JPH0737008A - 表計算処理装置の表示制御方法 - Google Patents
表計算処理装置の表示制御方法Info
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- JPH0737008A JPH0737008A JP5158469A JP15846993A JPH0737008A JP H0737008 A JPH0737008 A JP H0737008A JP 5158469 A JP5158469 A JP 5158469A JP 15846993 A JP15846993 A JP 15846993A JP H0737008 A JPH0737008 A JP H0737008A
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F40/00—Handling natural language data
- G06F40/10—Text processing
- G06F40/166—Editing, e.g. inserting or deleting
- G06F40/177—Editing, e.g. inserting or deleting of tables; using ruled lines
- G06F40/18—Editing, e.g. inserting or deleting of tables; using ruled lines of spreadsheets
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ある領域のデータの変更に伴い、それに関連
してデータ更新される領域を明示する。 【構成】 表データテーブル２８は製品売上げ表などの
表データを格納し、計算式テーブル２９は該表データの
計算を定義した計算式を格納しており、表示装置３は該
表データ、計算式を表示している。入力装置１により表
示面の所望領域を指定してデータを入力すると、計算式
制御部２４は、計算式テーブル２９から当該領域に関係
する計算式を検索して、該計算式を実行する。表データ
制御部２７は、表データテーブル２８の関係領域のデー
タを更新する。参照領域抽出部２３は、上記計算式でデ
ータの更新される領域を抽出し、表示属性制御部２６
は、表データテーブル２８の当該領域のデータ表示属性
（網掛け等）を変更する。
してデータ更新される領域を明示する。 【構成】 表データテーブル２８は製品売上げ表などの
表データを格納し、計算式テーブル２９は該表データの
計算を定義した計算式を格納しており、表示装置３は該
表データ、計算式を表示している。入力装置１により表
示面の所望領域を指定してデータを入力すると、計算式
制御部２４は、計算式テーブル２９から当該領域に関係
する計算式を検索して、該計算式を実行する。表データ
制御部２７は、表データテーブル２８の関係領域のデー
タを更新する。参照領域抽出部２３は、上記計算式でデ
ータの更新される領域を抽出し、表示属性制御部２６
は、表データテーブル２８の当該領域のデータ表示属性
（網掛け等）を変更する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、売上げ表、予算表など
の、当該表に定義された計算式により、各種表計算を行
う表計算処理装置に係り、特に、表中のある領域のデー
タが更新された時、それと関係のある他領域や計算式を
表示画面のワークシート上に明示する表計算処理装置の
表示制御方法に関する。
の、当該表に定義された計算式により、各種表計算を行
う表計算処理装置に係り、特に、表中のある領域のデー
タが更新された時、それと関係のある他領域や計算式を
表示画面のワークシート上に明示する表計算処理装置の
表示制御方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】表計算処理装置では処理対象の表や該表
に関係する計算式の一覧がワークシートとして表示面に
表示され、ユーザは該表示面上のワークシートを見なが
らキーボードやポインティングデバイス等を操作して表
領域のデータ更新や計算式の変更を行う。いま、ユーザ
がキーボードやポインティングデバイス等でワークシー
トの表領域の任意領域を指定してデータを入力すると、
該表計算処理装置は、当該領域のデータを更新し、該領
域に関係する計算式が存在すると、該計算式を実行し
て、それによって変更を受ける他の領域のデータを更新
し、さらに該領域に関係する計算式が存在すると、同様
に該計算式を実行して、その更新を受ける他の領域のデ
ータを更新する。
に関係する計算式の一覧がワークシートとして表示面に
表示され、ユーザは該表示面上のワークシートを見なが
らキーボードやポインティングデバイス等を操作して表
領域のデータ更新や計算式の変更を行う。いま、ユーザ
がキーボードやポインティングデバイス等でワークシー
トの表領域の任意領域を指定してデータを入力すると、
該表計算処理装置は、当該領域のデータを更新し、該領
域に関係する計算式が存在すると、該計算式を実行し
て、それによって変更を受ける他の領域のデータを更新
し、さらに該領域に関係する計算式が存在すると、同様
に該計算式を実行して、その更新を受ける他の領域のデ
ータを更新する。
【０００３】このように、表中のある領域のデータが更
新されると、それに、関係のある領域全てのデータが自
動的に更新されるところに、表計算処理装置の特徴・利
用価値がある。
新されると、それに、関係のある領域全てのデータが自
動的に更新されるところに、表計算処理装置の特徴・利
用価値がある。
【０００４】なお、この種の表計算処理装置の表計算処
理については、例えば特開平２−１００１７２号公報に
詳述されている。
理については、例えば特開平２−１００１７２号公報に
詳述されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
表計算処理装置においては、ある領域のデータを変更し
ようとした時、また、データ変更後、その計算結果を目
視確認する時、該当領域のデータの変更により他のどの
領域がデータ変換されるのかを一目で確認することに配
慮されていなかった。したがって、計算処理の正常終了
等を確認するために、対象となる領域がどれかを調べる
方法としては、設定されている計算機を一つ一つ調べ
て、その参照関係を確認する方法しかなく、確認に時間
がかかる他、見落しも生じる等の問題があった。
表計算処理装置においては、ある領域のデータを変更し
ようとした時、また、データ変更後、その計算結果を目
視確認する時、該当領域のデータの変更により他のどの
領域がデータ変換されるのかを一目で確認することに配
慮されていなかった。したがって、計算処理の正常終了
等を確認するために、対象となる領域がどれかを調べる
方法としては、設定されている計算機を一つ一つ調べ
て、その参照関係を確認する方法しかなく、確認に時間
がかかる他、見落しも生じる等の問題があった。
【０００６】本発明の目的は、表計算処理装置におい
て、指定された表領域に関し、計算式により直接・間接
に参照される領域を表示面上で明示し、計算式の参照関
係の確認を容易にし、操作性を改善することにある。
て、指定された表領域に関し、計算式により直接・間接
に参照される領域を表示面上で明示し、計算式の参照関
係の確認を容易にし、操作性を改善することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、入力装置と、表示装置と、表データを格
納した表データテーブルと、前記表データの計算を定義
した計算式を格納した計算式テーブルを具備し、前記表
示装置に前記表データテーブルの表データを表示し、前
記入力装置により表示面上の表データの所望領域を指定
してデータを入力すると、前記計算式テーブルの当該領
域に関係する計算式で定義される計算を実行して、前記
表データ中の前記指定領域に関係する領域のデータを更
新する表計算処理装置において、前記表示面上の表デー
タの所望領域の指定に対応して、前記計算式によりデー
タの更新される領域を抽出し、該抽出した領域のデータ
の表示形態を変更するようにしたことである。
に、本発明は、入力装置と、表示装置と、表データを格
納した表データテーブルと、前記表データの計算を定義
した計算式を格納した計算式テーブルを具備し、前記表
示装置に前記表データテーブルの表データを表示し、前
記入力装置により表示面上の表データの所望領域を指定
してデータを入力すると、前記計算式テーブルの当該領
域に関係する計算式で定義される計算を実行して、前記
表データ中の前記指定領域に関係する領域のデータを更
新する表計算処理装置において、前記表示面上の表デー
タの所望領域の指定に対応して、前記計算式によりデー
タの更新される領域を抽出し、該抽出した領域のデータ
の表示形態を変更するようにしたことである。
【０００８】さらに、本発明は、計算式テーブルに格納
されている計算式の一覧を表示し、データの更新に関与
した計算式の表示形態を変更するようにしたことであ
る。
されている計算式の一覧を表示し、データの更新に関与
した計算式の表示形態を変更するようにしたことであ
る。
【０００９】
【作用】入力装置のキーボード・ポインティングデバイ
ス等で、表示面のワークシート上の表データのある領域
（又は複数領域を含む範囲）が指定されると、当該領域
をキーとして計算式テーブルの中から当該表示領域を参
照している計算式を検索し、その計算結果が代入される
表示領域ならびに計算式を抽出する。次に、この抽出さ
れた領域をキーとして同様の計算式検索により、次の参
照領域ならびに計算式を抽出する。このように、指定領
域を起点として計算式の参照関係を追跡してゆくことに
より、指定領域を直接・間接参照する全ての領域ならび
に計算式を抽出することができる。この抽出した全領域
ならびに計算式について、表示形態（色、網掛け等）を
変更する。これにより、指定された領域を直接・間接に
参照する表データの全領域ならびに計算式を表示面のワ
ークシート上で一目で確認することができる。
ス等で、表示面のワークシート上の表データのある領域
（又は複数領域を含む範囲）が指定されると、当該領域
をキーとして計算式テーブルの中から当該表示領域を参
照している計算式を検索し、その計算結果が代入される
表示領域ならびに計算式を抽出する。次に、この抽出さ
れた領域をキーとして同様の計算式検索により、次の参
照領域ならびに計算式を抽出する。このように、指定領
域を起点として計算式の参照関係を追跡してゆくことに
より、指定領域を直接・間接参照する全ての領域ならび
に計算式を抽出することができる。この抽出した全領域
ならびに計算式について、表示形態（色、網掛け等）を
変更する。これにより、指定された領域を直接・間接に
参照する表データの全領域ならびに計算式を表示面のワ
ークシート上で一目で確認することができる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面により
詳述する。
詳述する。
【００１１】図１は本発明による表計算処理装置の一実
施例のブロック図であり、１はキーボードやポインティ
ンデバイス等からなる入力装置、２は表計算処理装置本
体、３は表示装置を示す。表計算処理装置本体２は主制
御部２０、表領域制御部２１、参照領域表示モード制御
部２２、参照領域抽出部２３、計算式制御部２４、計算
式一覧表示制御部２５、表属性制御部２６、表データ制
御部２７、表データテーブル２８、計算式テーブル２９
から構成される。
施例のブロック図であり、１はキーボードやポインティ
ンデバイス等からなる入力装置、２は表計算処理装置本
体、３は表示装置を示す。表計算処理装置本体２は主制
御部２０、表領域制御部２１、参照領域表示モード制御
部２２、参照領域抽出部２３、計算式制御部２４、計算
式一覧表示制御部２５、表属性制御部２６、表データ制
御部２７、表データテーブル２８、計算式テーブル２９
から構成される。
【００１２】主制御部２０は装置全体の制御を司る。表
領域制御部２１は表データテーブル２８内の表データの
領域制御を行う。参照領域表示モード制御部２２は入力
装置１のモード設定に応じて参照領域表示モードのＯ
Ｎ、ＯＦＦ制御を行う。この参照領域表示モードは、表
領域のデータ更新時、それに関係する領域や計算式の表
示属性（色、網掛け等）の変更の有効・無効を示すもの
で（例えば、ＯＮは有効、ＯＦＦは無効）、ここでは表
データテーブル２８が付加的に保持しているとする。参
照領域抽出部２３は、参照領域表示モードがオンの時、
計算式制御部２４から与えられる計算式をもとにデータ
の変更される領域を参照する領域（即ち、関係する領
域）を抽出する。計算式制御部２４は計算式テーブル２
９からの計算式の検索及び該検索された計算式の計算等
を行う。計算式一覧表示制御部２５は計算式テーブル２
９内の計算式一覧表示の制御を行い、参照領域表示モー
ドがオンの時は、計算式制御部２４で検索された計算式
の表示属性の変更を行う。表属性制御部２６は、参照領
域表示モードがオンの時、表データテーブル２８におけ
る表データ中の参照領域抽出部２３で抽出された領域デ
ータの表示属性を変更する。表データ制御部２７は、入
力装置１から入力されたデータあるいは計算式制御部２
４の計算結果データにもとづいて表データテーブル２８
内の該当領域のデータ更新を行う。
領域制御部２１は表データテーブル２８内の表データの
領域制御を行う。参照領域表示モード制御部２２は入力
装置１のモード設定に応じて参照領域表示モードのＯ
Ｎ、ＯＦＦ制御を行う。この参照領域表示モードは、表
領域のデータ更新時、それに関係する領域や計算式の表
示属性（色、網掛け等）の変更の有効・無効を示すもの
で（例えば、ＯＮは有効、ＯＦＦは無効）、ここでは表
データテーブル２８が付加的に保持しているとする。参
照領域抽出部２３は、参照領域表示モードがオンの時、
計算式制御部２４から与えられる計算式をもとにデータ
の変更される領域を参照する領域（即ち、関係する領
域）を抽出する。計算式制御部２４は計算式テーブル２
９からの計算式の検索及び該検索された計算式の計算等
を行う。計算式一覧表示制御部２５は計算式テーブル２
９内の計算式一覧表示の制御を行い、参照領域表示モー
ドがオンの時は、計算式制御部２４で検索された計算式
の表示属性の変更を行う。表属性制御部２６は、参照領
域表示モードがオンの時、表データテーブル２８におけ
る表データ中の参照領域抽出部２３で抽出された領域デ
ータの表示属性を変更する。表データ制御部２７は、入
力装置１から入力されたデータあるいは計算式制御部２
４の計算結果データにもとづいて表データテーブル２８
内の該当領域のデータ更新を行う。
【００１３】表データテーブル２８は売上げ表、予算表
などの表データを格納している。この表データテーブル
２８には、先の参照領域表示モードを保持する領域があ
らかじめ確保されている。計算式テーブル２９は、表デ
ータテーブル２８の表計算を定義した計算式を格納して
いる。なお、表データテーブル２８の表データ、計算式
テーブル２９の計算式データは、表示属性（色、網掛け
等）フラグを持っている。
などの表データを格納している。この表データテーブル
２８には、先の参照領域表示モードを保持する領域があ
らかじめ確保されている。計算式テーブル２９は、表デ
ータテーブル２８の表計算を定義した計算式を格納して
いる。なお、表データテーブル２８の表データ、計算式
テーブル２９の計算式データは、表示属性（色、網掛け
等）フラグを持っている。
【００１４】表示装置３の表示面上には、表データテー
ブル２８中の処理対象の表データと参照領域表示モー
ド、及び、計算式テーブル２９中の当該表に対応する計
算式一覧が表示される。この表示画面をワークシートと
称す。ユーザが該表示面上のワークシートを見ながら、
入力装置１のキーボードやポインティングデバイスを操
作して或る領域のデータを変更すると、主制御部２０の
制御下で表領域制御部２１、計算式制御部２４、表デー
タ制御部２７等が動作して、表データテーブル２８内の
当該領域に関係する領域全てのデータが更新され、それ
に対応して表示面の表示も更新される。この時、ユーザ
のモードキー操作により、参照領域表示モードがオンに
設定されていると、さらに参照領域抽出部２３、計算式
一覧表示制御部２５、表属性制御部２６等も動作して、
表データテーブル２８と計算式テーブル２９中の上記デ
ータの更新された領域とそれに関係する計算式の表示属
性が変更し、表示面のワークシート上の該当部分が例え
ば網掛け表示に替わる。
ブル２８中の処理対象の表データと参照領域表示モー
ド、及び、計算式テーブル２９中の当該表に対応する計
算式一覧が表示される。この表示画面をワークシートと
称す。ユーザが該表示面上のワークシートを見ながら、
入力装置１のキーボードやポインティングデバイスを操
作して或る領域のデータを変更すると、主制御部２０の
制御下で表領域制御部２１、計算式制御部２４、表デー
タ制御部２７等が動作して、表データテーブル２８内の
当該領域に関係する領域全てのデータが更新され、それ
に対応して表示面の表示も更新される。この時、ユーザ
のモードキー操作により、参照領域表示モードがオンに
設定されていると、さらに参照領域抽出部２３、計算式
一覧表示制御部２５、表属性制御部２６等も動作して、
表データテーブル２８と計算式テーブル２９中の上記デ
ータの更新された領域とそれに関係する計算式の表示属
性が変更し、表示面のワークシート上の該当部分が例え
ば網掛け表示に替わる。
【００１５】なお、表示装置３のワークシート表示は、
表データテーブル２８の内容と計算式テーブル２９中の
内容を画面を切り替えて一方ずつ表示してもよく、ま
た、場合によっては計算式テーブル２９の計算式一覧表
示は省略してもよい。
表データテーブル２８の内容と計算式テーブル２９中の
内容を画面を切り替えて一方ずつ表示してもよく、ま
た、場合によっては計算式テーブル２９の計算式一覧表
示は省略してもよい。
【００１６】図２は具体的表示例で、（ａ）が表データ
テーブル２８の内容の表示例、（ｂ）が計算式テーブル
２９の内容の表示例である。図２（ａ）に示す製品売上
げ表は、製品ａ、ｂ、ｃに関する単位、売上げ数量をも
とに、製品ごとの売上げ高、および、製品全体に関する
売上げ数量合計と売上げ高合計を、図２（ｂ）に示す計
算式により求めたものである。図２（ｂ）で、例えばＤ
４＝Ｂ４＊Ｃ４は、領域（Ｂ４）のデータと領域（Ｃ
４）のデータとの乗算結果を領域（Ｄ４）のデータとす
ることを表わしている。Ｄ５＝Ｂ５＊Ｃ５、Ｄ６＝Ｂ６
＊Ｃ６も同様である。Ｃ７＝ＴＯＴＡＬ（Ｃ４〜Ｃ６）
は、Ｃ４〜Ｃ６の領域の各データの合計値（ＴＯＴＡ
Ｌ）を領域（Ｃ７）のデータとし、Ｄ７＝ＴＯＴＡＬ
（Ｄ４〜Ｄ６）は、Ｄ４〜Ｄ６の各データの合計値を領
域（Ｄ７）とすることを表わしている。
テーブル２８の内容の表示例、（ｂ）が計算式テーブル
２９の内容の表示例である。図２（ａ）に示す製品売上
げ表は、製品ａ、ｂ、ｃに関する単位、売上げ数量をも
とに、製品ごとの売上げ高、および、製品全体に関する
売上げ数量合計と売上げ高合計を、図２（ｂ）に示す計
算式により求めたものである。図２（ｂ）で、例えばＤ
４＝Ｂ４＊Ｃ４は、領域（Ｂ４）のデータと領域（Ｃ
４）のデータとの乗算結果を領域（Ｄ４）のデータとす
ることを表わしている。Ｄ５＝Ｂ５＊Ｃ５、Ｄ６＝Ｂ６
＊Ｃ６も同様である。Ｃ７＝ＴＯＴＡＬ（Ｃ４〜Ｃ６）
は、Ｃ４〜Ｃ６の領域の各データの合計値（ＴＯＴＡ
Ｌ）を領域（Ｃ７）のデータとし、Ｄ７＝ＴＯＴＡＬ
（Ｄ４〜Ｄ６）は、Ｄ４〜Ｄ６の各データの合計値を領
域（Ｄ７）とすることを表わしている。
【００１７】図２（ａ）において、例えば製品ａの単
価、即ち、領域（Ｂ４）のデータを変更したとする。図
２（ｂ）から、領域（Ｂ４）は、計算式Ｄ４＝Ｂ４＊Ｃ
４により領域（Ｄ４）から参照されており、領域（Ｄ
４）は、計算式Ｄ７＝ＴＯＴＡＬ（Ｄ４〜Ｄ６）により
領域（Ｄ７）に参照されているため、領域（Ｂ４）のデ
ータを変更した場合、計算式制御部２４での再計算処理
により、領域（Ｄ４）、領域（Ｄ７）の値が自動更新さ
れる。そして、この時、参照領域表示モードがオンにな
っていれば、図３（ａ）に示すように、領域（Ｂ４）を
直接参照している領域（Ｄ４）及び間接参照している領
域（Ｄ７）が、例えば網掛け表示される。同様に、図３
（ｂ）に示すように、この領域（Ｂ４）を直接参照・間
接参照する関係にある計算式が網掛け表示される。
価、即ち、領域（Ｂ４）のデータを変更したとする。図
２（ｂ）から、領域（Ｂ４）は、計算式Ｄ４＝Ｂ４＊Ｃ
４により領域（Ｄ４）から参照されており、領域（Ｄ
４）は、計算式Ｄ７＝ＴＯＴＡＬ（Ｄ４〜Ｄ６）により
領域（Ｄ７）に参照されているため、領域（Ｂ４）のデ
ータを変更した場合、計算式制御部２４での再計算処理
により、領域（Ｄ４）、領域（Ｄ７）の値が自動更新さ
れる。そして、この時、参照領域表示モードがオンにな
っていれば、図３（ａ）に示すように、領域（Ｂ４）を
直接参照している領域（Ｄ４）及び間接参照している領
域（Ｄ７）が、例えば網掛け表示される。同様に、図３
（ｂ）に示すように、この領域（Ｂ４）を直接参照・間
接参照する関係にある計算式が網掛け表示される。
【００１８】図４に、図１の実施例で上記参照領域表示
モードがオンに設定されている場合の、任意領域のデー
タ変更に伴い、関係領域、関係計算式の表示属性を変更
する処理手順を示す。以下、図２の場合を例に図４の処
理手順を説明する。
モードがオンに設定されている場合の、任意領域のデー
タ変更に伴い、関係領域、関係計算式の表示属性を変更
する処理手順を示す。以下、図２の場合を例に図４の処
理手順を説明する。
【００１９】入力装置１により領域が指定されると（ス
テップ１０１）、主制御部２０を介して参照領域表示モ
ード制御部２２により、表データテーブル２８内の参照
領域表示モードフラグが“ＯＮ”になっているか否かの
判定を行う（ステップ１０２）。参照領域表示モードフ
ラグが“ＯＦＦ”の場合、引き続き入力されるデータに
より所定の再計算処理だけを実行して、処理を終了とす
る。このときの再計算処理の詳細は省略する。
テップ１０１）、主制御部２０を介して参照領域表示モ
ード制御部２２により、表データテーブル２８内の参照
領域表示モードフラグが“ＯＮ”になっているか否かの
判定を行う（ステップ１０２）。参照領域表示モードフ
ラグが“ＯＦＦ”の場合、引き続き入力されるデータに
より所定の再計算処理だけを実行して、処理を終了とす
る。このときの再計算処理の詳細は省略する。
【００２０】参照領域表示モードフラグが“ＯＮ”の場
合、主制御部２０は、現在指定されている領域（例え
ば、その座標）を取得してスタックする（ステップ１０
３）。次に、主制御部２０は、スタックされている領域
の１番目のものを取り出し、計算式制御部２４に渡す
（ステップ１０４）。図２（ａ）の例で、領域（Ｂ４）
が指定されると、まず、該領域（Ｂ４）がスタックさ
れ、これが取り出されて計算式制御部２４に渡される。
合、主制御部２０は、現在指定されている領域（例え
ば、その座標）を取得してスタックする（ステップ１０
３）。次に、主制御部２０は、スタックされている領域
の１番目のものを取り出し、計算式制御部２４に渡す
（ステップ１０４）。図２（ａ）の例で、領域（Ｂ４）
が指定されると、まず、該領域（Ｂ４）がスタックさ
れ、これが取り出されて計算式制御部２４に渡される。
【００２１】計算式制御部２４では、領域（Ｂ４）をキ
ーとして計算式テーブル２９を検索し（ステップ１０
５）、該領域（Ｂ４）を参照する計算式が存在するかど
うか調べる（ステップ１０６）。図２（ｂ）より、計算
式Ｄ４＝Ｂ４＊Ｃ４が見つかる。計算式制御部２４は該
計算式Ｄ４＝Ｂ４＊Ｃ４を実行して更新データを表デー
タ制御部２７に送り、表データ制御部２７では、表デー
タテーブル２８の該当領域のデータを更新することにな
るが、図４ではその処理手順は省略してある。
ーとして計算式テーブル２９を検索し（ステップ１０
５）、該領域（Ｂ４）を参照する計算式が存在するかど
うか調べる（ステップ１０６）。図２（ｂ）より、計算
式Ｄ４＝Ｂ４＊Ｃ４が見つかる。計算式制御部２４は該
計算式Ｄ４＝Ｂ４＊Ｃ４を実行して更新データを表デー
タ制御部２７に送り、表データ制御部２７では、表デー
タテーブル２８の該当領域のデータを更新することにな
るが、図４ではその処理手順は省略してある。
【００２２】計算式制御部２４は、上記計算式Ｄ４＝Ｂ
４＊Ｃ４を領域（Ｂ４）とともに参照領域抽出部２３に
送る。参照領域抽出部２３は、計算式Ｄ４＝Ｂ４＊Ｃ４
により、領域（Ｂ４）のデータ変更によりデータが更新
される領域として領域（Ｄ４）を抽出し、表属性制御部
２６は、表データテーブル２８内の当該領域（Ｄ４）の
表示属性（例えば、網掛け）を変更する（ステップ１０
７）。また、参照領域抽出部２３は該抽出した領域（Ｄ
４）を主制御部２０に送り、主制御部２０は該領域（Ｄ
４）をスタックする（ステップ１０８）。一方、計算式
一覧表示制御部２５では、計算式一覧表示中か否か判定
し（ステップ１０９）、計算式一覧表示中であれば、計
算式制御部２４から計算式Ｄ４＝Ｂ４＊Ｃ４を受け取
り、計算式テーブル２９中の当該計算式の表示属性（例
えば、網掛け）を変更する（ステップ１１０）。
４＊Ｃ４を領域（Ｂ４）とともに参照領域抽出部２３に
送る。参照領域抽出部２３は、計算式Ｄ４＝Ｂ４＊Ｃ４
により、領域（Ｂ４）のデータ変更によりデータが更新
される領域として領域（Ｄ４）を抽出し、表属性制御部
２６は、表データテーブル２８内の当該領域（Ｄ４）の
表示属性（例えば、網掛け）を変更する（ステップ１０
７）。また、参照領域抽出部２３は該抽出した領域（Ｄ
４）を主制御部２０に送り、主制御部２０は該領域（Ｄ
４）をスタックする（ステップ１０８）。一方、計算式
一覧表示制御部２５では、計算式一覧表示中か否か判定
し（ステップ１０９）、計算式一覧表示中であれば、計
算式制御部２４から計算式Ｄ４＝Ｂ４＊Ｃ４を受け取
り、計算式テーブル２９中の当該計算式の表示属性（例
えば、網掛け）を変更する（ステップ１１０）。
【００２３】その後、ステップ１０５に戻り、計算式制
御部２４では、計算式テーブル２９中に領域（Ｂ４）を
参照する計算式が他に存在するか調べ、存在すれば、再
びステップ１０７〜１１０を実行するが、存在しない場
合はステップ１１１に進む。図２（ｂ）より、Ｄ４＝Ｂ
４＊Ｃ４以外に領域（Ｂ４）を参照する計算式が存在し
ないため、ここではステップ１１１に進む。ステップ１
１１において、主制御部２０はスタック中の領域が有る
か調べ、有ればステップ１０４に戻り、無ければ処理が
終了となる。ここでは、ステップ１０８で領域（Ｄ４）
をスタックしているためステップ１０４に戻り、該領域
（Ｄ４）が取り出され、ステップ１０５以降が再び実行
される。
御部２４では、計算式テーブル２９中に領域（Ｂ４）を
参照する計算式が他に存在するか調べ、存在すれば、再
びステップ１０７〜１１０を実行するが、存在しない場
合はステップ１１１に進む。図２（ｂ）より、Ｄ４＝Ｂ
４＊Ｃ４以外に領域（Ｂ４）を参照する計算式が存在し
ないため、ここではステップ１１１に進む。ステップ１
１１において、主制御部２０はスタック中の領域が有る
か調べ、有ればステップ１０４に戻り、無ければ処理が
終了となる。ここでは、ステップ１０８で領域（Ｄ４）
をスタックしているためステップ１０４に戻り、該領域
（Ｄ４）が取り出され、ステップ１０５以降が再び実行
される。
【００２４】この場合、ステップ１０５では領域（Ｄ
４）をキーに計算式テーブル２９中を検索し、図２
（ｂ）より、ステップ１０６では計算式Ｄ７＝ＴＯＴＡ
Ｌ（Ｄ４〜Ｄ６）が見つかる。次に、ステップ１０７で
領域（Ｄ７）を抽出して、表データテーブル２８内の当
該領域（Ｄ７）の表示属性を変更し、ステップ１０８で
当該領域（Ｄ７）をスタックする。また、ステップ１０
９、１１０では、計算式テーブル２９内の当該計算式Ｄ
７＝ＴＯＴＡＬ（Ｄ４〜Ｄ６）の表示属性を変更する。
そして、ステップ１０５に戻るが、計算式テーブル２９
中には領域（Ｄ７）を参照する計算式が他に存在しない
ため、ステップ１０６でＮＯとなり、ステップ１１１に
進み、そこで領域（Ｄ７）のスタック有りが判定され
て、ステップ１０４に戻る。
４）をキーに計算式テーブル２９中を検索し、図２
（ｂ）より、ステップ１０６では計算式Ｄ７＝ＴＯＴＡ
Ｌ（Ｄ４〜Ｄ６）が見つかる。次に、ステップ１０７で
領域（Ｄ７）を抽出して、表データテーブル２８内の当
該領域（Ｄ７）の表示属性を変更し、ステップ１０８で
当該領域（Ｄ７）をスタックする。また、ステップ１０
９、１１０では、計算式テーブル２９内の当該計算式Ｄ
７＝ＴＯＴＡＬ（Ｄ４〜Ｄ６）の表示属性を変更する。
そして、ステップ１０５に戻るが、計算式テーブル２９
中には領域（Ｄ７）を参照する計算式が他に存在しない
ため、ステップ１０６でＮＯとなり、ステップ１１１に
進み、そこで領域（Ｄ７）のスタック有りが判定され
て、ステップ１０４に戻る。
【００２５】ステップ１０４で領域（Ｄ７）が取り出さ
れ、ステップ１０５において、領域（Ｄ７）をキーに計
算式テーブル２９中を検索するが、領域（Ｄ７）を参照
する計算式が他に無いため、ステップ１０６でＮＯとな
り、ステップ１１１に進む。この時点でスタックに残っ
ている領域は無いため、ステップ１１１でＮＯとなり、
処理が終了となる。
れ、ステップ１０５において、領域（Ｄ７）をキーに計
算式テーブル２９中を検索するが、領域（Ｄ７）を参照
する計算式が他に無いため、ステップ１０６でＮＯとな
り、ステップ１１１に進む。この時点でスタックに残っ
ている領域は無いため、ステップ１１１でＮＯとなり、
処理が終了となる。
【００２６】本実施例によれば、表領域のデータ入力操
作中に、ユーザが逐一計算式一覧等を参照することな
く、当該領域を直接・間接に参照する他の領域全てを表
示面のワークシート上で一目で確認できる。
作中に、ユーザが逐一計算式一覧等を参照することな
く、当該領域を直接・間接に参照する他の領域全てを表
示面のワークシート上で一目で確認できる。
【００２７】なお、計算式に変更があった時点でも、同
様にして、内容変更に基づき関係する領域の表示属性を
変更することができる。
様にして、内容変更に基づき関係する領域の表示属性を
変更することができる。
【００２８】また、実施例では、参照領域表示モード
は、入力装置１により設定するとしたが、必要に応じて
計算式編集時に自動的に設定される等の条件によって、
自動設定・変更できるようにしてもよい。
は、入力装置１により設定するとしたが、必要に応じて
計算式編集時に自動的に設定される等の条件によって、
自動設定・変更できるようにしてもよい。
【００２９】
【発明の効果】請求項１の発明によれば、表領域へのデ
ータ入力作業中に、利用者が計算式テーブルの計算式を
逐一調べることなく、当該領域に関係する計算式による
他領域の直接・間接の参照関係を表示面のワークシート
上で一目で確認できるため、データ変更後の再計算処理
の正常終了の確認等が容易になるという効果がある。
ータ入力作業中に、利用者が計算式テーブルの計算式を
逐一調べることなく、当該領域に関係する計算式による
他領域の直接・間接の参照関係を表示面のワークシート
上で一目で確認できるため、データ変更後の再計算処理
の正常終了の確認等が容易になるという効果がある。
【００３０】また、請求項２の発明によれば、設定され
ているべき計算式が抜けている、余分な計算式が設定さ
れている等の計算設定ミスに関してもワークシート上で
早期に発見できる可能性が高くなるという効果も期待で
きる。
ているべき計算式が抜けている、余分な計算式が設定さ
れている等の計算設定ミスに関してもワークシート上で
早期に発見できる可能性が高くなるという効果も期待で
きる。
【図１】本発明の一実施例の表計算処理装置の構成図で
ある。
ある。
【図２】データ更新前の表示面のワークシート表示例で
ある。
ある。
【図３】データ更新後の表示面のワークシート表示例で
ある。
ある。
【図４】図１の実施例の本発明に関係する処理フロー例
である。
である。
１ 入力装置 ２ 表計算処理装置本体 ２０ 主制御部 ２１ 表領域制御部 ２２ 参照領域表示モード制御部 ２３ 参照領域抽出部 ２４ 計算式制御部 ２５ 計算式一覧表示制御部 ２６ 表示属性制御部 ２７ 表データ制御部 ２８ 表データテーブル ２９ 計算式テーブル ３ 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 7315−5Ｌ Ｇ０６Ｆ 15/20 ５５４ Ｎ (72)発明者 近藤 哲也 愛知県名古屋市中区栄３丁目10番22号 日 立中部ソフトウェア株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 入力装置と、表示装置と、表データを格
納した表データテーブルと、前記表データの計算を定義
した計算式を格納した計算式テーブルを具備し、 前記表示装置に前記表データテーブルの表データを表示
し、前記入力装置により表示面上の表データの所望領域
を指定してデータを入力すると、前記計算式テーブルの
当該領域に関係する計算式で定義される計算を実行し
て、前記表データ中の前記指定領域に関係する領域のデ
ータを更新する表計算処理装置において、 前記表示面上の表データの所望領域の指定に対応して、
前記計算式によりデータの更新される領域を抽出し、該
抽出した領域のデータの表示形態を変更することを特徴
とする表計算処理装置の表示制御方法。 - 【請求項２】 前記請求項１記載の表計算処理装置の表
示制御方法において、前記計算式テーブルに格納されて
いる計算式の一覧を表示し、前記データの更新に関与し
た計算式の表示形態を変更することを特徴とする表計算
処理装置の表示制御方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5158469A JPH0737008A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 表計算処理装置の表示制御方法 |
| US08/529,713 US5708827A (en) | 1993-06-29 | 1995-09-18 | Spread sheet calculation method and apparatus by extracting an area to be updated by a calculation formula |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5158469A JPH0737008A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 表計算処理装置の表示制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0737008A true JPH0737008A (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=15672428
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5158469A Pending JPH0737008A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 表計算処理装置の表示制御方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5708827A (ja) |
| JP (1) | JPH0737008A (ja) |
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- 1995-09-18 US US08/529,713 patent/US5708827A/en not_active Expired - Fee Related
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