JPH0737208U - 磁気健康器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】身体に接している永久磁石の磁気が身体以外の
部分、即ち外部に漏れ、その磁気が半減するのを防止
し、非磁性体による磁気の反射によって身体に体する磁
気量を著しく高め、磁気による治療効果を著しく高める
こと。 【構成】粘着層１１を有する保持体層１２の、該粘着層
の一部分に非磁性体層１３を介して永久磁石１４が保持
されてなる磁気健康器具１０。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、磁気健康器具、特に粘着層を有する保持体層の、該粘着層の一部分 に非磁性体層を介して永久磁石が保持されてなる磁気健康器具に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、磁気マットとして、粘着層を有する保持体層の、該粘着層の一部分に直 接、永久磁石が保持されてなる磁気健康器具が知られている。このような磁気健 康器具では、身体の血行の悪い部分、肩凝りの部分などに永久磁石をはりつけて いたため、磁気が身体以外の部分、即ち外部にも漏れ、その磁気が半減し、磁気 による治療効果が低い。

【０００３】

【考案が解決しょうとする課題】

本考案は、このような問題点を解消するため、身体に接する部分を永久磁石と し、身体に接しない部分を非磁性体で遮蔽することによって身体に体する磁気量 を著しく高め、磁気による治療効果を著しく高めようとすることを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、粘着層１ｌを有する保持体層１２の、該粘着層の一部分に 非磁性体層１３を介して永久磁石１４が保持されてなる磁気健康器具１０である 。 請求項２の考案は、粘着層１１を有する保持体層１２の該粘着層の一部分に 、非磁性体層１３１を設けた永久磁石１４が保持されてなる磁気健康器具１０で ある。請求項３の考案は、粘着層１１を有する保持体層１２の、該粘着層の一部 分に非磁性体層１３を介して永久磁石１４が保持され、該粘着層の残余の部分に 剥離材層１５が設けられてなる磁気健康器具１０である。 上記の各考案において、粘着層１１の粘着剤には、鎮痛消炎剤のような薬剤、 芳香剤などを含有させてもよい。非磁性としては、アルミニウム、銅などがあげ られるが、特にアルミニウムは身体に与える生体磁気バランスの調整効果があっ て望ましい。非磁性体は板状体、箔、非磁性体の粉末を含むペーストの形態で用 いられる。非磁性体を板状体又は箔の形態で用いる場合には、保持体１２の表面 に接着剤を介して接着される。磁性体に非磁性体層を設けるには、非磁性体の粉 末を含むペーストを板状の磁性体の片面又は球状の磁性体の半球面に塗布する。 保持体１２としては、身体に体するなじみよさの点で紙、布、不織布、多孔性プ ラスチック フイルムなどがあげられる。 請求項３の考案において、剥離材としては剥離紙が用いられる。

【０００５】

【作用及び効果】

請求項１、２および３の考案によれば、身体に接する部分を永久磁石とし、身 体に接しない部分を非磁性体で遮蔽することによって、磁気が身体以外の部分、 即ち外部に漏れ、その磁気が半減するのを防止し、非磁性体による磁気の反射に よって身体に体する磁気量を著しく高め、磁気による治療効果を著しく高めるこ とができる。請求項２の考案によれば、あらかじめ磁性体に非磁性体層を設けて おくことによって磁性体を保持体の粘着層に容易に保持させることができ、磁気 健康器具を極めて容易に、かつ安価に製造することができる。請求項３の考案に よれば、粘着層に剥離層を設けることによって、製品の使用が極めて容易になる 。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例である磁気健康器具の断面
図。

【図２】本考案の他の実施例である磁気健康器具の断面
図。

【符号の説明】

１０・・磁気健康器具 １１・・粘着層 １２・・保持
体 １３・・非磁性体 １３１・・非磁性体層 １４・・磁
性体 １５・・剥離層

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 粘着層を有する保持体層の、該粘着層の
   一部分に非磁性体層を介して永久磁石が保持されてなる
   ことを特徴とする磁気健康器具。
2. 【請求項２】 粘着層を有する保持体層の該粘着層の一
   部分に、非磁性体層を設けた永久磁石が保持されてなる
   ことを特徴とする磁気健康器具。
3. 【請求項３】 粘着層を有する保持体層の、該粘着層の
   一部分に非磁性体層を介して永久磁石が保持され、該粘
   着層の残余の部分に剥離材層が設けられてなることを特
   徴とする磁気健康器具。