JPH07320525A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

Info

Publication number
JPH07320525A
JPH07320525A JP17731894A JP17731894A JPH07320525A JP H07320525 A JPH07320525 A JP H07320525A JP 17731894 A JP17731894 A JP 17731894A JP 17731894 A JP17731894 A JP 17731894A JP H07320525 A JPH07320525 A JP H07320525A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting adapter
spacer
engagement
receiving portion
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17731894A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Komai
亮一 駒井
Keiichi Shimizu
圭一 清水
Koji Amada
宏二 天田
Akihiro Sato
彰弘 佐藤
Tsuneo Mogi
恒男 茂木
Masashi Hosoya
正史 細谷
Kiyoshi Arai
清 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Toshiba Electric Appliances Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Toshiba Electric Appliances Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp, Toshiba Electric Appliances Co Ltd filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP17731894A priority Critical patent/JPH07320525A/ja
Publication of JPH07320525A publication Critical patent/JPH07320525A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 器具本体14の開口部25に臨んで、係止爪部を
形成した係止体33を弾性的に進退可能に設ける。筒状の
スペーサ13を係合した取付アダプタ12を、引掛シーリン
グ6に装着し、下側から器具本体14を押し上げて、開口
部25に取付アダプタ12を挿入する。係止爪部が、スペー
サ13の上面に形成した第2の係合受部55に係合し、器具
本体14を保持する。天井面Aからの突出寸法が小さい埋
込型の引掛シーリングを用いる場合には、スペーサ13を
外した取付アダプタ12を用い、器具本体14の係止爪部
を、取付アダプタ12に形成した第1の係合受部46に係合
する。 【効果】 器具本体14を容易かつ確実に着脱できる。各
種の引掛シーリング6に対応して器具本体14の高さ位置
を調整できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、引掛シーリン
グを用いて天井面に直付設置される照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、図46に示す各種の引掛
シーリングが用いられている。
【0003】そして、図46(a)に示す引掛シーリン
グ1は、一部を天井面に埋め込んだ状態で設置されるも
ので、略円柱状をなし、下面に一対の円弧状をなす接続
孔2が形成されている。そして、各接続孔2の内側に
は、それぞれ電源線に接続された接続金具が配設されて
いる。また、この引掛シーリング1の両側部には、略L
字状をなす引掛爪4が設けられ、例えば5kg以上の重量
のある照明器具などを係合保持できるようになってい
る。
【0004】また、図46(b)に示す引掛シーリング
5は、天井面の下面に設置されるもので、図46(a)
に示す引掛シーリング1よりも、径寸法が小さく、か
つ、天井面からの突出寸法が大きい円柱状に形成されて
いる。
【0005】さらに、図46(c)に示す引掛シーリン
グ6は、略直方体状をなし、図6(b)に示す引掛シー
リング5とほぼ同じ外径寸法および天井面からの突出寸
法を有している。
【0006】また、図46(b)および(c)に示す引
掛シーリング5,6には、引掛爪4が設けられていない
ため、重量のある照明器具などを係合保持する際には、
引掛シーリング5,6の周囲に、引掛爪4を形成した環
状をなす引掛金具を取り付けるようになっている。
【0007】そして、このように、引掛シーリング1,
5,6には種々の突出寸法を有した形式があるため、各
引掛シーリング1,5,6を用いて照明器具を天井面に
直付け設置する場合には、それぞれの引掛シーリング
1,5,6に合わせて照明器具の器具本体の高さ位置を
種々に調整する必要がある。
【0008】この点に関して、例えば、特開平4−21
2276号公報に記載された照明器具が知られている。
この照明器具は、天井面に設置された引掛シーリングに
装着される取付アダプタを有し、この取付アダプタの周
面に、上下に対をなす複数の係止孔が形成されている。
【0009】また、器具本体には、弾性的に付勢されて
突出し、取付アダプタの上下の係止孔に係合可能な係止
体が設けられている。
【0010】そこで、引掛シーリングに取付アダプタを
装着した状態で、器具本体の係止体を取付アダプタのい
ずれかの係止孔に選択的に係合することにより、器具本
体の高さ位置が調整された状態で、天井面に取り付けら
れるようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、取付アダプタの周面に、上下に対をなす
複数の係止孔を形成する必要などがある。そこで、取付
アダプタの高さ寸法が大きくなるとともに構造が複雑に
なり、成形時にスライド型などを有する金型が必要にな
るなどして、製造コストが上昇するとの問題を有してい
る。
【0012】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、照明器具を容易に装着できるとともに、引掛シー
リングの突出寸法に合わせて照明器具の器具本体の位置
を調整できる照明器具を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の照明器具
は、引掛シーリングを用いて器具取付面に設置されるラ
ンプおよび点灯装置を備えた照明器具であって、開口部
およびこの開口部に臨んで設けられた係合手段を有した
器具本体と、前記引掛シーリングに機械的および電気的
に接続されるとともに、前記係合手段が係合される第1
の係合受部が設けられた取付アダプタと、この取付アダ
プタの第1の係合受部に着脱可能に装着され、この第1
の係合受部とは異なる位置で前記係合手段が係合される
第2の係合受部が設けられたスペーサとを具備したもの
である。
【0014】請求項2記載の照明器具は、請求項1記載
の照明器具において、第1の係合受部の係合位置と第2
の係合受部の係合位置との離間寸法は、器具取付面から
の突出寸法の異なる複数の引掛シーリングの前記突出寸
法の寸法差にほぼ等しく設定されたものである。
【0015】請求項3記載の照明器具は、請求項1また
は2記載の照明器具において、取付アダプタには、略円
環状をなす第1の係合受部が形成され、スペーサには、
略円環状をなす第2の係合受部が形成されたものであ
る。
【0016】請求項4記載の照明器具は、請求項1ない
し3いずれか一記載の照明器具において、スペーサは、
器具取付面からの突出寸法の小さい引掛シーリングに当
接し、この引掛シーリングと取付アダプタとの係合が阻
止されるものである。
【0017】請求項5記載の照明器具は、請求項1ない
し4いずれか一記載の照明器具において、スペーサは、
取付アダプタの第1の係合受部にそれぞれ着脱可能に係
合する第1の取付部と第2の取付部とが形成されている
とともに、前記第1の取付部を前記第1の係合受部に係
合した状態で引掛シーリングの係合手段が係合される第
2の係合受部と、前記第2の取付部を前記第1の係合受
部に係合した状態で前記第2の係合受部とは異なる位置
で前記引掛シーリングの係合手段が係合される第3の係
合受部とが形成されたものである。
【0018】請求項6記載の照明器具は、請求項1ない
し5いずれか一記載の照明器具において、器具本体の係
合手段は、弾性的に付勢されて突出する係合体を有し、
この係合体の先端部には、取付アダプタおよびスペーサ
の周面に摺接し、かつ、これら取付アダプタおよびスペ
ーサ間の間隙の幅寸法よりも大きい寸法を有する案内面
部が設けられたものである。
【0019】請求項7記載の照明器具は、請求項1ない
し6いずれか一記載の照明器具において、取付アダプタ
からは、点灯装置に接続される給電用のリード線が導出
されているとともに、この取付アダプタには、前記リー
ド線の先端部が着脱可能に係合保持される仮保持部が設
けられたものである。
【0020】
【作用】請求項1記載の照明器具では、引掛シーリング
に取付アダプタを機械的および電気的に接続した状態
で、器具本体の係合手段を取付アダプタの第1の係合受
部に係合することにより、器具本体が器具取付面に設置
される。また、引掛シーリングにスペーサを装着した取
付アダプタを機械的および電気的に接続した状態で、器
具本体の係合手段を取付アダプタの第1の係合受部に装
着されたスペーサの第2の係合受部に係合することによ
り、器具本体がスペーサを用いなかった場合とは異なる
位置に設置される。
【0021】請求項2記載の照明器具では、請求項1記
載の作用に加え、第1の係合受部の係合位置と第2の係
合受部の係合位置との離間寸法は、器具取付面からの突
出寸法の異なる複数の引掛シーリングの突出寸法の寸法
差にほぼ等しく設定されたので、取付アダプタからスペ
ーサを着脱することにより、異なる突出寸法を有する2
種類の引掛シーリング用いた場合にも、それぞれ適切な
位置に器具本体が設置される。
【0022】請求項3記載の照明器具では、請求項1ま
たは2記載の作用に加え、取付アダプタには、略円環状
をなす第1の係合受部が形成され、スペーサには、略円
環状をなす第2の係合受部が形成されたので、器具本体
の取付方向の自由度が高まる。
【0023】請求項4記載の照明器具では、請求項1ま
たは3いずれか一記載の作用に加え、スペーサは、器具
取付面からの突出寸法の小さい引掛シーリングに当接
し、この引掛シーリングと取付アダプタとの係合が阻止
されるので、突出寸法の小さい引掛シーリングを用いる
場合にスペーサを誤装着することが防止される。
【0024】請求項5記載の照明器具では、請求項1な
いし4いずれか一記載の作用に加え、スペーサには、取
付アダプタの第1の係合受部にそれぞれ着脱可能に係合
する第1の取付部と第2の取付部とが形成されている。
そして、このスペーサを取り外した状態で、第1の係合
受部に引掛シーリングの係合手段が係合され、このスペ
ーサの第1の取付部を第1の係合受部に係合した状態
で、第2の係合受部に引掛シーリングの係合手段が係合
され、このスペーサの第2の取付部を第1の係合受部に
係合した状態で、第3の係合受部に引掛シーリングの係
合手段が係合される。このようにして、各種の引掛シー
リングを用いた場合に、係合手段の係合位置が3段階に
調整される。
【0025】請求項6記載の照明器具では、請求項1な
いし5いずれか一記載の作用に加え、器具本体の係合手
段は、弾性的に付勢されて突出する係合体を有し、この
係合体の先端部には、取付アダプタおよびスペーサの周
面に摺接し、かつ、これら取付アダプタおよびスペーサ
間の間隙の幅寸法よりも大きい寸法を有する案内面部が
設けられたので、取付アダプタに装着されたスペーサの
係合受部に器具本体の係合体を装着する際に、取付アダ
プタおよびスペーサ間の間隙に、係合体が引っ掛かるこ
とがなく、設置作業が円滑になる。
【0026】請求項7記載の照明器具では、請求項1な
いし6いずれか一記載の作用に加え、取付アダプタから
は、給電用のリード線が導出されており、このリード線
を点灯装置に接続することにより、取付アダプタを介し
て点灯装置に電力が供給される。また、器具本体を取付
アダプタに装着する際には、この取付アダプタに設けた
仮保持部にリード線の先端部を係合保持することによ
り、リード線が所定位置に保持され、器具本体の開口部
と取付アダプタとの間などにリード線が挟まることが防
止される。
【0027】
【実施例】以下、本発明の照明器具の一実施例の構成を
図面を参照して説明する。
【0028】図1および図2において、11は天井直付け
型の照明器具で、この照明器具11は、器具取付面として
の天井面Aに設置された引掛シーリング6を用いて、こ
の天井面Aに直付け設置されるようになっている。
【0029】そして、この照明器具11は、引掛シーリン
グ6に着脱可能に装着される取付アダプタ12と、この取
付アダプタ12に着脱自在に装着されるスペーサ13と、こ
れら取付アダプタ12およびスペーサ13に着脱可能に装着
される器具本体14となどから構成されている。
【0030】また、器具本体14は、平面略矩形状の天板
15を有し、この天板15の周縁部から下方に向かって枠部
16が突設されている。そして、この天板15の下面の両端
部には、枠部16の内側に沿って、それぞれ細長板状のソ
ケット台17が取り付けられている。さらに、各ソケット
台17には、それぞれ長手方向に沿って所定間隔でランプ
ソケット18が取り付けられ、相対向するランプソケット
18間にそれぞれ図示しない直管型の蛍光ランプを装着す
るようになっている。
【0031】さらに、器具本体14の天板15の下面には、
両端のソケット台17間を連結するようにして、細長箱状
をなす点灯装置21が装着されている。そして、この点灯
装置21は、インバータ点灯回路などを内蔵し、図示しな
いコネクタにより両端のソケット台17に電気的に接続さ
れている。
【0032】また、器具本体14の天板15の下面には、一
方のソケット台17に連結されて、制御ユニット22が装着
されている。そして、この制御ユニット22は、プルスイ
ッチ、リモコンスイッチなどの制御方式のうちのいずれ
かの制御方式に対応したユニットが内蔵されている。さ
らに、この制御ユニット22の一端部には、ソケット台17
に接続される図示しないコネクタが設けられているとと
もに、この制御ユニット22からは、電源接続線23が導出
され、この電源接続線23の先端部に、コネクタ24が設け
られている。
【0033】そして、この器具本体14の天板15の中央部
には、円孔状をなす開口部25が形成されているととも
に、この開口部25に臨んで、相対向する一対の係合手段
28が設けられている。また、各係合手段28は、開口部25
の周縁部の天板15を上側に凹設してなる取付凹部30に固
定された略箱状のケース体31を有し、このケース体31
に、それぞれ係止体33が嵌合されている。そして、この
係止体33は、開口部25の径方向に進退自在に支持されて
いるとともに、ケース体31に収納された図示しない弾性
体としてのコイルばねにより、開口部25の中心に向かっ
て弾性的に付勢されている。また、この係止体33の先端
部には、上面を内側下方に向かって傾斜した傾斜面とす
るとともに下面を水平な係止面とした係止爪部36が形成
されている。さらに、この係止体33の外側の端部近傍の
下面側からは、係合解除手段としての板状の操作部37が
下方に向かって一体または別体に突設されている。
【0034】そして、この係止体33は、自然状態におい
て、係止爪部36が開口部25の内側に突出した状態になっ
ている。また、操作部37を外側に押動することにより、
コイルばねの付勢力に抗して外側に移動されるようにな
っている。
【0035】また、図1ないし図3に示すように、取付
アダプタ12には、略円柱状をなすアダプタ本体41と、こ
のアダプタ本体41の上面から突設された略直方体状の充
電基部42とが形成されている。そして、この充電基部42
の上面からは、断面略L字状をなす一対の充電金具43が
突設されており、これら充電金具43を引掛シーリング6
の接続孔2に挿入して回動することにより、充電基部42
の上面が引掛シーリング6の下面に当接した状態で、こ
れら充電金具43が引掛シーリング6内部の接続金具に電
気的および機械的に接続されるようになっている。ま
た、このアダプタ本体41の下面には、充電金具43に電気
的に接続された図示しない給電金具を有する給電部44が
形成されており、器具本体14の制御ユニット22から導出
された電源接続線23の先端のコネクタ24が着脱自在に接
続されるようになっている。
【0036】さらに、この取付アダプタ12のアダプタ本
体41の上面の充電基部42の周囲の部分が、水平な環状を
なす第1の係合受部46になっている。また、アダプタ本
体41の下側の角部は、滑らかな曲面状に形成されてい
る。
【0037】また、スペーサ13は、円筒状をなす筒状部
51を有しているとともに、この筒状部51の上面が、円板
状をなす上板部52により覆われている。そして、筒状部
51の外径寸法は、取付アダプタ12のアダプタ本体41の外
径寸法とほぼ等しく、筒状部51の高さ寸法は、充電基部
42の突出寸法と同じかやや大きくなっている。また、こ
の筒状部51の下側部が、取付アダプタ12の第1の係合受
部46に係合する取付部53になっている。さらに、上板部
52の上面の周縁部近傍が、水平な環状をなす第2の係合
受部55になっているとともに、この上板部52の中央部近
傍には、充電基部42が嵌合する嵌合孔56が形成されてい
る。そこで、このスペーサ13を取付アダプタ12に上側か
ら装着すると、上側の充電金具43および下側の給電部44
を除いて、このスペーサ13が取付アダプタ12を覆うよう
になり、取付アダプタ12の第1の係合受部46より高い位
置に第2の係合受部55を位置させるようになっている。
さらに、この状態で、全体が略円柱状をなし、外周面が
面一になるようになっている。
【0038】次に、本実施例の照明器具11の取り付け動
作を説明する。
【0039】まず、図46(c)に示す角型の引掛シー
リング6、すなわち、外径寸法が小さく天井面Aからの
突出寸法が大きい引掛シーリング6が天井面Aに設置さ
れている場合には、図4に示すように、スペーサ13を装
着した取付アダプタ12を用い、この取付アダプタ12を引
掛シーリング6に電気的および機械的に装着する。
【0040】そして、器具本体14を押し上げ、この器具
本体14の開口部25に取付アダプタ12を挿入する。する
と、この器具本体14に設けた係合手段28の係止体33の係
止爪部36が、取付アダプタ12のアダプタ本体41の下端の
曲面に摺接し、コイルばねの付勢力に抗してこの係止体
33を外側に後退させる。そして、さらに器具本体14を押
し上げ、係止爪部36が取付アダプタ12のアダプタ本体41
およびスペーサ13の筒状部51を通過すると、コイルばね
の付勢力により係止体33が内側に突出する。
【0041】この状態で、器具本体14の係止爪部36が、
スペーサ13の第2の係合受部55の上面に当接して係合
し、器具本体14が取付アダプタ12、スペーサ13および引
掛シーリング6を介して支持され、天井面Aに直付け設
置される。
【0042】そして、器具本体14の制御ユニット22から
導出された電源接続線23の先端のコネクタ24を、取付ア
ダプタ12の給電部44に接続することにより、電気的な接
続作業が完了し、照明器具11の設置作業が完了する。
【0043】一方、器具本体14を取り外す際には、天板
15の下面に突出した各係止体33の操作部37をそれぞれ外
側に押圧する。すると、この係止体33がばね47の付勢力
に抗して外側に押動され、係止爪部36と第2の係合受部
55との係合が解除された状態で、器具本体14を下方に取
り外せるようになっている。
【0044】なお、図46(b)に示す円柱状の引掛シ
ーリング5が天井面Aに設置されている場合にも、上記
の図4に示す実施例と同様に、スペーサ13を装着した取
付アダプタ12を用いる。
【0045】また、図46(a)に示す埋込型の引掛シ
ーリング1、すなわち径寸法が大きく天井面からの突出
寸法が小さい引掛シーリング1が天井面Aに設置されて
いる場合には、この引掛シーリング1に取付アダプタ12
を装置すると、図4に示す引掛シーリング6を用いた場
合よりも、取付アダプタ12が天井面Aに近接し、すなわ
ち、取付アダプタ12の取付位置が高くなる。そこで、こ
の埋込型の引掛シーリング1を用いた場合にも、器具本
体14の天井面Aからの離間寸法を一定にするためには、
器具本体14の係止体33を引掛シーリング1の下面に対し
て低い位置で保持する必要がある。そこで、この場合に
は、図5に示すように、スペーサ13を装着していない取
付アダプタ12を用い、この取付アダプタ12を引掛シーリ
ング6に電気的および機械的に装着する。
【0046】そして、器具本体14を押し上げ、この器具
本体14の開口部25に取付アダプタ12を挿入する。する
と、この器具本体14に設けた係合手段28の係止体33の係
止爪部36が、取付アダプタ12のアダプタ本体41の下端の
曲面に摺接し、コイルばねの付勢力に抗してこの係止体
33を外側に後退させる。そして、さらに器具本体14を押
し上げ、係止爪部36がアダプタ本体41を通過すると、コ
イルばねの付勢力により係止体33が内側に突出する。
【0047】この状態で、器具本体14の係止爪部36が、
取付アダプタ12の第1の係合受部46の上面に当接して係
合し、器具本体14が取付アダプタ12および引掛シーリン
グ6を介して支持され、天井面Aに直付け設置される。
【0048】そして、器具本体14の制御ユニット22から
導出された電源接続線23の先端のコネクタ24を、取付ア
ダプタ12の給電部44に接続することにより、電気的な接
続作業が完了し、照明器具11の設置作業が完了する。
【0049】このように、本実施例の照明器具11によれ
ば、引掛シーリング6に、必要に応じてスペーサ13を装
着した取付アダプタ12を接続した状態で、器具本体14を
天井面A方向に押し上げて、係止体33の係止爪部36を取
付アダプタ12の第1の係合受部46あるいはスペーサ13の
第2の係合受部55に係合することにより、器具本体14を
天井面Aに容易に設置することができる。
【0050】そして、取付アダプタ12に、器具本体14に
設けた係合手段28の係止体33の係止爪部36を係合する第
1の係合受部46を設けるとともに、この第1の係合受部
46に着脱自在に係合されるスペーサ13に第2の係合受部
55を設けたため、このスペーサ13を着脱することによ
り、器具本体14の係止爪部36が係合保持される高さ位置
を容易に変更することができる。
【0051】そこで、例えば、角型や、丸形の引掛シー
リング5,6を用いた場合にはスペーサ13を装着した状
態で、また、埋込型の引掛シーリング1を用いた場合に
はスペーサ13を外した状態で、器具本体14を押し上げて
係合することにより、この器具本体14を天井面Aに対し
て同じ高さ位置に設置することができる。
【0052】すなわち、この取付アダプタ12とスペーサ
13とを用いることにより、天井面Aからの突出寸法の異
なる2種類の引掛シーリング1,5,6に対応して、器
具本体14を容易に適切な位置に装着することができる。
【0053】また、これら取付アダプタ12およびスペー
サ13は、構造が簡略化されており、複数の段部が形成さ
れていないため、スライド金型などを用いずに製造する
ことができる。そこで、取付アダプタに多数の係合受部
を形成したり、伸縮式の取付アダプタを用いた場合に比
べて、製造コストを低減することができる。
【0054】さらに、取付アダプタ12を略円柱状に形成
し、スペーサ13を略円筒状に形成するとともに、それぞ
れ略円環状をなす第1の係合受部46と第2の係合受部55
とを形成し、これら取付アダプタ12とスペーサ13とを組
み合わせた状態で全体が略円柱状をなして外周面が面一
になるように構成されたため、器具本体14の取付の方向
性がなくなり、設置作業を容易にすることができるとと
もに、スペーサ13を取付アダプタ12に装着した状態で
も、係合爪部36がスペーサ13と取付アダプタ12とのつな
ぎ目に引っ掛かることを防止して、器具本体14の設置作
業を円滑にすることができる。
【0055】また、取付アダプタ12のアダプタ本体41の
下端の外周部は、曲面状に形成されているため、器具本
体14の係合爪部36に摺接してこの係合爪部36を円滑に後
退させることができる。そこで、器具本体14の設置作業
を容易にすることができる。なお、このアダプタ本体41
の下端の外周部は、曲面状ではなく、傾斜した平面状あ
るいは円錐台状に形成することもできる。
【0056】そして、例えば、図4に示すように、取付
アダプタ12にスペーサ13を嵌合した状態で、このスペー
サ13の上端部の環状の第2の係合受部55を取付アダプタ
12の充電基部42よりも上側に突出させるとともに、この
環状の第2の係合受部55の内径寸法を、埋込型の引掛シ
ーリング1の外径寸法よりも小さく、かつ、丸型、角型
の引掛シーリング5,6の外径寸法よりも大きく構成し
て、天井面Aからの突出寸法が小さく径寸法の大きい埋
込型の引掛シーリング1にこのスペーサ13を当接させ、
この引掛シーリング1と取付アダプタ12との係合を阻止
することにより、突出寸法の小さい埋込型の引掛シーリ
ング1に対して誤ってスペーサ13を用いることを防止す
ることができる。また、器具本体14を係合保持する第2
の係合受部55を天井面A近くに配置できるため、器具本
体14を天井面A近くに配置でき、照明器具11の薄型化や
外観の向上を図ることができる。
【0057】なお、図6に示すように、スペーサ13の上
側に突出した第2の係合受部55の内側に、内側下方に向
かって傾斜した案内面部61を形成するとともに、この案
内面部61の下端部となる内周部の径寸法を、丸型の引掛
シーリング5の径寸法とほぼ等しくすることもできる。
そして、このような構成により、取付アダプタ12を丸
型、角型の引掛シーリング5,6に装着する際には、こ
の案内面部61を引掛シーリング5,6に摺接させて、取
付アダプタ12の位置合わせ作業および接続作業を容易に
することができる。
【0058】また、図7に示すように、取付アダプタ12
およびスペーサ13の外周面に上下方向を長手方向とする
突条63あるいは溝部(ローレット)を形成することによ
り、これら取付アダプタ12およびスペーサ13を滑りにく
くして、取扱いを容易にすることができる。
【0059】そして、図8に示すように、スペーサ13
を、上下反転した状態でも取付アダプタ12に装着可能な
円筒状などに形成し、一端部および他端部の内側にそれ
ぞれ異なる高さ位置で第1の係合受部46に装着される第
1の取付部65および第2の取付部66を設けるとともに、
他端部および一端部の先端部にそれぞれ器具本体14の係
止体33を係合保持する第2および第3の係合受部55a ,
55c を設けることもできる。そして、この実施例では、
図8(a)に示すように、スペーサ13を外して、取付ア
ダプタ12の第1の係合受部46で係止体33を係合保持する
構成と、図8(b)に示すように、スペーサ13の第1の
取付部65を取付アダプタ12の第1の係合受部46に係合し
てスペーサ13の第2の係合受部55a で係止体33を係合保
持する構成と、図8(c)に示すように、スペーサ13の
第2の取付部66を取付アダプタ12の第1の係合受部46に
係合してスペーサ13の第3の係合受部55c で係止体33を
係合保持する構成とを適宜選択して、各係合受部と天井
面Aとの離間寸法を3種類ほど設定することができる。
そこで、突出寸法の異なる2種類の引掛シーリング1,
5,6に対応できるほかに、器具本体14の形状や、個々
の引掛シーリング1,5,6の突出寸法のばらつきを吸
収して、器具本体14を適切な位置に設置することができ
る。
【0060】また、この図8に示す実施例では、スペー
サ13の取り付け方向によっては、互いに組み合わされた
取付アダプタ12の外周面とスペーサ13の外周面との間に
間隙が形成されることになる。そこで、器具本体14の係
止体33の係止爪部36の先端部に垂直状の案内面部70を形
成し、この案内面部70の上下方向の幅寸法Dを、取付ア
ダプタ12の外周面とスペーサ13の外周面との間の間隙の
上下方向の幅寸法D1よりも大きくすることにより、係
止爪部36が取付アダプタ12とスペーサ13との間の間隙に
引っ掛かることを防止して、器具本体14の設置作業を円
滑にすることができる。
【0061】また、図9に示すように、取付アダプタ12
およびスペーサ13は、角型の引掛シーリング6と同様
に、それぞれ平面矩形状に形成することもできる。
【0062】そして、図10に示すように、例えば、取
付アダプタ12の充電基部42を2分割した状態で相対向し
て形成するとともに、スペーサ13の上板部52には、これ
ら充電基部42間に係合する係合部72を嵌合孔56に突設
し、取付アダプタ12を引掛シーリング1,5,6に装着
した状態で、この係合部72を取付アダプタ12と引掛シー
リング1,5,6との間に挾持させることもできる。そ
して、このような係合部72を設けることにより、特別な
保持機構を設けずにスペーサ13を確実に固定でき、引掛
シーリング1,5,6への装着時や、器具本体14の装着
時にスペーサ13がずれたり、係合爪部36が引っ掛かるこ
となどを防止して、取り付け作業を円滑にすることがで
きる。なお、上記の係合部72は、嵌合孔56に相対向して
舌片状に突設する他、嵌合孔56の相対向する縁部間を連
結するブリッジ状に形成してもよい。
【0063】さらに、図10に示すように、取付アダプ
タ12およびスペーサ13について、角型の引掛シーリング
6の長手方向と直交する方向に対をなして、それぞれ通
孔74を形成し、これらの通孔74を介して、下側から天井
面Aに木ねじ75などを捩じ込むことにより、照明器具11
をより強固に固定して、がたつきなどを防止することが
できる。
【0064】また、図11および図12に示すように、
取付アダプタ12のアダプタ本体41の上端部に、周方向に
沿って所定間隔で嵌合凹部77を形成するとともに、スペ
ーサ13の筒状部51の下端部から周方向に沿って所定間隔
で嵌合突部78を突設し、これら嵌合凹部77と嵌合突部78
とを嵌合させることにより、取付アダプタ12とスペーサ
13とを強固に嵌合することもできる。この時、嵌合突部
78同士の周方向の間隔D2 を、係止体33の係止爪部36の
水平方向の幅寸法D3 よりも小さくすることにより、器
具本体14の装着時に係合爪部36が引っ掛かることを防止
して、取り付け作業を円滑にすることができる。
【0065】なお、図13に示すように、取付アダプタ
12の充電基部42の上面に、引掛シーリング1,5,6に
形成した図示しないロック孔に係合して取付アダプタ12
の回り止めを行うロック爪81を形成することもできる。
この場合、このロック爪81を付勢力に抗して下側に後退
させて引掛シーリング1,5,6との係合を解除する解
除ボタン82を、取付アダプタ12に形成したいずれかの嵌
合凹部77あるいはこの解除ボタン82のために形成した凹
部の内側に設けることができる。そして、このような嵌
合凹部77の内側に解除ボタン82を設けることにより、器
具本体14の装着時に係合爪部36が当接して解除ボタン82
が押動されることを防止できるとともに、突出部分を少
なくして外観を良好にすることができる。
【0066】また、図14に示すように、自然状態にお
いて、取付アダプタ12のアダプタ本体41の外周面に所定
寸法dだけ突出した状態で、解除ボタン82を設けるとと
もに、図15に示すように、この解除ボタン82がアダプ
タ本体41の外周面と面一になるまで押動された状態では
ロック爪81の係合は解除されず、図16に示すように、
この解除ボタン82がアダプタ本体41の外周面より内側ま
で押し込まれた状態で、ロック爪81の係合が解除される
ように構成することもできる。このような構成において
も、器具本体14の装着時に係合爪部36が当接して解除ボ
タン82が押動されることによりロック爪81の係合が解除
されることを防止することができる。
【0067】さらに、図17および図18に示すよう
に、スペーサ13の筒状部51の下端部から周方向に沿って
所定間隔で係合突部84を突設するとともに、取付アダプ
タ12のアダプタ本体41の上端部に、周方向に沿って所定
間隔で略階段状をなす係合凹部85を形成することもでき
る。そして、各係合凹部85は、それぞれ周方向に沿った
一方向に向かって段階的に高さ位置が高くなっており、
器具本体14の設置後に、このスペーサ13を一方向に回転
させて第2の係合受部55c を持ち上げ、器具本体14を天
井面Aに押し付けることができる。そこで、引掛シーリ
ング1,5,6の寸法のばらつきを吸収し、器具本体14
を天井面Aに密着させることができ、例えば、図示しな
いプルスイッチの操作時などにも器具本体14ががたつく
ことなどを防止することができる。
【0068】なお、図19に示すように、取付アダプタ
12の周面にねじ溝88を形成するとともに、このねじ溝88
に螺合する図示しないねじ部をスペーサ13の内周面に形
成することによっても、同様の効果を得ることができ
る。
【0069】また、図20に示すように、器具本体14の
天板15の上面あるいは下面に弾性変形可能な爪部90を形
成することにより、使用していないスペーサ13を仮止め
して、このスペーサ13の紛失を防止することができる。
【0070】さらに、図21に示すように、器具本体14
の開口部25およびこの開口部25に挿入される取付アダプ
タ12の下面を覆う皿状のカバー体92を設け、このカバー
体92の上側面に、器具本体14の点灯装置21あるいは制御
ユニット22にリード線94を介して接続された一対の接続
金具95を設けることができる。そして、このカバー体92
を所定位置に装着することにより、器具本体14の開口部
25が覆われるとともに、接続金具95が取付アダプタ12の
給電部44に電気的に接続され、配線作業を完了すること
ができる。そして、このようなカバー体92を用いること
により、セードなどを用いない場合にも照明器具11の外
観を向上できるとともに、部品点数を削減して製造コス
トを低減することができる。
【0071】なお、上記の各取付アダプタ12とスペーサ
13とを同一材料で成形することにより、製造コストを低
減することができる。また、これら取付アダプタ12とス
ペーサ13とを異なる色彩で形成することにより、部品の
識別が容易になり、取り扱いを容易にできるとともに、
安全性を向上することもできる。
【0072】また、例えば、図22および図23に示す
ように、取付アダプタ12の下端部近傍の側部から、それ
ぞれ充電金具43に接続された給電用のリード線101 を導
出し、このリード線101 の先端部に設けた給電コネクタ
102 を、器具本体14の点灯装置21から導出した電源接続
線23のコネクタ24に接続することもできる。なお、この
図22に示す実施例では、制御ユニットは点灯装置21に
一体的に連結して形成されているとともに、電源接続線
23のコネクタ24は、略L字状をなすブラケット104 によ
り天板15の下面に固定されている。また、取付アダプタ
12の下面には、仮保持部105 が凹設され、図23に想像
線で示すように、コネクタ24から取り外した状態の給電
コネクタ102 を着脱自在に係合保持できるようになって
いる。そこで、器具本体14を取付アダプタ12に装着する
取付作業の際には、給電コネクタ102 を仮保持部105 に
係合し、リード線101 を略U字状に彎曲させ下側に向か
って突出した状態で保持することにより、このリード線
101 を器具本体14の開口部25に容易に挿通させることが
できる。そこで、取付作業時に器具本体14の開口部25と
取付アダプタ12との間などにリード線101 が挟まること
を防止でき、作業効率を向上することができる。なお、
取付アダプタ12のリード線101 を導出する基端部には、
導出用凹部108 が形成されており、リード線101 を略U
字状に彎曲させた際に、リード線101 基端部が側方に突
出しないようになっている。
【0073】また、取付アダプタ12には、図23に示す
仮保持部105 に代えて、あるいは、この仮保持部105 と
ともに、図24に示すように、導出用凹部108 の下部外
側に、リード線101 の導出方向を調整するための相対向
する一対の係止突起109 ,109 を形成してもよい。そし
て、このような方向調整機構を設けることにより、給電
コネクタ102 をコネクタ24に接続した使用状態では、図
24(a)に示すように、係止突起109 ,109 の上側に
リード線101 を水平状に保持して、このリード線101 の
垂れ下がりを防止し、セードにリード線101 の影が映る
ことなどを防止することができる。さらに、給電コネク
タ102 をコネクタ24から取り外す器具本体12の装着作業
時には、図24(b)に示すように、係止突起109 ,10
9 の下側にリード線101 を圧入して基端部が外周側には
み出さないように保持し、器具本体14の開口部25と取付
アダプタ12との間にリード線101 が挟まることを防止し
て作業効率を向上することができる。
【0074】さらに、図25および図26に示すよう
に、取付アダプタ12の上面の略中央部に主係合凸部111
を突設し、スペーサ13にこの主係合凸部111 に嵌合する
主係合受部112 を凹設あるいは開口形成するとともに、
この上面の主係合凸部111 の両側に互いに線対称形状で
ない一対の補助係合凸部113 を形成し、スペーサ13にこ
れら補助係合凸部113 に嵌合する同形状の補助係合受部
114 を凹設あるいは開口形成することもできる。そし
て、この構成では、図26(a)に示すように、スペー
サ13の表裏を正しく装着した状態でのみ、補助係合凸部
113 と補助係合受部114 とを嵌合して取付アダプタ12と
スペーサ13とを密着して嵌合させることができるととも
に、図26(b)に示すように、スペーサ13の表裏を間
違えた場合には、補助係合凸部113 と補助係合凸部113
とが嵌合しないため、取付アダプタ12とスペーサ13とを
密着して嵌合させることができない。このように、取付
アダプタ12とスペーサ13とにそれぞれ誤使用防止用の凹
凸を設け、誤装着状態を容易に確認できるようにしたた
め、スペーサ13の誤組付けによる器具本体14の取り付け
の不具合を防止することができる。
【0075】また、上記の図2などに示す実施例では、
各係合手段28は、天板15を上側に凹設してなる取付凹部
30に収納したが、例えば、図27に示すように、天板15
の上面に、係合手段としてのラッチ120 をスライド可能
に保持する別体のラッチカバー121 を乗せてねじ122 に
て固定し、ラッチ120 の操作部120aは、天板15に形成し
た操作部用通孔123 を介して天板15の下面に突出させる
こともできる。なお、ラッチカバー121 を天板15にねじ
止めする場合は、清掃時の安全性確保などのため、ねじ
122 の先端部を天板15の裏面(上面)に出すため、治具
を用いてラッチカバー121 を固定し、このラッチカバー
121 の上面に器具本体14の天板15を乗せた状態で、ねじ
止め作業を行うようになっている。
【0076】また、図28に示すように、ラッチ120 お
よびこのラッチ120 を弾性的に押圧する付勢手段として
のコイルスプリングSを収納するラッチカバー125 に、
一対の係合受部126 を切り欠き形成するとともに、天板
15の操作部用通孔127 の両側に位置して、各係合受部12
6 に係合する一対の爪部128 を相対向して切り起こし形
成することもできる。そして、この構成では、ラッチカ
バー125 の係合受部126 を天板15の爪部128 に外側から
挿入係合してラッチカバー125 を仮固定した状態で、こ
のラッチカバー125 のねじ止め作業を行うことができ
る。このように、ラッチカバー125 を器具本体14に仮固
定できるため、ねじ止めの際に治具を用いてラッチカバ
ー125 を保持する工程が不要になり、工数の削減や、製
造コストの低減を実現することができる。
【0077】また、上記の各実施例では、平面略矩形状
の器具本体14に、直管型の蛍光ランプを備えた照明器具
について説明したが、例えば、図29に示すように、円
盤状の器具本体141 に、図示しない略円環状の蛍光ラン
プを備えた構成とすることもできる。
【0078】そして、この実施例では、図29および図
30に示すように、器具本体141 の中央部に形成した開
口部142 に臨んで、一対のラッチ144 を備えた係合手段
145が設けられているとともに、この開口部142 の周辺
部を覆うようにして、略円環状をなすランプユニット14
6 が取り付けられている。そして、このランプユニット
146 は、中央に係合手段145 を露出させる挿通部150 が
形成された略円錐台状をなす反射板151 を形成し、この
反射板151 の一側部に、蛍光ランプの口金が装着される
一対のランプソケット152 ,153 が一体または別体に設
けられているとともに、この反射板151 の挿通部150 を
挟んだ反対側には、蛍光ランプのバルブを弾性的に支持
する一対のランプホルダ154 ,155 が一体または別体に
設けられており、これらランプソケット152 ,153 およ
びランプホルダ154 ,155 が一直線上に並ぶようになっ
ている。さらに、この反射板151 の上側(内側)には、
インバータ回路を構成した回路基板156 が収納され、出
力線157 を介してランプソケット152 ,153 に電気的に
接続されている。
【0079】また、本実施例のランプソケット152 ,15
3 は、合成樹脂により一体に形成されている。ランプソ
ケット152 ,153 には、図31などに示すように、蛍光
ランプの口金に当接する円弧状の腕部158 の上側部から
は、平板状などをなす指掛部(支持部)159 が一体に突
設されている。さらに、各ランプホルダ154 ,155 は、
板ばね材により屈曲形成され、上端に屈曲形成された取
付部161 がビス162 により反射板151 あるいは器具本体
141 に固定されているとともに、この取付部161 と略円
弧状に屈曲されたランプ保持部163 との間に、合成樹脂
などにて形成された指掛体165 が嵌合され、この指掛体
165 から突設された指掛部166 がランプ保持部163 の上
側に突出するようになっている。
【0080】そして、図33に示すように、これらラン
プソケット152 ,153 およびランプホルダ154 ,155 に
設けた指掛部159 ,166 に指を引っ掛けることにより、
係合手段145 の各ラッチ144 から突設された操作部144a
に力を入れやすくなり、器具本体141 の着脱操作の作業
性を向上することができる。すなわち、器具本体141あ
るいは反射板151 などに着脱動作時に指を掛ける指掛部
を凹設などして形成すると、加工が複雑になるととも
に、蛍光ランプを装着した状態では、これら指掛部に指
を掛けることが困難になる場合があるが、本実施例の構
成では、構造を簡略化して製造コストを低減できるとと
もに、蛍光ランプを装着した状態でも、指掛部159 ,16
6 に容易に指を掛けて各ラッチ144 の操作部144aを操作
することができる。さらに、本実施例の構成では、器具
本体141 の着脱操作時に、操作者の手でランプユニット
146 および蛍光ランプFLを支持する状態になるため、こ
れらランプユニット146 および蛍光ランプFLの脱落を防
止して、作業をより安全にすることができる。なお、各
指掛部159 ,166 は、ランプソケット152 ,153 および
ランプホルダ154 ,155 に一体または別体に設けること
ができ、あるいは、内外側いずれか一方のランプソケッ
ト152 ,153 に設け、または、内外側いずれか一方のラ
ンプホルダ154 ,155 に設け、さらには、ランプソケッ
ト152 ,153 とランプホルダ154 ,155 とのいずれか一
方に設けることもできる。
【0081】そして、回路基板156 は、この回路基板15
6 の長手方向が、機械的係止手段となるランプソケット
152 ,153 およびランプホルダ154 ,155 を結ぶ直線と
並んで略平行状になるように配置されており、インバー
タ回路の小形化、反射板151の小形化、出力線157 の短
縮などが可能になっている。また、回路基板156 に対向
して、反射板151 に放熱孔を形成し、あるいは、この反
射板151 の上方に位置して、器具本体141 に放熱孔を形
成することにより、回路基板156 の温度上昇を軽減する
ことができる。
【0082】また、例えば、図34に示すように、ラン
プユニット146 の反射板151 に、下面側および挿通部15
0 側に開口した凹設部171 を形成し、この凹設部171
に、取付アダプタ12から導出されたリード線101 の先端
部に設けた給電コネクタ102 が上下方向すなわち天井面
Aに対し鉛直方向に脱着される受電用のコネクタ(プラ
グ受け)24を配置することができる。そして、この図3
4に示す構成では、取付アダプタ12を係止手段145 に係
合した状態で、給電コネクタ102 を上下方向に抜き差し
できるため、受電用のコネクタ24を器具本体141 の下面
などに取り付け、水平方向すなわち天井面Aの下面に沿
って給電コネクタ102 を移動して脱着する構成に比べ
て、操作を簡便にして作業性を向上することができる。
また、この構成では、ランプユニット146 の反射板151
に形成した凹設部171 に、受電用のコネクタ24を配置し
たため、このコネクタ24が反射板151 の下側に突出せ
ず、外観を良好にできるとともに、照明器具を薄型化す
ることができる。なお、この点では、コネクタ24を天井
面Aのなるべく近くに設定することが望ましい。また、
凹設部171 は、指を容易に挿入できる大きさとして指の
逃げ部を形成することにより、給電コネクタ102 の脱着
作業を容易にすることができる。そして、この凹設部17
1 およびコネクタ24は、器具本体14,141 に設けること
もできる。
【0083】また、例えば、図35ないし図37に示す
ように、天井面Aに直付け設置される器具本体141 の上
面に、金属製の板ばね材を屈曲してなる複数の弾性体18
1 を周方向に沿って取り付け、これら弾性体181 を天井
面Aに圧接させることにより、器具本体141 のがたつき
を防止することができる。そして、各弾性体181 は、上
側に向かって円弧状に膨出した一対の当接部182 ,182
が連接されているとともに、各当接部182 ,182 からそ
れぞれ平板状の支持片部183 ,183 が延設されている。
そして、各支持片部183 ,183 は、器具本体141 の上面
に切り起し形成されたイヤリング部185 ,185 に摺動可
能に挿入されている。そこで、この器具本体141 を天井
面A側に押圧して取付アダプタ12に装着すると、図37
に示すように、各支持片部183 ,183 がイヤリング部18
5 ,185 に摺接しながら各弾性体181 の各当接部182 ,
182 が偏平に変形し、これら弾性体181 が復帰変形しよ
うとする弾性力により、器具本体141 が下方に押圧さ
れ、弾性的に支持される。そこで、天井面Aの凹凸のば
らつきや、引掛シーリング1の高さのばらつきなどを吸
収して、器具本体141 を安定して取り付けできるととも
に、器具本体141 の下面に図示しないセード(カバー)
を取り付ける際や、引紐スイッチ187 を操作する際のが
たつきを防止することができる。この点、例えば、器具
本体の上面に円環状のスポンジ製のパッキングを取り付
けて、このパッキングの弾性により器具本体を弾性的に
支持する構成に比べて、熱、あるいは経年変化による弾
性力の低下がなく、照明器具をより安定して支持するこ
とができる。また、各弾性体181は、金属板からなり、
器具本体141 の周方向に沿って取り付けられているた
め、この器具本体141 を回転させる作業が必要な場合に
も、スポンジ製のパッキングを用いた場合に比べて、摩
擦抵抗が小さく、天井面Aの傷付きなどを防止すること
ができる。さらに、各弾性体181 には、弧状に彎曲させ
た当接部182 を2つずつ形成したため、複数箇所で天井
面Aに当接して安定性を向上できるとともに、弾性変形
可能な範囲を大きくすることができる。また、各弾性体
181 は、各支持片部183 ,183 をイヤリング部185 ,18
5 に挿入することにより、器具本体141に容易に組み付
けることができる。
【0084】なお、この実施例の照明器具には、図示し
ないセードを着脱自在に装着するためのセード用ラッチ
機構188 および引紐スイッチ187 を案内する引紐アーム
189が設けられている。
【0085】そして、弾性体181 は、器具本体141 の上
面に少なくとも3個配置することにより、この器具本体
141 を安定して支持することができる。さらに、弾性体
181の1つを、引紐アーム189 の器具本体141 の中心を
挟んだ反対の位置に設けることにより、引紐スイッチ18
7 を操作した際のがたつきを効果的に吸収することがで
きる。
【0086】さらに、図38および図39に示すよう
に、各弾性体181 の、天井面Aに当接する部分の両側の
角部を削って面付け部191 を形成するなどし、金属板を
切断した時の切断面を加工、あるいは天井面Aに接触し
ないようにすることにより、天井面Aの傷付きをより効
果的に防止することができる。
【0087】また、上記の実施例では、各弾性体181 の
各支持片部183 ,183 を、それぞれ器具本体141 に形成
した各イヤリング部185 ,185 に摺動可能に挿入した
が、例えば、図40に示すように、一方の支持片部183
をイヤリング部185 に挿入するとともに、他方の支持片
部183 に通孔を形成してこの通孔を挿通するねじ193 に
て支持片部183 を器具本体141 に固定し、あるいは、図
41に示すように、両方の支持片部183 ,183 をねじ19
3 にて器具本体141 に固定することもできる。そして、
両方の支持片部183 ,183 をねじ止めした場合には、図
41に仮想線で示すように、各当接部182 ,182 が下方
に弾性的に変形することにより、器具本体141 を弾性的
に支持するようになっている。
【0088】さらに、上記の実施例では、各弾性体181
にそれぞれ2つの当接部182 ,182を形成したが、図4
2に示すように、各弾性体181 に弧状をなす当接部182
を1つずつ形成し、この当接部182 を変形させることも
できる。また、この実施例においても、図43に示すよ
うに、一方の支持片部183 をねじ193 にて器具本体141
に固定し、あるいは、図44に示すように、両方の支持
片部183 ,183 をねじ193 にて器具本体141 に固定する
こともできる。
【0089】また、上記の図40に示す実施例など、支
持片部183 をねじ止めする構成において、このねじ193
が挿通する通孔を長孔状に形成し、各支持片部183 をね
じ193 を用いてスライド可能に支持することもできる。
【0090】さらに、図45に示すように、各弾性体18
1 の、当接部182 ,182 同士の間の天井面Aに当接しな
い谷間の部分に溝部(スリット)195 を形成することに
より、弾性体181 の弾性力を調整し、弾性体181 の板厚
や天井面Aへの接触面積を増加させ、あるいは、器具本
体141 を取付アダプタ12に装着する際の操作力などを調
整することもできる。
【0091】
【発明の効果】請求項1記載の照明器具によれば、引掛
シーリングに取付アダプタを機械的および電気的に接続
した状態で、器具本体の係合手段を取付アダプタの第1
の係合受部に係合することにより、器具本体を器具取付
面に容易に設置することができる。また、引掛シーリン
グに、スペーサを装着した取付アダプタを機械的および
電気的に接続した状態で、器具本体の係合手段を、取付
アダプタの第1の係合受部に装着されたスペーサの第2
の係合受部に係合することにより、器具本体をスペーサ
を用いなかった場合とは異なる位置に設置できる。さら
に、取付アダプタに複数の係合受部を形成する必要がな
く、取付アダプタを薄型化できるとともに構造を簡単に
することができる。
【0092】請求項2記載の照明器具によれば、請求項
1記載の効果に加え、第1の係合受部の係合位置と第2
の係合受部の係合位置との離間寸法は、器具取付面から
の突出寸法の異なる複数の引掛シーリングの突出寸法の
寸法差にほぼ等しく設定されているため、取付アダプタ
からスペーサを着脱することにより、異なる突出寸法を
有する2種類の引掛シーリングを用いた場合にも、それ
ぞれ適切な位置に器具本体を設置することができる。
【0093】請求項3記載の照明器具によれば、請求項
1または2記載の効果に加え、取付アダプタに略円環状
をなす第1の係合受部を形成するとともに、スペーサに
略円環状をなす第2の係合受部を形成したため、器具本
体の取付方向の自由度を向上することができる。
【0094】請求項4記載の照明器具によれば、請求項
1または3いずれか一記載の効果に加え、スペーサは、
器具取付面からの突出寸法の小さい引掛シーリングに当
接し、この引掛シーリングと取付アダプタとの係合が阻
止されるため、突出寸法の小さい引掛シーリングを用い
る場合にスペーサを誤装着することを防止することがで
きる。
【0095】請求項5記載の照明器具によれば、請求項
1ないし4いずれか一記載の効果に加え、スペーサに
は、取付アダプタの第1の係合受部にそれぞれ着脱可能
に係合する第1の取付部と第2の取付部とが形成されて
いる。そして、このスペーサを取り外した状態で、第1
の係合受部に引掛シーリングの係合手段が係合され、こ
のスペーサの第1の取付部を第1の係合受部に係合した
状態で、第2の係合受部に引掛シーリングの係合手段が
係合され、このスペーサの第2の取付部を第1の係合受
部に係合した状態で、第3の係合受部に引掛シーリング
の係合手段が係合される。このようにして、各種の引掛
シーリング用いた場合に、係合手段の係合位置を3段階
に調整し、それぞれ適切な位置に器具本体を設置するこ
とができる。
【0096】請求項6記載の照明器具によれば、請求項
1ないし5いずれか一記載の効果に加え、器具本体の係
合手段は、弾性的に付勢されて突出する係合体を有し、
この係合体の先端部には、取付アダプタおよびスペーサ
の周面に摺接し、かつ、これら取付アダプタおよびスペ
ーサ間の間隙の幅寸法よりも大きい寸法を有する案内面
部が設けられたので、取付アダプタに装着されたスペー
サの係合受部に器具本体の係合体を装着する際に、取付
アダプタおよびスペーサ間の間隙に係合体が引っ掛かる
ことがなく、設置作業を円滑にすることができる。
【0097】請求項7記載の照明器具によれば、請求項
1ないし6いずれか一記載の効果に加え、取付アダプタ
からは、給電用のリード線が導出されており、このリー
ド線を点灯装置に接続することにより、取付アダプタを
介して点灯装置に電力を供給することができる。また、
器具本体を取付アダプタに装着する際には、この取付ア
ダプタに設けた仮保持部にリード線の先端部を係合保持
することにより、リード線が所定位置に保持され、器具
本体の開口部と取付アダプタとの間などにリード線が挟
まることを防止して、作業効率を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明器具の一実施例を示す分解状態の
斜視図である。
【図2】同上照明器具の一部の分解状態の斜視図であ
る。
【図3】同上取付アダプタおよびスペーサの斜視図であ
る。
【図4】同上照明器具の使用状態を示す一部の断面図で
ある。
【図5】同上照明器具の使用状態を示す一部の断面図で
ある。
【図6】本発明の取付アダプタおよびスペーサの他の実
施例を示す一部を切り欠いた側面図である。
【図7】本発明の取付アダプタおよびスペーサの他の実
施例を示す斜視図である。
【図8】本発明の取付アダプタおよびスペーサの他の実
施例を示す説明図である。 (a)は埋込型の引掛シーリングを用いた場合 (b)は丸形あるいは角型の引掛シーリングを用いた場
合 (c)は丸形あるいは角型の引掛シーリングを用いた場
【図9】本発明の取付アダプタおよびスペーサの他の実
施例を示す分解状態の斜視図である。
【図10】本発明の取付アダプタおよびスペーサの他の
実施例を示す分解状態の斜視図である。
【図11】本発明の取付アダプタおよびスペーサの他の
実施例を示す側面図である。
【図12】同上取付アダプタおよびスペーサの断面図で
ある。
【図13】本発明の取付アダプタおよびスペーサの他の
実施例を示す一部の斜視図である。
【図14】本発明の取付アダプタおよびスペーサの他の
実施例を示す一部を切り欠いた側面図である。
【図15】同上取付アダプタおよびスペーサの一部を切
り欠いた側面図である。
【図16】同上取付アダプタおよびスペーサの一部を切
り欠いた側面図である。
【図17】本発明の取付アダプタおよびスペーサの他の
実施例を示す斜視図である。
【図18】同上取付アダプタの斜視図である。
【図19】本発明の取付アダプタの他の実施例を示す斜
視図である。
【図20】本発明の照明器具の他の実施例を示す一部の
斜視図である。
【図21】本発明の照明器具の他の実施例を示す一部の
斜視図である。
【図22】本発明の照明器具の他の実施例を示す斜視図
である。
【図23】同上取付アダプタの斜視図である。
【図24】同上取付アダプタの一部の斜視図である。 (a)は使用時の状態 (b)は取付作業時の状態
【図25】同上取付アダプタおよびスペーサの一部の分
解状態の斜視図である。
【図26】同上取付アダプタおよびスペーサの組み合わ
せ状態を示す断面図である。 (a)は正常な組み合わせ状態 (b)は誤った組み合わせ状態
【図27】本発明の照明器具の他の実施例を示す一部の
斜視図である。
【図28】本発明の照明器具の他の実施例を示す一部の
分解斜視図である。
【図29】本発明の照明器具の他の実施例を示す斜視図
である。
【図30】同上照明器具のランプユニットの底面図であ
る。
【図31】同上照明器具のランプソケットの斜視図であ
る。
【図32】同上照明器具のランプホルダの斜視図であ
る。
【図33】同上照明器具の作用を示す説明図である。
【図34】本発明の照明器具の他の実施例を示す一部の
斜視図である。
【図35】本発明の照明器具の他の実施例を示す斜視図
である。
【図36】同上照明器具の弾性体を示す斜視図である。
【図37】同上照明器具の弾性体の作用を示す説明図で
ある。
【図38】同上照明器具の弾性体の他の実施例を示す斜
視図である。
【図39】同上照明器具の弾性体を示す断面図である。
【図40】同上照明器具の弾性体の他の実施例を示す斜
視図である。
【図41】同上照明器具の弾性体の他の実施例を示す斜
視図である。
【図42】同上照明器具の弾性体の他の実施例を示す斜
視図である。
【図43】同上照明器具の弾性体の他の実施例を示す斜
視図である。
【図44】同上照明器具の弾性体の他の実施例を示す斜
視図である。
【図45】同上照明器具の弾性体の他の実施例を示す斜
視図である。
【図46】引掛シーリングを示す斜視図である。 (a)は埋込型の引掛シーリング (b)は丸形の引掛シーリング (c)は角型の引掛シーリング
【符号の説明】
1,5,6 引掛シーリング 11 照明器具 12 取付アダプタ 13 スペーサ 14 器具本体 21 点灯装置 25 開口部 28 係合手段 33 係止体 46 第1の係合受部 55,55a ,55c 第2の係合受部 55b 第3の係合受部 65 第1の取付部 66 第2の取付部 101 リード線 105 仮保持部 A 器具取付面としての天井面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 天田 宏二 群馬県前橋市古市町180番地 東芝機器株 式会社内 (72)発明者 佐藤 彰弘 群馬県前橋市古市町180番地 東芝機器株 式会社内 (72)発明者 茂木 恒男 群馬県前橋市古市町180番地 東芝機器株 式会社内 (72)発明者 細谷 正史 群馬県前橋市古市町180番地 東芝機器株 式会社内 (72)発明者 荒井 清 群馬県前橋市古市町180番地 東芝機器株 式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引掛シーリングを用いて器具取付面に設
    置されるランプおよび点灯装置を備えた照明器具であっ
    て、 開口部およびこの開口部に臨んで設けられた係合手段を
    有した器具本体と、 前記引掛シーリングに機械的および電気的に接続される
    とともに、前記係合手段が係合される第1の係合受部が
    設けられた取付アダプタと、 この取付アダプタの第1の係合受部に着脱可能に装着さ
    れ、この第1の係合受部とは異なる位置で前記係合手段
    が係合される第2の係合受部が設けられたスペーサとを
    具備したことを特徴とする照明器具。
  2. 【請求項2】 第1の係合受部の係合位置と第2の係合
    受部の係合位置との離間寸法は、器具取付面からの突出
    寸法の異なる複数の引掛シーリングの前記突出寸法の寸
    法差にほぼ等しく設定されたことを特徴とする請求項1
    記載の照明器具。
  3. 【請求項3】 取付アダプタには、略円環状をなす第1
    の係合受部が形成され、スペーサには、略円環状をなす
    第2の係合受部が形成されたことを特徴とする請求項1
    または2記載の照明器具。
  4. 【請求項4】 スペーサは、器具取付面からの突出寸法
    の小さい引掛シーリングに当接し、この引掛シーリング
    と取付アダプタとの係合が阻止されることを特徴とする
    請求項1ないし3いずれか一記載の照明器具。
  5. 【請求項5】 スペーサは、取付アダプタの第1の係合
    受部にそれぞれ着脱可能に係合する第1の取付部と第2
    の取付部とが形成されているとともに、前記第1の取付
    部を前記第1の係合受部に係合した状態で引掛シーリン
    グの係合手段が係合される第2の係合受部と、前記第2
    の取付部を前記第1の係合受部に係合した状態で前記第
    2の係合受部とは異なる位置で前記引掛シーリングの係
    合手段が係合される第3の係合受部とが形成されたこと
    を特徴とする請求項1ないし4いずれか一記載の照明器
    具。
  6. 【請求項6】 器具本体の係合手段は、弾性的に付勢さ
    れて突出する係合体を有し、この係合体の先端部には、
    取付アダプタおよびスペーサの周面に摺接し、かつ、こ
    れら取付アダプタおよびスペーサ間の間隙の寸法よりも
    大きい寸法を有する案内面部が設けられたことを特徴と
    する請求項1ないし5いずれか一記載の照明器具。
  7. 【請求項7】 取付アダプタからは、点灯装置に接続さ
    れる給電用のリード線が導出されているとともに、この
    取付アダプタには、前記リード線の先端部が着脱可能に
    係合保持される仮保持部が設けられたことを特徴とする
    請求項1ないし6いずれか一記載の照明器具。
JP17731894A 1994-03-30 1994-07-28 照明器具 Pending JPH07320525A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17731894A JPH07320525A (ja) 1994-03-30 1994-07-28 照明器具

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6146994 1994-03-30
JP6-61469 1994-03-30
JP17731894A JPH07320525A (ja) 1994-03-30 1994-07-28 照明器具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07320525A true JPH07320525A (ja) 1995-12-08

Family

ID=26402501

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17731894A Pending JPH07320525A (ja) 1994-03-30 1994-07-28 照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07320525A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009193821A (ja) * 2008-02-14 2009-08-27 Koizumi Trading:Kk 電気器具の天井取付構造
CN112752371A (zh) * 2019-10-29 2021-05-04 松下知识产权经营株式会社 适配器、照明装置及照明器具
CN112752372A (zh) * 2019-10-29 2021-05-04 松下知识产权经营株式会社 适配器、照明装置及照明器具

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009193821A (ja) * 2008-02-14 2009-08-27 Koizumi Trading:Kk 電気器具の天井取付構造
CN112752371A (zh) * 2019-10-29 2021-05-04 松下知识产权经营株式会社 适配器、照明装置及照明器具
CN112752372A (zh) * 2019-10-29 2021-05-04 松下知识产权经营株式会社 适配器、照明装置及照明器具
CN112752371B (zh) * 2019-10-29 2023-07-28 松下知识产权经营株式会社 适配器、照明装置及照明器具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07320525A (ja) 照明器具
JP3056809B2 (ja) 照明器具
JP3733178B2 (ja) 灯体取付ベースおよび照明器具
KR100654519B1 (ko) 조명기구
KR101901176B1 (ko) 암부 발생이 최소화되게 한 커버 착탈구조를 갖는 천정용 조명등
JP4232447B2 (ja) 照明器具
JPH0997514A (ja) 照明器具用取付具
CN219867678U (zh) 一种灯具吸顶结构及吸顶灯
JP3812169B2 (ja) 引掛シーリング
JP2604453Y2 (ja) 照明器具の取付装置
JP3180451B2 (ja) 照明器具
JPH05325618A (ja) 照明器具
JPH0696612A (ja) 照明器具
JPH09219110A (ja) 照明器具取付装置および照明器具
JP2003045205A (ja) ダウンライト
JP2588030Y2 (ja) グローブ付き照明器具
JPH1139926A (ja) 取付アダプタおよび照明器具
JPH03167705A (ja) 照明器具
JPH0334003Y2 (ja)
JP3596986B2 (ja) 灯体、灯体取付ベースおよび照明器具
JPH0520912A (ja) 引掛シーリングローゼツト用照明器具取付金具の取付位置決めアダプタ
JPH07272523A (ja) 照明器具
JPH06139810A (ja) 取付体および照明器具
JPH0645040A (ja) ランプソケット
JP4331648B2 (ja) 照明器具の枠体着脱構造