JPH0737650A - ピンジャック - Google Patents

ピンジャック

Info

Publication number
JPH0737650A
JPH0737650A JP5180413A JP18041393A JPH0737650A JP H0737650 A JPH0737650 A JP H0737650A JP 5180413 A JP5180413 A JP 5180413A JP 18041393 A JP18041393 A JP 18041393A JP H0737650 A JPH0737650 A JP H0737650A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
terminals
pin
fork
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5180413A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2898175B2 (ja
Inventor
Yutaka Hattori
豊 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kitani Electric Co Ltd
Original Assignee
Kitani Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kitani Electric Co Ltd filed Critical Kitani Electric Co Ltd
Priority to JP5180413A priority Critical patent/JP2898175B2/ja
Publication of JPH0737650A publication Critical patent/JPH0737650A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2898175B2 publication Critical patent/JP2898175B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 DINピンジャックQ1 のスイッチ端子50
とフォーク端子40c、40dの接点部への半田付け用
フラックスの伝わりを阻止する。 【構成】 ハウジング11a内にフォーク端子40a…
…、スイッチ端子50を嵌める孔14a……及び凹所1
5を形成する。フォーク端子40a……はピンプラグの
各端子と接触する。後側の両フォーク端子40c、40
dはフラックス止め片41で一体となっている。スイッ
チ端子50は、2本の並行な端子片51、51を足部5
2と接離部53にV字状に折曲し、その両足部52及び
接離部53に間隔及び並行維持用樹脂製保持片54、5
5を両者51、51に亘って設けたものである。各端子
40a……、50はその足部でもってプリント基板の回
路に半田付けする。このとき、フラックスは止め片41
によって伝わりが阻止され、スイッチ端子50と後側フ
ォーク端子40c、40dの接点部には至らない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、いわゆるDIN(ド
イツ工業規格)ピンジャックに関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】いわゆるDINピンプラグ
1 及びジャックQ1 は、テレビジョン受像機とビデオ
レコーダ等の電気機器間において、映像、音声等を高品
質に伝送するターミナル部などに用いられる。
【0003】そのピンプラグP1 は、図7に示すよう
に、円筒端子6内に、その筒軸方向の4本のピン端子7
a、7b、7c、7d(総称符号7)を前後左右に並べ
て突設するとともに、その前側の2本のピン端子7a、
7bの前側に同じく筒軸方向の位置決め用規制杆8を突
設し、その周りに絶縁被覆9を施したものである。
【0004】一方、ピンジャックQ1 は、同図に示すよ
うに、絶縁ハウジング1に、リング端子(実施例符号3
0参照)が嵌入されるとともに4本のフォーク端子4
a、4b、4c、4d(総称符号:4)が嵌入され、さ
らにスイッチ端子が設けられたものである。
【0005】このピンジャックQ1 にピンプラグP1
規制杆8を孔8’に合わせて嵌めると(接続すると)、
リング端子3内面に円筒端子6が嵌まって接触し、ピン
端子7は孔4’に挿入されて各フォーク端子4に接触す
る。一方、リング端子3はスイッチ端子も作用させる
(詳細は実施例及び図9参照)。同図中、P2 は二極の
ピンプラグ、Q2 は二極のピンジャックである。
【0006】この従来のピンジャックQ1 は、図8に示
す(図8は図7を裏面から見たもの)、絶縁ハウジング
1、フォーク端子4、スイッチ端子5等から成る。フォ
ーク端子4は、一端が二又に分かれ、他端がプリント基
盤の回路に半田付けされる足部となり、一本の片から両
端をそれぞれL字状に折曲させたものである。
【0007】スイッチ端子5は、樹脂製ホルダー5aに
2本のわん曲した接片5b、5bを挿入するとともに、
そのわん曲部を引っ掛けたものであり、わん曲部が接離
部、真直ぐな部分が足部となってプリント基板の回路に
半田付けされる。
【0008】そのフォーク端子4及びスイッチ端子5を
絶縁ハウジング1に挿入(嵌入)し、押え片5cをホル
ダー5aに嵌めてピンジャックQ1 を構成する。
【0009】その各端子4、5の位置関係は、図9のご
とくとなり、ピンプラグP1 が嵌められると、前述のよ
うに、ピン端子7がフォーク端子4に接触するととも
に、円筒端子6により、スイッチ端子5が鎖線のごとく
押されて後側のフォーク端子4c、4dから離れる。ピ
ンプラグP1 を外せば、スイッチ端子5はその弾性でも
って実線のごとく復帰してフォーク端子4c、4dに接
触する。
【0010】このピンジャックQ1 において、上記プリ
ント基板に各端子4、5を半田付けする際、フラックス
が各端子4、5の足部から二又部又は接点部に向って表
面を伝わる場合がある。このとき、前側の両フォーク端
子4(実施例で40a、40b)は、ピン端子7が挿し
込まれて摺接による接触のため、その摺接によってフラ
ックスが剥ぎ取られるため、作用に支障はない。しか
し、後側の両フォーク端子(実施例で40c、40d)
は、ピン端子7との接触は同様にして支障はないが、ス
イッチ端子5とは当接による接触のため、ほとんど摺接
作用がなされず、その接点部にフラックスがあると、接
点作用がなされない場合がある。
【0011】従来では、図8から理解できるように、押
え片5cによってフラック止めをなすようにしている
が、フォーク端子4と押え片5cには少なからず間隙が
あり、上記半田付け時のフラックスが接点部に至ってそ
の作用に支障が生じる場合がある。なお、スイッチ端子
5は、その接点部が足部から大きく離れているため、フ
ラックスの伝わりはない。
【0012】この発明は、以上の点に留意し、上記後側
のフォーク端子へのフラックスの伝わりを確実に防止す
ることを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、上述のピンジャックQ1 であって、上
記後側の2本のフォーク端子にその両者に亘るフラック
ス止め片が設けられており、このフラックス止め片は、
上記スイッチ端子との接離部より足部側にあって、各端
子がその周囲を被われて貫通している構成としたのであ
る。
【0014】
【作用】このように構成するこの発明に係るピンジャッ
クは、プリント基板等に各端子を半田付けしても、後側
の両フォーク端子へのフラックスの伝わりは、その止め
片により確実に阻止されて、接点部に至ることはない。
【0015】
【実施例】この実施例は、図1に示すように、絶縁ハウ
ジング11を、ピンジャックハウジング本体11aと取
付ハウジング11bとにより構成したものであり、同図
矢印のごとく、本体11aは、取付ハウジング11bの
取付穴11cに嵌めることにより、取付穴11cの爪1
1c’が本体11aの段部11a’に係止して取付ハウ
ジング11bと一体になる。爪11c’を外側に反らせ
ば、本体11aは取外し得る。この絶縁ハウジング11
(11a、11b)はABS樹脂等の耐熱樹脂による一
体成形品とする。
【0016】ハウジング本体11aには、図1乃至図4
に示すように、リング端子30、フォーク端子40a、
40b、40c、40d(総称符号:40)、スイッチ
端子50が設けられる。
【0017】ハウジング本体11aの表面には環状凹部
12が形成され、この凹部12にリング端子30が挿入
されて、その端子足30aは凹部12前側からハウジン
グ本体11a裏面に突出している。
【0018】ハウジング本体11aの凹部12内側の端
子台13に、上記ピンプラグの4本のピン端子7がそれ
ぞれ嵌入する4本の貫通孔14a、14b、14c、1
4d(総称符号:14)が形成されて、その各貫通孔1
4に、ハウジング本体11a裏面からフォーク端子40
がそれぞれ挿入される。端子台13の表面前側にはピン
プラグP1 の規制杆8が嵌まる孔16が形成されてい
る。また、ハウジング本体11a裏面のフォーク端子挿
入孔14後側には凹所15が形成されて、この凹所15
に前記スイッチ端子50が嵌められる。
【0019】スイッチ端子50は、図5に示すように、
2本の平行な端子片51、51を足部52と接触部53
にV字状に折曲し、その足部52、52及び接離部5
3、53に間隔及び並行維持用樹脂製保持片54、55
を両者51、51に亘って設けたものである。
【0020】このスイッチ端子50は、図1乃至図4に
示すように、ハウジング本体11aの凹所15にその折
曲端を先にして嵌入され、保持片54の爪54aがハウ
ジング本体11aの段部11dに係止することにより抜
け止めされる。このとき、端子片51の接離部53は、
図4に示すように環状凹部12を通ってその先端がフォ
ーク端子40に接する。
【0021】フォーク端子40は、左右に対の端子40
a、40b、40c、40d(総称符号:40)から成
り、後側の端子40c、40dは耐熱樹脂製の保持片4
1によって一体となっている。この各フォーク端子40
はハウジング本体11aの貫通孔14にその裏面から図
4のごとく挿入される。
【0022】この後側のフォーク端子40c、40d
は、図6に示すように、導体板Aから各端子片40
c’、40d’を打ち抜くとともに、その一部を帯部
A’に連結状態とする。つぎに、その帯をモールド成形
型(図示せず)に嵌め込み、その型に、ABS樹脂等の
断熱樹脂を注入して、止め片41を対の端子片40c、
40d間に設ける。このとき、同時に成形する対の端子
片40c、40dの数(止め片41を設ける対の端子片
40c、40dの数)は、例えば、4対等の任意であ
る。止め片41の成形後、図1のごとく両端部(二又部
及び足部)をそれぞれL字状に折曲してフォーク端子4
0c、40dを得る。この折曲をしたのち、前記止め片
41の成形をすることもできる。因みに、前側のフォー
ク端子40a、40bは止め片41がない他は同様にし
て製作する。
【0023】各端子40、50をハウジング本体11a
に取付けたのち、図1に示すホルダー20を図2のごと
くその脚20aを本体11aの突起11a’に嵌めて、
各端子50、40c、40dの押え及び位置規制を行う
とともに挿入孔14及び凹所15を覆い、かつ保持片5
4を押さえて、ピンジャックQ1 を構成する。
【0024】このように構成する実施例のピンジャック
1 にピンプラグP1 を接続すると、ピン端子7が各フ
ォーク端子40の二又間に挿入されて接続されるととも
に、円筒端子6により、図4鎖線に示すようにスイッチ
端子50の接触部53がフォーク端子40c、40dか
ら離れる。ピンプラグP1 を外せば、接触部53はその
弾性でもって実線のごとく復帰してフォーク端子40
c、40dに接触する。
【0025】また、この実施例のピンジャックQ1 は、
従来と同様に、プリント基板にその端子足でもって半田
付けされるが、後側のフォーク端子40c、40d表面
へのフラックスの伝わりは、止め片41によって阻止さ
れ、スイッチ端子50との接点部(接触部)にフラック
スが至ることはない。
【0026】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので、
接点部へのフラックスの伝わりを確実に阻止することが
でき、そのスイッチ作用に信頼性が増す。また、後側の
両フォーク端子がフラックス止め片で一体化されるた
め、両フォーク端子の位置関係も確実なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の分解斜視図
【図2】同実施例の斜視図
【図3】同実施例の平面図
【図4】同実施例の切断正面図
【図5】スイッチ端子の斜視図
【図6】フォーク端子製作説明図
【図7】ピンプラグとピンジャックの説明用一部切欠斜
視図
【図8】従来例の分解斜視図
【図9】従来例の作用説明図
【符号の説明】
1 絶縁ハウジング 4、4a、4b、4c、4d フォーク端子 6 円筒端子 7、7a、7b、7c、7d ピン端子 8 位置決め用規制杆 9 絶縁被覆 11 絶縁ハウジング 11a ハウジング本体 11b 取付ハウジング 12 環状凹部 13 端子台 14、14a、14b、14c、14d ピン端子貫通
孔 15 凹所 20 ホルダー 30 リング端子 30a リング端子の足 40、40a、40b、40c、40d フォーク端子 41 フラックス止め片 50 スイッチ端子 51 端子片 52 足部 53 接触部 54、55 保持片 P1 ピンプラグ Q1 ピンジャック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒端子6内に、その筒軸方向の4本の
    ピン端子7を前後左右に並べて突設したピンプラグP1
    が接続されるピンジャックQ1 であって、 そのピンジャックハウジング11に、その表面から前記
    円筒端子6が嵌入する円環状凹部12が形成され、この
    凹部12にリング端子30が挿入されて、その端子足3
    0aは前記凹部12前側からハウジング11裏面に突出
    しており、 上記ハウジング11の凹部12内側の端子台13に、上
    記ピンプラグP1 の4本のピン端子7がそれぞれ嵌入す
    る4本の貫通孔44が形成されて、その各貫通孔14
    に、ハウジング裏面からフォーク端子40がそれぞれ挿
    入されており、 さらに上記ハウジング11裏面の上記フォーク端子挿入
    孔14後側に凹所15が形成されて、この凹所15に、
    2本の並行な端子片51を足部52と接離部53にV字
    状に折曲したスイッチ端子50がその折曲端を先にして
    嵌入されており、 このスイッチ端子50の両端子片51、51の接離部5
    3、53は、上記環状凹部12内を通ったのち、上記後
    側の2本のフォーク端子40c、40dにそれぞれ接触
    している、ピンジャックにおいて、 上記後側の2本のフォーク端子40c、40dにその両
    者に亘るフラックス止め片41が設けられており、この
    フラックス止め片41は、上記スイッチ端子50との接
    離部より足部側にあって、各端子40c、40dがその
    周囲を被われて貫通していることを特徴とするピンジャ
    ック。
JP5180413A 1993-07-21 1993-07-21 雌形コネクタ Expired - Lifetime JP2898175B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5180413A JP2898175B2 (ja) 1993-07-21 1993-07-21 雌形コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5180413A JP2898175B2 (ja) 1993-07-21 1993-07-21 雌形コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0737650A true JPH0737650A (ja) 1995-02-07
JP2898175B2 JP2898175B2 (ja) 1999-05-31

Family

ID=16082826

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5180413A Expired - Lifetime JP2898175B2 (ja) 1993-07-21 1993-07-21 雌形コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2898175B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009259482A (ja) * 2008-04-14 2009-11-05 Japan Aviation Electronics Industry Ltd コネクタ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009259482A (ja) * 2008-04-14 2009-11-05 Japan Aviation Electronics Industry Ltd コネクタ
JP4592780B2 (ja) * 2008-04-14 2010-12-08 日本航空電子工業株式会社 コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2898175B2 (ja) 1999-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3711002B2 (ja) スイッチ付き同軸コネクタ
JP5522410B2 (ja) 同軸コネクタ装置
KR100433704B1 (ko) 접촉 신뢰성을 갖는 커넥터
US6368156B1 (en) Audio jack conveniently and reliably mounted on a circuit board
JP3422485B2 (ja) ジャック
JP2002324636A (ja) 同軸コネクタ
US6533610B1 (en) Low-profile RF connector assembly
JPH0737650A (ja) ピンジャック
JP4629913B2 (ja) プッシュスイッチ
JP2736000B2 (ja) ピンジャック
US6416337B1 (en) Connector assembly
JP2636142B2 (ja) ピンジャック及びそのスイッチ端子並びにそのスイッチ端子の製造方法
JP2636151B2 (ja) ピンジャックの回路基板への取付
US6392174B1 (en) Printed circuit board with fixed contacts of switch formed thereon and switch using same
JP2908672B2 (ja) ピンジャックのハウジング構造
JP2004103491A (ja) 表面実装型コネクタ
JP2002050436A (ja) コネクタ及びそれの製造方法
KR101042275B1 (ko) 전기 커넥터 어셈블리
JPH0737651A (ja) ピンジャック
JP2000323239A (ja) スイッチ付き同軸コネクタ
JPH11354181A (ja) 配線接続装置
JP2590064Y2 (ja) 電気機器の回路基板
JPH1012347A (ja) コネクター及びその製造方法
JPH0737641A (ja) ピンジャック
JP4221747B2 (ja) 押し当て式コネクタ