JP2736000B2 - ピンジャック - Google Patents

ピンジャック

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JP2736000B2
JP2736000B2 JP5278320A JP27832093A JP2736000B2 JP 2736000 B2 JP2736000 B2 JP 2736000B2 JP 5278320 A JP5278320 A JP 5278320A JP 27832093 A JP27832093 A JP 27832093A JP 2736000 B2 JP2736000 B2 JP 2736000B2
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豊 服部
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テレビジョン受像機
とビデオレコーダ等の電気機器間において、映像、音声
等を伝送するターミナル部などに用いられるピンジャッ
ク、及びそのハウジング構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】上記電気機器のターミナル
部は、例えば、図9に示すように、対の音声用ピンジャ
ックQ、Q、映像用ピンジャックQを設け、そのピンジ
ャックQにピンプラグPを矢印のごとく挿入することに
より、電気機器間を接続する。
【0003】そのピンプラグPは、円筒端子6内の中心
軸上にピン端子7を有し、その周りに絶縁被覆8を施し
たものである。
【0004】一方、ピンジャックQは、絶縁ハウジング
1の一面に円筒部2を有し、この円筒部2は、その外面
に上記ピンプラグPの円筒端子6が嵌まり、その内部に
はピン端子7が挿入される。円筒部2外面にはリング端
子3が嵌められるとともに、絶縁ハウジング1内に円筒
部2内に挿入されたピン端子7に接触する内部端子4が
設けられている。
【0005】このピンジャックQの各端子3、4はプリ
ント基板Rの回路に半田付けにより接続され、その接続
は、端子3、4の足3a、4aを基板Rに貫通して行わ
れる。
【0006】ところで、ピンジャックQには、上記内部
端子4をフォーク状にしたフォーク端子とし、このフォ
ーク端子の二又間にピンプラグPのピン端子7を挿入す
る2極接続のものと(図6参照)、内部端子4をスイッ
チ端子とし、そのスイッチ端子を固定接片と可動接片で
なし、ピン端子を挿入すると、そのピン端子によって可
動接片を押してスイッチ端子を作用(OFF)させる2
極接続のもの(図5参照)とがある。
【0007】従来では、この2種類のピンジャックQは
それぞれ構造の異なるハウジングで構成しているため、
コスト的に問題があり、その両者を一つのハウジングで
兼用させることが望まれている。
【0008】また、今日、テレビジョン受像機など電気
機器の高品質化が進み、そのターミナル部をなすピンジ
ャックQとピンプラグPの接続部において、ピンプラグ
Pの挿入により、前記2通りの2極接続のみならず、そ
の両者を複数組み合わせた構成が望まれている。
【0009】この発明は、以上の点に留意し、上記2種
類のピンジャックを一つのハウジングで構成し得るよう
にするとともに、その2種類のピンジャックの作用を適
宜に成し得るようにすることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明にあっては、前述のリング端子用円筒部を
有し、内部にピン端子との接続用内部端子が設けられる
ピンジャックのハウジング構造において、その絶縁ハウ
ジングに、上記リング端子の足が挿通してハウジング他
面から突出する貫通穴が形成され、さらに絶縁ハウジン
グの中央に、その他面から上記円筒部内の上記ピン端子
の挿入域に至るその挿入方向の上記フォーク端子挿入孔
が形成されているとともに、ハウジングの前記フォーク
端子挿入穴の両側に、その他面から同じく前記挿入方向
のスイッチ端子用固定接片及び可動接片の挿入孔がそれ
ぞれ形成されており、そのスイッチ端子の固定接片挿入
孔はその可動接片用挿入孔より内側にある構成としたの
である。
【0011】この構成のハウジングは、スイッチ端子用
両挿入孔に、固定接片及び可動接片を挿入し、その可動
接片の接触部を、前記固定接片に接触したのちピンプラ
グのピン端子の挿入域に至らせて、この発明に係るピン
ジャックの構成とし得る。このとき、フォーク端子挿入
孔にフォーク端子を挿入したものともし得る。
【0012】
【作用】このように構成するこの発明に係るハウジング
構造は、リング端子を円筒部に嵌め、フォーク端子を挿
入することにより2極接触を行うピンジャックとなり、
一方、フォーク端子に代えて、スイッチ端子の固定接片
及び可動接片を挿入することにより、スイッチ作用を伴
う2極接続を行うピンジャックとなる。また、フォーク
端子とスイッチ端子を共に挿入すれば、両作用を行なう
ピンジャックとなる。
【0013】そのスイッチ作用は、ピンプラグのピン端
子が円筒部に挿入されると、そのピン端子により、可動
接片の接触部が押されて固定接片から離れることにより
なされる。
【0014】
【実施例】この実施例は、図1に示すように、絶縁ハウ
ジング11を、ピンジャックハウジング本体11aと取
付ハウジング11bとにより構成したものであり、同図
矢印のごとく、本体11aは、取付ハウジング11bの
取付穴11cに嵌めることにより、取付穴11cの爪1
1c’が本体11aの段部11a’に係止して取付ハウ
ジング11bと一体になる(図8参照)。爪11c’を
外側に反らせば、本体11aは取外し得る。この絶縁ハ
ウジング11(11a、11b)はABS樹脂などの耐
熱樹脂による一体成形品とする。
【0015】ハウジング本体11aは、図1乃至図6に
示すように、リング端子30、フォーク端子40、スイ
ッチ端子50(可動接片51、固定接片52)が設けら
れるものであり、角柱部の一面に円筒部12を有し、こ
の円筒部12にリング端子30が嵌まり、その穴30b
に本体11aの突起12aが嵌入することにより、抜け
止めされる。
【0016】このとき、色分けリング18(通常、赤、
白、黄)を円筒部12先端に嵌めてリング端子30の中
央穴から露出させることにより、ピンジャックQの種
別、例えば音声用を明らかにする。このリング18を止
めて、本体11a自体を色分けすることもできる。
【0017】ハウジング本体11aの角柱部は、その側
面にリング端子30の足30aが通る凹所13が形成さ
れ、その内部は、他面から一面に向って、前記フォーク
端子40、スイッチ端子用可動接片51、同固定接片5
2の挿入孔14、15、16がそれぞれ形成されている
(図1、図4乃至図6参照)。そのフォーク端子用挿入
孔14はピンプラグPの挿入中心軸上に位置し、スイッ
チ端子用挿入孔15、16はそのフォーク端子用挿入孔
14の両側に位置する。
【0018】各挿入孔14、15、16内には没入段部
14a、15a、16aが形成され、各端子(接片)4
0、51、52を挿し込むと、図4乃至図6に示すよう
に、その爪40b、51b、52bが段部14a、15
a、16aに係止して端子(接片)40、51、52が
抜け止めされる。このように、リング端子30も含めて
各端子(接片)40、51、52を同一軸方向に挿し込
むことによりハウジング11に取付け得ることは作業性
の点で優れたものである。
【0019】このハウジング11は、各端子30、4
0、51、52をその挿入孔(凹所)14、15、1
6、13に適宜に挿入(嵌入)することにより、種々の
作用をなし得るピンジャックQとし得る。例えば、図4
のピンジャックQ1 は、全ての端子を挿入したものであ
り、リング端子30とフォーク端子40による2極接続
を行うとともに、リング端子30とスイッチ端子50に
よる遮断とともに2極接続を2点で行なう。図5のピン
ジャックQ2 は、ピンジャックQ1 からフォーク端子4
0を、図6のピンジャックQ3 はピンジャックQ1 から
スイッチ端子50をそれぞれ除去したものである。
【0020】この各端子30……の組合せは、その作用
に基づき選択すべきことは勿論であるが、基板Rへの取
付け時のその基板上の回路構成等も考慮すべきである。
例えば、フォーク端子40のみとスイッチ端子(接片)
51のみのピンジャックは、共に遮断作用のない2極接
続となるが、その足40aと足51aの突出位置が異な
るため、回路構成によって、接続し得る足40a、51
aの位置に制限が生じ、一方の足40a又は51aは接
続し得ない場合があるからである。
【0021】上記各ピンジャックにおいて、そのスイッ
チ端子50の可動接片51の接触部51cは、固定接片
52に接触したのちピンプラグPのピン端子7の挿入域
に至っており、ピン端子7が挿入されると、その可動接
片接触部51cは、同図鎖線のごとく押されて退去し、
固定接片52から離れる。ピン端子7が抜かれれば、弾
性でもって実線のごとく復帰する。一方、フォーク端子
40は、ピン端子7がその二又部40c間に挿入され
る。
【0022】取付ハウジング11bは、図8に示すよう
に、取付穴11cが所要数、所要位置に形成され、例え
ば、タッピング部11dにタッピングねじを通してプリ
ント基板Rに取付られる。その各端子30、40、50
(51、52)の各足30a、40a、51a、52a
は基板Rを通過させてその回路に半田付けする。
【0023】この実施例のピンジャックQは、図7に示
すように、各端子30、40、51、52をキャリア帯
60に切り離し可能に連設し、ハウジング本体11a
に、矢印のごとく各端子30……を切り離しながら挿入
する連続工程で製造するとよい。図中、61は等ピッチ
の位置決め孔であり、切り離し部62はハーフカット等
の周知の構造とする。各端子及びキャリア帯は一枚の板
から打ち抜きによって得る。
【0024】因みに、スイッチ端子50を有するピンジ
ャックは、ピンプラグPのピン端子7以外、例えばプラ
スチック棒が挿入されても、そのスイッチ50がオフす
るため、単なるスイッチとしても使用し得る。
【0025】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので、
1つのハウジングでもって、2極接続、又はスイッチ作
用付き2極接続等の種々の作用をなし得るピンジャック
を得ることができる。また、そのピンジャックも新規な
構成のものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の分解斜視図
【図2】同実施例の要部斜視図
【図3】同実施例の要部斜視図
【図4】同実施例の作用説明用断面図
【図5】同実施例の作用説明用断面図
【図6】同実施例の作用説明用断面図
【図7】同実施例の製造説明図
【図8】同実施例の取付説明図
【図9】従来例の要部斜視図
【符号の説明】
P ピンプラグ Q、Q1 、Q2 、Q3 ピンジャック R プリント基板 6 円筒端子 7 ピン端子 8 絶縁被覆 1、11 絶縁ハウジング 11a ハウジング本体 11a’ 段部 11b 取付ハウジング 11c 取付穴 11c’ 爪 12 円筒部 13 凹所 14 フォーク端子用挿入孔 15 スイッチ端子可動接片用挿入孔 16 スイッチ端子固定接片用挿入孔 17 切欠部 18 色分けリング 30 リング端子 30a リング端子の足 40 フォーク端子 40a フォーク端子の足 40c フォーク端子の二又部 50 スイッチ端子 51 スイッチ端子可動接片 51a スイッチ端子可動接片の足 51c スイッチ端子可動接片の接触部 52 スイッチ端子固定接片 52a スイッチ端子固定接片の足 60 キャリア帯

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒端子6内の中心軸上にピン端子7を
    有するピンプラグPが接続され、 絶縁ハウジング11の一面に円筒部12を有し、この円
    筒部12は、その外面に上記ピンプラグPの円筒端子6
    が嵌まり、その内部には上記ピン端子7が挿入され、 上記円筒部12外面にリング端子30が嵌められるとと
    もに、絶縁ハウジング11内にはフォーク端子40、ス
    イッチ端子50が設けられてなるピンジャックであっ
    て、 上記絶縁ハウジング11に、上記リング端子30の足3
    0aが挿通してハウジング他面から突出する貫通穴13
    が形成され、さらに絶縁ハウジング11の中央に、その
    他面から上記円筒部12内の上記ピン端子7の挿入域に
    至るその挿入方向の上記フォーク端子挿入孔14が形成
    されているとともに、ハウジングの前記フォーク端子挿
    入孔14の両側に、その他面から同じく前記挿入方向の
    スイッチ端子用固定接片52及び可動接片51の挿入孔
    16、15がそれぞれ形成されており、そのスイッチ端
    子50の固定接片用挿入孔16はその可動接片用挿入孔
    15より内側にある、 ことを特徴とするピンジャックのハウジング構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のハウジングのスイッチ端
    子50用両挿入孔15、16に、固定接片52及び可動
    接片51がそれぞれ挿入され、その可動接片51の接触
    部51cは固定接片52に接触したのち上記ピン端子7
    の挿入域に至っていることを特徴とするピンジャック。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のピンジャックであって、
    そのフォーク端子挿入孔にフォーク端子40が挿入され
    ていることを特徴とするピンジャック。
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