JPH06309913A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JPH06309913A
JPH06309913A JP5216413A JP21641393A JPH06309913A JP H06309913 A JPH06309913 A JP H06309913A JP 5216413 A JP5216413 A JP 5216413A JP 21641393 A JP21641393 A JP 21641393A JP H06309913 A JPH06309913 A JP H06309913A
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JP
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chassis
shade
side wall
outer periphery
attached
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Application number
JP5216413A
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English (en)
Inventor
Atsushi Sugita
篤 杉田
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、部品点数を低減すると共に、取付作
業性を向上することが出来、より確実に防虫することが
可能な照明器具を提供する。 【構成】本発明は、外周に側壁11が形成されたシャー
シ13を有し、このシャーシ13の上面側が天井面21
に取付けられる器具本体3と、器具本体3に取付けられ
るランプ5と、シャーシ13の側壁の内側に開口縁部が
嵌合してランプ5と共にシャーシ13の表面側を覆うセ
ード7と、シャーシ13の側壁の外周に被着される装飾
トリム53とを具備し、シャーシ13の上面側と天井面
21との隙間45を外部から遮断する防虫用遮断部55
を装飾トリム53に一体に形成したことを特徴としてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天井面などの取付面に
取り付けられる天井直付形の照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、この種の照明器具1を示す。同
図において、照明器具1は、器具本体3と、この器具本
体3に取り付けられるランプ5と、ランプ5と共に器具
本体3の表面側を覆うセード7と、照明器具本体の外周
に設けられた装飾トリム9とで構成されている。
【0003】上記器具本体3は、円板状で外周全域に側
壁11が形成されたシャーシ13と、このシャーシ13
の中心部に設けられた反射体15とからなる。反射体1
5の内側(シャーシ13の背面側)には、アダプタ17
が連結・収納される収納部19が形成されている。この
収納部19内には、アダプタ17の係止突起17aが係
止される係止段部19aが形成されており、収納された
アダプタ17が収納部19に連結されるようになってい
る。また、アダプタ17の上面側には、一対の引掛金具
17bが突出されている。この引掛金具17bを天井面
21に埋設された引掛シーリング23の引掛孔23aに
挿入し、所定角度回動させることにより、アダプタ17
が天井面21に取り付けられ、器具本体3が天井面21
にアダプタ17を介して取り付けられるようになってい
る。
【0004】一方、反射体15の外側には、ランプホル
ダ取付溝25が形成されている。このランプホルダ取付
溝25には、ランプホルダ27が装着される。ランプホ
ルダ27は、ホルダ本体29に保持レバー31と、ラン
プソケット部33とが形成されている。保持レバー31
には、環状のランプ5が保持され、ランプソケット部3
3には、ランプ5の口金部5aが連結されるようになっ
ている。
【0005】また、シャーシ13には、一対のセード取
付ラッチ37が対向位置に形成されている。このセード
取付ラッチ37は、図8に示すように、シャーシ13の
外側に向けて付勢されたラッチ本体39と、このラッチ
本体39の下端部に形成された鉤部41と、側壁11を
貫通して設けられてラッチ本対39を操作可能な解除レ
バー43とからなる。そしt、セード7の開口縁部7a
を側壁11の下端部11aと鉤部41との間で挟持する
ことによりセード7がシャーシ13に取り付けられる。
【0006】また、シャーシ13の側壁11には、装飾
トリム9が装着されている。この装飾トリム9により、
側壁11の外周部分が覆われている。この装飾トリム9
の下端部には、中空の筒状体9aが形成されている。こ
の中空の筒状体9aは、セード7の外周と密着状態で当
接して、セード7の外周と側壁11の下端部11aとの
間を遮断して、セード7とシャーシ13の表面側とで形
成される内部への虫の侵入を防止している。さらに、こ
のような天井直付け型の照明器具1においては、天井面
21とシャーシ13との間には、これらの隙間45に虫
が侵入しないように防虫用のパッキン47が配置され
て、天井面21とシャーシ13の背面側との間を遮断し
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の照明器具においては、天井面21とシャーシ13の
背面側との隙間や、シャーシ13の表面側とセード7で
形成される内部への虫の侵入防止のために、防虫用のパ
ッキン47と、装飾トリム9の2つの部品を要してい
た。このため、部品点数が多くなり、取り付け工数も多
いという問題があった。
【0008】また、図9に示すように、セード7がシャ
ーシ13に対して取付ける位置がずれたままでセード7
を斜め状態からシャーシ13の側壁11内に嵌合させる
場合、セード7の開口縁部が装飾トリム9の中空の筒状
体9aに当接したままシャーシ13内側へ引掛かってし
まうため、セード7のシャーシ13への取付作業性が悪
かった。
【0009】さらに、天井面に凹凸が生じている場合に
は、上記従来の中実の防虫パッキンでは弾性が弱いの
で、天井面21とシャーシ13の背面との間を完全に遮
断することが出来ないという問題があった。
【0010】そこで、本発明は部品点数を低減すると共
に、取付作業性を向上することが出来、より確実に防虫
することが可能な照明器具を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明では、外周に側壁が形成されたシャ
ーシを有し、このシャーシの上面側が天井面に取り付け
られる器具本体と、器具本体に取り付けられるランプ
と、シャーシの側壁の内側に開口縁部が嵌合してランプ
と共にシャーシの表面側を覆うセードと、シャーシの側
壁の外周に被着される装飾トリムとを具備し、シャーシ
の上面側と天井面との隙間を外部から遮断する防虫用遮
断部を装飾トリムに一体に形成したことを特徴としてい
る。
【0012】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、防虫用遮断部を弾性を有する中空の筒状
体に形成したことを特徴としている。
【0013】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
発明において、防虫用遮断部を弾性を有し、周縁部をシ
ャーシの外周に向けて巻返して開放周部を外周方向に形
成した巻返部としたことを特徴としている。
【0014】請求項4記載の発明では、外周に側壁が形
成されたシャーシを有し、このシャーシの上面側が天井
面に取り付けられる器具本体と、器具本体に取り付けら
れるランプと、シャーシの側壁の内側に開口縁部が嵌合
してランプと共にシャーシの表面側を覆うセードと、シ
ャーシの側壁の外周に被着される装飾トリムとを具備
し、装飾トリムにセードの開口縁部外周に当接するセー
ド遮断部を設け、このセード遮断部を弾性を有する中空
の筒状体で形成したことを特徴としている。
【0015】請求項5記載の発明では、外周に側壁が形
成されたシャーシを有し、このシャーシの上面側が天井
面に取り付けられる器具本体と、器具本体に取り付けら
れるランプと、シャーシの側壁の内側に開口縁部が嵌合
してランプと共にシャーシの表面側を覆うセードと、シ
ャーシの側壁の外周に被着される装飾トリムとを具備
し、装飾トリムに前記セードの開口縁部外周に当接する
セード遮断部を設け、このセード遮断部がシャーシの側
壁の内側に突出してセードの開口縁部外周に当接する内
側遮断部と、側壁の外側に突出して前記セードの外周に
当接する外側遮断部とで形成されたことを特徴としてい
る。
【0016】請求項6記載の発明では、請求項1記載の
発明において、装飾トリムにセードの開口縁部外周に当
接するセード遮断部を設け、このセード遮断部を弾性を
有する中空の筒状体で形成したことを特徴としている。
【0017】請求項7記載の発明では、請求項1記載の
発明において、装飾トリムにセードの開口縁部外周に当
接するセード遮断部を設け、このセード遮断部がシャー
シの側壁の内側に突出してセードの開口縁部外周に当接
する内側遮断部と、側壁の外側に突出してセードの外周
に当接する外側遮断部とで形成されたことを特徴として
いる。
【0018】
【作用】請求項1記載の発明によれば、装飾トリムに防
虫用遮断部を一体に形成したことにより、部品点数が低
減する。また、装飾トリムを側壁に装着し、器具本体を
天井面に取り付ければ防虫用遮断部も同時に器具本体の
背面と天井面との間に取り付けることが出来る。
【0019】請求項2記載の発明によれば、防虫用遮断
部を中空の筒状体に形成することにより、天井面及び器
具本体の背面側にそれぞれ密着状態で接触するので、天
井面と器具本体の背面側との隙間をより確実に遮蔽する
ことが出来る。
【0020】請求項3記載の発明によれば、装飾トリム
に防虫用遮断部を弾性を有し、周縁部を前記シャーシの
外周に向けて巻返して開放周部を外周方向に形成した巻
返部としたことにより、天井面及び器具本体の背面側に
それぞれ密着状態で接触するので、天井面と器具本体の
背面側との隙間をより確実に遮蔽することが出来るとと
もに、開放周部を形成したことで弾性圧縮の許容範囲が
増す。
【0021】請求項4記載の発明によれば、セード遮断
部を弾性を有する中空の筒状体で形成したことにより、
セードと器具本体の側壁との隙間をより確実に遮蔽する
ことが出来る。
【0022】請求項5記載の発明によれば、セード遮断
部を内側に突出する内側遮断部と、外側に突出する外側
遮断部とで形成したことにより、セードを傾斜した状態
で側壁の内側に嵌合させる場合、セードの縁部各遮断部
が干渉することがなく、邪魔にならないので、シャーシ
へのセードの取付作業性が向上する。
【0023】請求項6記載の発明によれば、セードと器
具本体の側壁との隙間をより確実に遮蔽することが出来
るとともに、装飾トリムに防虫用遮断部を一体に形成し
たことにより、部品点数が低減する。
【0024】請求項7記載の発明によれば、セードを傾
斜した状態で側壁の内側に嵌合させる場合、セードの縁
部各遮断部が干渉することがなく、邪魔にならないの
で、シャーシへのセードの取付作業性が向上するととも
に、装飾トリムに防虫用遮断部を一体に形成したことに
より、部品点数が低減する。
【0025】
【実施例】以下、本発明に係る照明器具の実施例につい
て説明する。なお、本実施例の照明器具51の基本的な
構成は図7に示す照明器具1と同じなので、以下の説明
では、図7に示す照明器具1と異なる部分のみ説明す
る。また、図1は、本実施例の照明器具51を示す分解
斜視図であり、図2は全体構成を示す一部を破断した側
面図である。また、図3は、図1の一部を拡大した斜視
図であり、図4は、器具31一部を拡大した断面図であ
る。
【0026】図1及び図2に示すように、照明器具51
のシャーシ13の側壁11には、装飾トリム53が装着
されている。この装飾トリム53は、図3及び図4に示
すように、シャーシ13の背面側と天井面21との隙間
45を外部から遮断する防虫用遮断部55が一体に形成
されている。この防虫用遮断部55は、中空の筒状体で
弾性を有している。この防虫用遮断部55からは側壁1
1の外周に沿って連続する外周壁57が形成されてい
る。側壁11の下端部11a位置において、外周壁57
は内側に折り返されて、外周壁57より短い内周壁59
が形成されている。そして、外周壁57と内周壁59と
の間に、側壁11の下端部11aが嵌合される嵌合部6
1が形成されている。また、外周壁57の下端部には、
セード遮断部60が形成されており、このセード遮断部
60は、セード7の外周に密着状態で当接する、外側に
弧状に突出する外側遮断部63と、セード7のフランジ
部67に密着状態で当接する、シャーシ13の内部に向
けて突出する内側遮断部65とによって形成されてい
る。
【0027】また、本実施例の照明器具51のシャーシ
13には、セード取付けラッチ37と略45度ずれた位
置に一対の回転防止機構69が形成されている。この回
転防止機構69は、天井面21に対するシャーシ13の
回転を防止する。
【0028】図3に示すように、回転防止機構69は、
シャーシ13に取り付けられた金具71と、この金具7
1の先端部に貼着された弾性部材73と、シャーシ13
に形成されたねじ孔75に螺合するねじ77とからな
る。金具71は、一対の脚部79と、これらの脚部7
9,79間を繋ぐ平面状の押圧部81とでコ字型形状に
形成されている。脚部79の端部はシャーシ13を貫通
してシャーシ13の表面側に突出し、その先端部は外側
に屈曲されている。また、脚部79,79間にねじ孔7
5が形成され、このねじ孔75にねじ77が螺合してお
り、ねじ77の先端部は押圧部81の裏面側に当接して
いる。また押圧部81の表面側に、スポンジ等の弾性部
材73が貼着されている。
【0029】このような、照明器具51を天井面21に
取り付けるには、先ず、アダプタ17の引掛金具17b
を引掛シーリング23の引掛孔23a内に挿入し、所定
角度回動させることにより、引掛金具17bが引掛シー
リング23に係止されると共に、引掛シーリング23の
内蔵端子に接続される。次に、シャーシ13を天井面2
1に近付けて、反射体15の背面側にアダプタ17を収
納し、アダプタ17の係止突起17aを反射体15の背
面側の係止段部19aに係止させ、アダプタ17を介し
てシャーシ13を天井面21に取り付ける。このとき、
装飾トリム53の防虫用遮断部55は、十分変形して、
天井面21とシャーシ13の背面との隙間45を確実に
遮断する。
【0030】そして、回転防止機構69のねじ77をそ
れぞれ回転して、弾性部材73を天井面21に当接させ
る。この場合、弾性部材73を天井面21に当接させる
と、シャーシ13の背面側は天井面21から離れる方向
に若干の力が付与されるが、防虫用遮断部55が中空の
円筒状に形成されており、アダプタ17を介して天井面
21にシャーシ13が取り付けられた状態では、十分変
形しているので、シャーシ13が多少天井面21から離
れても防虫用遮断部55と天井面21との間、防虫用遮
断部55とシャーシ13の背面側との間に隙間が生じる
ことがなく、天井面21とシャーシ13の背面側との間
の隙間45を外部から確実に遮断することが出来、虫の
侵入を確実に防止することが出来る。また、天井面21
に押圧された弾性部材73と天井面21との摩擦力によ
り、シャーシ13が天井面21に対して位置決めされ、
不用意な回動が防止される。
【0031】次に、環状のランプ5を装着したランプホ
ルダ27を反射体15のホルダ取付溝25に取付けた後
に、セード7をシャーシ13に取り付ける。このセード
7のシャーシ13への取付は、図5に示すように最初に
セード7の一部分を一方のセード取付ラッチ37で側壁
11に固定した後に、他方のセード取付ラッチ37の導
入面41aにフランジ部67を摺動させながら、回動さ
せるとセード取付ラッチ37は付勢手段の付勢力に抗し
てシャーシ13の内側に移動し、セード7のフランジ部
67が内側遮断部65を撓ませながら側壁11の内側に
嵌合する。そして、導入面41をフランジ部67が乗り
越えると、セード取付ラッチ37が付勢手段の付勢力に
より外側に移動して、鉤部41上に開口縁部7aが位置
し、ラッチ本体39と内側遮断部65との間でフランジ
部67が挟持される。これにより、セード7がシャーシ
13に取り付けられる。この状態では、外側遮断部63
が開口縁部7aの外側に密着当接し、フランジ部67の
外側が内側遮断部65と密着当接することによりセード
7とシャーシ13とで形成される内部が外部から密封さ
れ、虫の侵入が防止される。
【0032】また、セード7を側壁11の内部に挿入す
る場合に、フランジ部67の先端部が装飾トリム53の
下端部と干渉することがないので、セード7を容易に取
り付けることが出来、取付作業性が向上する。
【0033】また、天井面21とシャーシ13の背面側
との隙間45の防虫用の遮断部を装飾トリム53と一体
に形成したことにより、部品点数を低減することが出来
ると共に、組付工数も削減することが出来、取付作業性
が向上する。
【0034】また、セード7をシャーシ13から外す場
合、セード7をシャーシ13に対して回転させても、回
転防止機構69により天井面21に対してシャーシ13
が回転することがないので、引掛シーリング23に引掛
られたアダプタ17の引掛金具17bが引掛孔23aか
ら外れることがない。
【0035】さらに、セード7が角型の場合において、
角型のセードの位置を調節する場合においても、セード
をシャーシ13に対して回転させても、シャーシ13が
天井面21に対して回転することがない。
【0036】次に他の実施例について説明する。図6
(a)に示すように、本実施例の装飾トリム85は、外
周壁87の上端部に断面山形状の防虫用遮断部89が形
成され、外周壁87の下端部にはセード遮断部として、
斜め下方に延出する外側遮断部91が形成されている。
また内周壁93の下端部に、内側遮断部95が形成され
ている。
【0037】本実施例においても、上記実施例と同様
に、防虫用遮断部89を装飾トリム85に一体に形成し
たので、部品点数を低減することが出来、取付け工数も
低減することが出来る。
【0038】また、セード7のシャーシ13への取付け
作業においても、外側遮断部91がセード7のフランジ
部67と干渉することがないので、取付作業性を向上す
ることが出来る。
【0039】さらに、他の実施例について説明する。図
10の装飾トリム101は上述の実施例の防虫用遮断部
55を弾性を有した巻返部102としたものであり、周
縁部103をシャーシ13の外周に向けて巻返して形成
されるものである。この巻返部102の周縁部103と
装飾トリム101との間には、開放周部104が形成さ
れており、シャーシ13の天井取付時の押圧力に応じて
収縮する。この巻返部102の上端には天井面に当接す
るリブが周状に形成されている。このように、防虫用遮
断部55に開放周部104が形成されることで、シャー
シ13の天井取付時における弾性圧縮の許容範囲が増
す。また、周縁部103を外周に向けて巻返部102が
形成されることによって、装飾トリム101の射出成形
時、周縁部103にしわ、たわみ等が形成されにくくな
る。
【0040】また、装飾トリム101の下端のセード遮
断部60を弾性を有する筒状体で形成されている。この
筒状体はシャーシ13の側壁11より外方に位置するよ
うに形成され、セード7のフランジ部67に当接する。
このように、セード遮断部60を筒状体で形成すること
によって、簡単な構成でセード7と器具本体の側壁11
との隙間をより確実に遮蔽することが出来る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、シャーシの背面側と天井面との間に配置され
て、シャーシの背面側と天井面との隙間を外部から遮断
する防虫用遮断部を装飾トリムに一体に形成したので、
部品点数を低減することが出来、組付工数を削減するこ
とが出来る。
【0042】請求項2に記載の発明によれば、防虫用遮
断部を弾性を有する中空の筒状体に形成したことにより
弾性が増して、天井面と器具本体との隙間をより確実に
遮断することが出来る。
【0043】請求項3に記載の発明によれば、防虫用遮
断部を周縁部を前記シャーシの外周に向けて巻返して開
放周部を外周方向に形成した巻返部としたことにより、
天井面及び器具本体の背面側にそれぞれ密着状態で接触
するので、天井面と器具本体の背面側との隙間をより確
実に遮蔽することが出来るとともに、開放周部を形成し
たことで弾性圧縮の許容範囲が増す。
【0044】請求項4記載の発明によれば、セード遮断
部を弾性を有する中空の筒状体で形成したことにより、
セードと器具本体の側壁との隙間をより確実に遮蔽する
ことが出来る。
【0045】請求項5に記載の発明によれば、セード遮
断部を、シャーシの側壁の内側に突出してセードの開口
縁部外周に当接する内側遮断部と、側壁の外側に突出し
てセードの外周に当接する外側遮断部とで形成したこと
により、セードを器具本体に組み付ける際に、セードの
開口縁部が装飾トリムに干渉することがなく、セードを
器具本体に容易に組み付けることが出来る。
【0046】請求項6に記載の発明によれば、簡単なセ
ード遮断部の構成で、セードを器具本体に容易に組み付
けることが出来ると共に、防虫用遮断部を装飾トリムに
一体に形成したので、部品点数を低減することが出来、
組付工数を削減することが出来る。
【0047】請求項7に記載の発明によれば、セードを
器具本体に組み付ける際に、セードの開口縁部が装飾ト
リムに干渉することがなく、セードを器具本体に容易に
組み付けることが出来ると共に、防虫用遮断部を装飾ト
リムに一体に形成したので、部品点数を低減することが
出来、組付工数を削減することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る照明器具を示す分解斜視図であ
る。
【図2】本発明に係る照明器具を示す一部を破断した側
面図である。
【図3】本発明に係る照明器具のシャーシと装飾トリム
とセードの一部を拡大した斜視図である。
【図4】(a)は天井面に取り付ける前のセードを器具
本体に組みつけた状態を示す断面図、(b)は天井面に
器具本体を組み付けた状態を示す断面図である。
【図5】セードを器具本体に組み付ける状態を示す断面
図である。
【図6】他の実施例の装飾トリムの断面を示し、(a)
は照明器具を天井面に取り付ける前の状態を示す断面
図、(b)は天井面に照明器具を取り付けた状態を示す
断面図である。
【図7】従来の照明器具を示す分解斜視図である。
【図8】従来の照明器具において、天井面に取り付けた
状態を示す断面図である。
【図9】従来の照明器具において、セードを器具本体の
シャーシに取り付ける状態を示す断面図である。
【図10】他の実施例の装飾トリムの一部断面を示す。
【符号の説明】
3 器具本体 5 ランプ 7 セード 11 側壁 21 天井面 51 照明器具 53 装飾トリム 55 防虫用遮断部 60 セード遮断部 63 外側遮断部 65 内側遮断部 102 巻返部 103 周縁部 104 開放周部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周に側壁が形成されたシャーシを有
    し、このシャーシの上面側が天井面に取り付けられる器
    具本体と、前記器具本体に取り付けられるランプと、前
    記シャーシの側壁の内側に開口縁部が嵌合してランプと
    共にシャーシの表面側を覆うセードと、前記シャーシの
    側壁の外周に被着される装飾トリムとを具備し、前記シ
    ャーシの上面側と天井面との隙間を外部から遮断する防
    虫用遮断部を前記装飾トリムに一体に形成したことを特
    徴とする照明器具。
  2. 【請求項2】 前記防虫用遮断部を弾性を有する中空の
    筒状体に形成したことを特徴とする請求項1記載の照明
    器具。
  3. 【請求項3】 前記防虫用遮断部を弾性を有し、周縁部
    を前記シャーシの外周に向けて巻返して開放周部を外周
    方向に形成した巻返部としたことを特徴とする請求項1
    記載の照明器具。
  4. 【請求項4】 外周に側壁が形成されたシャーシを有
    し、このシャーシの上面側が天井面に取り付けられる器
    具本体と、前記器具本体に取り付けられるランプと、前
    記シャーシの側壁の内側に開口縁部が嵌合してランプと
    共にシャーシの表面側を覆うセードと、前記シャーシの
    側壁の外周に被着される装飾トリムとを具備し、前記装
    飾トリムに前記セードの開口縁部外周に当接するセード
    遮断部を設け、このセード遮断部を弾性を有する中空の
    筒状体で形成したことを特徴とする照明器具。
  5. 【請求項5】 外周に側壁が形成されたシャーシを有
    し、このシャーシの上面側が天井面に取り付けられる器
    具本体と、前記器具本体に取り付けられるランプと、前
    記シャーシの側壁の内側に開口縁部が嵌合してランプと
    共にシャーシの表面側を覆うセードと、前記シャーシの
    側壁の外周に被着される装飾トリムとを具備し、前記装
    飾トリムに前記セードの開口縁部外周に当接するセード
    遮断部を設け、このセード遮断部が前記シャーシの側壁
    の内側に突出して前記セードの開口縁部外周に当接する
    内側遮断部と、側壁の外側に突出して前記セードの外周
    に当接する外側遮断部とで形成されたことを特徴とする
    照明器具。
  6. 【請求項6】 前記装飾トリムに前記セードの開口縁部
    外周に当接するセード遮断部を設け、このセード遮断部
    を弾性を有する筒状体で形成したことを特徴とする請求
    項1記載の照明器具。
  7. 【請求項7】 前記装飾トリムに、前記セードの開口縁
    部外周に当接するセード遮断部を設け、このセード遮断
    部は前記シャーシの側壁の内側に突出して前記セードの
    開口縁部外周に当接する内側遮断部と、側壁の外側に突
    出して前記セードの外周に当接する外側遮断部とで形成
    されたことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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