JPH0737109Y2

JPH0737109Y2 - 断熱箱体

Info

Publication number: JPH0737109Y2
Application number: JP1989120279U
Authority: JP
Inventors: 英一甲斐; 孝司東郷
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1989-10-14
Filing date: 1989-10-14
Publication date: 1995-08-23
Anticipated expiration: 2004-10-14
Also published as: JPH0361290U

Description

【考案の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本考案は、外箱と内箱との間に断熱材を充填した構造の
冷蔵庫用断熱箱体に係り、その目的とするところは断熱
箱体の完成度向上、寸法精度の向上、剛性の強化等を図
った断熱箱体を提供することにある。

〈従来の技術〉この種の断熱箱体は、鋼板製の外箱と合成樹脂製の内箱
とを嵌め合わせた後、外箱と内箱との間の隙間に断熱材
を充填する基本構成になっている。

前記外箱は前側が開口しており、その周縁には二重フラ
ンジ部が内側に向かって形成されている。一方、内箱は
前面が開口しており、その周縁には前記二重フランジ部
に挿入されるフランジ部が外側に向かって形成されてい
る。

そして、この内箱に形成されたフランジ部を外箱に形成
された二重フランジ部の間に挿入することにより内箱と
外箱とを嵌め合わせた構造としている。

〈考案が解決しようとする課題〉上述した従来の断熱箱体には、以下のような問題点があ
る。

すなわち、冷蔵庫の軽量化を図るために断熱箱体の内
箱、外箱は薄く形成される。さらに、これら両箱間に充
填される断熱材においても低密度化が図られており、断
熱箱体の剛性を確保することが困難になっている。この
ため、断熱箱体の開口部に取り付けられた扉の開閉時に
おいて、その扉の荷重により断熱箱体が歪み、扉の開閉
がスムーズに行えなくなる。

ところで、近年一般家庭ではその設置場所に応じて扉が
右開きとか左開きとかが可能な冷蔵庫の需要が増加して
いることから、左右任意の側から扉を開閉操作すること
のできる扉の開閉機構を有した冷蔵庫が商品化されてい
る。いわゆる両開冷蔵庫では、従来の片開きの冷蔵庫の
断熱箱体より高精度、かつ高剛性でもって構成された断
熱箱体を必要とする。

また、断熱箱体の内箱と外箱とは両者のフランジ部で係
止されているだけなので、両箱の間の隙間に断熱材を充
填する治具に断熱箱体を搬入する際に断熱箱体が変形す
ることがある。

本考案は上記事情に鑑みて創案されたもので、従来の断
熱箱体より高精度、かつ高剛性を有する断熱箱体を提供
することを目的としている。

〈課題を解決するための手段〉本考案に係る断熱箱体は、開口の周縁に外向きのフラン
ジ部が形成された内箱と、前記フランジ部が挿入される
二重フランジ部が形成され、かつ前記内箱が内装される
外箱と、両箱の間隙に充填される断熱材と、内箱の内部
を区切る仕切板と、この仕切板に取り付けられるヒンジ
固定板と、前記仕切板の側面に内箱の側面を介して締結
される補強部材とを備えており、前記ヒンジ固定板は前
記仕切板の前面から側面にわたって取り付けられる第１
の板材と、この第１の板材に取り付けられ、端部が前記
二重フランジ部に挿入される第２の板材とを有してお
り、前記第１の板材は内箱の側面を介して仕切板の側面
に締結され、前記第２の板材は二重フランジ部に挿入さ
れた端部が二重フランジ部に対して締結されており、前
記補強部材は、長手方向に沿って少なくとも１箇所は折
曲されている。

〈作用〉ヒンジ固定板が前面に取り付けられた仕切板を内箱に嵌
め込む。そして、内箱の側面をヒンジ固定板の第１の板
材である後板の側面と補強部材とで挟むようにして、ネ
ジで連結する。この時、補強部材は縦方向に取り付けら
れており、その両端がネジで仕切板に連結されるので、
内箱の剛性を高くすることができる。

そして、仕切板を取り付けた内箱に外箱を取り付ける。
すなわち、外箱の二重フランジ部に内箱のフランジ部を
挿入すると同時に、ヒンジ固定板を構成する第２の板材
である前板の端部及び化粧板の端部も二重フランジ部に
挿入し、両者を縦方向に２つ並んだネジで二重フランジ
部に固定する。そして、内箱と外箱との間の隙間に断熱
材を充填する。

その後、ヒンジ金具を化粧板を介してヒンジ固定板にネ
ジで取り付ける構成なので、補強部材の両先端とヒンジ
固定板の締結部及びヒンジ固定板の両端部と外箱の二重
フランジ部との締結部に形設される各ネジ孔の開設位置
を十分考慮することによってヒンジ固定板上下間寸法、
ヒンジ固定板と外箱を形成する左右側板との位置決めを
極めて高い精度で確保できる。また、断熱箱体の中心線
に対し、該断熱箱体の左右の寸法を均等に振り分けるこ
とができるとともに、外箱に対する内箱の挿入位置決め
も安定する。

また、長手方向に沿って少なくとも１箇所は折曲された
補強部材により上下ピッチの決まったヒンジ固定板の両
端部を外箱の二重フランジ部と縦方向に２本のビス等の
固定具により一体に結合しているので、断熱箱体の剛性
は極めて強度なものとなり、断熱箱体の精度剛性ともに
十分良好な状態を維持する。

〈実施例〉以下、図面を参照して本考案に係る一実施例を説明す
る。

第１図は本考案の一実施例に係る断熱箱体の分解斜視
図、第２図は組み立てられた断熱箱体の斜視図、第３図
は組み立てられた断熱箱体にヒンジ金具を取り付けた状
態の斜視図、第４図は第２図のA-A線断面図、第５図は
第４図のａ部の拡大図、第６図は化粧板を外した状態の
分解斜視図、第７図は両開冷蔵庫の概略的斜視図、第８
図は本考案の一実施例のヒンジ固定板の斜視図、第９図
は他の実施例のヒンジ固定板の斜視図、第10図は扉開閉
に伴う箱体の傾きを示す説明図、第11図は第10図のｂ部
の拡大図、第12図は他の実施例を示す分解斜視図であ
る。

本実施例に係る断熱箱体は、内箱10と、この内箱10が内
装される外箱20と、両箱10、20の間隙に充填される断熱
材30と、内箱10の内部を区切る仕切板40と、この仕切板
40の前面から側面にわたって取り付けられるヒンジ固定
板50と、ヒンジ固定板50を覆い隠す化粧板60と、内箱10
に取り付けられる補強部材80とを有している。

断熱箱体の内壁となる内箱10は、合成樹脂製であって、
その開口11の周縁には外側に向かったフランジ部12が形
成されている。このフランジ部12には、全面にわたって
凹み121が形成されている。また、内箱10の内面には、
仕切板40を嵌め込むための凹溝13と、仕切板45を嵌め込
むための凹溝14とが形成されている。

内箱10が内装される外箱20は、薄い鋼板等で略門型に形
成されており、前面の開口の周囲には二重フランジ部21
が形成されている。この二重フランジ部21は、前記内箱
10のフランジ部12が挿入される部分であって、第５図に
示すように側面の端部を内側に向かって略コ字形状に折
曲することで形成されている。

仕切板40は、内箱10の凹溝13に嵌め込まれて内部を区切
ると同時に棚板になるものである。この仕切板40の側面
41には、後述するヒンジ固定板50の第１の板材である後
板51の側面部511を嵌め込むための凹部411が形成されて
いる。なお、仕切板45は仕切板40と略同様なので、仕切
板45の詳細な説明は省略する。

ヒンジ固定板50は、第８図に示す如く、左右一対の略Ｌ
字形状の第１の板材である後板51と、この後板51が取り
付けられる第２の板材である前板52とから構成される。
前板52の両端は前記二重フランジ部21に挿入される端部
521として形成されており、この端部521の内側には後述
するヒンジ金具70を取り付けるための凸部522が形成さ
れている。そして、後板51は、端部521が突出するよう
な位置に取り付けられる。かかるヒンジ固定板50は、２
つの凸部522の間のネジ53によって仕切板40に取り付ら
れる。仕切板40に取り付けられたヒンジ固定板50の後板
51の側面部511は、仕切板40の凹部411に嵌まり込むよう
になっている。なお、第９図は、ヒンジ固定板50の他の
実施例を示す図である。第９図に示されるヒンジ固定板
50は、左右一対の後板51が一体に形成され、この後板51
に前記前板52の端部521及び凸部522に対応する部材が取
り付けられて構成されている。

化粧板60は、前記ヒンジ固定板50を覆い隠すものであっ
て、その一端は前記二重フランジ部21に挿入される端部
61として形成されている。この端部61は、二重フランジ
部21に挿入されたヒンジ固定板50の前板52の端部521と
ともにネジ55で二重フランジ部21に固定される。

補強部材80は、内箱10の剛性及びヒンジ固定板50の上下
寸法精度を高めるものであって、長手方向に沿って１箇
所が折曲された断面視略Ｌ字形状の棒体である。かかる
補強部材80は、第１図及び第５図に示すように内箱10の
外面に縦方向にネジ81で仕切り板40、45の前面に取り付
けられたヒンジ固定板50の後板51に螺合される。

ヒンジ金具70には、扉90の開閉支点となるヒンジピン71
が形成されており、ネジ72によって化粧板60の上からヒ
ンジ固定板50の前板52に形成された凸部522に締結され
る。扉90が左右両側から開く両開冷蔵庫では、ヒンジ金
具70は左右両側に設置される（第６図参照）。なお、ヒ
ンジ金具70は、左右一体で形成されたものであってもよ
い。

次に、本実施例に係る断熱箱体の組立手順について説明
する。

ヒンジ固定板50が前面に取り付けられた仕切板40を内箱
10の凹溝13に嵌め込む。同様に仕切板45も凹溝14に嵌め
込む。そして、内箱10の側面をヒンジ固定板50の後板51
の側面511と補強部材80とで挟むようにして、ネジ81で
連結する。この時、補強部材80は第１図に示すように縦
方向に取り付けられて、その両端がネジ81で仕切板40、
45に連結されるので、内箱10の剛性が高くなる。

そして、仕切板40、45が取り付けられた内箱10に外箱20
を取り付ける。すなわち、外箱20の二重フランジ部21に
内箱10のフランジ部12を挿入すると同時に、ヒンジ固定
板50の端部521及び化粧板60の端部61も二重フランジ部2
1に挿入し、両者を縦方向に２つ並んだネジ55で二重フ
ランジ部21に固定するのである。そして、内箱10と外箱
20との間の隙間に断熱材30を充填する。

その後、ヒンジ金具70を化粧板60の上からヒンジ固定板
50にネジ72で取り付ける。

以上のように製造された断熱箱体にあっては、補強部材
80の上下ピッチＨにより、ヒンジ固定板50間の寸法が精
度良く決まるとともに、ヒンジ固定板50を左右一体形成
とし、かつその両端部と外箱20の二重フランジ部21とが
一体的に締結されるので、外箱20の右側板、左側板は断
熱箱体の中心線Ｌから幅方向に一定の距離l₁、l₂を保つ
とともに、断熱箱体の必要幅寸法Ｗを保って取り付けら
れる。あわせて、内箱10は上下左右にバラツキを生ずる
ことなく、外箱20に対して定位置に内包される。

従って、第２図に示すＡ、Ｂ、Ｃ、Ｄ、Ｅ、Ｆ、X₁、X₂、
X₃、X₄の各寸法は精度良く確保される。それにより、断
熱箱体にヒンジ金具70を装着した場合、第３図に示すよ
うにそれぞれのヒンジピン71間ピッチａ、ｂ、Ｃ′、
Ｄ′、ｅ、ｆ、X₁′、X₂′、X₃′、X₄′も極めて精度良
く確保されるので、扉90の組付けが容易にできるととも
に建付けが良好となる。

また、第10図及び第11図を参照して、断熱箱体の剛性に
ついて説明する。断熱箱体の剛性は、扉90の開閉による
断熱箱体の傾き、扉90のラッチメカとヒンジピン71との
位置関係で示すことができる。

冷蔵庫の扉90を開くと扉90の荷重が片側支持（右に開い
た場合は右側のヒンジ支持）となり、断熱箱体は傾きを
生じる（第10図においてαで示している）。この時、
扉90のハンドル側が第10図に示すV₁、V₂だけ下がる。こ
の下がり量は、断熱箱体の傾き量（第10図における
α）と相対関係にある。すなわち、V₁或いはV₂は、 α×｛(H₁〜H₃)/H｝×｛W/H₁〜H₃)｝で求められる。

左右任意の側から開閉操作できる開閉装置の特性上、断
熱箱体側にヒンジピンがあり、扉90は閉める時に必ず元
の位置に戻っていなければならないので、扉90の下がり
量（第10図におけるV₁、V₂）が大きいと扉90の閉止に不
具合が発生する。このため、扉90の下がり量と相関関係
にある断熱箱体の傾き量をできるだけ小さくすることが
重要であり、ひいては断熱箱体の剛性を強化することが
重要になる。

本考案に係る断熱箱体の構成では、補強部材80を横断面
視略Ｌ字形状に形成して、ヒンジ固定板50と一体に固定
締結するとともに、外箱20の二重フランジ部21とヒンジ
固定板50の両端部とが縦方向に一定の幅をとって２本の
ネジにより螺着することで一体に固定締結しているの
で、剛性は下表に示す如く極めて強化される。

なお、上述した断熱箱体は、扉が３つあるいわゆる３ド
アの冷蔵庫に用いるものであったが、本考案がこれに限
定されるものではなく、２ドア等のものにも応用でき
る。

第12図を参照しつつ、本考案に係る断熱箱体を２ドア冷
蔵庫に応用した場合を説明する。

この場合には、仕切板40が内箱10の内部を仕切るだけで
あるので、補強部材80の下端を締結するもの、すなわち
上記仕切板45に代わるものが別に必要になる。

仕切板45に代わるものとして、ベース化粧板65と、この
ベース化粧板65に取り付けられるヒンジ固定板50とを用
いる。

ヒンジ固定板50は、上述したものと同一であるので、詳
細な説明は省略する。

ベース化粧板65は、内箱10の下端部に取り付けられるも
のであって、両端にフランジ651が形成されるととも
に、上端辺に二重フランジ652が形成されている。

かかるベース化粧板65の裏面側にヒンジ固定板50をビス
653で取り付け、ベース化粧板65の二重フランジ652に内
箱10のフランジ部12の下端部を嵌入する。そして、補強
部材80を仕切板40に取り付けられたヒンジ固定板50と、
ベース化粧板65に取り付けられたヒンジ固定板50とにビ
ス81で取り付ける。

その後、ベース化粧板65のフランジ651と、ヒンジ固定
板50の端部521とを内箱10の二重フランジ部21の下端部2
11（ここは二重フランジ構造にはなっていない）に締結
する。

〈考案の効果〉本考案に係る断熱箱体は、開口の周縁に外向きのフラン
ジ部が形成された内箱と、前記フランジ部が挿入される
二重フランジ部が形成され、かつ前記内箱が内装される
外箱と、両箱の間隙に充填される断熱材と、内箱の内部
を区切る仕切板と、この仕切板に取り付けられるヒンジ
固定板と、前記仕切板の側面に内箱の側面を介して締結
される補強部材とを備えており、前記ヒンジ固定板は前
記仕切板の前面から側面にわたって取り付けられる第１
の板材と、この第１の板材に取り付けられ、端部が前記
二重フランジ部に挿入される第２の板材とを有してお
り、前記第１の板材は内箱の側面を介して仕切板の側面
に締結され、前記第２の板材は二重フランジ部に挿入さ
れた端部が二重フランジ部に対して締結されており、前
記補強部材は、長手方向に沿って少なくとも１箇所は折
曲されている。従って、断熱箱体の中心線に対し、断熱
箱体として必要な幅寸法を容易に決め得る。また、断熱
箱体の左右側板の平行度が十分に確保され、仕切板間、
ヒンジ固定板間の上下寸法出しも精度良く確保できる。
さらには、外箱に対する内箱の位置決めが容易なので、
断熱箱体としての精度を極めて高くすることができる。

従って、断熱箱体の開口部に扉を組み付ける作業が非常
に容易で、扉建て付け等の外観完成度を良好に保つこと
ができる。

また、以上の寸法精度の向上とともに、各部材は最終的
に仕切板に締結されるので断熱箱体としての剛性をより
高くすることができる。さらに、各構成部品を直接的又
は間接的に仕切板に取り付けることとなり、しかも補強
部材を長手方向に沿って少なくとも１箇所は折曲された
ものとしたので、断熱箱体の剛性を極めて強化すること
ができるので、扉の組み付けや、開閉による荷重負担及
び梱包時や搬送時の衝撃に対しても変形しにくく、さら
に扉開閉時の操作もスムーズに行え、左右任意の扉開閉
装置を搭載した扉を断熱箱体に組み付けても極めて開閉
操作をスムーズに行えるものである。

さらに、断熱材の発泡充填後の断熱箱体としての寸法精
度のみならず、充填前の断熱箱体組品としての仕上がり
精度も極めて良好になり、一定の寸法で安定して製作さ
れたものが発泡用治具に挿入供給されるので発泡治具に
かかる負担が軽減され、発泡治具の経時変化が小さくな
り、長期にわたって一定した断熱箱体を製造提供し得
る。

さらにまた、本考案に係る断熱箱体を２ドア冷蔵庫に応
用しても同様の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例に係る断熱箱体の分解斜視
図、第２図は組み立てられた断熱箱体の斜視図、第３図
は組み立てられた断熱箱体にヒンジ金具を取り付けた状
態の斜視図、第４図は第２図のA-A線断面図、第５図は
第４図のａ部の拡大図、第６図は化粧板を外した状態の
分解斜視図、第７図は両開冷蔵庫の概略的斜視図、第８
図は本考案の一実施例のヒンジ固定板の斜視図、第９図
は他の実施例のヒンジ固定板の斜視図、第10図は扉開閉
に伴う箱体の傾きを示す説明図、第11図は第10図のｂ部
の拡大図、第12図は他の実施例を示す分解斜視図であ
る。 10……内箱、11……開口、12……フランジ部、20……外
箱、21……二重フランジ部、30……断熱材、40、45……
仕切板、50……ヒンジ固定板、80……補強部材。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】開口の周縁に外向きのフランジ部が形成さ
れた内箱と、前記フランジ部が挿入される二重フランジ
部が形成され、かつ前記内箱が内装される外箱と、両箱
の間隙に充填される断熱材と、内箱の内部を区切る仕切
板と、この仕切板に取り付けられるヒンジ固定板と、前
記仕切板の側面に内箱の側面を介して締結される補強部
材とを具備しており、前記ヒンジ固定板は前記仕切板の
前面から側面にわたって取り付けられる第１の板材と、
この第１の板材に取り付けられ、端部が前記二重フラン
ジ部に挿入される第２の板材とを有しており、前記第１
の板材は内箱の側面を介して仕切板の側面に締結され、
前記第２の板材は二重フランジ部に挿入された端部が二
重フランジ部に対して締結されており、前記補強部材
は、長手方向に沿って少なくとも１箇所は折曲されてい
ることを特徴とする断熱箱体。