JPH0737647A - ピンジャック及びそのスイッチ端子並びにそのスイッチ端子の製造方法 - Google Patents
ピンジャック及びそのスイッチ端子並びにそのスイッチ端子の製造方法Info
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- JPH0737647A JPH0737647A JP5180423A JP18042393A JPH0737647A JP H0737647 A JPH0737647 A JP H0737647A JP 5180423 A JP5180423 A JP 5180423A JP 18042393 A JP18042393 A JP 18042393A JP H0737647 A JPH0737647 A JP H0737647A
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- Japan
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- terminal
- recess
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- switch terminal
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ＤＩＮピンジャックＱ1 のスイッチ端子５０
であって、その低コスト化を図る。 【構成】 ハウジング１１ａ内にフォーク端子４０ａ…
…、スイッチ端子５０を嵌める孔１４ａ……及び凹所１
５を形成する。フォーク端子４０ａ……はピンプラグの
各端子と接触する。スイッチ端子５０は、２本の並行な
端子片５１、５１を足部５２と接離部５３にＶ字状に折
曲し、その両足部５２及び接離部５３に間隔及び並行維
持用樹脂製保持片５４、５５を両者５１、５１に亘って
設けたものである。スイッチ端子５０は、両保持片５
４、５５を１つのモールド成形型で成形し、その成形時
に端子片５１をその型内にインサートし、その保持片５
４、５５付端子片５１をＶ字状に折曲して作る。
であって、その低コスト化を図る。 【構成】 ハウジング１１ａ内にフォーク端子４０ａ…
…、スイッチ端子５０を嵌める孔１４ａ……及び凹所１
５を形成する。フォーク端子４０ａ……はピンプラグの
各端子と接触する。スイッチ端子５０は、２本の並行な
端子片５１、５１を足部５２と接離部５３にＶ字状に折
曲し、その両足部５２及び接離部５３に間隔及び並行維
持用樹脂製保持片５４、５５を両者５１、５１に亘って
設けたものである。スイッチ端子５０は、両保持片５
４、５５を１つのモールド成形型で成形し、その成形時
に端子片５１をその型内にインサートし、その保持片５
４、５５付端子片５１をＶ字状に折曲して作る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、いわゆるＤＩＮ（ド
イツ工業規格）ピンジャック及びそのスイッチ端子並び
にそのスイッチ端子の製造方法に関するものである。
イツ工業規格）ピンジャック及びそのスイッチ端子並び
にそのスイッチ端子の製造方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術及びその課題】いわゆるＤＩＮピンプラグ
Ｐ1 及びジャックＱ1 は、テレビジョン受像機とビデオ
レコーダ等の電気機器間において、映像、音声等を高品
質に伝送するターミナル部などに用いられる。
Ｐ1 及びジャックＱ1 は、テレビジョン受像機とビデオ
レコーダ等の電気機器間において、映像、音声等を高品
質に伝送するターミナル部などに用いられる。
【０００３】そのピンプラグＰ1 は、図１０に示すよう
に、円筒端子６内に、その筒軸方向の４本のピン端子７
ａ、７ｂ、７ｃ、７ｄ（総称符号７）を前後左右に並べ
て突設するとともに、その前側の２本のピン端子７ａ、
７ｂの前側に同じく筒軸方向の位置決め用規制杆８を突
設し、その周りに絶縁被覆９を施したものである。
に、円筒端子６内に、その筒軸方向の４本のピン端子７
ａ、７ｂ、７ｃ、７ｄ（総称符号７）を前後左右に並べ
て突設するとともに、その前側の２本のピン端子７ａ、
７ｂの前側に同じく筒軸方向の位置決め用規制杆８を突
設し、その周りに絶縁被覆９を施したものである。
【０００４】一方、ピンジャックＱ1 は、同図に示すよ
うに、絶縁ハウジング１に、リング端子（実施例符号３
０参照）が嵌入されるとともに４本のフォーク端子４
ａ、４ｂ、４ｃ、４ｄ（総称符号：４）が嵌入され、さ
らにスイッチ端子が設けられたものである。
うに、絶縁ハウジング１に、リング端子（実施例符号３
０参照）が嵌入されるとともに４本のフォーク端子４
ａ、４ｂ、４ｃ、４ｄ（総称符号：４）が嵌入され、さ
らにスイッチ端子が設けられたものである。
【０００５】このピンジャックＱ1 にピンプラグＰ1 を
規制杆８を孔８’に合わせて嵌めると（接続すると）、
リング端子３内面に円筒端子６が嵌まって接触し、ピン
端子７は孔４’に挿入されて各フォーク端子４に接触す
る。一方、円筒端子６はスイッチ端子も作用させる（詳
細は実施例及び図１２参照）。同図中、Ｐ2 は二極のピ
ンプラグ、Ｑ2 は二極のピンジャックである。
規制杆８を孔８’に合わせて嵌めると（接続すると）、
リング端子３内面に円筒端子６が嵌まって接触し、ピン
端子７は孔４’に挿入されて各フォーク端子４に接触す
る。一方、円筒端子６はスイッチ端子も作用させる（詳
細は実施例及び図１２参照）。同図中、Ｐ2 は二極のピ
ンプラグ、Ｑ2 は二極のピンジャックである。
【０００６】この従来のピンジャックＱ1 は、図１１に
示す（図１１は図１０を裏面から見たもの）、絶縁ハウ
ジング１、フォーク端子４、スイッチ端子５等から成
る。フォーク端子４は、一端が二又に分かれ、他端がプ
リント基盤の回路に半田付けされる足部となり、一本の
片から両端をそれぞれＬ字状に折曲させたものである。
示す（図１１は図１０を裏面から見たもの）、絶縁ハウ
ジング１、フォーク端子４、スイッチ端子５等から成
る。フォーク端子４は、一端が二又に分かれ、他端がプ
リント基盤の回路に半田付けされる足部となり、一本の
片から両端をそれぞれＬ字状に折曲させたものである。
【０００７】スイッチ端子５は、樹脂製ホルダー５ａに
２本のわん曲した接片５ｂ、５ｂを挿入するとともに、
そのわん曲部を引っ掛けたものであり、わん曲部が接離
部、真直ぐな部分が足部となってプリント基板の回路に
半田付けされる。
２本のわん曲した接片５ｂ、５ｂを挿入するとともに、
そのわん曲部を引っ掛けたものであり、わん曲部が接離
部、真直ぐな部分が足部となってプリント基板の回路に
半田付けされる。
【０００８】そのフォーク端子４及びスイッチ端子５を
絶縁ハウジング１に挿入（嵌入）し、押え片５ｃをホル
ダー５ａに嵌めてピンジャックＱ1 を構成する。
絶縁ハウジング１に挿入（嵌入）し、押え片５ｃをホル
ダー５ａに嵌めてピンジャックＱ1 を構成する。
【０００９】その各端子４、５の位置関係は、図１２の
ごとくとなり、ピンプラグＰ1 が嵌められると、前述の
ように、ピン端子７がフォーク端子４に接触するととも
に、円筒端子６により、スイッチ端子５が鎖線のごとく
押されて後側のフォーク端子４ｃ、４ｄから離れる。ピ
ンプラグＰ1 を外せば、スイッチ端子５はその弾性でも
って実線のごとく復帰してフォーク端子４ｃ、４ｄに接
触する。
ごとくとなり、ピンプラグＰ1 が嵌められると、前述の
ように、ピン端子７がフォーク端子４に接触するととも
に、円筒端子６により、スイッチ端子５が鎖線のごとく
押されて後側のフォーク端子４ｃ、４ｄから離れる。ピ
ンプラグＰ1 を外せば、スイッチ端子５はその弾性でも
って実線のごとく復帰してフォーク端子４ｃ、４ｄに接
触する。
【００１０】この従来のピンジャックＱ1 のスイッチ端
子５は、図１１から理解できるように、ホルダー５ａと
接片５ｂの別ものを組合わせて構成しており、その構造
も複雑である。このため、コスト的に高いものとなって
おり、その低コスト化が望まれている。
子５は、図１１から理解できるように、ホルダー５ａと
接片５ｂの別ものを組合わせて構成しており、その構造
も複雑である。このため、コスト的に高いものとなって
おり、その低コスト化が望まれている。
【００１１】この発明は、以上の点に留意し、上記スイ
ッチ端子の低コスト化を図ることを課題とする。
ッチ端子の低コスト化を図ることを課題とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明に係るスイッチ端子は、上述のピンジャッ
クＱ1 に使用されるものであって、その両端子片（接
片）の足部及び接離部には間隔及び並行維持用樹脂製保
持片が両者に亘って設けられており、その両保持片は、
モールド成形時に前記端子片がインサートされたもので
あり、かつ上記足部の保持片は上記凹所に嵌着される大
きさであるとともに、接触部の保持片はその凹所内で足
部に向って接離可能な大きさである構成としたのであ
る。
に、この発明に係るスイッチ端子は、上述のピンジャッ
クＱ1 に使用されるものであって、その両端子片（接
片）の足部及び接離部には間隔及び並行維持用樹脂製保
持片が両者に亘って設けられており、その両保持片は、
モールド成形時に前記端子片がインサートされたもので
あり、かつ上記足部の保持片は上記凹所に嵌着される大
きさであるとともに、接触部の保持片はその凹所内で足
部に向って接離可能な大きさである構成としたのであ
る。
【００１３】このスイッチ端子の製造に係る発明は、上
記両保持片を１つのモールド成形型で成形し、その成形
時に上記両端子片をその型内にインサートし、成形後、
その保持片付端子片をＶ字状に折曲してスイッチ端子を
製造する構成としたのである。
記両保持片を１つのモールド成形型で成形し、その成形
時に上記両端子片をその型内にインサートし、成形後、
その保持片付端子片をＶ字状に折曲してスイッチ端子を
製造する構成としたのである。
【００１４】また、ピンジャックに係る発明は、上記ハ
ウジングに、上記フォーク端子及びスイッチ端子を挿入
・嵌め込みし、そのハウジングに、その裏面から上記各
挿入孔及び凹所を覆うとともに足部側の保持片の後縁に
圧接するホルダーを嵌め込んだ構成としたのである。
ウジングに、上記フォーク端子及びスイッチ端子を挿入
・嵌め込みし、そのハウジングに、その裏面から上記各
挿入孔及び凹所を覆うとともに足部側の保持片の後縁に
圧接するホルダーを嵌め込んだ構成としたのである。
【００１５】
【作用】このように構成するこの発明に係るスイッチ端
子は、両端子片の接触部及び足部をそれぞれ樹脂製保持
片で一体化し、かつ、その保持片成形時に端子片をイン
サートとしたものであるため、大量生産が可能となって
コストダウンを図ることができるうえに、両端子片の間
隔は、均一かつ高い精度のものとなり、また経時変化も
ない。
子は、両端子片の接触部及び足部をそれぞれ樹脂製保持
片で一体化し、かつ、その保持片成形時に端子片をイン
サートとしたものであるため、大量生産が可能となって
コストダウンを図ることができるうえに、両端子片の間
隔は、均一かつ高い精度のものとなり、また経時変化も
ない。
【００１６】上記スイッチ端子を組込んだピンジャック
は、各端子挿入孔及び凹所が覆われて、接点部への塵埃
の侵入も少なく、従来と同様に所要の作用を行う。
は、各端子挿入孔及び凹所が覆われて、接点部への塵埃
の侵入も少なく、従来と同様に所要の作用を行う。
【００１７】
【実施例】この実施例は、図１に示すように、絶縁ハウ
ジング１１を、ピンジャックハウジング本体１１ａと取
付ハウジング１１ｂとにより構成したものであり、同図
矢印のごとく、本体１１ａは、取付ハウジング１１ｂの
取付穴１１ｃに嵌めることにより、取付穴１１ｃの爪１
１ｃ’が本体１１ａの段部１１ａ’に係止して取付ハウ
ジング１１ｂと一体になる。爪１１ｃ’を外側に反らせ
ば、本体１１ａは取外し得る。この絶縁ハウジング１１
（１１ａ、１１ｂ）はＡＢＳ樹脂等の耐熱樹脂による一
体成形品とする。
ジング１１を、ピンジャックハウジング本体１１ａと取
付ハウジング１１ｂとにより構成したものであり、同図
矢印のごとく、本体１１ａは、取付ハウジング１１ｂの
取付穴１１ｃに嵌めることにより、取付穴１１ｃの爪１
１ｃ’が本体１１ａの段部１１ａ’に係止して取付ハウ
ジング１１ｂと一体になる。爪１１ｃ’を外側に反らせ
ば、本体１１ａは取外し得る。この絶縁ハウジング１１
（１１ａ、１１ｂ）はＡＢＳ樹脂等の耐熱樹脂による一
体成形品とする。
【００１８】ハウジング本体１１ａには、図１乃至図４
に示すように、リング端子３０、フォーク端子４０ａ、
４０ｂ、４０ｃ、４０ｄ（総称符号：４０）、スイッチ
端子５０が設けられる。
に示すように、リング端子３０、フォーク端子４０ａ、
４０ｂ、４０ｃ、４０ｄ（総称符号：４０）、スイッチ
端子５０が設けられる。
【００１９】ハウジング本体１１ａの表面には環状凹部
１２が形成され、この凹部１２にリング端子３０が挿入
されて、その端子足３０ａは凹部１２前側からハウジン
グ本体１１ａ裏面に突出している。
１２が形成され、この凹部１２にリング端子３０が挿入
されて、その端子足３０ａは凹部１２前側からハウジン
グ本体１１ａ裏面に突出している。
【００２０】ハウジング本体１１ａの凹部１２内側の端
子台１３に、上記ピンプラグの４本のピン端子７がそれ
ぞれ嵌入する４本の貫通孔１４ａ、１４ｂ、１４ｃ、１
４ｄ（総称符号：１４）が形成されて、その各貫通孔１
４に、ハウジング本体１１ａ裏面からフォーク端子４０
がそれぞれ挿入される。端子台１３の表面前側にはピン
プラグＰ1 の規制杆８が嵌まる孔１６が形成されてい
る。また、ハウジング本体１１ａ裏面のフォーク端子挿
入孔１４後側には凹所１５が形成されて、この凹所１５
に前記スイッチ端子５０が嵌められる。
子台１３に、上記ピンプラグの４本のピン端子７がそれ
ぞれ嵌入する４本の貫通孔１４ａ、１４ｂ、１４ｃ、１
４ｄ（総称符号：１４）が形成されて、その各貫通孔１
４に、ハウジング本体１１ａ裏面からフォーク端子４０
がそれぞれ挿入される。端子台１３の表面前側にはピン
プラグＰ1 の規制杆８が嵌まる孔１６が形成されてい
る。また、ハウジング本体１１ａ裏面のフォーク端子挿
入孔１４後側には凹所１５が形成されて、この凹所１５
に前記スイッチ端子５０が嵌められる。
【００２１】スイッチ端子５０は、２本の平行な端子片
５１、５１を足部５２と接触部５３にＶ字状に折曲し、
その足部５２、５２及び接離部５３、５３に間隔及び並
行維持用樹脂製保持片５４、５５を両者５１、５１に亘
って設けたものである。
５１、５１を足部５２と接触部５３にＶ字状に折曲し、
その足部５２、５２及び接離部５３、５３に間隔及び並
行維持用樹脂製保持片５４、５５を両者５１、５１に亘
って設けたものである。
【００２２】このスイッチ端子５０は、まず、図７に示
すように、導電板Ａから各端子片５１……を打ち抜くと
ともに、その一部を両側の帯部Ａ’に２本を対にして交
互に連結状態とする。図中、ａは穴部、ｂは突部であ
る。つぎに、図８に示すように、その打ち抜きした端子
片５１……の帯をモールド成形型（図示せず）に嵌め込
み、その型に耐熱樹脂を注入して保持片５４、５５を対
の端子片５１、５１間に設ける。すなわち、保持片５
４、５５を端子片５１、５１をインサートして成形す
る。このとき、同時に成形する対の保持片５４、５５の
数（保持片５４、５５を設ける対の端子片５１、５１の
数）は、例えば４対等の任意である。
すように、導電板Ａから各端子片５１……を打ち抜くと
ともに、その一部を両側の帯部Ａ’に２本を対にして交
互に連結状態とする。図中、ａは穴部、ｂは突部であ
る。つぎに、図８に示すように、その打ち抜きした端子
片５１……の帯をモールド成形型（図示せず）に嵌め込
み、その型に耐熱樹脂を注入して保持片５４、５５を対
の端子片５１、５１間に設ける。すなわち、保持片５
４、５５を端子片５１、５１をインサートして成形す
る。このとき、同時に成形する対の保持片５４、５５の
数（保持片５４、５５を設ける対の端子片５１、５１の
数）は、例えば４対等の任意である。
【００２３】このようにして得たスイッチ端子５０を帯
Ａ’から切り離し、図５、図６のごとくＶ字状に折曲す
る。この切り離し及び折曲作業は自動化することが好ま
しい。
Ａ’から切り離し、図５、図６のごとくＶ字状に折曲す
る。この切り離し及び折曲作業は自動化することが好ま
しい。
【００２４】このスイッチ端子５０は、図１乃至図４に
示すように、ハウジング本体１１ａの凹所１５にその折
曲端を先にして嵌入され、保持片５４の爪５４ａがハウ
ジング本体１１ａの段部１１ｄに係止することにより抜
け止めされる。このとき、端子片５１の接離部５３は、
図４に示すように環状凹部１２を通ってその先端がフォ
ーク端子４０に接する。
示すように、ハウジング本体１１ａの凹所１５にその折
曲端を先にして嵌入され、保持片５４の爪５４ａがハウ
ジング本体１１ａの段部１１ｄに係止することにより抜
け止めされる。このとき、端子片５１の接離部５３は、
図４に示すように環状凹部１２を通ってその先端がフォ
ーク端子４０に接する。
【００２５】フォーク端子４０は、左右に対の端子４０
ａ、４０ｂ、４０ｃ、４０ｄ（総称符号：４０）から成
り、後側の端子４０ｃ、４０ｄは耐熱樹脂製の保持片４
１によって一体となっている。この各フォーク端子４０
はハウジング本体１１ａの貫通孔１４にその裏面から図
２、図４のごとく挿入される。各端子４０、５０をハウ
ジング本体１１ａに取付けたのち、図１に示すホルダー
２０を図２、図４のごとくその脚２０ａを本体１１ａの
突起１１ｂ’に嵌めて、各端子５０、４０ｃ、４０ｄの
押え及び位置規制を行うとともに挿入孔１４及び凹所１
５を覆い、かつ保持片５４を押さえて、ピンジャックＱ
1 を構成する。
ａ、４０ｂ、４０ｃ、４０ｄ（総称符号：４０）から成
り、後側の端子４０ｃ、４０ｄは耐熱樹脂製の保持片４
１によって一体となっている。この各フォーク端子４０
はハウジング本体１１ａの貫通孔１４にその裏面から図
２、図４のごとく挿入される。各端子４０、５０をハウ
ジング本体１１ａに取付けたのち、図１に示すホルダー
２０を図２、図４のごとくその脚２０ａを本体１１ａの
突起１１ｂ’に嵌めて、各端子５０、４０ｃ、４０ｄの
押え及び位置規制を行うとともに挿入孔１４及び凹所１
５を覆い、かつ保持片５４を押さえて、ピンジャックＱ
1 を構成する。
【００２６】このように構成する実施例のピンジャック
Ｑ1 にピンプラグＰ1 を接続すると、ピン端子７が各フ
ォーク端子４０の二又間に挿入されて接続されるととも
に、円筒端子６により、図４鎖線に示すようにスイッチ
端子５０の接触部５３がフォーク端子４０ｃ、４０ｄか
ら離れる。ピンプラグＰ1 を外せば、接触部５３はその
弾性でもって実線のごとく復帰してフォーク端子４０
ｃ、４０ｄに接触する。
Ｑ1 にピンプラグＰ1 を接続すると、ピン端子７が各フ
ォーク端子４０の二又間に挿入されて接続されるととも
に、円筒端子６により、図４鎖線に示すようにスイッチ
端子５０の接触部５３がフォーク端子４０ｃ、４０ｄか
ら離れる。ピンプラグＰ1 を外せば、接触部５３はその
弾性でもって実線のごとく復帰してフォーク端子４０
ｃ、４０ｄに接触する。
【００２７】図９の実施例は、ハウジング本体１１ａと
取付ハウジング１１ｂを一体成形したものであり、凹所
１５等の他の構成は全て同じである。
取付ハウジング１１ｂを一体成形したものであり、凹所
１５等の他の構成は全て同じである。
【００２８】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので、
安価なスイッチ端子とすることができるうえに、その端
子片の間隔精度も高いものとなる。また、そのスイッチ
端子を使ったピンジャックも新規な構成のものとなる。
安価なスイッチ端子とすることができるうえに、その端
子片の間隔精度も高いものとなる。また、そのスイッチ
端子を使ったピンジャックも新規な構成のものとなる。
【図１】一実施例の分解斜視図
【図２】同実施例の斜視図
【図３】同実施例の部分平面図
【図４】同実施例の切断正面図
【図５】スイッチ端子の斜視図
【図６】同スイッチ端子の切断図
【図７】スイッチ端子製作説明図
【図８】スイッチ端子製作説明図
【図９】他の実施例の要部斜視図
【図１０】ピンプラグとピンジャックの説明用一部切欠
斜視図
斜視図
【図１１】従来例の分解斜視図
【図１２】従来例の作用説明図
１ 絶縁ハウジング ４、４ａ、４ｂ、４ｃ、４ｄ フォーク端子 ６ 円筒端子 ７、７ａ、７ｂ、７ｃ、７ｄ ピン端子 ８ 位置決め用規制杆 ９ 絶縁被覆 １１ 絶縁ハウジング １１ａ ハウジング本体 １１ｂ 取付ハウジング １２ 環状凹部 １３ 端子台 １４、１４ａ、１４ｂ、１４ｃ、１４ｄ ピン端子貫通
孔 １５ 凹所 ２０ ホルダー ３０ リング端子 ３０ａ リング端子の足 ４０、４０ａ、４０ｂ、４０ｃ、４０ｄ フォーク端子 ４１ 保持片 ５０ スイッチ端子 ５１ 端子片 ５２ 足部 ５３ 接触部 ５４、５５ 保持片 Ｐ1 ピンプラグ Ｑ1 ピンジャック
孔 １５ 凹所 ２０ ホルダー ３０ リング端子 ３０ａ リング端子の足 ４０、４０ａ、４０ｂ、４０ｃ、４０ｄ フォーク端子 ４１ 保持片 ５０ スイッチ端子 ５１ 端子片 ５２ 足部 ５３ 接触部 ５４、５５ 保持片 Ｐ1 ピンプラグ Ｑ1 ピンジャック
Claims (3)
- 【請求項１】 円筒端子６内に、その筒軸方向の４本の
ピン端子７を前後左右に並べて突設したピンプラグＰ1
が接続されるピンジャックＱ1 であって、 そのピンジャックハウジング１１に、その表面から前記
円筒端子６が嵌入する円環状凹部１２が形成され、この
凹部１２にリング端子３０が挿入されて、その端子足３
０ａは前記凹部１２前側からハウジング１１裏面に突出
しており、 上記ハウジング１１の凹部１２内側の端子台１３に、上
記ピンプラグＰ1 の４本のピン端子７がそれぞれ嵌入す
る４本の貫通孔１４が形成されて、その各貫通孔１４
に、ハウジング裏面からフォーク端子４０がそれぞれ挿
入されており、 さらに上記ハウジング１１裏面の上記フォーク端子挿入
孔１４後側に凹所１５が形成されて、この凹所１５に、
２本の並行な端子片５１を足部５２と接離部５３にＶ字
状に折曲したスイッチ端子５０がその折曲端を先にして
嵌入されており、 このスイッチ端子５０の両端子片５１、５１の接離部５
３、５３は、上記環状凹部１２内を通ったのち、上記後
側の２本のフォーク端子４０ｃ、４０ｄにそれぞれ接触
している、 ピンジャックの上記スイッチ端子において、 上記両端子片５１、５１の足部５２、５２及び接離部５
３、５３には間隔及び並行維持用樹脂製保持片５４、５
５が両者に亘って設けられており、その両保持片５４、
５５は、モールド成形時に前記端子片５１がインサート
されたものであり、 かつ上記足部５２の保持片５４は上記凹所１５に嵌着さ
れる大きさであるとともに、接触部５３の保持片５５は
その凹所１５内で足部５２に向って接離可能な大きさで
ある、 ことを特徴とするピンジャック用スイッチ端子。 - 【請求項２】 請求項１記載のピンジャック用スイッチ
端子５０を製造するに際し、上記両保持片５４、５５を
１つのモールド成形型で成形し、その成形時に上記両端
子片５１、５１をその型内にインサートし、成形後、そ
の保持片５４、５５付端子片５１、５１をＶ字状に折曲
してスイッチ端子５０を製造する方法。 - 【請求項３】 請求項１記載のハウジング１１に、請求
項１記載のフォーク端子４０及びスイッチ端子５０を挿
入・嵌め込みし、そのハウジング１１に、その裏面から
上記各挿入孔１４及び凹所１５を覆うとともに足部５２
側の保持片５４の後縁に圧接するホルダー２０を嵌め込
んだことを特徴とするピンジャック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5180423A JP2636142B2 (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | ピンジャック及びそのスイッチ端子並びにそのスイッチ端子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5180423A JP2636142B2 (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | ピンジャック及びそのスイッチ端子並びにそのスイッチ端子の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0737647A true JPH0737647A (ja) | 1995-02-07 |
| JP2636142B2 JP2636142B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=16083007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5180423A Expired - Lifetime JP2636142B2 (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | ピンジャック及びそのスイッチ端子並びにそのスイッチ端子の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2636142B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012230877A (ja) * | 2011-04-27 | 2012-11-22 | Jst Mfg Co Ltd | ジャック |
-
1993
- 1993-07-21 JP JP5180423A patent/JP2636142B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012230877A (ja) * | 2011-04-27 | 2012-11-22 | Jst Mfg Co Ltd | ジャック |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2636142B2 (ja) | 1997-07-30 |
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