JP4149562B2 - 照明器具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
第1の従来例を図15および図16に示す。すなわち、この照明器具は、一対向縁部に一対の取付具70を有する器具本体71と、この器具本体71の前面に位置するものであって、取付具70に着脱自在に係止する被取付具72を有するセード73とを備えている。被取付具72は係止片74と解除ボタン75からなる。
【0003】
76は係止金具、77はその受け金具、78は天井取付部、79はランプ支持ばね、80は本体カバー、81はガイド具、82はランプである。
第1の従来例は図16に示すように器具本体71に設けた係止金具76にセード73側に設けた受け金具77が引っ掛かることによって、セード73を開いた状態のセード73の一方を仮保持し、セード73を閉じた状態ではセード73の他方を押し上げてセード取付具70に係止片74が係止している。
【0004】
第2の従来例を図18に示す。すなわち、この照明器具は、第1の従来例の係止金具76および受け金具77に代えて、器具本体71の下面に保持具83を設け、セード73の内面に保持具83に引っ掛かる引掛具84を設けている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
第1の従来例は、係止金具76が見えるので外観上好ましくなく、また器具本体71の裏面の係止金具76に引っ掛けるためセード73の着脱に関する操作性が劣るという問題があった。
またセード73の外形が器具本体71よりも大きく張り出しているような照明器具の場合、図17のようにセード73を外そうとすると受け金具77が係止金具76に引っ掛かった状態でセード73が天井85に当たってしまう。
【0006】
第2の従来例は、保持具83および引掛具84が内部にあるため外観をよくすることが可能であるが、セード73の安全性を高めるために保持具83を設けた場合、器具本体71の1個所にセード73の重量が加わるため、本体強度の補強が必要であり、またランプ交換時のセード73の揺れ等を抑えることが難しく、セード73の仮吊り機構としてはランプ交換時の作業を行なうことが難しかった。この点は第1の従来例も同様であった。
【0007】
したがって、この発明の目的は、ランプ交換等の作業を向上することができる照明器具を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の照明器具は、一対向縁部に一対の取付具を有し、この一対の取付具を結ぶ方向に交差する他対向縁部の一方に保持具を有し、前記他対向縁部の他方に支持具を有し、この支持具は自動復帰式の索条繰り出し手段と、索条の先端に設けた可動部とを有する器具本体と、この器具本体の前面に位置するものであって、前記取付具に着脱自在に係止する被取付具を有し、前記保持具に回動自在に引掛かり可能な引掛具を有し、前記可動部を係止可能な受け具を有する配光制御部材とを備え、
前記可動部は係止用の頭部を先端に有する棒状であり、
前記受け具は水平断面ハット形をなし、その両側片が前記配光制御部材の内周面に取付けられることにより、前記ハット形の中央部と前記内周面との間に、その上端から下端へ前記可動部の前記頭部を挿入しやすくする第1のガイド傾斜部を有する筒状の挿通部を形成し、前記頭部が前記挿通部を挿通した状態で前記頭部を係止位置へ案内する第2のガイド傾斜部を有する係止部を前記下端に形成し、
前記被取付具が前記取付具から外れた状態で、前記配光制御部材が前記保持具のまわりを自重により回動して前記索条を繰り出させるようにしたものである。
【0009】
請求項1記載の照明器具によれば、配光制御部材を開いた状態を保持具と索条で保持するため器具本体の1個所に重量が加わることがなく補強の必要が少なくなり、また配光制御部材が揺れることがないので安定性があり、配光制御部材を完全に外さなくてもランプ交換等ができてしかも作業性がよい。また配光制御部材が器具本体の取付具にたとえ不完全に取付けられても、配光制御部材が保持具で引っ掛かるので配光制御部材が落下することがなく安全である。
【0010】
また保持具および引掛具を器具本体および配光制御部材の内側に設けることは可能なため、必要に応じて外観を良好にすることが可能であり、配光制御部材を器具本体からやや下がった位置で保持させることも可能であるので、セードを外した状態で外面が天井に当たることを防止でき、また天井との距離を確保しやすいので必要に応じて外に張出したようなセード形状等を採用することが可能である。
さらに第1のガイド傾斜部により可動部が受け具にスムースに嵌合できるとともに、第2のガイド傾斜部により配光制御部材の仮保持状態で頭部が係止部から外れにくく、配光制御部材の落下を防ぐことができる。
【0011】
請求項2記載の照明器具は、請求項1において、前記器具本体が平面四角形であり、前記一対の取付具はその一対向側片に設けられ、前記保持具および前記支持具は他対向側片に設けられているものである。
請求項2記載の照明器具によれば、請求項1と同様な効果がある。
請求項3記載の照明器具は、請求項1において、前記器具本体が平面四角形であり、前記一対の取付具はその一対向側片に設けられ、前記保持具および前記支持具は前記器具本体の一対角部に設けられているものである。
【0012】
請求項3記載の照明器具によれば、請求項1と同様な効果のほか、支持具と保持具を器具本体の対角部に配置することにより、配光制御部材の仮吊り状態における開口面積を最も広くでき、ランプ交換性を向上させることができる。
請求項4記載の照明器具は、請求項1において、前記受け具が前記器具本体の保持具に対向するように前記配光制御部材が逆向きに取付けられた場合に前記保持具に引掛可能な引っ掛かり片を前記受け具に有するものである。
【0013】
請求項4記載の照明器具によれば、請求項1と同様な効果のほか、たとえば配光制御部材の形状が正方形であるような場合には誤って取付方向を逆にすることがあるが、その場合でも落下防止できるので安全である。
【0015】
【発明の実施の形態】
この発明の第1の実施の形態を図1から図7により説明する。すなわち、この照明器具は、器具本体1と、配光制御部材2とを有する。器具本体1は、一対向縁部に一対の取付具3を有し、この一対の取付具3を結ぶ方向に交差する他対向縁部の一方に保持具4を有し、他対向縁部の他方に支持具5を有し、この支持具5は自動復帰式索条繰り出し手段と、索条の先端に設けた可動部6とを有する。器具本体1は平面四角形であり、一対の取付具3はその一対向側片に設けられ、保持具4および支持具5は他対向側片に設けられている。
【0016】
実施の形態の器具本体1は、外周に周壁7を垂下している。器具本体1の中央に略長方形状の遊嵌穴8を形成し、コーナ部に例えば金属製のガイド具15を設けている。器具本体1の遊嵌穴8の近傍に絶縁板12を介して点灯装置11を取付け、点灯装置11を本体カバー13で覆い、本体カバー13に設けた穴14を遊嵌穴8に整合している。器具本体1の上面に例えばパッキンを用いた一対の弾性体16を設けている。一方天井に設けた配線器具である引掛シーリングボディ9にアダプタ10の引掛爪を引掛け、アダプタ10の下面より電源線20を引出し先端にコネクタ21を設けている。器具本体1の遊嵌穴8をアダプタ10および引掛シーリングボディ9に通して弾性体16を天井に密着させ、アダプタ10の周溝10aにホルダ17の係止爪18を引掛けて器具本体1をアダプタ10に取付ける。ホルダ17に設けた一対の操作部19を互いに離れる方向に引くとこれに連動して係止爪18がばね(図示せず)に抗して後退しアダプタ10の周溝10aから離れて器具本体1を外すことができる。
【0017】
本体カバー13の内部には端子台(図示せず)を設け、端子台に接続した電源線の受けコネクタ(図示せず)をコネクタ21に接続して給電している。また本体カバー13の下面にはランプ支持ばね23およびランプソケット24が設けられ、これらにランプ例えば環形蛍光ランプ25が装着される。
取付具3は、器具本体1の下面に垂下姿勢をなして配置され、器具本体1の中心方向に回動可能に設けられた例えば金属製の板であり、係止孔を有するものである。垂下姿勢はばね(図示せず)により保持されている。したがって、取付具3は外力により器具本体1の中心方向にばねに抗して傾動することができる。
【0018】
保持具4は、例えば金属製の線材をU字形に折曲したものであり、両端が器具本体1に取付けられている。
支持具5は、自動復帰式の索条繰り出し手段が、支持具5のケース内に収納されたドラムと、このドラムに巻かれた索条、例えばワイヤ33とからなっており、ドラムはばねにより索条の巻取り方向に付勢されている。可動部6は棒状であり、先端に径大の頭部6aを有し、後端がワイヤ33の先端に接続されている。頭部6aの上面は例えば円錐形等の錐形になっている。
【0019】
配光制御部材2は、器具本体1の前面に位置するものであって、取付具3に着脱自在に係止する被取付具30を有し、保持具4に回動自在に引掛かり可能な引掛具31を有し、可動部6を係止可能な受け具32を有する。そして被取付具30が取付具3から外れた状態で、配光制御部材2が保持具4のまわりを回動して自重によりワイヤ33を繰り出させるようにしている。
【0020】
この配光制御部材2はセードを実施の形態とし、セードの開口縁部を周壁7の内側に嵌合する形状にしている。被取付具30は取付具3の係止孔3aに係止する係止片36(図6参照)と取付具3を内方に押して回動させて係止片36から外す解除ボタン37からなり、係止片36はセードを器具本体1に接近することにより取付具3の下端に摺動して取付具3を内方に傾けるように案内する傾斜部36aを設けている。
【0021】
引掛具31は例えば金属製でかぎ形をなし、保持具4に引っ掛かるようにセードの内方に突出している。したがって、保持具4は配光制御部材2を回動自在かつ着脱自在に引掛けて仮吊り状態にすることができる。
受け具32は、図3から図5に示すように、可動部6の頭部6aを挿入する挿通部40と、頭部6aが挿通部40を挿通した状態で頭部6aの首側を係止する係止部41とで構成しており、実施の形態では例えば金属製であり、セードの開口縁部の内周面に両端片32aが取付けられて上下方向に開口するU字形をなし、支持具5側の開口が大きくなるように傾斜し、かつセードの内周面2aに近い側に挿通部40が形成され内周面2aから離れた先端側に係止部41が形成されるように、セードの内周面2a側を可動部6の頭部6aが貫通できる幅に形成し、先端側は頭部6aを抜止めする寸法に狭めている。
【0022】
この実施の形態は、セードを器具本体1に対して押し上げると、図4に示すように器具本体1側の支持具5の可動部6とセード側の受け具32が嵌合して係止した状態になる。セードを器具本体1に取付具3により取付けた状態からランプ交換の際に、解除ボタン37を押して取付具3への係止から解除すると、例えば図5に示すように可動部6が受け具32に係止した状態でセードが開き、図6に示すように手を離しても落下しないように支持具5の可動部6が受け具32とともに下がり、ワイヤ33で吊られた状態に保持される。図6および図7は、セードを取付具3から外して保持具4に引掛具31が引っ掛かった状態で自重により回動させ、また可動部6が受け具32に係止し、かつセードの自重によりワイヤ33を引出した状態である。この状態でセードはぐらぐらすることがなく、ランプ交換等の作業が容易にかつ安全に行なえる。またセードを完全に外さなくてもランプ交換をすることが可能である。また例えば受け具32が可動部6から外れてセードが落下しても引掛具31が器具本体1の保持具4に引っ掛かっているので、仮にセードが不完全嵌合(片掛り状態)でもセードの落下を防ぐことができる。
【0023】
この状態からセードを保持具4を支点に回動して器具本体1に接近すると、ワイヤ33は支持具5に内蔵されたドラムを付勢しているばねによりドラムに自動的に巻き取られるとともに、セード(2)がガイド具15に案内されて周壁7の内側に開口縁部が嵌合し、このとき係止片36で取付具3を内方に押して係止片36を係止孔3aに係止させ、これによりセードが器具本体1に取付けられ、図2の状態となる。またセードを外すときは、前記したように解除ボタン37を押して係止片36から取付具3を外すことにより行なえ、セードの自重によりワイヤ33が繰り出されて図6および図7のようにセードが開くこととなる。
【0024】
この実施の形態によれば、配光制御部材2を開いた状態を保持具4とワイヤ33で保持するため器具本体1の1個所に重量が加わることがなく補強の必要が少なくなり、また配光制御部材2が揺れることがないので安定性があり、配光制御部材2を完全に外さなくてもランプ交換等ができてしかも作業性がよい。また配光制御部材2が器具本体1の取付具3にたとえ不完全に取付けられても、配光制御部材2が保持具4で引っ掛かるので配光制御部材2が落下することがなく安全である。
【0025】
また保持具4および引掛具31を器具本体1および配光制御部材2の内側に設けているため、外観が良好である。図7に示すように、取付具3から配光制御部材2が外れた状態では、配光制御部材2を器具本体1からやや下がった位置で保持具4に保持させているので、配光制御部材2を外した状態で外面が天井45に当たることを防止でき、また天井45との距離を確保しやすいので外に張出したようなセード形状にすることができ、デザイン上の制約を緩和することができる。
【0026】
この発明の第2の実施の形態を図8に示す。すなわち、この照明器具は、第1の実施の形態において、平面四角形の器具本体1の一対の取付具3はその一対向側片に設けられ、保持具4および支持具5は一対角部に設けられている。
支持具5と保持具4の配置を器具本体1の対角線上にすることにより、図8に示すように、セード仮吊り状態のセード(2)の開口面積が最も広くとれる。そして、開口面積を広くすることにより仮吊り状態でのランプ交換性を向上することができる。
【0027】
その他は第1の実施の形態と同様である。
この発明の第3の実施の形態を図9および図10に示す。すなわち、この照明器具は、受け具32が器具本体1の保持具4に対向するように配光制御部材2が逆向きに取付けられた場合に保持具4に引掛可能な引っ掛かり片46を例えば受け具32に有する。実施の形態の引っ掛かり片46は、挿通部40の入口の縁部に折返しにより形成している。
【0028】
ユーザは誤ってセードの取付方向を反対に行なうことがある。このとき図10(b)に示すように受け具32と支持具5が嵌合せず、また保持具4と引掛具31が係合しないため、万一の場合セードの不完全嵌合時にセードの仮保持ができず、落下するおそれがある。このため受け具32に引っ掛かり片46を形成し、セード(2)を逆に取付けた場合でも保持具4に引っ掛かるようにしている。
【0029】
図10(a)はセード(2)を正規に取付けた状態であり、同図(b)はセード(2)を誤って反対方向に取付けた場合である。同図(b)のように、受け具32の先端の引っ掛かり片46が保持具4に引っ掛かるのでセード(2)の落下に対する安全性が高くなる。
その他は第1の実施の形態と同様である。
【0030】
この発明の第4の実施の形態を図11から図13に示す。すなわち、この照明器具は、第1の実施の形態において、支持具5の可動部6は係止用の頭部6aを先端に有し、受け具32は頭部6aを挿入しやすくする第1のガイド傾斜部55を有する挿通部40と、頭部6aが挿通部40を挿通した状態で頭部6aを係止位置へ案内する第2のガイド傾斜部56を有する係止部41とで構成し、受け具32は可動部6を誘い込みやすくするように傾斜しているものである。
【0031】
実施の形態では、頭部6aの円錐の軸に直角な水平面57に対する傾斜角aと、第1のガイド傾斜部55の水平面57に対する傾斜角bが、b>aとなっている。図12に示すように、同図(a)のように可動部6の頭部6aが受け具32に入ると、同図(b)のように可動部6が斜めに倒れて挿通部40内を摺動するので、摩擦が小さくなって嵌合しやすい。同図(c)のように頭部6aが抜けると斜めに倒れた姿勢が垂直姿勢に戻りながら頭部6aの首側が係止部41に係止し、第2のガイド傾斜部56により係止方向に摺動し、このときセードの自重が可動部6に加わると頭部6aが係止部41にさらに係止する方向に摺動するのでさらに確実に係止することとなる。すなわち、第2のガイド傾斜部56により、受け具32の先端が器具本体1側に接近するように傾斜した形状にすることにより、支持具5の可動部6と受け具32が嵌合してセードを開く際に図13のように矢印方向の力が生じるためセードの仮保持状態において可動部6と受け具32が外れにくい。
【0032】
この実施の形態によれば、可動部6の頭部6aの傾斜角度を受け具32の傾斜角度よりも小さくする第1のガイド傾斜部55により、可動部6がスムースに受け具に嵌合できるとともに、受け具32自体を配光制御部材2に対して傾斜する第2のガイド傾斜部56により、配光制御部材2の仮保持状態で可動部6の頭部6aが係止部41から外れにくく、配光制御部材2の落下を防ぐことができる。
【0033】
その他は第1の実施の形態と同様である。
図14は変形形態であり、第4の実施の形態が直接受け具32に傾斜させたのに対して、受け具32を傾斜させて取付けるような三角形状の取付台47を配光制御部材2と受け具32との間に介在して、受け具32に第2のガイド傾斜部56を形成している。
【0034】
【発明の効果】
請求項1記載の照明器具によれば、配光制御部材を開いた状態を保持具と索条で保持するため器具本体の1個所に重量が加わることがなく補強の必要が少なくなり、また配光制御部材が揺れることがないので安定性があり、配光制御部材を完全に外さなくてもランプ交換等ができてしかも作業性がよい。また配光制御部材が器具本体の取付具にたとえ不完全に取付けられても、配光制御部材が保持具で引っ掛かるので配光制御部材が落下することがなく安全である。
【0035】
また保持具および引掛具を器具本体および配光制御部材の内側に設けることは可能なため、必要に応じて外観を良好にすることが可能であり、配光制御部材を器具本体からやや下がった位置で保持させることも可能であるので、セードを外した状態で外面が天井に当たることを防止でき、また天井との距離を確保しやすいので必要に応じて外に張出したようなセード形状等を採用することが可能である。
さらに第1のガイド傾斜部により可動部が受け具にスムースに嵌合できるとともに、第2のガイド傾斜部により配光制御部材の仮保持状態で頭部が係止部から外れにくく、配光制御部材の落下を防ぐことができる。
【0036】
請求項2記載の照明器具によれば、請求項1と同様な効果がある。
請求項3記載の照明器具によれば、請求項1と同様な効果のほか、支持具と保持具を器具本体の対角部に配置することにより、配光制御部材の仮吊り状態における開口面積を最も広くでき、ランプ交換性を向上させることができる。
請求項4記載の照明器具によれば、請求項1と同様な効果のほか、たとえば配光制御部材の形状が正方形であるような場合には誤って取付方向を逆にすることがあるが、その場合でも落下防止できるので安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の分解斜視図である。
【図2】組立状態の断面図である。
【図3】支持具の斜視図である。
【図4】可動部が受け具に係合した状態の斜視図である。
【図5】セードを若干引き下げてワイヤを繰り出した状態の斜視図である。
【図6】セードを開いた仮吊り状態の斜視図である。
【図7】その断面図である。
【図8】第2の実施の形態のセードを開いた状態の斜視図である。
【図9】第3の実施の形態のセードを逆向きに取付けた際の落下防止を説明する部分斜視図である。
【図10】(a)はセードを正規に取付けた状態の断面図、(b)はセードを逆に取付けた状態の断面図である。
【図11】第4の実施の形態の支持具と受け具の関係を説明する説明図である。
【図12】支持具の可動部と受け具の係合動作を説明する説明図である。
【図13】可動部が受け具に係止した状態の説明図である。
【図14】受け具の変形形態の側面図である。
【図15】第1の従来例のセードを開いた状態の斜視図である。
【図16】その係止具と受け部との係合を示す説明図である。
【図17】セードの縁部が天井に当たる状態を説明する説明図である。
【図18】第2の従来例のセードを開いた状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 器具本体
2 セード、配光制御部材
3 取付具
4 保持具
5 支持具
6 可動部
6a 頭部
30 被取付具
31 引掛具
32 受け具
33 ワイヤ
40 挿通部
41 係止部
46 引っ掛かり片
55 第1のガイド傾斜部
56 第2のガイド傾斜部
Claims (4)
- 一対向縁部に一対の取付具を有し、この一対の取付具を結ぶ方向に交差する他対向縁部の一方に保持具を有し、前記他対向縁部の他方に支持具を有し、この支持具は自動復帰式の索条繰り出し手段と、索条の先端に設けた可動部とを有する器具本体と、この器具本体の前面に位置するものであって、前記取付具に着脱自在に係止する被取付具を有し、前記保持具に回動自在に引掛かり可能な引掛具を有し、前記可動部を係止可能な受け具を有する配光制御部材とを備え、
前記可動部は係止用の頭部を先端に有する棒状であり、
前記受け具は水平断面ハット形をなし、その両側片が前記配光制御部材の内周面に取付けられることにより、前記ハット形の中央部と前記内周面との間に、その上端から下端へ前記可動部の前記頭部を挿入しやすくする第1のガイド傾斜部を有する筒状の挿通部を形成し、前記頭部が前記挿通部を挿通した状態で前記頭部を係止位置へ案内する第2のガイド傾斜部を有する係止部を前記下端に形成し、
前記被取付具が前記取付具から外れた状態で、前記配光制御部材が前記保持具のまわりを自重により回動して前記索条を繰り出させるようにした照明器具。 - 前記器具本体は平面四角形であり、前記一対の取付具はその一対向側片に設けられ、前記保持具および前記支持具は他対向側片に設けられている請求項1記載の照明器具。
- 前記器具本体は平面四角形であり、前記一対の取付具はその一対向側片に設けられ、前記保持具および前記支持具は前記器具本体の一対角部に設けられている請求項1記載の照明器具。
- 前記受け具が前記器具本体の保持具に対向するように前記配光制御部材が逆向きに取付けられた場合に前記保持具に引掛可能な引っ掛かり片を前記受け具に有する請求項1記載の照明器具。
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