、マイ
クロプロセッサの基本クロック周波数を低くせずに、即
ちマイクロプロセッサ待ち状態を加えずに、可変アクセ
ス時間を有する周辺装置と共にディジタル・プロセッサ
を使用できるようにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明を実行するとき、
通常は高周波クロック・パルスをマイクロプロセッサに
結合するが、マイクロプロセッサがより遅い周辺装置を
アクセスしていることを表わす信号を受取ると、該マイ
クロプロセッサからのセットされたクロック・パルス数
を阻止するように動作することができるマイクロプロセ
ッサ・クロック回路が設けられる。
【0010】本明細書では、"低速"周辺装置又はメモリ
装置は、当該装置のマイクロプロセッサの通常のアクセ
ス・サイクル中に与えられるよりも長いアクセス時間を
持つ装置を意味する。"高速"周辺装置又はメモリ装置
は、マイクロプロセッサの通常のクロック速度の動作に
よって与えられるアクセス時間に等しいか又はそれより
も短いアクセス時間を持つ装置を意味する。
【0011】本発明の1つの実施例では、低速周辺装置
のアクセス中にマイクロプロセッサに結合されないクロ
ック・パルスの数は調整可能であるので、クロック回路
は、例えば周辺回路の変更に適応できる。
【0012】
【実施例】本発明は種々の変更が可能であるが、図示の
実施例により詳細に説明する。
【0013】図1で、マイクロプロセッサ・システム1
0はクロック回路12からクロック・パルスを受取り、
ランダム・アクセス・メモリ(RAM)13及び読取専
用記憶機構(ROS)14をアクセスするマイクロプロ
セッサ11を含む。
【0014】高周波クロック・パルスのソース16はこ
れらのパルス(CLKI)をクロック回路12に供給
し、そしてクロック回路12はクロック・パルス信号C
LKOを出力し、該信号はマイクロプロセッサ11に供
給される。
【0015】マイクロプロセッサ11は、RAM13を
アクセスするとき "高速選択" 信号FSEL* を生成
し、ROS14をアクセスするときは "低速選択" 信号
SSEL* を生成する。これらの"選択" 信号は実際に
はメモリ・アドレス線上の信号に含まれていてもよい。
【0016】読取又は書込動作のためにRAM13をア
クセスするとき又はROS14を読取るとき、マイクロ
プロセッサ11により、アドレス情報はバス17に送ら
れ、データはバス18に送られる。マイクロプロセッサ
11がFSEL* 信号を生成してRAM13をアクセス
するとき、入力クロック・パルスCLKIはクロック回
路12を介してマイクロプロセッサ11に結合され、ク
ロック出力パルスCLKOを形成する。更にアドレス及
び制御バス19がマイクロプロセッサ11からクロック
回路12に結合される。
【0017】本発明に従って、マイクロプロセッサ11
が低速選択信号SSEL* を生成してアクセス時間の遅
いROS14を読取るとき、クロック回路12はCLK
O信号中のクロック・パルスの間に遅延を導入する。
【0018】図2はクロック回路12の簡略図を示す。
クロック回路12は、線23にクロック出力信号CLK
Oを生成するために、線21で低速選択信号SSEL*
を、線22でクロック入力信号CLKIを受取る。回路
12はフリップ・フロップ24、26、ANDゲート2
7及び遅延回路28を含む。線21に低速選択信号がな
い(ロジック・レベルが低い)とき、線22の入力クロ
ック・パルスは単に線23に結合され、クロック出力信
号になる。入力クロック・パルスはANDゲート27へ
の1つの入力を形成し、他の入力は、低速選択信号がな
いとき、フリップ・フロップ26により高いロジック・
レベルに維持される。
【0019】図3に示すように、この状況では出力クロ
ック・パルスは入力クロック・パルスと同じ速度で生
じ、回路12のロジック回路遅延により僅かに遅延す
る。例えば、RAM13を読取るために高速選択信号が
生成されると、マイクロプロセッサ11は次の出力クロ
ック・パルスの立下りでアドレス情報をバス17に送
り、その後でデータを読取る。 "データ読取" 動作は、
データ・バス18でデータが使用可能になり安定した後
の時点で起きる高速選択信号の立上りで生じる。図3に
示すように、プロセッサ11がデータを読取る前の読取
サイクルの開始後に2つの出力クロック・サイクルの立
下りがある。メモリ装置をアドレス指定し且つデータ線
でデータを安定させるために必要なクロック・サイクル
の数により、この間のサイクルの数は、例えば4サイク
ルよりも多いことがある。
【0020】図2に戻って、図4の波形を参照すると、
低速選択信号SSEL* をクロック回路12が受取る
と、データ・バス18の線に安定したデータを乗せるの
に十分な時間を低速アクセスの読取専用記憶装置14に
与えるために、出力クロック・パルスは遅延間隔のあい
だ中断される。
【0021】そのために、低速選択信号は低いレベルに
移行し、フリップ・フロップ24をクロックする。フリ
ップ・フロップ24へのデータ入力は高いロジック・レ
ベルに保持されるから、そのQ出力は線31で高いレベ
ルになる。線22上の次の入力クロック・パルスの立下
りはフリップ・フロップ26をクロックする。このと
き、線31は高いレベルであり、これはフリップ・フロ
ップ26へのデータ入力であるので、フリップ・フロッ
プ26のQノット出力32は低いロジック・レベルにな
る。線32はANDゲート27への1つの入力であり、
それが低いロジック・レベルである限り、ANDゲート
27の出力も低いレベルに保持される。即ち、クロック
・パルスCLKOはマイクロプロセッサ11に送られな
い。
【0022】線32の信号は遅延回路28を介してフリ
ップ・フロップ24の活動状態が低いレベルのクリア、
即ちリセット端子に結合される。回路28に遅延がない
とき、フリップ・フロップ24のQ出力は、フリップ・
フロップ26のQノット出力が低いレベルになると直ち
に低いロジック・レベルにセットされる。次の入力クロ
ック信号の立下りで、線31の低いロジック・レベルは
フリップ・フロップ26のQ出力に結合され、そのQノ
ット出力は高いロジック・レベルになる。これはAND
ゲート27に入力される線32を高いロジック・レベル
に戻し、出力クロック信号CLKOは再び入力クロック
信号CLKIの状態に追随する。
【0023】図4の波形の調査により、ROS14の"
読取"サイクルは低速選択信号の立下りで開始し、低速
選択信号が高いレベルになると、プロセッサ11はRO
S14のデータを読取ることが分かる。これはデータ線
でデータを安定させる時間が与えられた後の時点であ
る。RAM13よりも遅いROS14の応答時間に合わ
せるために、クロック出力信号CLKOから1クロック
・サイクルが削除されている。これはプロセッサ11の
動作を延期し、プロセッサ11がデータを読取る前に、
データ線で該データを安定させるための時間を追加する
ことができる。
【0024】遅延回路28は、フリップ・フロップ24
がクリアされる前に遅延のための追加のクロック・サイ
クルを導入するために、手動により、例えばスイッチの
セッティング、又はマイクロプロセッサ11からの適切
な信号によりセットすることができる。その結果、1つ
だけではなく2つ以上のクロック・サイクルが出力クロ
ック・パルス・トレーンから取り除かれる。
【0025】図5及び図6は図1及び図2のクロック回
路12の特定の実施例を示す。一般に、図5の回路は、
図6のフリップ・フロップ44、45、46、47及び
48を含めて考慮すると、図2の回路28のようなプロ
グラム式遅延回路として動作する。図6で、フリップ・
フロップ41は一般に図2のフリップ・フロップ24と
機能的に同等であり、図6のフリップ・フロップ42及
び43は図2のフリップ・フロップ26と機能的に同等
である。
【0026】図6で、入力クロック信号CLKIはAN
Dゲート51の1つの入力52に結合される。ANDゲ
ート51のもう1つの入力53が高いロジック・レベル
にある限り、該入力クロック・パルスは該ANDゲート
を介して結合され出力クロック・パルス信号CLKOを
形成する。低速選択信号SSEL* が低いレベルになる
と、フリップ・フロップ41のデータ入力の高いロジッ
ク・レベル(VCC)はそのQ出力に結合される。この
高いロジック・レベルは、入力クロック信号の次の立下
りでフリップ・フロップ42のQ出力をクロックし、そ
して次の入力クロック信号の立下りでフリップ・フロッ
プ43のQ出力をクロックする。
【0027】フリップ・フロップ43のQ出力が高いレ
ベルになると、フリップ・フロップ43のQノット出力
は低いレベルになり、よって線53も低いレベルにな
る。線53はANDゲート51の入力の1つである。こ
の状態は後続の入力クロック・パルスがANDゲート5
1を通過してクロック出力信号線に届くのを妨げる。フ
リップ・フロップ41のQ出力が高いロジック・レベル
にとどまる限り、この状態はフリップ・フロップ42及
び43のQ出力を高いロジック・レベルに、フリップ・
フロップ43のQノット出力を低いロジック・レベルに
保持する。
【0028】後で説明するように、前述のフリップ・フ
ロップ43のQノット出力の低いロジック・レベルの状
態は、フリップ・フロップ41が線54の低いロジック
・レベルによってクリアされる。線54はクロック回路
の可変遅延部分のNORゲート56(図5)の出力であ
る。本実施例では、可能な遅延時間(CLKOから遮断
されるCLKIクロック・サイクルの数)は4、5、6
又は7クロック・サイクルである。
【0029】フリップ・フロップ42及び43を設ける
ことにより、SSEL* 信号でフリップ・フロップ41
のQ出力が高いロジック・レベルになった後、入力クロ
ック・パルスがクロック出力線に届くのを阻止する前
に、2つのクロック・パルスはANDゲート51を通過
することができる。これにより、メモリ・アクセス・サ
イクルの始めにプロセッサ・サイクルを完了した後にプ
ロセッサ11の動作を延期し同時にクロック・パルスを
阻止することを可能にする。本実施例では、2つのクロ
ック・パルスが供給され、アドレス線に連続したアドレ
ス情報を乗せることができる。
【0030】フリップ・フロップ43のQ出力の高いロ
ジック・レベルは、次の5つの入力クロック・パルスの
立下りで、フリップ・フロップ44、45、46、47
及び48のQ出力に結合される。フリップ・フロップ4
5、46、47及び48のQ出力は連続して高いロジッ
ク・レベルの状態になり、それぞれ線57、58、59
及び60に出力される。高いロジック・レベルが線57
〜60に沿ってどこまで遠くに伝播するかが遅延時間の
長さを決める。その後、新たなクロック・パルスがAN
Dゲート51を通過して出力クロック線に到達できるよ
うになる。
【0031】遅延に必要なクロック・サイクル数は一連
のフリップ・フロップ61、62及び63で形成された
レジスタに保持される。遅延時間を設定したいとき、マ
イクロプロセッサ11はフリップ・フロップ61〜63
で形成されたレジスタのアドレスをアドレス・バス64
に送る。該アドレスはマイクロプロセッサ11が必要な
遅延データをデータ線68、69及び70を含むデータ
・バス67に送った後に復号回路66によって復号され
る。アドレス・バス64及びデータ・バス67は図1の
アドレス及び制御線19に対応する。アドレス・バス6
4は "ストローブ書込" 線を含む。アドレスが復号され
ると、データは "ストローブ書込" 線上の信号によりフ
リップ・フロップ61〜63のQ出力でクロックされ
る。
【0032】これらのQ出力及び関連したQノット出力
はNORゲート71、72、73及び74によって復号
され、必要な数の入力クロック・パルスの後にフリップ
・フロップ41をリセットすることができる。例えば、
もしNORゲート74の出力が高いロジック・レベルに
あれば、出力クロック・パルス・シーケンスから7サイ
クルを脱落させる遅延時間がセットされる。フリップ・
フロップ61〜63のQ出力の各々が高いロジック・レ
ベルにあり且つ該フリップ・フロップのQノット出力の
各々が低いロジック・レベルにあるとき、NORゲート
74の出力は高いレベルである。Qノット出力の各々は
NORゲート74の入力として働き、その出力を高いロ
ジック・レベルにする。
【0033】図示のように、入力データ線の最下位ビッ
トD0はフリップ・フロップ63のD入力に結合される
線70にある。次に上位のビットD1は線69にあり、
そして最上位のビットD2は線68にある。
【0034】ANDゲート81の1つの入力はNORゲ
ート71の出力であり、そのもう1つの入力はフリップ
・フロップ45のQ出力である。もし4パルス遅延する
ようにフリップ・フロップ61〜63がセットされてい
れば、NORゲート71の出力は高いレベルにあり、A
NDゲート81の入力82に結合される。(出力クロッ
ク・パルスがANDゲート51で阻止されてから2パル
ス後に)フリップ・フロップ45のQ出力が高いレベル
になると、ANDゲート81の出力は高いレベルにな
る。このANDゲート81の高い出力はNORゲート5
6に結合され、線54に低いロジック・レベルを生じ、
フリップ・フロップ41をクリアする。そして該低いロ
ジック・レベルをフリップ・フロップ43の出力に移す
ために、該"クリア" によりフリップ・フロップ41の
Q出力に送られる入力クロック・パルス・トレーンに更
に2つのクロック・パルスが必要になる。同時に、フリ
ップ・フロップ43のQノット出力は高いレベルにな
り、再びパルスはANDゲート51を通過しクロック出
力信号を形成することができる。
【0035】4入力パルスの遅延は、フリップ・フロッ
プ43のQ出力の高いロジック・レベルがフリップ・フ
ロップ44のQ出力とフリップ・フロップ45のQ出力
をクロックするときの2入力パルスのCLKO信号、及
びフリップ・フロップ41のQ出力の低いロジック・レ
ベルがフリップ・フロップ42のQ出力とフリップ・フ
ロップ43のQ出力をクロックするときの更に2入力パ
ルスのCLKO信号からのパルスを阻止することにより
得られる。5、6又は7パルス遅延のためのNORゲー
ト出力も同様にフリップ・フロップ46、47及び48
のQ出力を持つANDゲート83、84及び85でそれ
ぞれ比較され、適切な遅延を決める。
【0036】フリップ・フロップ41の出力の低いロジ
ック・レベルは(該フリップ・フロップがクリアされる
と)次の入力クロック・パルスでフリップ・フロップの
チェーンに沿って伝播する。新たな遅延要求の前に、後
のフリップ・フロップもクリアされることを保証するた
めに、NORゲート86の1つの入力は線53に結合さ
れる。線53が高いレベルになると、ANDゲート51
は再びクロック・パルスを通過させることができ、ゲー
ト86の出力87を低いロジック・レベルにして、フリ
ップ・フロップ45をクリアする。実際に、フリップ・
フロップ45のQ出力に生じた低いロジック・レベルは
フリップ・フロップのチェーンに沿って次々と送られ、
フリップ・フロップ46及び47をクリアする。NOR
ゲート86の出力87はフリップ・フロップ48のS
(セット)ノット入力にも結合する。フリップ・フロッ
プ45がリセットされると同時に、フリップ・フロップ
48のQ出力は高いレベルになる(フリップ・フロップ
48がセットされる)。フリップ・フロップ45のリセ
ットでそのQ出力に生じる低いロジック・レベルは、該
リセット後の3番目のクロック・パルスでフリップ・フ
ロップ48のQ出力に伝播する。
【0037】NORゲート86のもう1つの入力は回路
がパワー・アップされるとき高いパルスを発生する "パ
ワー・オン・リセット"(POR)信号からの入力であ
る。高いロジック・レベルはNORゲート86の出力8
7に低いロジック・レベルを生じ、前述のようにフリッ
プ・フロップ48をセットする。"パワー・オン"で、フ
リップ・フロップ48のセットにより生じた線60の高
いロジック・レベルはフリップ・フロップ61〜63の
省略時のセッティングに協同してANDゲート85の出
力に高いロジック・レベルを生じる。この高いロジック
・レベルはNORゲート56に結合され、フリップ・フ
ロップ41をリセットする。これは、前述のように回路
がパワー・アップされるとき、遅延回路をリセットす
る。
【0038】フリップ・フロップ61〜63の省略時の
セッティングはそれらのQ出力の各々を高いレベルにす
る。このセッティングは7パルス遅延時間を設定する。
省略時のセッティングは "パワー・オン・リセット" 信
号によって取得され、フリップ・フロップ61〜63の
各々をセットする。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、マイクロプロセッサの
基本クロック周波数を低くせずに、即ちマイクロプロセ
ッサ待ち状態を加えずに、可変アクセス時間を有するデ
ィジタル・プロセッサを使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるクロック回路を含むマイクロプロ
セッサ・システムのブロック図である。
【図2】図1のクロック回路の概要図である。
【図3】"高速"メモリをアクセスするときの図1のマイ
クロプロセッサのクロック信号波形を示す図である。
【図4】"低速"メモリをアクセスするときの図1のマイ
クロプロセッサのクロック信号波形を示す図である。
【図5】図2のクロック回路の実施例の詳細な回路図で
ある。
【図6】図2のクロック回路の実施例の詳細な回路図で
ある。
【符号の説明】
10 マイクロプロセッサ・システム 11 マイクロプロセッサ 12 クロック回路 13 ランダム・アクセス・メモリ 14 読取専用記憶機構 16 ソース 24 フリップ・フロップ 26 フリップ・フロップ 27 ANDゲート 28 遅延回路 41 フリップ・フロップ 42 フリップ・フロップ 43 フリップ・フロップ 44 フリップ・フロップ 45 フリップ・フロップ 46 フリップ・フロップ 47 フリップ・フロップ 48 フリップ・フロップ 51 ANDゲート 56 NORゲート 61 フリップ・フロップ 62 フリップ・フロップ 63 フリップ・フロップ 66 復号回路 71 NORゲート 72 NORゲート 73 NORゲート 74 NORゲート 81 ANDゲート 83 ANDゲート 84 ANDゲート 85 ANDゲート 86 NORゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウォレン・ジョン・スピナ アメリカ合衆国40517、ケンタッキー州レ キシントン キャリッジ・レーン 3212番 地 (56)参考文献 特開 平2−67655(JP,A) 特開 昭54−29940(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロプロセッサと、一定周波数のク
    ロック・パルスを発生するパルス源と、前記マイクロプ
    ロセッサが前記パルス源のクロック速度で動作するとき
    のアクセス時間と同じか短いアクセス時間を有する、前
    記マイクロプロセッサによってアクセスされる高速メモ
    リ装置と、前記マイクロプロセッサが前記パルス源のク
    ロック速度で動作するときのアクセス時間より長いアク
    セス時間を有する、前記マイクロプロセッサによってア
    クセスされる低速メモリ装置と、前記マイクロプロセッ
    サが前記低速メモリ装置のアクセスを選択するとき選択
    信号を発生する手段と、通常は前記パルス源からの一定
    周波数のクロック・パルスを前記マイクロプロセッサに
    結合するが、前記選択信号に応答して、前記クロック・
    パルスの幾つかを前記マイクロプロセッサに結合しない
    結合手段と、を含み、前記結合手段は、 (a)前記選択信号に応答して第1の状態から第2の状態
    に変わる第1のフリップ・フロップと、 (b)前記第1のフリップ・フロップの出力に結合され該
    第1のフリップ・フロップが第2の状態に変わることに
    応答して第1の状態から第2の状態に変わる、前記パル
    ス源にクロック入力端子が結合された第2のフリップ・
    フロップと、 (c)一方の入力が前記パルス源に結合され、前記第2の
    フリップ・フロップの出力を他方の入力とし、該第2の
    フリップ・フロップが第2の状態にあるとき前記クロッ
    ク・パルスを阻止するゲート手段と、 (d)前記第2フリップ・フロップの出力および前記第
    1フリップ・フロップのリセット端子に結合し、該第2
    フリップ・フロップが第2の状態に変化することに応答
    して所定の遅延の後に前記第1フリップ・フロップにリ
    セット信号を提供して前記第1フリップ・フロップを第
    1状態にさせる遅延手段と、 を備え、前記第2フリップ・フロップは第1フリップ・
    フロップが第1状態に変化することに応答して第1状態
    に帰り、前記ゲート手段によるクロック・パルスの阻止
    を終わらせるようにしたマイクロプロセッサ装置。
  2. 【請求項2】前記遅延手段は、前記マイクロプロセッサ
    によってプログラムすることができる請求項1に記載の
    マイクロプロセッサ装置。
JP3140701A 1990-05-31 1991-05-17 マイクロプロセッサ装置 Expired - Lifetime JPH0738142B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US531500 1990-05-31
US07/531,500 US5247636A (en) 1990-05-31 1990-05-31 Digital processor clock circuit

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04232518A JPH04232518A (ja) 1992-08-20
JPH0738142B2 true JPH0738142B2 (ja) 1995-04-26

Family

ID=24117883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
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