JPH0852172A - 磁気貼着テープ - Google Patents

磁気貼着テープ

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JPH0852172A
JPH0852172A JP22237094A JP22237094A JPH0852172A JP H0852172 A JPH0852172 A JP H0852172A JP 22237094 A JP22237094 A JP 22237094A JP 22237094 A JP22237094 A JP 22237094A JP H0852172 A JPH0852172 A JP H0852172A
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JP
Japan
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magnetic
adhesive tape
self
adhesive layer
skin
Prior art date
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Pending
Application number
JP22237094A
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English (en)
Inventor
Koshiro Hagiwara
幸四郎 萩原
Takehiko Uchida
武彦 内田
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Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人体の筋肉、腱、関節などの打撲、捻挫、疲
労その他の炎症なとを鎮痛、消炎、治療するのに適した
外科用磁気貼着テープを提供すること。 【構成】 通気性、かつ、伸縮性の布製基体の片面に、
粘着剤層が形成された磁気貼着テープにおいて、粘着剤
層に磁気を帯びた金属粉末が配合されてなることを特徴
とする磁気貼着テープ。 【効果】 人体の炎症部の皮膚に貼着すると、貼着した
部分に電磁場が形成され、神経細胞や筋肉細胞に刺激を
与え、血液や体液の流れを促進し、自己治癒効果を発揮
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気貼着テープに関す
る。更に詳しくは、通気性、かつ、長手方向に沿って伸
縮性を有する布製基材の片面に、磁性金属粉末が配合さ
れた粘着剤層が塗布されてなる外科用磁気貼着テープに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通気性、かつ、伸縮性の布製基材
に薬剤が配合された粘着剤層が塗布された外科用品は、
種々のものが知られている。例えば、人体の筋肉、腱、
関節なとの打撲、挫傷、捻挫、疲労その他の炎症を鎮
痛、消炎、治療する方法の一つとして、いわゆるテープ
療法が提案されている。この目的の用途に実用化されて
いるテープは、基材の片面に薬剤を含まないか、または
薬剤を含んだ粘着剤層を塗布したものであり(例えば、
特開昭48−37988号公報、特公昭63−4054
5号公報、実開昭64−28680号公報、特開平6−
65397号公報などを参照)、炎症を起している部所
の皮膚上に貼付けるものである。
【0003】一方、磁気が人体の肩こりや筋肉痛に有効
とされており、磁気バンド、磁気小球、磁石と枕とを組
合わせたものなどが実用化されている。人体に対する磁
気の作用は個人差があり、磁気を適用した際に顕著な効
果を示す人、効果が不明な人などがあり、磁気療法が人
間にとってどの程度有効か、有効な場合の原因などは解
明されていない。しかし、磁気に対して顕著な効果を示
す人がいるので、磁気療法の応用範囲を拡大する検討は
有意義である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、人体の筋
肉、腱、関節などの打撲、挫傷、捻挫、疲労その他の炎
症を鎮痛、消炎、治療するのに適した外科用磁気貼着テ
ープを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に記載の発明においては、通気
性、かつ、長手方向に沿って伸縮性を有する布製基材の
片面に、粘着剤層が形成された磁気貼着テープにおい
て、粘着剤層に磁気を帯びた金属粉末が配合されてなる
磁気貼着テープという手段を講じているものである。
【0006】本発明に係る磁気貼着テープの基材は、片
面に粘着剤層を付着して保持する機能を果たす。基材が
布製であることにより、表面が平滑でないので粘着剤が
簡単に基材から剥離することがなく、かつ、製品テープ
を人体の皮膚に直接張付けた際に強固に固定できる。基
材は、通気性、かつ、長手方向に沿って伸縮性を有する
布製であることが必要である。基材の布は、通気性であ
ることによって、この片面に塗布される粘着剤層が薄い
ときは、皮膚表面に貼着したときに皮膚が蒸れるのを防
ぐことができる。布の種類は、通常知られているいかな
るものであってもよく、その具体例として、木綿、綿等
の天然繊維やポリエステル、セルローズエステル、ポリ
ウレタン等の合成繊維等の繊維、不織布、編物等の形態
にしたものが挙げられる。
【0007】基材の布はまた、長手方向に沿って伸縮性
とすることによって、筋肉、関節などの伸縮する部分に
貼着することができる。基材の布は、長手方向に沿って
伸縮性を有するとは、長手方向に沿ってのみ伸縮性を有
し、長手方向の直角の方向には全く伸縮性を有しないこ
とではなく、相対的に長手方向に沿って伸縮性が大きい
ことを意味する。布を長手方向に沿って伸縮性にするに
は、長手方向に沿ってエラストマー、撚糸等の伸縮性繊
維を含ませたり、伸縮性繊維を長さ方向に沿って配置し
たあと繊維集合体を互いに絡ませたりすることにより、
可能である。
【0008】本発明に係る磁気貼着テープの粘着剤層
は、上記布製の基材の片面に形成され、使用時には人体
の皮膚に直接接触し、粘着力を発揮するとともに、各種
の薬剤と磁気を帯びた金属粉末を保持する機能を果た
す。このような目的を達成するのに適した粘着剤として
は、液状、溶液状またはゲル状を呈する粘着剤または接
着剤がよく、具体的には、ゴム糸接着剤、アクリル樹脂
系接着剤、ポリ酢酸ビニル系接着剤、ポリビニルアルコ
ール系接着剤、エチレン−酢酸ビニル共重合体系接着
剤、ポリアミト系接着剤などが挙げられる。なお、架橋
性接着剤にあっては、架橋程度を低くすることにより、
接着剤層の柔軟性を確保することができるので好まし
い。これら例示したなかで特に好ましいのは、弾性に優
れたゴム系接着剤である。
【0009】本発明に係る磁気貼着テープの粘着剤層に
は、磁気を帯びた金属粉末を配合する。金属粉末の磁気
に強さは、10000ガウス以下、好ましくは100〜
5000ガウスの範囲のものが好ましい。この様な磁気
を帯びた金属としては、アルニコ系(金属)磁石、フェ
ライト系(酸化物)磁石、希土類金属系磁石などが挙げ
られる。アルニコ系(金属)磁石の具体例としては、コ
バルト45%以上、ニッケル15%以上と、アルミニウ
ムを含む金属磁石が挙げられ、フェライト系(酸化物)
磁石としては、コバルト−酸化鉄系磁石、バリウム−酸
化鉄系磁石などが挙げられ、希土類金属系磁石として
は、サマリウム−コバルト系磁石、ネオジウム−鉄系磁
石、ネオジウム−鉄−ホウ素系磁石などが挙げられる。
磁気を帯びた金属は、これら例示されたものに限定され
るものではない。熱処理によって強磁性を示すようにな
る金属、例えばMn−Cu−Al、Mn−Cu−Snな
どのいわゆるホイスラー合金、またはそのCrOなど
の金属酸化物も使用できる。
【0010】磁性金属は粉末状である必要があり、その
平均粒子径が0.1〜1000μmの範囲で選ぶことが
できる。上記粘着剤層に配合する磁性金属粉末の量は、
磁性金属粉末の種類にもよるが、30重量%以下とする
のがよく、中でも20重量%以下が好ましい。なお、製
品の磁気貼着テープの磁気の強さが、30〜3000ガ
ウス以下になるように磁性金属粉末の種類、配合量を選
ぶのが特に好ましい。
【0011】本発明の磁気貼着テープには、磁性金属粉
末のほかに他の成分を配合することができる。配合でき
る他の成分としては、皮膚被覆剤、皮膚粘着剤のほか、
消毒剤、鎮痛剤、消炎剤などの皮膚から吸収されて薬効
を発揮する成分、カオリン、炭酸カルシュウムなどの増
量剤が挙げられる。本発明は、これら例示されたものに
限定されるものではない。
【0012】布製の基材の表面に粘着剤層を形成するに
は、上記液状、溶液状またはゲル状の粘着剤に、磁性金
属粉末、要すれば他の成分を配合し、混合したあと、カ
レンダー塗布法、ロール塗布法、ナイフ塗布法、ハケ塗
り塗布法などの公知の塗布方法により塗布し、要すれば
加熱、乾燥工程を経て、製品とする。基材の表面に形成
した粘着剤層の厚さは、基材の厚さにもよるが、0.1
〜3.0mmの範で選ぶことができる。
【0013】
【作用】本発明に係る磁気貼着テープは、基材の布とし
て長手方向に沿って伸縮性を有するものを使用するの
で、人体の筋肉、腱、関節などに自由に貼着することが
でき打撲、挫傷、捻挫、疲労その他の炎症を鎮痛、消
炎、治療用として有益である。本発明に係る磁気貼着テ
ープはまた、粘着剤層に磁性金属粉末が配合されている
ので、磁気貼着テープを皮膚に貼着したときは、電磁場
が形成され、神経細胞や筋肉細胞に影響を与え、これら
の活動を活性化し、血液や体液の流れを刺激する。これ
により、人体が有する自己治癒力を促進して、治癒効果
を発揮する。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明す
るが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の記載例
に制限されるものではない。図1は本発明に係る磁気貼
着テープの斜視図であり、図において1は基体、2は粘
着剤層、3は磁性金属粉末、をそれぞれ示す。本発明に
係る磁気貼着テープは、紙などの芯にロール状に巻いて
製品とし、使用時に巻戻して人体の患部・炎症部の皮膚
に貼着する。図1に示す磁気貼着テープの粘着剤層を、
人体の患部・炎症部の皮膚に貼着すると、貼着した部分
に電磁場が形成され、電磁場が皮膚表面から患部・炎症
部の人体細胞に作用し、細胞を活性化し、血液や体液の
流れが促進される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁気貼着テープの斜視図である。
【符号の説明】
1…基体 2…粘着剤層、 3…磁性金属粉末

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通気性、かつ、長手方向に沿って伸縮性
    を有する布製基材の片面に、粘着剤層が形成された磁気
    貼着テープにおいて、粘着剤層に磁気を帯びた金属粉末
    が配合されてなることを特徴とする磁気貼着テープ。
  2. 【請求項2】 金属粉末が、平均粒子径0.1〜100
    0μmの範囲のものであることを特徴とする請求項1記
    載の磁気貼着テープ。
  3. 【請求項3】 磁気貼着テープの磁気の強さが、300
    0ガウス以下であることを特徴とする請求項1記載の磁
    気貼着テープ。
JP22237094A 1994-08-12 1994-08-12 磁気貼着テープ Pending JPH0852172A (ja)

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JP22237094A JPH0852172A (ja) 1994-08-12 1994-08-12 磁気貼着テープ

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001084487A1 (en) * 2000-04-28 2001-11-08 Giancarlo Zanetti Magnetic strip with adhesive layer
JP2008104588A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 National Univ Corp Shizuoka Univ 絆創膏
JP2010013372A (ja) * 2008-07-02 2010-01-21 Toyo Aluminum Ekco Products Kk 磁気貼着シート
KR102151208B1 (ko) * 2019-03-25 2020-09-02 김춘기 미세자력과 미세전류를 발생하는 패치제조방법 및 그 패치

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