JP3043549U - 指圧代用刺激具 - Google Patents

指圧代用刺激具

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JP3043549U JP1997004086U JP408697U JP3043549U JP 3043549 U JP3043549 U JP 3043549U JP 1997004086 U JP1997004086 U JP 1997004086U JP 408697 U JP408697 U JP 408697U JP 3043549 U JP3043549 U JP 3043549U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の刺激片を有する粘着シートを皮膚へ貼
り付けた場合において、粘着シートが皮膚面から剥がれ
たり、各刺激片の皮膚への押し付け力が弱くなったりす
るのを防止しつつ、各刺激片相互の間隔をできるだけ小
さくして、刺激片相互の間隔がより均一にすることがで
きる指圧代用刺激具を提供すること。 【解決手段】 表面に適宜平面形状の突起10を有する
薄肉の複数の刺激片1の裏面を、一枚の粘着シート2へ
ほぼ均一な間隔で粘着し、前記粘着シート2の外周輪郭
部には、当該外周輪郭部に隣接する各刺激片1,1相互
の中間部に向かって括れ部20が形成されていることを
特徴とする。隣合う各刺激片1相互の少なくとも一部
は、可撓性ないし屈曲性を有する連結片11を介して連
続させることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、指圧代用刺激具に関するものである。 人体にりゅうまち、神経痛、肩こり、腰痛その他の変調が生じると、その反応 は人体表層部の関連領域へ主として痛みとしてあらわれる。この痛みは直接感じ る場合もあるし、押して感じる間接的なものもあるが、この痛みを感ずる部分は 痛点と称される。 この考案は、人体の表層部において前述のような痛点が連続する領域に貼り付 け、その領域に刺激を与えて血行を促進させることにより、その痛みをやわらげ たり解消したりする指圧代用刺激具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
実公昭58−28589号(実開昭54−142138号)公報には、考案者 が考案した図11で示すような指圧代用刺激具が提案されている。 この刺激具は合成樹脂で成形されており、薄肉で直径5mm程度の円形の刺激片 1の表面に、中心から放射状に高さ0.5mm程度の脈状の突起10を形成し、前 記刺激片1の平滑な裏面を、感圧性粘着剤を塗布した平面円形の粘着シート2の 中央に貼り付けている。 前記粘着シート2は所定の剥離台紙3へ一定の間隔で貼られ、剥離台紙3に形 成された窓孔30から刺激片1の表面を露出させている。 この刺激具は、剥離台紙3から粘着シート2を剥がし、前記突起10が皮膚と 接触する状態に皮膚面に貼り付けて使用すると、粘着シート2によって刺激片1 の突起10が皮膚に押し付けられ、当該部分における人体表層部の抹消神経が刺 激され、不調が矯正されることにより関連箇所の痛みも解消される。
【0003】 ところで、りゅうまち、神経痛、肩こり、腰痛その他の生体の変調による人体 表層部の痛点は、比較的広い領域に密集してあらわれることが少なくない。 このような場合には、例えば図12で示すように、前述の刺激具を皮膚表面へ 狭い間隔で数十個ないし数百個貼る必要があるが、皮膚表面へ図12で示すよう に刺激具を多数貼るとき非常に時間がかかるという問題があった。
【0004】 前述の問題を改善するため、考案者は、図13で示すように、表面に突起10 を有する薄肉の多数の刺激片1を、前記突起10が表側になるように、一定幅の テープ状の粘着シート2へほぼ均一な間隔で粘着した刺激具を提案している。 前記刺激具は、前記粘着シート2を、露出用の窓孔30を形成した剥離台紙3 へ各刺激片1の突起10が前記窓孔30から露出する状態に貼り付けている。
【0005】 図13の刺激具は、粘着シート2を隔離台紙3から剥がして皮膚に貼るとき、 図14で示すように一度に多数の刺激片1を皮膚に定着することができる。 図14は、各刺激片1をできるだけ均一な間隔でバランス良く皮膚に定着さて その治療的効果を上げるため、隣合う粘着シート2の刺激片1相互が互い違いに 位置するように各粘着シート2を部分的に重ね合わせて貼り付けている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、粘着シート2の幅が一定であるため、同じ粘着シート2へ粘着 されている刺激片1相互の間隔L1よりも、隣合う粘着シート2の刺激片1相互 の間隔L2が広くなり、刺激片1をバランス良く皮膚面に貼り付けることが困難 になるという課題があった。 前述の課題を解決するため、粘着シート2の幅を狭くすると、粘着シート2が 皮膚面から剥がれ易くなったり、あるいは、各刺激片1の皮膚への押し付け力が 弱くなる(治療的効果を減じる)などの問題を生じる。また、各刺激片1の皮膚 面への配置バランスを均一にするため、粘着シート2へ貼り付ける刺激片1相互 の間隔を広くするのも、治療的効果を減じる。
【0007】 この考案の目的は、前述のように複数の刺激片を粘着シートへ粘着した刺激具 において、粘着シートが皮膚面から剥がれたり、各刺激片の皮膚への押し付け力 が弱くなったりするのを防止しつつ、各刺激片相互の間隔が拡がらず、しかも、 隣合う粘着シートにおける刺激片相互の間隔と、同じ粘着シートにおける刺激片 相互の間隔とが、より等しくなるように皮膚に貼り付けることができる指圧代用 刺激具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案による指圧代用刺激具は、前述の課題を解決するため以下のように構 成されている。 すなわち、請求項1に記載の指圧代用刺激具は、表面に適宜平面形状の突起1 0を有する薄肉の複数の刺激片1の裏面を、一枚の粘着シート2へほぼ均一な間 隔で粘着し、前記粘着シート2の外周輪郭部には、当該外周輪郭部に隣接する各 刺激片1,1相互の中間部に向かって括れ部20を形成したことを特徴としてい る。 請求項2に記載の指圧代用刺激具は、請求項1に記載の指圧代用刺激具におい て、隣合う各刺激片1相互の少なくとも一部を、可撓性ないし屈曲性を有する連 結片11を介して連続させたことを特徴としている。
【0009】 刺激片1が例えば合成樹脂で成形され、当該刺激片1の平面形状が円形である 場合には、刺激片1の直径は3〜8mm程度に設計するのが好ましい。 また、刺激片10の肉厚(突起10を除いた部分の厚み)は0.5〜1.0mm 、突起10の最も高い部分の高さは0.5〜0.7mm程度にそれぞれ設計するの が好ましい。これらの寸法や形状は、刺激具によって人体表層部に加えられるべ き刺激の程度によって適宜選択される。 請求項2の刺激具における連結片11は、可撓性ないし屈曲性を有する小さく て短い帯状のものや、紐状のもの、又は糸状のものも含まれる。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下図1〜図10を参照しながら、この考案による指圧代用刺激具の好ましい 実施形態を説明する。 第1実施形態 図1〜図3には、この考案による第1実施形態の指圧代用刺激具が示されてお り、図1はその部分破断平面図、図2は図1の矢印A−Aに沿う部分拡大断面図 、図3は図1の指圧代用刺激具を皮膚面に貼り付けた状態の部分拡大平面図であ る。
【0011】 薄肉の各刺激片1は、硬質又は半硬質の合成樹脂により平面円形に成形されて おり、その表面には、平行な三筋状の突起10が形成され、中央の突起10を除 く両側の突起10は、図2で示すように両端部と中央部が低くなっており、その 側面形状はやや弧状になっている。 各突起10の陵部は断面が円弧状であるとともに、各突起10の両面は、基部 から稜部に向かって次第に肉薄になるように急傾斜している。
【0012】 各刺激片1の平滑な裏面は、帯状の粘着シート2の中央部へ長さ方向に沿って ほぼ均一な間隔で一列状に粘着されている。この粘着シート2は、軟質の合成樹 脂によるクロス状のシートの一面へ感圧性粘着剤を塗布したものであり、その外 周輪郭部には、隣接する各刺激片1,1相互の中間部に向かって括れ部20が形 成されている。 粘着シート2には、例えば通気性をよくするために図示しない小さな孔を形成 することができる。
【0013】 前記粘着シート2は、前記各刺激片1に対応する部分に露出用の窓孔30が形 成された剥離台紙3に貼られ、前記各窓孔30からは刺激片1が露出した状態に なっている。 この実施形態では、各刺激片1が粘着保持された複数の粘着シート2が、一枚 の剥離台紙3へ平行に並ぶように貼られている。
【0014】 この実施形態の指圧代用刺激具を製造するには、刺激片1を射出成形によって 製造する。他方、粘着面に剥離台紙3が貼られた粘着シート2を所定形状に裁断 し、前記剥離台紙3へ窓孔30を打ち抜き加工する。 その後、各刺激片1の裏面を前記各窓孔30から露出している粘着シート2の 粘着面に粘着させる。 なお、粘着シート2の裁断と剥離台紙3への窓孔30の加工は、同時に行って もよいし各別に行ってもよい。
【0015】 前述の指圧代用刺激具は、各粘着シート2を剥離台紙3から剥がし、図3のよ うに、隣合う粘着シート2の刺激片1相互が互い違いに位置するように、皮膚面 に対して各粘着シート2が部分的に重なり合うように貼り付けて使用する。粘着 シート2は、皮膚面の皺を伸ばした状態で貼るのが好ましい。 この使用状態においては、刺激片1の表面が粘着シート2によって皮膚表面に 押し付けられ、表面の突起10が人体の表層部へくい込むため、突起10によっ て生体表層部の抹消神経が刺激されることにより、生体の変調の矯正が促進され 、痛みも解消される。
【0016】 第1実施形態の刺激具によれば、粘着シート2の外周輪郭部に、その輪郭部へ 隣接する各刺激片1相互の中間部に向かって凹むような括れ部20が形成されて いるので、皮膚に対して前に貼り付けた粘着シート2の各括れ部20へ、次の粘 着シート2の各刺激片1が一部入り込んだ状態で当該粘着シート2を皮膚へ貼る ことができる。 したがって、同一粘着シート2へ粘着された各刺激片1相互の間隔L1と、隣 合う粘着シート2の各刺激片1相互の間隔L2は、ほとんど差がないように、す なわち、各刺激片1相互の間隔がより小さくなる状態でバランス良く皮膚へ貼る ことができる。したがって、治療的効果もより向上する。 また、粘着シート2に粘着されている刺激片1の数が、貼り付けようとする皮 膚面に対して多すぎるような場合には、所望数の刺激片1を残して、粘着シート 2の他の部分を切り離して使用することができる。
【0017】 第2実施形態 図4は、第2実施形態の指圧代用刺激具の部分破断平面図である。 この実施形態における各刺激片1の突起10は、刺激片1の中心から120度 の等角度間隔で放射状に形成された脈状の突起であり、突起10の各部において 、基部から頂部までの高さはほぼ均一である。 各刺激片1の裏面は、帯状の粘着シート2へ互い違いに配置されるように、ほ ぼ等しい間隔で二列状に粘着されている。 各粘着シート2の外周輪郭部には、その外周輪郭部へ隣接する各刺激片1相互 の中間部へ向かって凹むように括れ部20がそれぞれ形成されている。 一枚の剥離台紙3には、複数の粘着シート2が平行するように貼られ、各粘着 シート2の刺激片1は、剥離台紙3の窓孔30から露出している。 この実施形態の指圧代用刺激具は、刺激片2が一枚の粘着シート2へ二列状に 粘着されているので、皮膚の広い範囲に貼るときにさらに効率良く迅速に貼るこ とができる。 この実施形態の刺激具の他の構成や作用,効果は、第1実施例の刺激具とほぼ 同様であるからそれらの説明は省略する。
【0018】 第3実施形態 図5は第3実施形態の刺激具の部分破断平面図、図6は図5の刺激具の使用状 態の部分平面図である。 この実施形態における円形の刺激片1の表面には、三筋状の突起10が形成さ れ、この突起10の中央の筋状の突起を除く両側の突起は、中央部で途切れた状 態になっている。 この実施形態においては、一枚の粘着シート2へ七個の刺激片1がほぼ均一な 間隔で集中するように粘着されており、その配列は、中央へ横方向に三個の刺激 片1が位置し、その上下の位置へ横方向に二個の刺激片1が位置し、各列の刺激 片1は互い違いに位置するように配置されている。 各粘着シート2の外周輪郭部には、その外周輪郭部へ隣接する各刺激片1相互 の中間部に向かって凹むような括れ部20が形成されている。 粘着シート2は、一枚の剥離台紙3へ複数並べて貼られ、各粘着シート2の刺 激片1は、剥離台紙3へ形成された窓孔30から露出している。
【0019】 この実施形態の指圧代用刺激具は、皮膚の広い領域に対して図6のように貼り 付けられる。このとき、既に貼った粘着シート2の括れ部20の部分に次の粘着 シート2の刺激片1が一部入り込む状態で、前に貼った粘着シート2の外周部へ 次の粘着シート2の外周部を重ねるように貼ることにより、各刺激片1相互の間 隔がより小さくなって、より均一な間隔になるようにバランス良く貼ることがで きる。 この実施形態の指圧代用刺激具の他の構成や作用,効果は、第1実施形態の刺 激具とほぼ同様であるので、それらの説明は省略する。
【0020】 第4実施形態 図7は、請求項2に記載の考案に対応する実施形態の指圧代用刺激具の部分破 断平面図、図8は図7の指圧代用刺激具の部分拡大断面図、図9は図8の矢印B −Bに沿う部分断面図である。 この実施形態の指圧代用刺激具において、各刺激片1の表面には第1実施形態 とほぼ同様な三筋状の突起10が形成され、このような構成の九個の刺激片1が 、可撓性ないし屈曲性を有する連結片11を介してほぼ等しい間隔で一列状に連 続している。各刺激片1と各連結片11は、半硬質の合成樹脂によって一体に射 出成形されており、各連結片11の部分は刺激片1よりも幅が狭くかつ薄肉に形 成されている。 このように多数連続した刺激片1は、それらの前記突起10が表面に表れる状 態で、帯状の粘着シート2の粘着面に粘着されている。 粘着シート2の外周輪郭部には、第1実施形態の刺激具とほぼ同様な位置に括 れ部20があらかじめ形成されている。 前述のように構成された各刺激具の粘着シート2は、図7のように一枚の剥離 台紙3へ所定の間隔で平行するように貼り付けられており、それらの粘着シート 2に粘着された各連結片11を含む各刺激片1は、剥離台紙3にあらかじめ形成 されている窓孔30から露出している。
【0021】 第4実施形態の指圧代用刺激具は、複数の刺激片1相互が可撓性ないし屈曲性 を有する連結片11によって連続しているので、このように連続した刺激片1の 裏面を、剥離台紙3の窓孔30から露出している粘着シート2の粘着面に粘着す るとき、非常に効率的に粘着することができる。 前記刺激具は、各刺激片1相互の間の連結片11が可撓性ないし屈曲性を有し ているので、円曲面ないし屈曲面を形成している皮膚面に貼り付けた場合でも、 各刺激片1がその皮膚面によく追随する。 刺激具の各連結片11を介して連結されている刺激片1の数が、貼り付けよう とする皮膚面に対して多すぎるような場合には、一枚の粘着シート2へ粘着され ている適数の刺激片1を、前記連結片11の部分から鋏などで切り離して使用す ることができる。 この実施形態の指圧代用刺激具の他の構成や作用,効果は、第1実施形態の刺 激具とほぼ同様であるのでそれらの説明は省略する。 なを、前記第4実施形態では、各連結片11を各刺激片1とともに半硬質の合 成樹脂で成形し、各連結片11の部分を各刺激片1とは薄肉に成形することによ り、前記連結片11の部分に可撓性ないし屈曲性をもたせているが、各連結片1 1の部分に幅方向に沿って平行に複数の小さな溝を形成することにより、可撓性 や屈曲性を付与することもできる。 この実施形態の刺激具のように、隣接する刺激片1相互を連結片1を介して連 続させる形態は、第2実施形態や第3実施形態の刺激具についても実施すること ができる。
【0022】 第5実施形態 図10は第5実施形態の指圧代用刺激具を示す平面図である。 この実施形態の刺激具は、粘着シート2の外周輪郭部における各括れ部20が 円弧状でなく、刺激片1の側から見て緩やかなV字状に形成され、各刺激片1に 隣接する外周輪郭部(膨出部)が緩やかな逆V字状に形成されている。 この実施形態の刺激具においても、皮膚に貼るとき、前に貼った粘着シート2 の括れ部20の部分に次に貼る粘着シート2の刺激片1の一部が入り込んだ状態 で貼ることにより、刺激片1相互の間隔がより小さくかつより均一な間隔になる ように使用することができる。 この実施形態の指圧代用刺激具の他の構成や作用,効果は、第1実施形態の刺 激具とほぼ同様であるので、それらの説明は省略する。 なお、粘着シート2の外周輪郭部における括れ部20をこの実施形態のように 形成することは、第2実施形態その他の形態についても同様に実施することがで きる。
【0023】 その他の実施形態。 この考案において、複数の刺激片1の配置は前記の各実施形態で例示したもの のみに限らず、各刺激片1相互の間隔がほぼ均一であれば、種々のレイアウトで 配置することができる。 刺激片1の平面形状は円形であることが望ましが、表面に刺激用の突起10が 形成されていれば、円形以外の平面形状であっても差し支えない。また、刺激片 1のサイズも使用する皮膚の領域によって種々選択することができる。
【0024】
【考案の効果】
この考案による指圧代用刺激具は、以下のような効果を奏する。 請求項1に記載の指圧代用刺激具によれば、粘着シート2の外周輪郭部に、そ の輪郭部へ隣接する各刺激片1相互の中間部に向かって凹むような括れ部20が 形成されているので、皮膚に対して既に貼り付けた粘着シート2の各括れ部20 へ、次に貼る粘着シート2の各刺激片1が一部入り込んだ状態で当該粘着シート 2を皮膚へ貼ることにより、各刺激片1相互の間隔がより小さくなり、かつそれ らがより均一になるようにバランス良く貼ることができる。したがって、治療的 効果もより向上する。 また、粘着シート2に粘着されている刺激片1の数が、貼り付けようとする皮 膚面に対して多すぎるような場合には、所望数の刺激片1を残して、粘着シート 2の他の部分を切り離して使用することができる。 さらに、複数の刺激片1を一枚の粘着シート2へ粘着させているので、皮膚の 広い領域へ多数の刺激片1を使用する場合、効率よく迅速に貼ることができる。
【0025】 請求項2に記載の指圧代用刺激具によれば、複数の刺激片1相互が可撓性ない し屈曲性を有する連結片11によって連続しているので、このように連続した刺 激片1の裏面を、剥離台紙3の窓孔30から露出している粘着シート2の粘着面 に粘着するとき、非常に効率的に粘着することができる。 各刺激片1相互の間の連結片11が可撓性ないし屈曲性を有しているので、円 曲面ないし屈曲面を形成している皮膚面に貼り付けた場合でも、各刺激片1がそ の皮膚面によく追随する。 刺激具の各連結片11を介して連結されている刺激片1の数が、貼り付けよう とする皮膚面に対して多すぎるような場合には、一枚の粘着シート2へ粘着され ている適数の刺激片1を、前記連結片11の部分から鋏などで切り離して所望数 の刺激片1を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による指圧代用刺激具の第1実施形態
を示す部分破断平面図である。
【図2】図1の矢印A−Aに沿う部分拡大断面図であ
る。
【図3】図1の指圧代用刺激具を皮膚面に貼り付けた状
態の部分拡大平面図である。
【図4】この考案による指圧代用刺激具の第2実施形態
を示す部分破断平面図である。
【図5】この考案による指圧代用刺激具の第3実施形態
を示す部分破断平面図である。
【図6】図5の刺激具の使用状態の部分平面図である。
【図7】この考案による指圧代用刺激具の第4実施形態
を示す部分破断平面図である。
【図8】図7の指圧代用刺激具の部分拡大断面図であ
る。
【図9】図8の矢印B−Bに沿う部分断面図である。
【図10】この考案による指圧代用刺激具の第5実施形
態を示す平面図である。
【図11】従来の指圧代用刺激具の一例を示す部分破断
平面図である。
【図12】図11の刺激具を皮膚面に貼り付けた状態の
部分裏面図である。
【図13】従来の指圧代用刺激具の他の例を示す部分破
断平面図である。
【図14】図13の刺激具を皮膚面に貼り付けた状態の
部分拡大平面図である。
【符号の説明】
1 刺激片 10 突起 11 連結片 2 粘着シート 20 括れ部 3 剥離台紙 30 窓孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に適宜平面形状の突起10を有する
    薄肉の複数の刺激片1の裏面を、一枚の粘着シート2へ
    ほぼ均一な間隔で粘着し、前記粘着シート2の外周輪郭
    部には、当該外周輪郭部に隣接する各刺激片1,1相互
    の中間部に向かって凹む括れ部20を形成したことを特
    徴とする、指圧代用刺激具。
  2. 【請求項2】 隣合う各刺激片1相互の少なくとも一部
    は、可撓性ないし屈曲性を有する連結片11を介して連
    続させたことを特徴とする、請求項1に記載の指圧代用
    刺激具。
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