JP3056099U - 健康具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 凝った部分やつぼなどの皮膚上に貼着して刺
激を与え、血行をよくして容易に凝りや痛みを除去する
健康具を、極めて安価に提供する。 【解決手段】 樹脂製の小円板２の一方の面に、略直径
の長さを有する第１の線状突起３と、この第１の線状突
起３の両側で所定の間隔をあけ、第１の線状突起３と平
行な、中央部にギャップ部５を有する一対の第２の線状
突起４とを備えている。線状突起３，４を設けた面を、
凝っている患部の皮膚上に圧力を加えて貼着し、刺激を
与える。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、人体の凝った部分やつぼなどに刺激を与えて血行をよくし、凝りを 取り去る健康具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来この種の健康具として、例えば、磁気を発する磁石などを凝った部分に貼 着するものがあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、磁石を用いるものは、コスト高になるという欠点があった。

【０００４】 本考案は、極めて安価に製造できるとともに、容易に凝りや痛みを除去するこ とができる健康具を提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

この目的を達成するために、本考案の健康具は、樹脂製の小円板の一方の面に 、略直径の長さを有する第１の線状突起と、この第１の線状突起の両側で所定の 間隔を開け、第１の線状突起と平行な、中央部にギャップ部を有する一対の第２ の線状突起とを備え、前記線状突起を設けた面を、凝っている患部の皮膚上に圧 力を加えて貼着し、刺激を与えることを特徴とするものである。

【０００６】 上記構成によれば、第２の線状突起は、中央部分が欠けているため２本の線か らなり、したがって、線状突起は合計５本の線からなっている。この５本線の線 状突起を設けた面を凝っている患部の皮膚上に、例えば５ｋｇ程度の圧力を加え て貼着すると、患部を刺激し、血行をよくする。その結果、凝りを取り除くこと ができる。

【０００７】 この健康具は、例えばＡＢＳ等の樹脂を成形することにより、極めて安価にか つ量産することができるので、製造コストを、従来の磁石式のものと比べて、大 幅に低下することができる。

【０００８】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。 図１は、本考案の一実施の形態における健康具を示したもので、（ａ）は平面 図、（ｂ）は（ａ）のＸ−Ｘ断面図である。

【０００９】 この健康具１は、樹脂製、例えばＡＢＳからなる、直径ｄが略５ｍｍ程度の小 円板２の一方の面に、略直径の長さを有する第１の線状突起３と、この第１の線 状突起３の両側で所定の間隔をあけ、第１の線状突起と平行な、中央部にギャッ プ部５を有する一対の第２の線状突起４とを備えたものである。

【００１０】 第２の線状突起４は、中央部にギャップ部５があるので２本線からなっており 、したがって、線状突起は合計５本の線からなっている。

【００１１】 このような健康具１を使用する場合は、５本線の線状突起を設けた面を凝って いる患部の皮膚上に、例えば５ｋｇ程度の圧力を加えて粘着テープ等により貼着 する。通常５〜７粒を患部上に分布して貼り付ける。

【００１２】 このようにすると、５本線の線状突起３，４が患部に刺激を与え、皮下の血行 をよくするので、凝りを取り除くことができる。通常、貼着して数秒後に効果が 現われるが、１週間程度を目安にして貼っておく。

【００１３】 この健康具１の材質として、ＡＢＳを使用したが、他の樹脂を用いてもよい。 このように、樹脂を用いて成形するので、材料コストを含む製造コストが極めて 安く、かつ量産が可能であり、したがって、極めて安価に提供することが可能に なる。

【００１４】

【考案の効果】

以上説明したように、本考案によれば、小円板の一方の面に、５本線からなる 線状突起を有する樹脂製の健康具を安価に提供することができ、この健康具を患 部の皮膚上に貼着することにより、血行をよくして容易に凝りを除去することが できるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施の形態における健康具の平面図
及び断面図

【符号の説明】

１ 健康具 ２ 小円板 ３ 第１の線状突起 ４ 第２の線状突起 ５ ギャップ部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 樹脂製の小円板の一方の面に、略直径の
   長さを有する第１の線状突起と、該第１の線状突起の両
   側で所定の間隔をあけ、前記第１の線状突起と平行な、
   中央部にギャップ部を有する一対の第２の線状突起とを
   備え、前記線状突起を設けた面を、凝っている患部の皮
   膚上に圧力を加えて貼着し、刺激を与えることを特徴と
   する健康具。