JP3328380B2 - 照明器具取付装置 - Google Patents

照明器具取付装置

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JP3328380B2
JP3328380B2 JP17816893A JP17816893A JP3328380B2 JP 3328380 B2 JP3328380 B2 JP 3328380B2 JP 17816893 A JP17816893 A JP 17816893A JP 17816893 A JP17816893 A JP 17816893A JP 3328380 B2 JP3328380 B2 JP 3328380B2
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正明 市川
陽介 正木
博幸 三上
久吉 野瀬
秀治 河地
隆志 吉成
嘉憲 福島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、天井の引掛シーリン
グに取付ける照明器具取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、引掛シーリングに引っ掛ける略長
円形状の取付具を有するとともに、取付具に取付ける係
止具を器具本体に設けた照明器具取付装置があった(た
とえば特開平4-212276号) 。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この照明器具
取付装置は、係止具が取付具にあわせた嵌合凹部を有
し、天井に配置されている引掛シーリングの向きで照明
器具の取付方向が制約されるという問題があった。天井
は略正方形が一般的であり、正方形および長方形の照明
器具の場合に天井のコーナと照明器具のコーナが合わせ
にくく、取付け後の位置関係が見苦しいという問題があ
る。
【0004】また取付具と係止具との凹凸嵌合部を円柱
形状にした考案もあるが、凹凸嵌合と同時に電気接続す
る構成のため照明器具の取付方向が電気接続によって制
約されている。さらに係止具の係止する部位が取付具の
側部に設けられ、また天井側の引掛シーリングの形状違
い(厚さ違い)に対応するために2箇所設けられている
ため、取付具の厚さが大きくなり、照明器具が大きなも
のになった。
【0005】したがって、この発明の目的は、器具本体
を任意の向きで取付けることができるとともに取付後に
回転可能な照明器具取付装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の照明器具取付
装置は、引掛シーリングに引っ掛ける栓刃を上面に有す
る略円盤形であって外周縁部の略全周に係止段部を有す
るとともに前記栓刃に接続された接続部を内部に有し
さらに前記引掛シーリングのロック釦嵌合用凹部に嵌合
するロック釦を突出付勢した取付具と、この取付具の前
記係止段部の周方向に摺動自在でしかも係脱可能に係止
する係止具を有するとともに前記接続部に接続する被接
続部を有する器具本体とを備え、前記取付具は前記取付
具の下面に凹部を形成し、前記凹部の内側面より前記凹
部内に前記ロック釦の解除釦を突設し、前記接続部を露
出する接続部露出部を前記取付具の下面に設けたことを
特徴とするものである。
【0007】請求項2の照明器具取付装置は、請求項1
において、前記係止段部を前記取付具の上面の外周縁部
としたものである。請求項3の照明器具取付装置は、請
求項1または請求項2において、前記接続部が前記栓刃
に設けられたコネクタ受けであり、前記被接続部を前記
器具本体より引き出したコードの先端のコネクタとした
ものである。
【0008】請求項4の照明器具取付装置は、請求項3
において、前記接続部が前記栓刃に一体に形成されたも
のである。請求項5の照明器具取付装置は、請求項3に
おいて、前記コネクタ受けは前記栓刃にインターロック
スイッチを介して接続され、前記インターロックスイッ
チは前記ロック釦が前記ロック釦嵌合用凹部に嵌合した
ときオンとなるように前記ロック釦に連動したものであ
る。
【0009】請求項6の照明器具取付装置は、請求項
1,請求項2または請求項3において、前記係止具が、
前記係止段部に係止する係止部の先端が前記係止段部の
周面に沿った円弧凹状としたものである。請求項7の照
明器具取付装置は、請求項1において、前記取付具は、
天部に栓刃挿通孔およびロック釦挿通孔を有する有天円
筒形の本体と、この本体の天部の裏面に基端部が取付け
られて前記栓刃挿通孔より突出した栓刃と、前記本体内
に設けられて前記ロック釦挿通孔より出没自在に突出さ
せて前記ロック釦嵌合用凹部に嵌合するロック釦と、前
記本体内に設けられて前記ロック釦を突出状態に付勢す
るばねと、前記本体内に設けられて前記ロック釦をばね
に抗して後退させるロック解除釦と、前記本体の前記天
部と反対側の開口を塞いで前記ばねを支持するとともに
前記ロック解除釦露出部および前記接続部露出部を形成
した支持板とを有するものである。
【0010】請求項8の照明器具取付装置は、請求項1
において、前記係止具の係止面の先端に突起を有し、前
記係止面の先端よりも先端が後退するように前記突起に
係合する位置決め切欠を先端に形成して前記係止面に付
着された補強板を有するものである。
【0011】
【作用】請求項1の照明器具取付装置によれば、取付具
を引掛シーリングに引っ掛け、器具本体の係止具を取付
具の係止段部に係止することにより器具本体が取付けら
れるとともに、器具本体の被接続部を取付具の接続部に
接続することにより電気接続される。この場合、係止段
部が略円盤形の取付具の外周縁部に形成されているた
め、器具本体の係止具を取付具の円周上任意の位置に係
合でき、しかも係合状態で円周方向に摺動できるので器
具本体を取付後も回動することができ、したがって天井
に合わせて照明器具の位置を決めることができる。
【0012】請求項2の照明器具取付装置によれば、請
求項1において、前記係止段部を前記取付具の上面の外
周縁部としたため、請求項1の作用のほか、取付具を薄
型化でき、器具本体そのものも薄型化することができ
る。請求項3の照明器具取付装置によれば、請求項1ま
たは請求項2において、前記接続部が前記栓刃に設けら
れたコネクタ受けであり、前記被接続部を前記器具本体
より引き出したコードの先端のコネクタとしたため、請
求項1または請求項2の作用のほか、器具本体の取付時
に器具本体とランプとの間にコードが入り込む等がな
く、またランプ装着のじゃまにならないので作業性が良
好になる。
【0013】請求項4の照明器具取付装置によれば、請
求項3において、前記接続部が前記栓刃に一体に形成さ
れているため、請求項3の作用のほか、部品点数が削減
でき、組立性が向上する。請求項5の照明器具取付装置
によれば、請求項3において、前記コネクタ受けは前記
栓刃にインターロックスイッチを介して接続され、前記
インターロックスイッチは前記ロック釦が前記ロック釦
嵌合用凹部に嵌合したときオンとなるように前記ロック
釦に連動したため、請求項3の作用のほか、取付具の取
付状態が不完全なときはインターロックスイッチがオフ
となり、取付具に取付けた器具本体のランプが点灯しな
いので取付具の不完全取付状態であることの判断が容易
にわかる。
【0014】請求項6の照明器具取付装置によれば、請
求項1,請求項2または請求項3において、前記係止段
部に係止する前記係止具の係止部の先端を前記係止段部
の周面に沿った円弧凹状としたため、請求項1,請求項
2または請求項3の作用を有するほか、係止部の先端が
直線状である場合と比べて同じ幅でも係合距離を長くと
れるので保持力が大きくなる。
【0015】請求項7の照明器具取付装置によれば、請
求項1において、前記取付具は、天部に栓刃挿通孔およ
びロック釦挿通孔を有する有天円筒形の本体と、この本
体の天部の裏面に基端部が取付けられて前記栓刃挿通孔
より突出した栓刃と、前記本体内に設けられて前記ロッ
ク釦挿通孔より出没自在に突出させて前記ロック釦嵌合
用凹部に嵌合するロック釦と、前記本体内に設けられて
前記ロック釦を突出状態に付勢するばねと、前記本体内
に設けられて前記ロック釦をばねに抗して後退させるロ
ック解除釦と、前記本体の前記天部と反対側の開口を塞
いで前記ばねを支持するとともに前記ロック解除釦露出
部および前記接続部露出部を形成した支持板とを有する
ため、請求項1の作用のほか、取付具の開口のみから部
品を組み込むことができるので組立容易になる。
【0016】請求項8の照明器具取付装置によれば、請
求項1において、前記係止具の係止面の先端に突起を有
し、前記係止面の先端よりも先端が後退するように前記
突起に係合する位置決め切欠を先端に形成して前記係止
面に付着された補強板を有するため、請求項1の作用の
ほか、係止部の先端が取付具を摺動し補強板が接触する
ことがなく、しかも突起に切欠が係合することにより補
強板の位置決めが確実であるので、補強板にばりや寸法
的な誤差を生じても補強板が引っ掛かることがなく器具
本体の挿入が容易になるとともに、突起を係止具に設け
ることにより係止部の強度が向上する。
【0017】
【実施例】この発明の第1の実施例を図1ないし図9に
より説明する。すなわち、この照明器具取付装置は、取
付具1と、器具本体2とを有する。取付具1は、引掛シ
ーリング3に引っ掛ける栓刃4を上面に有する略円盤形
であって外周縁部の略全周に係止段部5を有するととも
に下面に接続部6を有する。引掛シーリング3は図2に
示すように天井49に取付けられるもので、木ねじ(図
示せず)を通すための天井取付穴9を両端部に有し、中
央部に電源線(図示せず)を通すための電線挿入穴10
を有し、下面に栓刃4に係止する受け刃(図示せず)を
有するとともにロック釦嵌合用凹部(図示せず)を有す
る。係止段部5は取付具1の外周に周溝により形成する
とともに、上面の外周縁部も係止段部5′とし、接続部
6は栓刃4に設けられたコネクタ受けであり、打抜きに
より栓刃4に一体形成されている。
【0018】実施例の取付具1の本体13は、図3ない
し図7に示すように有天円筒形であり、天部14に栓刃
挿通孔11およびロック釦挿通孔12を有し、この外周
に係止段部5,5′を形成し、内部に栓刃4等を収納し
ている。栓刃4は略L字形をなし、その一片の基端部が
本体13の天部14の裏面に固定ねじ15により取付け
られ、栓刃挿通孔11より他片が突出し、その先端に刃
部16が形成されている。ロック釦挿通孔12より突出
させてロック釦嵌合用凹部に嵌合するロック釦19は、
内端の側部にテーパ摺動部21を突設するとともにロッ
ク釦19を突出状態に付勢するばね20を設け、ロック
釦19をばね20に抗して後退させるロック解除釦22
にテーパ摺動部21に当接する係合部23を設けてい
る。またロック解除釦22を操作するための切欠部17
を本体13に形成し、切欠部17に形成した孔(図示せ
ず)にロック解除釦22を摺動自在に支持している。ま
た本体13の天部14と反対側の開口に支持板すなわち
絶縁カバー24および金属板25を重ねて挿入し、取付
ねじ29により本体13に固定しているが、絶縁カバー
24および金属板25は接続部6に被接続部8を接続す
るための露出部26を切欠により形成するとともに、ロ
ック解除釦露出部27を切欠により形成し、さらにばね
20を通すための挿入穴28を形成している。ばね20
を図7に示すように挿入穴28に通すことによりばね2
0の支持が容易になる。
【0019】この取付具1は、栓刃4を引掛シーリング
3に差し込み回転して受け刃に引っ掛ける取付具1が引
掛シーリング3に機械的に取付けられ、電気的にも栓刃
4が接続状態となる。この状態でロック釦19が引掛シ
ーリング3のロック釦嵌合用凹部に嵌合し回転止めする
とともに取付具1が外れ止めされる。取付具1を外すと
きは、露出部27より指を挿入してロック解除釦22を
押すと係合部23がテーパ摺動部21に摺動してロック
釦19をばね20に抗して下方に引き下げロック釦19
を本体13の表面から後退させる。これによりロック釦
19が引掛シーリング3のロック釦嵌合用凹部から外れ
て取付具1が回転でき、栓刃4が引掛シーリング3の受
け刃から外れるので取り外すことができる。
【0020】器具本体2は、取付具1の係止段部5の周
方向に摺動自在でしかも係脱可能に係止する係止具7を
有するとともに接続部6に接続する被接続部8を有す
る。実施例の器具本体2はランプ32を装着するランプ
ソケット,安定器その他の点灯部品(図示せず)を有す
るとともに器具本体2の中央に穴部33を設け、この穴
部33を塞ぐように係止具7を配置し、ねじ挿通孔90
を通して穴部33の周辺の取付孔48に取付ねじ34に
より係止具7を取付けている。係止具7は中央に取付具
1に嵌合する嵌合筒部47を有し、嵌合筒部47の相対
向面に係止部突出穴35を形成し、係止部突出穴35の
嵌合筒部47の外側に係止部31を摺動自在に収納する
収納空間36を形成し、収納空間36の下面開口を開口
部38のあるカバー37で閉じている。係止部31は先
端が係止段部5の周面に沿う円弧凹状に形成され、上面
にガイドテーパ42を有するとともに、下面に操作レバ
ー39を突設し、後端にスプリング凹部40を形成した
ものである。この係止部31は収納空間36内に収納さ
れて、係止部31の先端が突出穴35から突出するとと
もに、操作レバー39が開口部38から露出し、さらに
スプリング凹部40にばね41の一端が係止しその他端
が収納空間36の内壁面に係止して、係止部31を先端
が開口部38内に突出するように付勢している。また被
接続部8は器具本体2の安定器,スイッチ(図示せず)
等に接続されたコード44の先端部に設けたコネクタを
実施例とし、取付具1の露出部26を通して取付具1内
に挿入し、接続部6に接続する。
【0021】したがって、器具本体2を持ち上げて係止
具7の嵌合筒部47を取付具1に嵌合するとき係止部3
1のテーパガイド42が取付具1の縁部に当接しガイド
されてばね41に抗して後退して嵌合筒部47が取付具
1に嵌合し、係止部31の先端が係止段部5上に位置す
るとばね41により突出して係止部31が係止し、図2
の左側の状態になる。このとき、係止部31は取付具1
が略円盤状であるため、器具本体2を周方向に回動する
ことができ、器具本体2を天井49に対して任意の回動
位置に回動することができる。また器具本体2より引出
した被接続部8を露出部26を通して接続部6に接続す
ると器具本体2が電気的に接続される。一方、器具本体
2を外す場合には、まず被接続部8を接続部6から外
し、ついで操作レバー39を引いて係止部31を係止段
部5から外す。
【0022】なお、図2の右側の接続は引掛シーリング
3が取付具1よりも小さい形状の場合であり、取付具1
の上面を係止段部5′として、係止具7を係止した状態
を示している。この場合、図2の左右の取付状態から明
らかなように器具本体2の取付高さは同じになる。また
図9はこの実施例を適用した照明器具の外観を示し、器
具本体2に透光カバー45を装着した状態を示してい
る。
【0023】この実施例によれば、係止段部5が略円盤
形の取付具1の外周縁部に形成されているため、器具本
体2の係止具7を取付具1の円周上任意の位置に係合で
き、しかも係合状態で円周方向に摺動できるので器具本
体2を取付後も回動することができ、したがって天井4
9に合わせて照明器具の位置を決めることができる。ま
た係止段部5′を取付具1の上面の外周縁部に形成した
ため、2段の係止段部5,5′にしても取付具1を薄型
化でき、器具本体2そのものも薄型化することができ
る。1段の係止段部5を取付具1の上面に形成しても同
効果がある。
【0024】さらに接続部6が栓刃4に設けられたコネ
クタ受けであり、被接続部8を器具本体2より引き出し
たコード44の先端のコネクタとしたため、器具本体2
の取付時に器具本体2とランプ32との間にコード44
が入り込む等がなく、またランプ装着のじゃまにならな
いので作業性が良好になる。また係止段部5に係止する
係止具7の係止部31の先端を係止段部5の周面に沿っ
た円弧凹状としたため、係止部31の先端が直線状であ
る場合と比べて同じ幅でも係合距離を長くとれるので保
持力が大きくなる。
【0025】また取付具1は、有天円筒形の本体13の
開口より栓刃4等の部品を組み込むようにしたため組立
容易になり、栓刃4が本体13の天部14の裏面側に取
付けられているため栓刃4の荷重が栓刃固定部にかから
ず天部14に直接かかり、さらに接続部6が栓刃4に一
体に形成されているため、部品点数が削減でき組立性が
向上する。この点、従来は、取付具の組立において栓刃
を本体の外面に取付け、電気接続部は本体内に配置し、
両者を本体外壁を介して電気的に接続していたため、本
体に部品を組み込む場合、内外両方から部品を供給する
必要があり、組立性が悪かった。また電気接続部を2部
品で構成し、組立時にかしめ等で結合するため組立性が
悪く、また部品点数が多くなる問題があった。さらに天
井に器具本体を取付けた時に栓刃の本体固定部に直接器
具重量が加わるため、取付けを強固にする必要があり、
ねじ止めであれば固定本数を多くする等の必要があっ
た。
【0026】また、ロック釦19を付勢するばね20を
絶縁カバー24の挿入穴28に挿通するようにしたた
め、本体13にロック釦19,およびロック解除釦22
を組立後絶縁カバー24を被せ、挿入穴28からばね2
0を挿入し、金属板25を付けることにより圧縮される
が、ばね20はロック釦19と絶縁カバー24によって
位置決めされるので、傾きおよひ倒れがなく組立しやす
い。すなわち、ばね20は組立時自立しにくいが挿入穴
28に通すことにより容易に自立でき、組立容易にな
る。
【0027】さらに取付具1の下面に金属板25を設け
たため、ランプ最冷点に金属板25が位置するととも
に、樹脂製の絶縁カバー24が割れたときの補助とな
る。この発明の第2の実施例を図10に示す。すなわ
ち、この照明器具取付装置は、第1の実施例において、
取付具1の栓刃4の基端部に接続部6のコネクタ受けと
してT字状の端子を形成したものである。この実施例に
よれば、接続部6を形成する端子が左右同形状となるの
で部品を共用化できる。
【0028】この発明の第3の実施例を図11および図
12に示す。すなわち、この照明器具取付装置は、第1
の実施例において、取付具1の係止段部5にC状のリン
グ46を着脱可能に取付けたものである。この実施例に
よれば、図2の右側に示すように引掛シーリング3が取
付具1より小さい場合に係止段部5に係止部31を誤係
止するのを防止するとともに、係止段部31の傷付を防
止できる。
【0029】この発明の第4の実施例を図13および図
14に示す。すなわち、この照明器具取付装置は、第1
の実施例において、取付具1の下面91をランプ32に
合わせて凹曲面に形成し、反射板の機能をもたせたもの
である。この実施例によれば、取付具1の反射板の機能
により下面照度を増大することができ器具効率の向上に
寄与する。
【0030】この発明の第5の実施例を図15ないし図
18に示す。すなわち、この照明器具取付装置は、第1
の実施例において、接続部6が栓刃4にインターロック
スイッチ60を介して接続されたコネクタであり、イン
ターロックスイッチ60はロック釦嵌合用凹部に嵌合し
たときオンとなるようにロック釦19に連動している。
図17は配線を示し、61は商用電源の電源線、62は
接続部6のリード線であり、スイッチ60は栓刃4と接
続部6との間に直列に接続されている。このインターロ
ックスイッチ60は、図18に示すように、ロック釦1
9がばね20によりロック釦嵌合凹部に嵌合した状態に
突出したとき栓刃4に接触する導体部63を一方のロッ
ク釦19の後端部に設け、ロック釦19がばね20に抗
して後退している状態では導体部63が栓刃4から離れ
るように構成し、導体部63にリード線62の一方を接
続している。
【0031】取付具1の取付前はばね20によりロック
釦19が突出しているためインターロックスイッチ60
はオンになっているが、栓刃4が受け刃に係合するとき
はロック釦19が引掛シーリング3の表面に押されて取
付具1内に引込むので図18(a)のようにインターロ
ックスイッチ60はオフとなる。すなわち、栓刃4が受
け刃に完全に引掛けられたときロック釦19はロック釦
嵌合用凹部に完全に嵌合するのでインターロックスイッ
チ60は図18(b)のようにオンとなるが、栓刃4が
不完全に係止したときはロック釦19は引掛シーリング
3の表面に押されたままのため取付具1内に引き込んだ
状態となるので、インターロックスイッチ60は図18
(a)のようにオフとなり、取付具1に器具本体2を取
付けてもランプ32は点灯しない。
【0032】したがって、取付具1が完全に取付けられ
たか否かの判断は器具本体2のランプ32が点灯するか
否かで容易に判断することができる。このため、取付具
1が不完全状態のまま使用されることがないので、器具
落下の危険性がない。またインターロックスイッチ60
が簡単な構成のため、薄型の取付具1に適用することが
できる。
【0033】この発明の第6の実施例を図19に示す。
すなわち、この照明器具取付装置は、インターロックス
イッチ60の他の実施例を示すもので、栓刃4の基端部
の近傍の取付具1に先端が栓刃4と接離可能に対向する
導電ばね64の基端部を取付け、ロック釦19の突出時
に導電ばね64の先端を押圧する押圧部65をロック釦
19に設け、導電ばね64にリード線62を接続してお
り、その動作は第5の実施例と同様である。
【0034】この発明の第7の実施例を図20に示す。
すなわち、この照明器具取付装置は、インターロックス
イッチ60にマイクロスイッチを用いたもので、ロック
釦19の押圧部65でインターロックスイッチ60を操
作するものである。インターロックスイッチ60の常開
接点にリード線62を接続し、コモン接点をリード線6
6を介して栓刃4に接続している。その他は第6の実施
例と同様である。
【0035】この発明の第8の実施例を図21ないし図
26に示す。すなわち、この照明器具取付装置は、第1
の実施例において、係止具7の係止面67の先端に突起
68を有し、係止面67の先端よりも先端が後退するよ
うに突起68に係合する位置決め切欠69を先端に形成
して係止面67に付着された補強板70を有し、この補
強板70が係止段部5に係止する。70は係止具7の裏
板71、72はその取付ねじ72である。
【0036】図21および図22において、73は反射
板、74はランプ支持ばね、75はランプホルダ、76
はセードである。また図26の左側は器具本体2の係止
具7の嵌合筒部34を取付具1に嵌合した状態でばね4
1は圧縮されており、係止部31の先端は取付具1の外
周面を摺動するが、補強板70は突起68よりも後退し
た位置にあり接触していない。図23および図26の右
側は係止部31の補強板70が係止段部5に係止した状
態である。補強板70が係止段部5に係止することによ
り、器具重量は補強板70に直接加わり係止部31への
応力が分散される。
【0037】この実施例によれば、係止部31の先端が
取付具1を摺動し補強板70が接触することがなく、し
かも突起68に切欠69が係合することにより補強板7
0の位置決めが確実であるので、補強板70にばりや寸
法的な誤差を生じても補強板70が引っ掛かることがな
く器具本体2の挿入が容易になるとともに、突起68を
係止具7に設けることにより係止部31の強度が向上す
る。
【0038】
【発明の効果】請求項1の照明器具取付装置によれば、
係止段部が略円盤形の取付具の外周縁部に形成されてい
るため、器具本体の係止具を取付具の円周上任意の位置
に係合でき、しかも係合状態で円周方向に摺動できるの
で器具本体を取付後も回動することができ、したがって
天井に合わせて照明器具の位置を決めることができると
いう効果がある。
【0039】請求項2の照明器具取付装置によれば、請
求項1において、前記係止段部を前記取付具の上面の外
周縁部としたため、請求項1の効果のほか、取付具を薄
型化でき、器具本体そのものも薄型化することができ
る。請求項3の照明器具取付装置によれば、請求項1ま
たは請求項2において、前記接続部が前記栓刃に設けら
れたコネクタ受けであり、前記被接続部を前記器具本体
より引き出したコードの先端のコネクタとしたため、請
求項1または請求項2の効果のほか、器具本体の取付時
に器具本体とランプとの間にコードが入り込む等がな
く、またランプ装着のじゃまにならないので作業性が良
好になる。
【0040】請求項4の照明器具取付装置によれば、請
求項3において、前記接続部が前記栓刃に一体に形成さ
れているため、請求項3の効果のほか、部品点数が削減
でき、組立性が向上する。請求項5の照明器具取付装置
によれば、請求項3において、前記コネクタ受けは前記
栓刃にインターロックスイッチを介して接続され、前記
インターロックスイッチは前記ロック釦が前記ロック釦
嵌合用凹部に嵌合したときオンとなるように前記ロック
釦に連動したため、請求項3の効果のほか、取付具の取
付状態が不完全なときはインターロックスイッチがオフ
となり、取付具に取付けた器具本体のランプが点灯しな
いので取付具の不完全取付状態であることの判断が容易
にわかる。
【0041】請求項6の照明器具取付装置によれば、請
求項1,請求項2または請求項3において、前記係止段
部に係止する前記係止具の係止部の先端を前記係止段部
の周面に沿った円弧凹状としたため、請求項1,請求項
2または請求項3の効果を有するほか、係止部の先端が
直線状である場合と比べて同じ幅でも係合距離を長くと
れるので保持力が大きくなる。
【0042】請求項7の照明器具取付装置によれば、請
求項1において、前記取付具は、天部に栓刃挿通孔およ
びロック釦挿通孔を有する有天円筒形の本体と、この本
体の天部の裏面に基端部が取付けられて前記栓刃挿通孔
より突出した栓刃と、前記本体内に設けられて前記ロッ
ク釦挿通孔より出没自在に突出させて前記ロック釦嵌合
用凹部に嵌合するロック釦と、前記本体内に設けられて
前記ロック釦を突出状態に付勢するばねと、前記本体内
に設けられて前記ロック釦をばねに抗して後退させるロ
ック解除釦と、前記本体の前記天部と反対側の開口を塞
いで前記ばねを支持するとともに前記ロック解除釦露出
部および前記接続部露出部を形成した支持板とを有する
ため、請求項1の効果のほか、取付具の開口のみから部
品を組み込むことができるので組立容易になる。
【0043】請求項8の照明器具取付装置によれば、請
求項1において、前記係止具の係止面の先端に突起を有
し、前記係止面の先端よりも先端が後退するように前記
突起に係合する位置決め切欠を先端に形成して前記係止
面に付着された補強板を有するため、請求項1の効果の
ほか、係止部の先端が取付具を摺動し補強板が接触する
ことがなく、しかも突起に切欠が係合することにより補
強板の位置決めが確実であるので、補強板にばりや寸法
的な誤差を生じても補強板が引っ掛かることがなく器具
本体の挿入が容易になるとともに、突起を係止具に設け
ることにより係止部の強度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の要部分解斜視図であ
る。
【図2】器具取付状態の部分断面図である。
【図3】取付具および係止具の分解斜視図である。
【図4】取付具の斜視図である。
【図5】取付具の分解斜視図である。
【図6】取付具の断面図である。
【図7】取付具のロック釦を示す部分断面図である。
【図8】係止具の斜視図である。
【図9】照明器具の外観斜視図である。
【図10】第2の実施例の栓刃の斜視図である。
【図11】第3の実施例の取付具の斜視図である。
【図12】そのC字状リングの斜視図である。
【図13】第4の実施例の取付具の側面図である。
【図14】その斜視図である。
【図15】第5の実施例の斜視図である。
【図16】その取付具の不完全取付状態(a)および完
全取付状態(b)の外観斜視図である。
【図17】その配線図である。
【図18】スイッチ部分の不完全取付状態(a)および
完全取付状態(b)の要部斜視図である。
【図19】第6の実施例の不完全取付状態(a)および
完全取付状態(b)の要部斜視図である。
【図20】第7の実施例の不完全取付状態(a)および
完全取付状態(b)の要部斜視図である。
【図21】第8の実施例の分解斜視図である。
【図22】その断面図である。
【図23】その部分拡大図である。
【図24】係止部の分解斜視図である。
【図25】係止部の斜視図である。
【図26】係止部の係止前の状態(左側)および係止状
態(右側)の部分断面図である。
【符号の説明】
1 取付具 2 器具本体 3 引掛シーリング 4 栓刃 5 係止段部 6 接続部 7 係止具 8 被接続部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三上 博幸 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 野瀬 久吉 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 河地 秀治 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 吉成 隆志 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 福島 嘉憲 大阪府東大阪市吉田下島1番55号 朝日 ナショナル照明株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−212276(JP,A) 特開 平5−159615(JP,A) 実開 平4−116309(JP,U) 実開 平4−69813(JP,U) 実開 昭52−130577(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F21V 21/02 101

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引掛シーリングに引っ掛ける栓刃を上面
    に有する略円盤形であって外周縁部の略全周に係止段部
    を有するとともに前記栓刃に接続された接続部を内部
    有し、さらに前記引掛シーリングのロック釦嵌合用凹部
    に嵌合するロック釦を突出付勢した取付具と、この取付
    具の前記係止段部の周方向に摺動自在でしかも係脱可能
    に係止する係止具を有するとともに前記接続部に接続す
    る被接続部を有する器具本体とを備え、前記取付具は前
    記取付具の下面に凹部を形成し、前記凹部の内側面より
    前記凹部内に前記ロック釦の解除釦を突設し、前記接続
    部を露出する接続部露出部を前記取付具の下面に設けた
    ことを特徴とする照明器具取付装置。
  2. 【請求項2】 前記係止段部は、前記取付具の上面の外
    周縁部である請求項1記載の照明器具取付装置。
  3. 【請求項3】 前記接続部は、前記栓刃に設けられたコ
    ネクタ受けであり、前記被接続部は前記器具本体より引
    き出したコードの先端のコネクタである請求項1または
    請求項2記載の照明器具取付装置。
  4. 【請求項4】 前記接続部は前記栓刃に一体に形成され
    ている請求項3記載の照明器具取付装置。
  5. 【請求項5】記コネクタ受けは前記栓刃にインター
    ロックスイッチを介して接続され、前記インターロック
    スイッチは前記ロック釦が前記ロック釦嵌合用凹部に嵌
    合したときオンとなるように前記ロック釦に連動してい
    る請求項3記載の照明器具取付装置。
  6. 【請求項6】 前記係止具は、前記係止段部に係止する
    係止部の先端が前記係止段部の周面に沿った円弧凹状で
    ある請求項1,請求項2または請求項3記載の照明器具
    取付装置。
  7. 【請求項7】記取付具は、天部に栓刃挿通孔および
    ロック釦挿通孔を有する有天円筒形の本体と、この本体
    の天部の裏面に基端部が取付けられて前記栓刃挿通孔よ
    り突出した栓刃と、前記本体内に設けられて前記ロック
    釦挿通孔より出没自在に突出させて前記ロック釦嵌合用
    凹部に嵌合するロック釦と、前記本体内に設けられて前
    記ロック釦を突出状態に付勢するばねと、前記本体内に
    設けられて前記ロック釦をばねに抗して後退させるロッ
    ク解除釦と、前記本体の前記天部と反対側の開口を塞い
    で前記ばねを支持するとともに前記ロック解除釦露出部
    および前記接続部露出部を形成した支持板とを有する請
    求項1記載の照明器具取付装置。
  8. 【請求項8】 前記係止具の係止面の先端に突起を有
    し、前記係止面の先端よりも先端が後退するように前記
    突起に係合する位置決め切欠を先端に形成して前記係止
    面に付着された補強板を有する請求項1記載の照明器具
    取付装置。
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