JPH0737410A - 照明器具取付装置 - Google Patents

照明器具取付装置

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JPH0737410A
JPH0737410A JP5178167A JP17816793A JPH0737410A JP H0737410 A JPH0737410 A JP H0737410A JP 5178167 A JP5178167 A JP 5178167A JP 17816793 A JP17816793 A JP 17816793A JP H0737410 A JPH0737410 A JP H0737410A
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Masaaki Ichikawa
正明 市川
Yosuke Masaki
陽介 正木
Hiroyuki Mikami
博幸 三上
Kyukichi Nose
久吉 野瀬
Hideji Kawachi
秀治 河地
Takashi Yoshinari
隆志 吉成
Yoshinori Fukushima
嘉憲 福島
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Panasonic Life Solutions Asahi Co Ltd
Original Assignee
Asahi National Lighting Co Ltd
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】薄型化が可能な照明器具取付装置を提供する。 【構成】引掛シーリング3に引っ掛ける栓刃4を上面に
有するとともに外周に係止段部5を有する取付具1と、
係止段部5に係脱可能に弾性係止する係止部31を有す
るとともに係止部31の係止を解除する解除操作部39
を有する器具本体2とを備え、解除操作部39の操作方
向を器具本体2の表面に沿う方向としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、天井の引掛シーリン
グに取付ける照明器具取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、引掛シーリングに引っ掛ける取付
具を有するとともに、取付具に凹凸嵌合により取付ける
係止具を器具本体に設けた照明器具取付装置があった
(たとえば特開平4-212276号) 。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この照明器具
取付装置は、係止具の凹凸嵌合部の解除が天井方向に解
除釦を押して行う構成であるため、係止具の高さ寸法が
増し、またその係止具の直下にランプを配置すると照明
器具全体の高さが増えるという欠点があった。したがっ
て、この発明の目的は、薄型化が可能な照明器具取付装
置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の照明器具取付
装置は、引掛シーリングに引っ掛ける栓刃を上面に有す
るとともに外周に係止段部を有する取付具と、前記係止
段部に係脱可能に弾性係止する係止部を有するとともに
前記係止部の係止を解除する解除操作部を有する器具本
体とを備え、前記解除操作部の操作方向を前記器具本体
の表面に沿う方向としたものである。
【0005】請求項2の照明器具取付装置は、請求項1
において、前記係止部および前記解除操作部が係止具に
設けられ、前記係止具が前記器具本体の中心に取付けら
れ、前記解除操作部の解除操作の方向を前記器具本体の
中心から外方に向けたものである。請求項3の照明器具
取付装置は、請求項1において、前記係止部および前記
解除操作部が一体形成されているものである。
【0006】請求項4の照明器具取付装置は、請求項1
において、前記解除操作部の解除方向の近傍に保持用つ
まみ部を有するものである。請求項5の照明器具取付装
置は、請求項1において、前記器具本体が直管ランプを
有し、前記解除操作部の操作方向は前記直管ランプの長
手方向と同方向としたものである。
【0007】請求項6の照明器具取付装置は、請求項5
において、前記解除操作部が前記直管ランプに覆われて
いるものである。請求項7の照明器具取付装置は、請求
項1において、前記解除操作部が前記器具本体の周縁部
に設けられ、その解除操作の方向を前記器具本体の外方
向としたものである。
【0008】請求項8の照明器具取付装置は、請求項1
において、前記器具本体が直管ランプを有し、前記解除
操作部の操作方向を前記直管ランプに直交する方向とし
たものである。請求項9の照明器具取付装置は、請求項
1において、前記取付具が前記栓刃に接続されたコネク
タ受けを有し、前記器具本体は前記解除操作部に連動し
て前記コネクタ受けに着脱自在に接続されるコネクタを
有するものである。
【0009】
【作用】請求項1の照明器具取付装置によれば、取付具
の栓刃を引掛シーリングに引っ掛け、器具本体の係止部
を取付具の係止段部に弾性係止することにより器具本体
が取付けられる。この場合、解除操作部は器具本体の表
面に沿う方向に操作するため、解除操作部によって器具
本体の高さが増大するのを防止でき、薄型化が可能にな
る。
【0010】請求項2の照明器具取付装置によれば、請
求項1において、前記係止部および前記解除操作部が係
止具に設けられ、前記係止具が前記器具本体の中心に取
付けられ、前記解除操作部の解除操作の方向を前記器具
本体の中心から外方に向けたため、請求項1の作用のほ
か、解除操作部を解除操作するとき解除操作部を親指に
当て係止具の縁部に人指し指を当てて操作できるので操
作容易になるとともに、取外し後も手でそのまま器具本
体を支えることができるので、器具本体がアンバランス
になることなく器具本体の保持が容易になる。
【0011】請求項3の照明器具取付装置によれば、請
求項1において、係止部および前記解除操作部は一体形
成されているため、請求項1の作用のほか、解除操作部
に加わる操作力がそのままロスなく係止部に伝達される
ので解除操作が確実に行われる。請求項4の照明器具取
付装置によれば、請求項1において、前記解除操作部の
解除方向の近傍に保持用つまみ部を有するため、請求項
1の作用のほか、保持用つまみ部に手を支持させながら
解除操作部を操作できるので器具本体を取り外す場合に
解除操作部の操作が容易になるとともに、器具本体のバ
ランスを保つことができ、また器具本体がたとえば取付
具や天井面の異物等に引っ掛かっても保持用つまみ部を
把持することにより引き下げることができ、しかも器具
本体を取付けるため器具本体を押上げる際に保持用つま
み部を把持できるので安全に作業ができる。
【0012】請求項5の照明器具取付装置によれば、請
求項1において、前記器具本体は直管ランプを有し、前
記解除操作部の操作方向は前記直管ランプの長手方向と
同方向であるため、請求項1の作用のほか、係止部およ
び解除操作部が直管ランプの長手方向に並ぶので直管ラ
ンプと平行に配置される点灯回路ブロック等の配置の制
約が少なくなり器具部品の取付けを容易にすることがで
きる。
【0013】請求項6の照明器具取付装置によれば、請
求項5において、前記解除操作部が前記直管ランプに覆
われているため、請求項5の作用を有するほか、解除操
作部の不用意な操作を防止することができる。請求項7
の照明器具取付装置によれば、請求項1において、前記
解除操作部が前記器具本体の周縁部に設けられ、その解
除操作の方向を前記器具本体の外方向としたため、請求
項1の作用のほか、器具本体を取付具から外す場合、器
具本体の両端部を両手で保持しながら操作するので片手
で操作されることがないので安全が図れるとともに、器
具本体の中央部を保持する場合と比較して、点灯装置の
方向が重いことによる重量バランスの悪さから器具本体
の支持が不安定になるようなことがなく危険性が少な
い。さらに器具本体の端部に解除操作部を位置している
ため、ランプ灯数に関係なくランプを付けたまま器具本
体を外すことができる。
【0014】請求項8の照明器具取付装置によれば、請
求項1において、前記器具本体を直管ランプを有し、前
記解除操作部の操作方向は前記直管ランプに直交する方
向としたため、請求項1の効果のほか、直管ランプが係
止部の真下に位置しても解除操作部は直管ランプの長手
方向と直角な方向となるので器具本体を外す場合にじゃ
まにならずランプを付けたままで行える。また解除操作
部の操作の際に点灯装置や直管ランプを指がかりにする
ことができるきで解除操作しやすい。
【0015】請求項9の照明器具取付装置によれば、請
求項1において、前記取付具が前記栓刃に接続されたコ
ネクタ受けを有し、前記器具本体は前記解除操作部に連
動して前記コネクタ受けに着脱自在に接続されるコネク
タを有するため、請求項1の作用のほか、解除操作部の
操作によってコネクタを着脱可能であるので、器具本体
の着脱の操作性が良好になる。
【0016】
【実施例】この発明の第1の実施例を図1ないし図7に
より説明する。すなわち、この照明器具取付装置は、取
付具1と、器具本体2とを有する。取付具1は、引掛シ
ーリング3に引っ掛ける栓刃4を上面に有する略円盤形
であって外周縁部の略全周に係止段部5を有するととも
に下面にコネクタ受け6を有する。引掛シーリング3は
天井49に取付けられるもので、図2に示すように木ね
じ(図示せず)を通すための天井取付穴9を両端部に有
し、中央部に電源線(図示せず)を通すための電線挿入
穴10を有し、下面に栓刃4に係止する受け刃(図示せ
ず)を有するとともにロック釦嵌合用凹部(図示せず)
を有する。係止段部5は取付具1の外周に周溝により形
成するとともに、上面の外周縁部も係止段部5′とし、
コネクタ受け6は打抜きにより栓刃4に一体形成されて
いる。
【0017】実施例の取付具1の本体13は、図3に示
すように有天円筒形であり、天部14に栓刃挿通孔11
およびロック釦挿通孔12を有し、この外周に係止段部
5,5′を形成し、内部に栓刃4等を収納している。栓
刃4は略L字形をなし、その一片の基端部が本体13の
天部14の裏面に固定ねじにより取付けられ、栓刃挿通
孔11より他片が突出し、その先端に刃部16が形成さ
れている。ロック釦挿通孔12より突出させてロック釦
嵌合用凹部に嵌合するロック手段18のロック釦19
は、内端の側部にテーパ摺動部(図示せず)を突設する
とともにロック釦19を突出状態に付勢するばね(図示
せず)を設け、ロック釦19をばねに抗して後退させる
ロック解除釦22にテーパ摺動部に当接する係合部(図
示せず)を設け、ロック解除釦22の操作により係合部
とテーパ摺動部の係合によりロック釦19を出没自在に
している。またロック解除釦22を操作するための切欠
部17を本体13に形成し、切欠部17に形成した孔
(図示せず)にロック解除釦22を摺動自在に支持して
いる。また本体13の天部14と反対側の開口に塞ぎ板
24を挿入し、取付ねじにより本体13に固定している
が、塞ぎ板24はコネクタ受け6にコネクタ8を接続す
るための露出部26を切欠により形成するとともに、ロ
ック解除釦露出部27を切欠により形成している。
【0018】この取付具1は、栓刃4を引掛シーリング
3に差し込み回転して受け刃に引っ掛けると取付具1が
引掛シーリング3に機械的に取付けられ、電気的にも栓
刃4が接続状態となる。この状態でロック釦19が引掛
シーリング3のロック釦嵌合用凹部に嵌合しして取付具
1を回転止めする。取付具1を外すときは、露出部27
より指を挿入してロック解除釦22を押すと係合部がテ
ーパ摺動部に摺動してロック釦19をばねに抗して下方
に引き下げロック釦19を本体13の表面から後退させ
る。これによりロック釦19が引掛シーリング3のロッ
ク釦嵌合用凹部から外れて取付具1が回転でき、栓刃4
が引掛シーリング3の受け刃から外れる。
【0019】器具本体2は、取付具1の係止段部5の周
方向に摺動自在でしかも係脱可能に係止する係止部31
を有するとともに器具本体2の表面に沿うように移動し
て係止部31の係止を解除する解除操作部39を有し、
さらにコネクタ受け6に接続するコネクタ8を有する。
実施例の器具本体2はランプ32を装着するランプソケ
ット,安定器その他の点灯部品(図示せず)を有すると
ともに器具本体2の中央に穴部33を設け、この穴部3
3を塞ぐように係止具7を配置し、ねじ挿通孔90を通
して穴部33の周辺の取付孔48に取付ねじ34により
略楕円形状の係止具7を取付けている。係止具7は中央
に取付具1に嵌合する嵌合筒部47を有し、嵌合筒部4
7の相対向面に係止部突出穴35を形成し、係止部突出
穴35の嵌合筒部47の外側に係止部31を摺動自在に
収納する収納空間36を形成し、収納空間36の下面開
口を開口部38のあるカバー37で閉じている。係止部
31は先端が係止段部5の周面に沿う円弧凹状に形成さ
れ、上面にガイドテーパ42を有するとともに、下面に
解除操作部39を一体に突設し、後端にスプリング凹部
40を形成したものである。この係止部31は収納空間
36内に収納されて、係止部31の先端が突出穴35か
ら突出するとともに、解除操作部39が開口部38から
露出し、さらにスプリング凹部40にばね41の一端が
係止しその他端が収納空間36の内壁面に係止して、係
止部31を先端が開口部38内に突出するように付勢し
ている。そして解除操作部39の解除操作方向側の係止
部31の下面に図1のように赤色の注意表示部50を設
け、解除操作部39をばね41に抗して引いたとき開口
部38から注意表示部50がみえるようにして、係止部
31が係止段部5から外れたことを示すようにしてい
る。またコネクタ8は器具本体2の安定器,スイッチ
(図示せず)等に接続されたコード44の先端部に設け
られ、取付具1の露出部26を通して取付具1内に挿入
し、コネクタ受け6に接続する。
【0020】したがって、器具本体2を持ち上げて係止
具7の嵌合筒部47を取付具1に嵌合するとき係止部3
1のテーパガイド42が取付具1の縁部に当接しガイド
されてばね41に抗して後退して嵌合筒部47が取付具
1に嵌合し、係止部31の先端が係止段部5上に位置す
るとばね41により突出して係止部31が係止し、図1
の状態になる。このとき、係止部31は取付具1が略円
盤状であるため、器具本体2を周方向に回動することが
でき、器具本体2を天井49に対して任意の回動位置に
回動することができる。また器具本体2より引出したコ
ネクタ8を露出部26を通してコネクタ受け6に接続す
ると器具本体2が電気的に接続される。一方、器具本体
2を外す場合には、まずコネクタ8をコネクタ受け6か
ら外し、ついで解除操作部39を器具本体1の表面に平
行に引いて係止部31を係止段部5から外す。
【0021】なお、図6の右側の接続は引掛シーリング
3が取付具1よりも小さい形状の場合であり、取付具1
の上面を係止段部5′として、係止具7を係止した状態
を示している。この場合、図2の左右の取付状態から明
らかなように器具本体2の取付高さは同じになる。また
図7はこの実施例を適用した照明器具の外観を示し、器
具本体2に透光カバー45を装着した状態を示してい
る。
【0022】この実施例によれば、取付具1の栓刃4を
引掛シーリング3に引っ掛け、器具本体2の係止部31
を取付具1の係止段部5に弾性係止することにより器具
本体1が取付けられる。この場合、解除操作部39は器
具本体2の表面に沿う方向に操作するため、解除操作部
39によって器具本体2の高さが増大するのを防止で
き、薄型化が可能になる。
【0023】また係止部31および解除操作部39が係
止具7に設けられ、係止具7が器具本体2の中心に取付
けられ、解除操作部39の解除操作の方向を器具本体2
の中心から外方に向けたため、解除操作部39を解除操
作するとき図1のように解除操作部39を親指51に当
て係止具7の縁部に人指し指52等を当てて操作できる
ので操作容易になるとともに、取外し後も手でそのまま
器具本体2を支えることができるので、器具本体2がア
ンバランスになることなく器具本体2の保持が容易にな
る。
【0024】さらに係止部31および解除操作部39は
一体形成されているため、解除操作部39に加わる操作
力がそのままロスなく係止部31に伝達されるので解除
操作が確実に行われる。また図1に示すように、係止部
31の解除操作部39の解除方向側の下面に赤色等の注
意表示部50を設けているため、係止部31と係止段部
5の嵌合具合がカバー37の開口部38からみえるので
注意表示が可能となる。
【0025】なお、係止具7の穴部33への取付けは、
一端に器具本体2の穴部33の縁部に係止する係止爪
(図示せず)を設け、他端部のみをねじで取付けてねじ
の使用数を削減してもよい。この発明の第2の実施例を
図8および図9に示す。すなわち、この照明器具取付装
置は、第1の実施例において、器具本体2が奇数灯の直
管ランプ32を有し、器具本体2の中央位置にある係止
具7の解除操作部39の操作方向は直管ランプ32の長
手方向と同方向であるとともに、解除操作部39は中央
の直管ランプ32に覆われている。55はランプソケッ
ト、56は点灯回路ブロックである。
【0026】この実施例によれば、係止部31および解
除操作部39が直管ランプ32の長手方向に並ぶように
係止具7の形状が楕円形を含む長円形あるいは略長方形
状になるので、直管ランプと平行に配置される点灯回路
ブロック56等の配置の制約が少なくなり器具部品の取
付けを容易にすることができる。また解除操作部39が
直管ランプ32に覆われているため、直管ランプ32を
外さなければ解除操作部39を操作することができない
ので、解除操作部39の不用意な操作を防止することが
できる。
【0027】この発明の第3の実施例を図10ないし図
13に示す。すなわち、この照明器具取付装置は、第2
の実施例において、解除操作部39の解除方向の近傍に
つばを実施例とする保持用つまみ部57を有するもので
ある。なおコネクタ受け6は栓刃4からリード線61を
介して外部に引き出されている。58はスイッチひも、
62はカバー45の解除釦、63はカバー45の爪64
の支持片である。
【0028】この実施例によれば、保持用つまみ部57
に手を支持させながら解除操作部39を操作できるので
器具本体2を取り外す場合に解除操作部39の操作が容
易になるとともに、器具本体2のバランスを保つことが
でき、また器具本体2がたとえば取付具1や天井面の異
物等に引っ掛かっても保持用つまみ部57を把持するこ
とにより引き下げることができ、しかも器具本体2を取
付けるため器具本体2を押上げる際に保持用つまみ部5
7を把持できるので安全に作業ができる。
【0029】この点従来は、解除釦を天井に向けて押し
て取付具と係止具の嵌合を解除するとき、器具本体の全
体を保持するためにランプソケット等を持たれるおそれ
があった。この発明の第4の実施例を図14および図1
5に示す。すなわち、この照明器具取付装置は、第1の
実施例において、器具本体2は直管ランプ32を有し、
解除操作部39の操作方向は直管ランプ32に直交する
方向としたものである。
【0030】この実施例によれば、直管ランプ32が係
止部31の真下に位置しても解除操作部39は直管ラン
プ32の長手方向と直角な方向となるので器具本体2を
外す場合にじゃまにならず直管ランプ32を付けたまま
で行える。また解除操作部39の操作の際に点灯装置で
ある点灯回路ブロック56や直管ランプ32を指がかり
にすることができるきで解除操作しやすい。
【0031】この発明の第5の実施例を図16ないし図
17に示す。すなわち、この照明器具取付装置は、第1
の実施例において、解除操作部39が器具本体2の周縁
部に設けられ、その解除操作の方向を器具本体2の外方
向としたものである。実施例では係止部31と別体に解
除操作部39を器具本体2の端部に配置し、係止部31
と解除操作部39とを中継線75により接続している。
解除操作部39はケース78に摺動自在に支持され、ば
ね41と同方向にばね77により付勢されている。した
がって、係止部31はばね41の作用により係止段部5
に係止しているが、解除操作部39を操作すると中継線
75を介して係止部31をばね41,75に抗して引き
操作することができるので係止部31を係止段部5から
解除することができる。このとき、解除操作部39が器
具本体2の端部に位置しているので、手Aで器具本体2
の外周を保持しながら解除操作部39を操作することが
できるので操作が容易になる。
【0032】この実施例によれば、器具本体2を取付具
1から外す場合、器具本体2の両端部を両手で保持しな
がら操作するので片手で操作されることがないので安全
が図れるとともに、器具本体2の中央部を保持する場合
と比較して、点灯装置である点灯回路ブロック56の方
向が重いことによる重量バランスの悪さから器具本体2
の支持が不安定になるようなことがなく危険性が少な
い。さらに器具本体2の端部に解除操作部39を位置し
ているため、ランプ灯数に関係なくランプを付けたまま
器具本体2を外すことができる。
【0033】この発明の第6の実施例を図18ないし図
20に示す。すなわち、この照明器具取付装置は、第1
の実施例において、取付具1が栓刃4に接続されたコネ
クタ受け6を有し、器具本体2は解除操作部39に連動
してコネクタ受け6に着脱自在に接続されるコネクタ8
を有するものである。実施例では、取付具1は非円盤形
にしコネクタ受け6を一体に設けるとともに、コネクタ
8と解除操作部39とを一体に設けている。また係止具
7の嵌合筒部47は取付具1の外形にあわせた形状にし
ている。したがって、係止具7を取付具1に嵌合すると
きは係止部31が取付具1の周面に当接して後退する
が、このときコネクタ8もともに後退して挿入可能な姿
勢となり、係止具7が取付具1に嵌合して係止部31が
係止段部5に係止するときコネクタ8も前進してコネク
タ受け6に接続される。一方、解除操作部39を操作す
ると係止部31が係止段部5から外れると同時に、コネ
クタ8も後退移動して電気接続が解除される。
【0034】この実施例によれば、解除操作部39の操
作によってコネクタ8を着脱可能であるので、器具本体
2の着脱の操作性が良好になる。
【0035】
【発明の効果】請求項1の照明器具取付装置によれば、
解除操作部を器具本体の表面に沿う方向に操作したた
め、解除操作部によって器具本体の高さが増大するのを
防止でき、薄型化が可能になるという効果がある。請求
項2の照明器具取付装置によれば、請求項1において、
前記係止部および前記解除操作部が係止具に設けられ、
前記係止具が前記器具本体の中心に取付けられ、前記解
除操作部の解除操作の方向を前記器具本体の中心から外
方に向けたため、請求項1の効果のほか、解除操作部を
解除操作するとき解除操作部を親指に当て係止具の縁部
に人指し指を当てて操作できるので操作容易になるとと
もに、取外し後も手でそのまま器具本体を支えることが
できるので、器具本体がアンバランスになることなく器
具本体の保持が容易になる。
【0036】請求項3の照明器具取付装置によれば、請
求項1において、係止部および前記解除操作部は一体形
成されているため、請求項1の効果のほか、解除操作部
に加わる操作力がそのままロスなく係止部に伝達される
ので解除操作が確実に行われる。請求項4の照明器具取
付装置によれば、請求項1において、前記解除操作部の
解除方向の近傍に保持用つまみ部を有するため、請求項
1の効果のほか、保持用つまみ部に手を支持させながら
解除操作部を操作できるので器具本体を取り外す場合に
解除操作部の操作が容易になるとともに、器具本体のバ
ランスを保つことができ、また器具本体がたとえば取付
具や天井面の異物等に引っ掛かっても保持用つまみ部を
把持することにより引き下げることができ、しかも器具
本体を取付けるため器具本体を押上げる際に保持用つま
み部を把持できるので安全に作業ができる。
【0037】請求項5の照明器具取付装置によれば、請
求項1において、前記器具本体は直管ランプを有し、前
記解除操作部の操作方向は前記直管ランプと同方向であ
るため、請求項1の効果のほか、係止部および解除操作
部が直管ランプの長手方向に並ぶので直管ランプと平行
に配置される点灯回路ブロック等の配置の制約が少なく
なり器具部品の取付けを容易にすることができる。
【0038】請求項6の照明器具取付装置によれば、請
求項5において、前記解除操作部が前記直管ランプに覆
われているため、請求項5の効果を有するほか、解除操
作部の不用意な操作を防止することができる。請求項7
の照明器具取付装置によれば、請求項1において、前記
解除操作部が前記器具本体の周縁部に設けられ、その解
除操作の方向を前記器具本体の外方向としたため、請求
項1の効果のほか、器具本体を取付具から外す場合、器
具本体の両端部を両手で保持しながら操作するので片手
で操作されることがないので安全が図れるとともに、器
具本体の中央部を保持する場合と比較して、点灯装置の
方向が重いことによる重量バランスの悪さから器具本体
の支持が不安定になるようなことがなく危険性が少な
い。さらに器具本体の端部に解除操作部を位置している
ため、ランプ灯数に関係なくランプを付けたまま器具本
体を外すことができる。
【0039】請求項8の照明器具取付装置によれば、請
求項1において、前記器具本体を直管ランプを有し、前
記解除操作部の操作方向は前記直管ランプに直交する方
向としたため、請求項1の効果のほか、直管ランプが係
止部の真下に位置しても解除操作部は直管ランプの長手
方向と直角な方向となるので器具本体を外す場合にじゃ
まにならずランプを付けたままで行える。また解除操作
部の操作の際に点灯装置や直管ランプを指がかりにする
ことができるきで解除操作しやすい。
【0040】請求項9の照明器具取付装置によれば、請
求項1において、前記取付具が前記栓刃に接続されたコ
ネクタ受けを有し、前記器具本体は前記解除操作部に連
動して前記コネクタ受けに着脱自在に接続されるコネク
タを有するため、請求項1の効果のほか、解除操作部の
操作によってコネクタを着脱可能であるので、器具本体
の着脱の操作性が良好になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の要部断面図である。
【図2】その分解斜視図である。
【図3】取付具および係止具の分解斜視図である。
【図4】取付具の斜視図である。
【図5】係止具の斜視図である。
【図6】器具本体の取付状態の断面図である。
【図7】照明器具の外観斜視図である。
【図8】第2の実施例の外観斜視図である。
【図9】その要部断面図である。
【図10】第3の実施例を適用した照明器具の取付けに
関する分解斜視図である。
【図11】その断面図である。
【図12】取付具と係止具の係止前の状態の斜視図であ
る。
【図13】係止具の操作状態の斜視図である。
【図14】第4の実施例の器具本体の断面図である。
【図15】その下からみた平面図である。
【図16】第5の実施例の半断面図である。
【図17】その下からみた平面図である。
【図18】第6の実施例の係止具を取付具に係止した状
態の平面図である。
【図19】その取付具の斜視図である。
【図20】係止具の斜視図である。
【符号の説明】
1 取付具 2 器具本体 3 引掛シーリング 4 栓刃 5 係止段部 7 係止具 31 係止部 39 解除操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三上 博幸 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 野瀬 久吉 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 河地 秀治 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 吉成 隆志 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 福島 嘉憲 大阪府東大阪市吉田下島1番55号 朝日ナ ショナル照明株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引掛シーリングに引っ掛ける栓刃を上面
    に有するとともに外周に係止段部を有する取付具と、前
    記係止段部に係脱可能に弾性係止する係止部を有すると
    ともに前記係止部の係止を解除する解除操作部を有する
    器具本体とを備え、前記解除操作部の操作方向を前記器
    具本体の表面に沿う方向とした照明器具取付装置。
  2. 【請求項2】 前記係止部および前記解除操作部は係止
    具に設けられ、前記係止具が前記器具本体の中心に取付
    けられ、前記解除操作部の解除操作の方向を前記器具本
    体の中心から外方に向けた請求項1記載の照明器具取付
    装置。
  3. 【請求項3】 前記係止部および前記解除操作部は一体
    形成されている請求項1記載の照明器具取付装置。
  4. 【請求項4】 前記解除操作部の解除方向の近傍に保持
    用つまみ部を有する請求項1記載の照明器具取付装置。
  5. 【請求項5】 前記器具本体は直管ランプを有し、前記
    解除操作部の操作方向は前記直管ランプとの長手方向と
    同方向である請求項1記載の照明器具取付装置。
  6. 【請求項6】 前記解除操作部は前記直管ランプに覆わ
    れている請求項5記載の照明器具取付装置。
  7. 【請求項7】 前記解除操作部は前記器具本体の周縁部
    に設けられ、その解除操作の方向を前記器具本体の外方
    向とした請求項1記載の照明器具取付装置。
  8. 【請求項8】 前記器具本体は直管ランプを有し、前記
    解除操作部の操作方向は前記直管ランプに直交する方向
    である請求項1記載の照明器具取付装置。
  9. 【請求項9】 前記取付具は前記栓刃に接続されたコネ
    クタ受けを有し、前記器具本体は前記解除操作部に連動
    して前記コネクタ受けに着脱自在に接続されるコネクタ
    を有する請求項1記載の照明器具取付装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020010117A (ko) * 2001-11-23 2002-02-02 김세욱 간편한 형광등 케이스
JP2011216284A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Panasonic Electric Works Co Ltd 照明器具
JP2014160602A (ja) * 2013-02-20 2014-09-04 Dn Lighting Co Ltd 照明器具の取付構造
KR102152184B1 (ko) * 2019-04-29 2020-09-04 금병태 조립 및 설치가 용이한 등기구 장치

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