JPH0745220Y2 - 医療用チューブ固定具 - Google Patents

医療用チューブ固定具

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JPH0745220Y2
JPH0745220Y2 JP1989111674U JP11167489U JPH0745220Y2 JP H0745220 Y2 JPH0745220 Y2 JP H0745220Y2 JP 1989111674 U JP1989111674 U JP 1989111674U JP 11167489 U JP11167489 U JP 11167489U JP H0745220 Y2 JPH0745220 Y2 JP H0745220Y2
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JP
Japan
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tube
receiving side
sheet
double
medical tube
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Application number
JP1989111674U
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JPH0353249U (ja
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尚生 中村
武明 太田
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Zeon Corp
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Zeon Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、医療上で、生体に各種薬液を注入するための
輪液回路及び経皮的,経口的,経鼻的に体内に薬液を注
入するためのカテーテル、並びに体液の排出に使用する
ドレナージチューブ類の位置の固定に利用するものであ
る。
[従来の技術] 従来、チューブ類は粘着性のバンデージを使用して、チ
ューブごと直接皮膚等に固定していた。従って、チュー
ブ自体もしっかりバンデージに粘着固定されており、チ
ューブの交換や位置の変更には手間を要した。また、チ
ューブ類は粘着剤で汚れて不潔になり易かった。
[考案が解決しようとする課題] 考案者は、直接チューブを接着固定することなく、間接
的に取付部位に固定できれば良い点に想到し、該取付方
法について検討を重ね、本考案を完成した。
[課題を解決するための手段] 本考案に係る医療用チューブ固定具は、一対以上の脱着
自在とした面ファスナー又はプラスチックファスナーの
受入側及び被受入側を中央チューブ抑え部の両側にそれ
ぞれ設けてなる帯状の固定用シートの前記受入側裏面に
両面粘着シートの片面を積層し、該両面粘着シートの他
面に保護離型紙を貼付したことを特徴とするものであ
る。
即ち、両面粘着シート表面に,チューブ抑え部を中間に
挟んで面ファスナー又はプラスチックファスナーの受入
側及び被受入側を設けた固定用シートの受入側を積層し
て形成された固定用シートを、中央部で湾曲し、この中
央湾曲部内面にチューブを挟みつけ面ファスナー又はプ
ラスチックファスナーを結合し固定した状態で所望部位
に粘着貼付するものである。
本考案の実施例を図面に基いて説明すると、第1図
(A)は中心線に沿う縦断面図で、第1図(B)は平面
図である。面ファスナー又はプラスチックファスナーの
受入側(3a),チューブ抑え部(4)及び被受入側(3
b)からなる固定用シート(2)の受入側(3a)の裏面
が短冊型の軟質両面粘着シート(1)の上面に接着さ
れ、上記両面粘着シートの下面には保護離型紙(5)が
貼着されている。
両面粘着シートは、軟質合成樹脂,ゴム,布等軟質基材
の両面に貼着剤を塗布して形成され、固定用シートに
は、軟質合成樹脂シート,布等が用いられる。
本実施例では面ファスナー又はプラスチックファスナー
の受入側(3a),被受入側(3b)をループ及びフックの
組合せとした面ファスナーが使用されており、面ファス
ナーの場合では、ファスナーの異なる2片のうち、何れ
の側を受入側として選んでもよい。
第2図は上記実施例の貼付する場所に合わせて特殊平面
形状としたものの平面図である。
面ファスナー又はプラスチックファスナーとしては、凹
溝に凸条をプラスチックの弾性により密嵌させる方式の
プラスチックファスナーでもよく、第3図(A)はプラ
スチックファスナーを用いた例の縦断面図で、同図
(B)は平面図である。
[作用] 本考案に係る医療用チューブ固定具を使用するには、第
4図に示すように、固定すべきチューブ(6)を中間部
に挟み、被受入部側を折り曲げ、受入部側と結合してチ
ューブを挟圧固定し、粘着シートの離型紙を剥し、チュ
ーブを固定したい位置例えば皮膚(7)上に貼り付け
る。あるいは、この逆に先にチューブ固定具を必要な場
所に貼り付け固定し、その後、チューブを挟み抑え込ん
でもよい。
チューブの位置の移動及びチューブの交換は、面ファス
ナー又はプラスチックファスナーのチューブ受入側と被
受入側の結合を外せば簡単に行える。また位置を移動す
る際、皮膚面あるいは体外固定部に貼付したチューブ固
定具を剥がし取る必要はなく、残置して後で除去しても
よい。
[考案の効果] 本考案によれば、皮膚又は他の固定部と一緒にチューブ
自体が粘着剤で貼着されていないので、皮膚からバンデ
ージを取り外すときの患者の苦痛や手間がなく、チュー
ブも粘着剤で汚染されない。これにより、医療施術時の
チューブの配管環境の改善がなされる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本考案実施例の中心線に沿う縦断面図
で、同図(B)はその平面図で、第2図は他の実施例の
平面図で、第3図(A)は別の実施例の縦断面図で、同
図(B)は平面図であって、第4図は本考案医療用チュ
ーブ固定具の使用方法を示す説明図である。 (1)……両面粘着シート,(2)……固定用シート,
(3a)……受入側,(3b)……被受入側,(4)……チ
ューブ抑え部,(5)……保護離型紙,(6)……チュ
ーブ,(7)……皮膚。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】1対以上の脱着自在とした面ファスナー又
    はプラスチックファスナーの受入側及び被受入側を中央
    チューブ抑え部の両側にそれぞれ設けてなる帯状の固定
    用シートの前記受入側裏面に両面粘着シートの片面を積
    層し、該両面粘着シートの他面に保護離型紙を貼付した
    ことを特徴とする医療用チューブ固定具。
JP1989111674U 1989-09-26 1989-09-26 医療用チューブ固定具 Expired - Lifetime JPH0745220Y2 (ja)

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JPH0353249U JPH0353249U (ja) 1991-05-23
JPH0745220Y2 true JPH0745220Y2 (ja) 1995-10-18

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ID=31660146

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5889682B2 (ja) * 2012-03-16 2016-03-22 亮一 市橋 医療管用固定具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6051377U (ja) * 1983-09-16 1985-04-11 大井 鐵太郎 チユ−ブ・ホルダ−
JPH0119966Y2 (ja) * 1984-10-03 1989-06-09

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JPH0353249U (ja) 1991-05-23

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