JPH0411727Y2 - - Google Patents

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JPH0411727Y2
JPH0411727Y2 JP17709687U JP17709687U JPH0411727Y2 JP H0411727 Y2 JPH0411727 Y2 JP H0411727Y2 JP 17709687 U JP17709687 U JP 17709687U JP 17709687 U JP17709687 U JP 17709687U JP H0411727 Y2 JPH0411727 Y2 JP H0411727Y2
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JP
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hydrogel
electrode
nonwoven fabric
electrode pad
bodies
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、生体電極と皮膚面との間に介在させ
る電極用パツドに関し、特に複数個の電極を一体
として保有する電極一体型低周波治療器に用いる
電極用パツドに関する。
(従来の技術) 含水ゲルを臨床医学用電極のパツドとして使用
することは知られている。
一般に電極を繰り返し何度も使用する場合、パ
ツド部分が劣化するためにパツドを電極表面から
剥してとり替える必要があるが、従来においては
電気的に独立したパツドを各々の電極表面に別々
に貼りつけるのが通例であり、その際の貼り付け
たり剥したりする作業は非常に面倒であつた。
また通常使用されるパツドは、電極接触面と皮
膚接触面とが同一の接着性を有するために、使
用、処置後電極部を持つて剥がしたときパツドが
皮膚面に取られることがあり、繰り返して使用し
ようとする場合に皮膚面から剥がして電極面に再
接着する必要があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案の目的は、性能および取扱い性に優れ、
かつ処置後電極部を持つて引つ張つたときに常に
パツドが電極とともに皮膚面から剥れる電極用パ
ツドを提供することであり、さらには効率よく生
産し得る構造を有する電極用パツドを提供するこ
とにある。
(問題点を解決するための手段)及び(実施例) 本考案は少なくとも一対の含水ゲル体よりなる
電極用パツドに関するものであつて、以下主に一
対の含水ゲル体よりなる電極用パツドについて説
明するが、本考案はそれのみに限定されるもので
はない。
本考案は、一対の含水ゲル体1及び含水ゲル体
2と不織布3と粘着層4とより構成されるが、一
対の含水ゲル体1および含水ゲル体2は電気的に
絶縁されていることが必要である。
本考案において用いる含水ゲル体は、通常生体
電極用パツドに用いられるものであれば特に制限
はないが、皮膚および電極表面に対する適度な粘
着性、導電性と強度を有していることが望まし
い。
本考案は、一対の含水ゲル体を一体とし、しか
も表裏の通電性を確保し、かつ含水ゲル体1と含
水ゲル体2相互間に導電性がないものとするため
に、不織布を使用することに特徴を有する。それ
により適度な風合を有し、かつ上記目的を達成す
ることが可能となつた。
含水ゲル体1および含水ゲル体2は不織布で内
部補強されている必要があり、このことは含水ゲ
ル体の保形性の確保と製造に際して有利である。
不織布の材質に制限はないが、含水ゲル前躯体が
容易に不織布を濡らし浸透して良好な形状となる
ために、レーヨン、ポリビニルアルコール、ポリ
エステル、ポリアミドまたはポリプロピレンが好
ましい。これら不織布は目付10〜60g/m2である
ことが好ましく、目付が10g/m2に満たないとき
は内部補強の効果に乏しく目付が60g/m2を超え
る場合は含水ゲル層がそれ自体に要求される特性
即ち導電性、信号伝導性あるいは薬剤担持量が十
分でなくなるために好ましくない。
本考案の電極用パツドは不織布3を基体とし、
それに一対の含水ゲル体1、および含水ゲル体2
を付設するが、含水ゲル体1および含水ゲル体2
は相互に電気的に絶縁されている必要がある。そ
のためには含水ゲル体が積層されていない部分の
不織布にポリエステル、アクリル、塩ビ、シリコ
ン等の樹脂を塗布またはコーテイングすること等
により、導電性物質である含水ゲル前躯体が浸透
して、一対の含水ゲル体1および含水ゲル体2と
の間に電気的導通が生ずるのを防ぐことが好まし
い。また含水ゲル体は不織布3の表面に塗布ある
いは積層させ、さらに浸透させて裏面にも含水ゲ
ル体を設け、したがつて一対の含水ゲル体1およ
び含水ゲル体2はいずれも不織布3の表裏に電気
的に導電しているものである。
本考案のパツドにおいては、不織布3の片面す
なわち電極接触面の含水ゲル体が積層されていな
い部分の一部または全部に粘着層4を設けるとこ
ろに特徴を有する。粘着層を設ける方法は特に限
定はないが、たとえばスクリーン塗装等の方法を
とることができる。その際粘着剤または粘着剤前
躯体の不織布反対面への浸透を防ぐため、粘着層
4は前述の非導電化した層7の上に設けるのが好
ましい。また粘着層4の形状、面積等は表裏の粘
着性のバランス、フイルムの剥し易さ、皮膚から
の剥し易さ等を考慮して決定される。粘着剤の種
類は特に限定はなく、実質的に電気的導電がな
く、適当な粘着性を有していればよい。たとえ
ば、アクリル系、シリコン系等の粘着剤が好適に
用いられる。
含水ゲル体の形状は第1図、第2図、第5図お
よび第6図のように半円形のものに限らず、円、
だ円、四角形、多角形等いかなる形状でもよい。
また本考案の電極用パツドの形状もだ円形、四角
形、多角形等でもよく、第5〜7図のように、電
極部または皮膚面への放置および取扱い等を容易
にするための耳部5を設けてもよい。通常、電極
用パツドはその表裏または全部をフイルム等で覆
われた状態で保管され、それを使用するに当つて
は、フイルム6を剥して片面を電極面に付設さ
せ、他面を皮膚に付着させる。フイルム6を剥す
際、耳部5はその離脱を容易とする。
フイルム6は含水ゲル体の部分のみを覆うもの
よりも、電極用パツドの表面、裏面の全体を覆う
ものの方が電極用パツド使用の際フイルム離脱が
簡便である。
【図面の簡単な説明】
第1〜8図は本考案の電極用パツドの実施態様
を示すものであつて、第1,2図および第5〜8
図はその平面図、第3図は第1図の模式的断面
図、第4図は第2図の模式的断面図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 電気的に絶縁された少なくとも一対の含水ゲ
    ル体と不織布3と、粘着層4とからなる電極用
    パツドにおいて、含水ゲル体が積層されていな
    い部分の不織布片面の一部または、全部に粘着
    層4を設け、含水ゲル体はいずれも不織布3の
    表裏に電気的に導通していることを特徴とする
    電極用パツド。 (2) 含水ゲル体が積層されていない部分の不織布
    が非導電化されている、実用新案登録請求の範
    囲第1項に記載の電極用パツド。 (3) フイルム6がパツドの表裏全面に積層された
    実用新案登録請求の範囲第1項に記載した電極
    用パツド。 (4) 含水ゲル体が一対または二対である実用新案
    登録請求の範囲第1項に記載した電極用パツ
    ド。
JP17709687U 1987-11-20 1987-11-20 Expired JPH0411727Y2 (ja)

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JPH0180148U JPH0180148U (ja) 1989-05-30
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JPH0417164Y2 (ja) * 1988-08-29 1992-04-16

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JPH0180148U (ja) 1989-05-30

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